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旧八代市 平成 3年 9月定例会−09月20日-05号

  • "職員退職手当支給条例"(/)
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  1. 八代市議会 1991-09-20
    旧八代市 平成 3年 9月定例会−09月20日-05号


    取得元: 八代市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-15
    旧八代市 平成 3年 9月定例会−09月20日-05号旧八代市 平成 3年 9月定例会          ────────────────────               主要目次       1.請願の撤回の件………………………………6       1.市長提出案件7、請願・陳情7、計14件        ・委員長報告……………………………………7       1.市長提出事件案件1件・委員長報告………17       1.議員提出発議案5件…………………………19       1.市長追加提出人事案件1件…………………24       1.閉会中継続審・調査の件24件……………26          ──────────────────── 平成3年9月八代市議会定例会会議録(第5号) ・平成3年9月20日(金曜日)          ──────────────────── ・議事日程(第5号)                   平成3年9月20日(金曜日)午前10時開議  議長の諸報告  第 1 請願の撤回の件(請願第2号・金剛橋の交通安全対策について)  第 2 議第67号・平成3年度八代市一般会計補正予算・第2号(委員長報告
     第 3 議第72号・あらたに生じた土地の確認について(委員長報告)  第 4 議第73号・町区域をあらたに画することについて(委員長報告)  第 5 議第74号・八代市職員退職手当支給条例の一部改正について(委員長報告)  第 6 議第75号・八代市下水道条例の一部改正について(委員長報告)  第 7 議第76号・八代市斎場条例の一部改正について(委員長報告)  第 8 議第77号・八代市ブルドーザー使用条例の廃止について(委員長報告)  第 9 請願第3号・八代地域精神障害者家族会への運営費補助について(委員長報      告)  第10 請願第4号・みなと八代フェスティバルにおける自衛隊艦艇の入港と一般公      開の中止方等について(委員長報告)  第11 請願第5号・郡築一、二、三番町間排水路の整備改修方について(委員長報      告)  第12 陳情第15号・代陽校区公民館の建設方について(委員長報告)  第13 陳情第16号・学校事務・栄養職員の義務教育費国庫負担制度の堅持を求め      る意見書の提出方について(委員長報告)  第14 陳情第17号・八代市野鳥の森の指定方について(委員長報告)  第15 陳情第19号・古閑中町地内市道の舗装整備方について(委員長報告)  第16 議第71号・財産の取得について(委員長報告)  第17 発議案第8号・第8次治水事業5カ年計画に関する意見書案  第18 発議案第9号・在宅寝たきり老人介護手当制度の創設に関する意見書案  第19 発議案第10号・雲仙岳噴火災害の被災者を総合的に救済する特別立法を求      める意見書案  第20 発議案第11号・国民健康保険制度の改革推進を求める意見書案  第21 会議録署名議員の指名          ──────────────────── ・会議に付した事件  1.日程第 1  1.日程第 2  1.日程第 3  1.日程第 4  1.日程第 5  1.日程第 6  1.日程第 7  1.日程第 8  1.日程第 9  1.日程第10  1.日程第11  1.日程第12  1.日程第13  1.日程第14  1.日程第15  1.日程第16  1.日程第17  1.日程第18  1.日程第19  1.日程第20  1.発議案第12号・学校事務・栄養職員の義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意   見書案(山下総一郎君外7名提出)  1.議第78号・助役の選任につき同意を求めることについて(井村郁雄君)  1.閉会中継続審査の件(陳情第14号・十條製紙火力発電所計画に係る環境アセスメ              ントの実施と公開等について・建設衛生委員会)  1.閉会中継続審査の件(陳情第12号・宮地町地内児童公園の設置方について・建設              衛生委員会)  1.閉会中継続調査の件(建設工事に関する諸問題の調査・建設衛生委員会)  1.閉会中継続調査の件(都市計画に関する諸問題の調査・建設衛生委員会)  1.