敦賀市議会 1990-06-13 平成2年第2回定例会(第2号) 本文 1990-06-13
社会構造や経済情勢の変化に伴い、急速に核家族化が進んでおります。これに付随して夫婦共稼ぎが増え、子供たちが学校から帰ってきても、保護者である両親がいないことなどから、少年の非行化はここ二、三年の間に年々上昇し続けております。 本市におきましても、低年齢化、悪質化が進んでおり、補導員に注意をされてもうそをつく少年も増えたと聞いております。
社会構造や経済情勢の変化に伴い、急速に核家族化が進んでおります。これに付随して夫婦共稼ぎが増え、子供たちが学校から帰ってきても、保護者である両親がいないことなどから、少年の非行化はここ二、三年の間に年々上昇し続けております。 本市におきましても、低年齢化、悪質化が進んでおり、補導員に注意をされてもうそをつく少年も増えたと聞いております。
近い将来、本格的な高齢化社会が到来することとあわせて、核家族化がますます進む傾向を見ますとき、ひとり暮らしの老人世帯、寝たきり老人の家庭介護世帯の増加は必至でございます。
しかし、現実には社会、経済状況の変化による核家族化、老齢単身世帯の増加、同居率の減少等が見られ、また同居しても寝たきりになった場合において介護する配偶者等の高齢化などの事情から、家族の介護を全面的には期待できない状況になってきております。このことは家族の自助努力を強調するだけでは問題の解決にならず、何らかの形で援助を必要とするものであります。
次に、児童福祉対策についてでありますが、社会経済の変動とともに、婦人の就労増大や核家族化の進展等、今日児童を取り巻く生活環境は大きく変化してまいっております。