閉会中継続調査の件(生活環境及び健康管理に関する諸問題の調査・建設衛生委員              会)  1.閉会中継続審査の件(議第65号・平成2年度八代市水道事業会計決算・経済企業              委員会)  1.閉会中継続審査の件(議第66号・平成2年度八代市病院事業会計決算・経済企業              委員会)  1.閉会中継続調査の件(企業誘致に関する諸問題の調査・経済企業委員会)  1.閉会中継続調査の件(農林水産業の振興に関する諸問題の調査・経済企業委員会)  1.閉会中継続調査の件(商・工業の振興及び環境整備に関する諸問題の調査・経済企              業委員会)  1.閉会中継続調査の件(観光レクリェーション施設の整備に関する諸問題の調査・経              済企業委員会)  1.閉会中継続調査の件(病院及び上水道事業に関する諸問題の調査・経済企業委員会)  1.閉会中継続審査の件(陳情第8号・身体障害者に対する福祉年金支給条例の制定方              及び日奈久温泉センター利用に係る便宜の供与方について・              文教民生委員会)  1.閉会中継続調査の件(教育・福祉施設の整備、管理に関する諸問題の調査・文教民              生委員会)  1.閉会中継続調査の件(教育文化センターの建設に関する諸問題の調査・文教民生委              員会)  1.閉会中継続調査の件(文化財の保護・活用に関する諸問題の調査・文教民生委員会)  1.閉会中継続審査の件(陳情第13号・小選挙区制の導入に反対する意見書の提出方              について・総務委員会)  1.閉会中継続審査の件(陳情第18号・球磨川改修工事に係る建馬町埋立予定地内に              おける公民館及びゲートボール場用地の確保方について・総              務委員会)  1.閉会中継続審査の件(陳情第10号・老人保健法改正に反対する意見書の提出方に              ついて・総務委員会)  1.閉会中継続調査の件(緑と水計画に関する諸問題の調査・総務委員会)  1.閉会中継続調査の件(行財政の運営に関する諸問題の調査・総務委員会)  1.閉会中継続調査の件(新幹線建設に関する諸問題の調査・総務委員会)  1.閉会中継続調査の件(定住拠点緊急整備事業計画に関する諸問題の調査・レインボ              −計画調査特別委員会)  1.閉会中継続調査の件(議会運営に関する事項・議会運営委員会)  1.日程第21          ──────────────────── ・出席議員及び欠席議員の氏名 (1)出席議員(32人)    1番 加 藤 忠 昭 君     2番 松 永 久 彦 君    3番 谷 口 一 男 君     4番 白 石 哲 哉 君    5番 井 上 公 一 君     6番 前 田   慧 君    7番 沢 田 行 雄 君     8番 小 薗 純 一 君    9番 宮 本 安 信 君    10番 松 本 元 善 君   11番 木 田 哲 次 君    12番 中 村 和 美 君   13番 田 方 初 美 君    14番 寺 田 親 晴 君
      15番 泉   正 治 君    16番 山 下 総一郎 君   17番 石 本 義 雄 君    18番 山 本 幸 廣 君   19番 友 田 昭 一 君    20番 吉 崎 十四喜 君   21番 栗 原 伸 安 君    22番 上 野 茂 満 君   23番 今 田 智 徳 君    24番 中 村 義 一 君   25番 藤 井 次 男 君    26番 桶 本 真一郎 君   27番 田 中 靖 二 君    28番 福 田 富 雄 君   29番 井 山 九洲男 君    30番 副 島 郁 朗 君   31番 浦 川 博 邦 君    32番 前 田 秀 康 君 (2)欠席議員(なし)          ──────────────────── ・説明のために出席した者の職氏名 (1)長               (2)収入役  市     長  沖 田 嘉 典 君    収 入 役   萩 本 静 夫 君   市長公室長   上 村 正 勝 君  (3)教育委員会    秘書課長   赤 星 良 輝 君    委 員 長   古 閑 雄 幸 君   企画開発部長  原 田 正 一 君     教 育 長   渡    速 君   総務部長    澤 村 達 良 君     首席教育審議員教育次長心得    財政課長   一 村 光 啓 君            田 川 正 明 君   市民部長    福 田 昭 夫 君     庶務課長   緒 方 一 博 君   商工観光部長  園 川 利 一 君  (4)農業委員会   農林水産部長  中 川 浩 一 君    会    長  高 浪 豊 光 君   建設部長    上 田 史 朗 君  (5)選挙管理委員会                      委  員  長  矢 鉾 義 行 君                       事務局長   浜    学 君                    (6)監査委員                      委    員  百 崎 素 明 君          ──────────────────── ・職務のために議場に出席した事務局職員の職氏名   事 務 局 長   高 嶋 嗣 雄 君   次     長  松 本 文 雄 君   参     事   田 中 昭 則 君   主     査  中 野  久 君   主     査   松 山 俊 哉 君   主     査  穂 田 一 行 君   主     任   桑 崎 雅 介 君          ────────────────────             (午前11時27分 開議) ○議長(加藤忠昭君) これより本日の会議を開きます。          ──────────────────── △議長の諸報告 ○議長(加藤忠昭君) 諸般の報告を行います。  9月11日、陳情第19号・古閑中町地内市道の舗装整備方についての1件を受理し、12日、所管の建設衛生委員会に付託いたしました。  9月18日、請願人から請願第2号・金剛橋の交通安全対策について、撤回の申し出がありました。  次に、本日、発議案4件を受理いたしました。  その余の報告は朗読を省略いたします。          ──────────────────── △日程第1 ○議長(加藤忠昭君) 日程第1・請願の撤回についてを議題といたします。  去る18日、請願人から、請願第2号・金剛橋の交通安全対策については、都合により撤回したい旨の申し出がありました。 ○議長(加藤忠昭君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております請願第2号の撤回については、請願人の申し出のとおり、これを承認するに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) 御異議なしと認めます。よって、請願第2号の撤回については、これを承認することに決しました。          ──────────────────── △日程第2〜15 ○議長(加藤忠昭君) 日程第2から日程第15まで、すなわち議第67号、及び議第72号から議第77号までの議案7件、並びに請願第3号、同第4号、同第5号、及び陳情第15号、同第16号、同第17号、同第19号の請願・陳情7件、以上14件を一括議題とし、これより各委員長の報告を求めます。  建設衛生委員会委員長井上公一君。             (建設衛生委員会委員長井上公一君 登壇) ◎井上公一君 建設衛生委員会に付託されました予算1件、条例2件、及び請願・陳情2件の審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  まず、議案については執行部の説明を聞き、質疑、意見が行われましたが、その詳細については委員会記録に譲ることといたしまして、その主な点を申し上げます。  まず、議第67号・平成3年度八代市一般会計補正予算・第2号関係分でありますが、第4款・衛生費・生活環境費中、生活環境総務費に関連し、委員から、清掃センター建設に向けての今後の取り組み方について質疑があり、執行部から、本施設は、老朽化し、早急に建設の必要があると考えており、今年度新しい技術を取り入れた施設、また地域住民に対応する仕方を学ぶために、関東、名古屋、九州周辺を視察する予定である。なお、その後、将来人口と大きく関連するごみ量による炉の大きさと建設場所が決まり次第、公害防止施設や余熱利用について検討していきたい旨の説明がありました。  さらに委員から、同センター建設については、膨大な経費を要する大事業であり、先進地調査を行った結果等を踏まえ、委員会の意見も十分取り入れ、慎重に事に当たってほしい旨の要望がありました。  次に、第8款・土木費・都市計画費中、市街地開発費都市空間整備事業について、執行部から、本事業は、市の中心街活性化の一環としてレインボー計画との整合性を図り、今年度より3ヵ年事業で整備するものである。全体計画としては、本町二丁目アーケード街から中央タクシー車庫前を通り、旧堤防までの間を景観に配慮し、車道・歩道のグレードアップ化、あわせて南アクセス道路の一部改良を行い、潤いのある空間をつくるものである。本年度は、地域総合整備事業債を活用し、基本設計と車道・歩道の90メートルの工事、次年度がこの一帯の用地買収及び家屋関係の補償、平成5年度で事業を実施する旨の説明がありました。  さらに委員から、中央コミュニティ広場等の公園の空間地利用のあり方について質疑があり、執行部から、都市に可能な限り空間をつくり、潤いのある場づくりに努力している。今後、都市空間整備事業においても、限られた予算の枠内で、市民の要望にこたえるべく、住民参加のまちづくりを図りたい旨の説明がありました。  以上のほか、車庫法改正による市営住宅での駐車場の確保、都市空間整備事業での人の流れの検討、金剛橋自・歩道設置に係る建設方法等々について質疑・要望がありました。  また、議第75号・八代市下水道条例の一部改正についてでありますが、下水道審議会において答申された内容の、議会特に委員会への報告について意見・要望等がありまして、以上2件については、議第76号・八代市斎場条例の一部改正についてとともに、いずれも原案のとおり可決してしかるべきものと決した次第であります。  次に、請願第3号・八代地域精神障害者家族会への運営費補助について、陳情第19号・古閑中町地内市道の舗装整備方についての請願1件、陳情1件については、その趣旨を了として全会一致で採択し、市長に送付し、その処理の経過及び結果の報告を求めることに決した次第であります。  以上で報告を終わります。 ○議長(加藤忠昭君) 経済企業委員会委員長松永久彦君。             (経済企業委員会委員長松永久彦君 登壇) ◎松永久彦君 経済企業委員会に付託されました予算案1件、条例案1件、請願1件について審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。なお、詳細については委員会記録に譲らせていただきます。  まず議第67号・平成3年度八代市一般会計補正予算・第2号、当委員会関係分中、7款・商工費・商工振興費のパートサテライト事業94万8000円についてでありますが、近年、パートタイム労働に関する相談、あるいは求職情報等の提供を受けたいとの要望が高まっており、今回パートタイム労働の確保を目的に、国、県、市が一体となり、現在、職業安定所で行われている業務を市内中心部に新たに設置し、国、県、市それぞれ1名の職員を配置し、パートタイム雇用に対し積極的な就職情報とあっせんを図るもので、本市1名分の人件費と求人求職向けの総合的なパンフレット作成に要する費用である。  次に、地域総合整備資金貸付事業についてでありますが、本事業は財団法人地域総合整備財団の協力を得て、今回、市内の民間企業が建設した屋内スポーツセンターアメックスに対する無利子の融資制度であり、本制度の趣旨に沿った八代地域最初総合健康事業で、地域住民及び勤労者の健康増進と労働時間短縮の中で、ゆとりある生活をクリエートしていくための施設で、その公共性が高く、地域の活性化に期待されるものである。貸し付けについては、八代地域総合整備貸付要綱に基づき、貸付対象事業2億8600万円のうち19.2%、すなわち5500万円を貸し付けるもので、その利息は市が負担することとなるが、75%は地方交付税により措置されるので、市の実質負担は25%となる旨の説明があっております。  次に、観光費の自治総合センターコミュニティ助成事業200万円についてでありますが、今回、日奈久温泉の若手経営者で結成されている日奈久六郎太鼓保存会自治総合センターコミュニティ助成を受け、胴太鼓2基、締太鼓1基の購入と銅鑼両皮張りかえ等の整備充実をするもので、それに要する費用であります。財源としては、宝くじの益金を充てる旨の説明がありました。  以上、本予算案については、議第77号・八代市ブルドーザー使用条例の廃止についてとともに、いずれも慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって可決すべきものと決した次第であります。  次に、請願第5号・郡築一、二、三番町間排水路の整備改修方については、その願意を了とし、全会一致をもって採択し、市長あて送付の上、その処理の経過並びに結果について報告を求めることに決した次第であります。  以上、報告を終わります。 ○議長(加藤忠昭君) 文教民生委員会委員長山下総一郎君。             (文教民生委員会委員長山下総一郎君 登壇) ◎山下総一郎君 文教民生委員会に付託され、審査が終了いたしました予算案1件、陳情2件について、その経過の概要並びに結果を御報告申し上げ、詳細については委員会記録に譲ります。  まず、議第67号・平成3年度八代市一般会計補正予算・第2号、当委員会関係分のうち、3款・民生費中、社会福祉費社会福祉総務費女性行政推進事業についてでありますが、執行部から、女性問題は、これまでの幾世代にわたる女性への性差に対する差別意識があり、男性は仕事、女性は家庭といった固定的な役割分担意識を改革することにより、女性の地位向上及び社会参加による共同参加型の社会をつくる事業を推進するもので、昨年7月10日に社会課へ女性行政総合窓口を設置し、本年2月19日に庁内の部長9名、関係課長16名、及び女子職員5名の30名で構成する女性問題行政推進委員会が発足した。また、2月25日には、民間から男性5名、女性10名から成る女性問題懇談会を発足させている。事業として、一般市民の20歳代から69歳までを年代別に男女それぞれ100名の合計1000名を対象に意識調査を実施し、現在、取りまとめの作業中で、完了次第議会へも報告する予定である旨の説明があっております。  次に、国民年金費国民年金保険料収納特別対策事業についてでありますが、執行部から、保険料の収納向上のため推進委員による納付指導の強化、納付組織の拡大等の推進、また夜間に電話での納付依頼を行っているが、さらに納付の協力依頼、促進を図るため、コンピューターに未納者一覧を入力し、自動的に各家庭にメッセージ的に送信できる、NTTが開発した音声オペレーターを導入し、推進していく旨の説明がありました。  委員から、国民年金加入率及びその対策について質疑があり、35歳未満では100%加入となっており、継続して加入推進を図ってきた結果、相当数ふえたが、35歳以上では未加入者が少しあり、加入促進を強力に行っている。昭和61年の法改正によって全員が加入対象者となっているが、35歳以上の者については、加入しても年金が受給されないケースがあり、社会保険事務所への相談を勧め、完全加入促進に努力している。  次に、10款・教育費中、社会教育費社会教育総務費指定文化財整備費補助金についてでありますが、これは笠鉾・迦陵頻伽、及び中島町・獅子舞いの衣装新調並び植柳盆踊り記録誌の発刊に伴う補助金である。また、文化財復元事業の篭の担ぎ手を4人ふやす分の衣装代は、ふるさと創生基金から繰り入れるものであるとの説明がありました。  委員から、文化財の補修、整備への対応と取り組む姿勢について質疑があり、これらは、すべて申請に基づいて計上したが、将来、申請が多くなった場合は緊急性等を十分調査した上で、地元負担にならないように伝統文化財を守っていきたいとの御答弁がありました。委員から、今後の整備については、行政の基本計画を立て、取り組み方の強い要望、意見があっております。  また、委員から、各町内での文化財収蔵場所問題及び寄附金と基金との関係について質疑があり、現在、ふるさと創生事業に関して発足した庁内検討会、さらに市民推進委員会等で4回の協議を行い、笠鉾等の伝統文化財の修理、修復も検討した。また、収蔵庫についても、本年度中において結論が出るものと考えている。また、四大企業等からの寄附は、松井家に残る絵図面をもとに神幸行列の復元に充て、既に9割程度復元しているとの答弁がありました。  さらに、委員から、笠鉾等の保存展示館構想について質疑があり、笠鉾は、組み立て式であり、長く展示が可能かは疑問であるが、推進委員会では笠鉾会館、場所等も含め検討中であるとの御答弁がありました。委員から、指定文化財に対しては行政の積極的対応方の要望があっております。  このほか、ひまわり苑で行っている印刷内容及び収益、児童手当の該当数及び受給資格、幼、小、中学校における用務員業務の見直し、中体連特別旅費予算編成関係、移動図書館の活動内容等々についても質疑、意見がなされまして、以上、本予算案については慎重に審査をいたしました結果、全会一致をもって原案どおり可決してしかるべきものと決した次第であります。  次に、陳情第15号・代陽校区公民館の建設方については、全会一致をもってその趣旨を了として採択し、関係機関へ送付の上、その処理の経過及び結果の報告を求めることに決した次第であります。  次に、陳情第16号・学校事務・栄養職員の義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書の提出方についても、慎重に審査をいたしました結果、全会一致で採択することに決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(加藤忠昭君) 総務委員会委員長小薗純一君。             (総務委員会委員長小薗純一君 登壇) ◎小薗純一君 総務委員会に付託されました予算案1件、条例案1件、事件案2件、及び請願・陳情2件について審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告いたします。なお、詳細については、委員会記録に譲らせていただきます。  まず、議第67号・平成3年度八代市一般会計補正予算・第2号当委員会関係分であります。  歳出の総務管理費事務管理費システム改造に要する費用の積算基準と委託料の算出基礎について質疑があり、執行部から、本年5月、児童手当法の改正に伴い、コンピューターシステムで運用中のプログラム関係を修正する委託料であり、今回、改正した内容と現行プログラムの内容を比較し、詳細に設計して算出したこと。総合窓口化を導入しており、オンラインプログラムの作業には、月に3.6人を要し、仮にシステムエンジニアを雇用すると、相場では1人当たり100万円から120万円程度、本市の外部委託では80万円の費用であり、消費税を含め296万7000円を計上していること。委託料の算出基礎については、法改正の内容により変わるが、簡単なプログラム関係は職員で対応できるものの、オンライン関係については、完全に職員では対応できない状態であること。これを外部委託すれば相当な額に達するので、できるだけ職員で対応している旨の説明がありました。  さらに、委員から、コンピューターシステム運用の将来見通しについて質疑があり、執行部から、職員の資質を高め、十分対応できるよう市町村で組織する行政システム共同開発協議会の主催で実施されるオンラインプログラム研修会に本年も2名派遣し、研修を終了した職員4名が業務を行っている旨の答弁がありました。  以上のほか、日奈久六郎太鼓の助成、九州新幹線の地域負担に伴う第2種工事の内容等々についての質疑がありました。  以上の予算案関係分1件については、議第72号・あらたに生じた土地の確認について、議第73号・町区域をあらたに画することについて、及び議第74号・八代市職員退職手当支給条例の一部改正についてとともに、いずれも慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案のとおり可決することに決しました。  次に、請願第4号・みなと八代フェスティバルにおける自衛隊艦艇の入港と一般公開の中止方等についてでありますが、まず、執行部の意見を徴しましたところ、みなと八代フェスティバルは、八代海に感謝し、八代港を県内外にアピ−ルするため、商工会議所などの団体で実行委員会を組織し、これまで5回実施しており、市長が委員長であること。イベントは、自衛艦に限らず、あらゆる船の公開を考えているが、予算の関係から無料で参加する自衛艦をお願いしている。本年は、特に掃海艇の展示を実施したこと。市民グル−プから自衛艦の入港と一般公開の中止方の申し入れを受けたが、それまでの経緯からイベントの中止はできず、台風のために日程を縮小して実施したこと。船をテ−マにしたイベントであるので、船は欠かせない要件であり、政治的な意図もないし、船種は指定していないこと。要望については、実行委員会へ報告し、検討する考えである旨の説明がありました。  委員から、掃海艇の派遣問題が自衛隊の派遣へつながる考え方として、市民グル−プから要望書が提出されたことには賛同すること。イベントは、人集めであるが、行政の立場は別問題で、その手段、方法を選ぶべきであること。請願は、フェスティバルを成功させるために自衛艦などの参加を依頼するイベントのあり方を求めているなどの賛成意見、大多数の市民は、自衛艦を見たい気持ちがあると思うし、それがすぐに海外派兵につながるとは考えられない。しかし、子供たちの体験がどんな反応を及ぼすか、どのような教育的指導を行うべきか問題があること。教育的な見地からは、イベントを見せないでベ−ルに包むような宣伝活動では、自衛隊論争をしても効果はなく、むしろ公開すべきである。フェスティバルの趣旨から、船の特定は疑問であるなどの継続審査の意見、港を大切にする企画として、イベントの評価が分かれても提供する意味があり、その受けとめ方が基本と思うので、行政は中立公正に提供する必要があること。フェスティバルは、観客の反応が最も重要と考えるし、掃海艇が海外派遣に協力した立場や艦艇を理解してもらうため子供へ体験させるべきで、そこから世界平和、地球環境に貢献していることの教育もできるので、決めつけた意見には反対であること。掃海艇の長期の航海や危険水域での仕事を考えれば、自衛隊員への言葉に言えない苦労を理解させるのも教育の一環であり、その感謝の気持ちをあらわす中から平和が訪れると思う。また、武器も装備しておらず、あくまで航行の安全と人命を守る任務の船であるから、入港拒否を訴えられることには疑問があること。請願では、掃海艇の入港が、すぐに海外派兵への危険性があるとか、また行政があたかも関与しているような決めつけた言い方には反対であるなどの反対意見が述べられまして、採決の結果、賛成少数により不採択と決した次第であります。  次に、陳情第17号・八代市野鳥の森の指定方については、全会一致でその趣旨を了として採択し、市長に送付の上、その処理の経過及び結果の報告を求めることに決した次第であります。
     以上で報告を終わります。 ○議長(加藤忠昭君) 以上で委員長の報告を終わり、これよりただいまの報告に対する質疑を行います。  質疑ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) 以上で質疑を終わり、これより討論を行います。  討論ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) 以上で討論を終わり、これより採決いたします。  議第67号・平成3年度八代市一般会計補正予算・第2号については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。             (賛成者 起立) ○議長(加藤忠昭君) 起立全員、よって本件は原案のとおり可決されました。          ──────────────────── ○議長(加藤忠昭君) 議第72号・あらたに生じた土地の確認、及び  議第73号・町区域をあらたに画することについて  は、委員長の報告どおり、これを可決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (賛成者 挙手) ○議長(加藤忠昭君) 挙手全員、よって本件は可決されました。          ──────────────────── ○議長(加藤忠昭君) 議第74号から議第77号まで、すなわち  八代市職員退職手当支給条例の一部改正について、  八代市下水道条例の一部改正について、  八代市斎場条例の一部改正について、及び  八代市ブルドーザー使用条例の廃止について  の4件については、委員長の報告どおり、すなわち原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (賛成者 挙手) ○議長(加藤忠昭君) 挙手全員、よって本4件は原案のとおり可決されました。          ──────────────────── ○議長(加藤忠昭君) 次に請願・陳情の採決を行います。  陳情第16号・学校事務・栄養職員の義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書の提出方については、委員長の報告どおり、これを採択することに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) 異議なしと認め、本件は採択することに決しました。          ──────────────────── ○議長(加藤忠昭君) 請願第3号・八代地域精神障害者家族会への運営費補助について、  請願第5号・郡築一、二、三番町間排水路の整備改修方について、  陳情第15号・代陽校区公民館の建設方について、  陳情第17号・八代市野鳥の森の指定方について、  陳情第19号・古閑中町地内市道の舗装整備方について、  以上、請願・陳情5件については、委員長の報告どおり、これを採択し、市長その他の執行機関に送付の上、その処理の経過及び結果の報告を請求することといたしたいが、これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) 御異議なしと認め、そのように決しました。          ──────────────────── ○議長(加藤忠昭君) 請願第4号・みなと八代フェスティバルにおける自衛隊艦艇の入港と一般公開の中止方等については、委員長の報告は不採択であります。  よって、原案について採決をいたします。  本件は原案のとおり採択するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (賛成者 挙手。発言する者あり) ○議長(加藤忠昭君) 挙手少数、よって本件は不採択と決しました。          ──────────────────── △日程第16 ○議長(加藤忠昭君) 日程第16・議第71号・財産の取得についてを議題といたします。 ○議長(加藤忠昭君) 石本義雄君、井上公一君、今田智徳君、井山九洲男君、田中靖二君、谷口一男君、中村和美君、宮本安信君、及び本職、除斥により退席いたします。  副議長と交代いたします。             (除斥該当議員及び議長 退席。副議長、議長席に着く。) ○副議長(寺田親晴君) 議第71号・財産の取得について、総務委員会委員長の報告を求めます。  総務委員会委員長小薗純一君。             (総務委員会委員長小薗純一君 登壇) ◎小薗純一君 総務委員会に付託されました議第71号・財産の取得について審査が終了いたしましたので、その経過並びに結果について御報告いたします。  まず、執行部から、社会保険庁では、被保険者のニ−ズの多様化に対応し、健康増進を目的にした宿泊施設「保健福祉センタ−・ヘルシ−パル」の設置を進めてきており、県下では八代市が最初である。事業の目的は、政府管掌健康保険の被保険者が、疾病予防、生活訓練、食事指導、機能回復訓練などを行う施設であり、現在ヘルシ−パル八代の施設内容については、国・県で協議中であること。敷地については、土地開発公社が先行取得したものを土地開発基金をもって取得し、今年中に国へ売り渡す考えであること。その用地買収は、近く県から財務局へ移り、不動産鑑定士による鑑定作業が行われた後、八代市との譲渡交渉が行われる旨の説明がありました。  これに関して、委員からは、国道3号線からの進入道路について質疑があり、執行部から、用地交渉の中で地権者の相続問題があって買収手続がとれず、高下西町・本野町線側からの取りつけ道路になったもので、県の了承を得ていること。しかし、交通の利便性を考慮し、必要と考えられるため、市の構想として、隣接の保健センタ−の機能とヘルシ−パルの機能を核として、周辺一帯を健康福祉ゾ−ンとして位置づけており、その整備事業を進めながら、将来的には国道3号線からの進入道路を確保する考えで前向きに検討していきたい旨の説明がありまして、本件については慎重に審査いたしました結果、全会一致をもってこれを可決することに決した次第であります。  以上で報告を終わります。 ○副議長(寺田親晴君) 以上で委員長の報告を終わり、これよりただいまの報告に対する質疑を行います。  質疑ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(寺田親晴君) 以上で質疑を終わり、これより討論を行います。  討論ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(寺田親晴君) 以上で討論を終わります。 ○副議長(寺田親晴君) これより採決いたします。  議第71号・財産の取得については、委員長の報告どおり、これを可決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (賛成者 挙手) ○副議長(寺田親晴君) 挙手全員、よって本件は可決されました。 ○副議長(寺田親晴君) 石本義雄君、井上公一君、今田智徳君、井山九洲男君、加藤忠昭君、田中靖二君、谷口一男君、中村和美君、宮本安信君の除斥を解きます。  議長と交代いたします。             (除斥該当議員及び議長 入場。議長、議長席に着く。)          ──────────────────── △日程第17〜20 ○議長(加藤忠昭君) 日程第17から日程第20まで、すなわち発議案第8号から同第11号までの4件を一括議題とし、これより発議者の趣旨弁明を求めます。  まず、発議案第8号について、井上公一君。             (井上公一君 登壇) ◎井上公一君 ただいま上程されました発議案第8号・第8次治水事業5ヵ年計画に関する意見書案について、発議者一同を代表して趣旨弁明を申し上げます。  本案の内容につきましては、別紙の議案記載のとおり、国土保全事業は、国民の生活基盤の中でも最優先に整備されるべき根幹的事業でありますが、治水施設の整備については、今日依然として低い水準にあり、毎年のように九州各地においても貴重な人命、財産が失われております。  よって、国におかれては、平成4年度を初年度とする第8次治水事業5ヵ年計画を策定され、治水事業を強力かつ着実に推進され、安全で豊かな郷土と住みよい生活環境の実現を図られるよう強く国に要望する必要があると考え、意見書案を提出した次第であります。  どうか、この趣旨を御理解いただき、満場一致御決定をいただきますようお願い申し上げ、趣旨弁明といたします。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(加藤忠昭君) 発議案第9号について、山下総一郎君。             (山下総一郎君 登壇) ◎山下総一郎君 ただいま上程されました発議案第9号・在宅寝たきり老人介護手当制度の創設に関する意見書案について、発議者一同を代表して趣旨弁明を申し上げます。  近年、在宅寝たきり老人の増加は、顕著なものがあります。そのような中で、老人介護に対する援護制度への各自治体の対応は十分とは言えず、在宅寝たきり老人及び介護家族の置かれている現状は、極めて厳しい状況にあります。  したがって、これら在宅寝たきり老人を抱える家族に及ぼす影響を考慮して、地方議会として国に対し老人介護手当制度の創設を要望する必要があると考え、ここに意見書を提出した次第であります。  何とぞその趣旨と内容を御理解の上、満場一致で御決定いただきますようお願い申し上げまして、趣旨弁明といたします。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(加藤忠昭君) 発議案第10号について、小薗純一君。             (小薗純一君 登壇) ◎小薗純一君 ただいま上程されました発議案第10号・雲仙岳噴火災害の被災者を総合的に救済する特別立法を求める意見書案について、発議者一同を代表して趣旨弁明を申し上げます。  本案の内容につきましては、別紙議案記載のとおり、去る6月3日、雲仙・普賢岳で発生した大規模な火砕流により甚大な被害をもたらし、現在も断続的に火山性地震と火砕流が続くなど災害復旧の見通しが全く立たないばかりか、新たな災害も懸念されているところであります。  このような中で、被災者の方々は長期の避難生活により心身ともに疲労が極限に達し、経済的にも疲弊していますが、いまの被災者救済制度では、十分な対応ができないのが現状であります。  よって、被災者を総合的に救済するため、安全地域への円滑な集団移転、個人住宅建設における超低利融資等の特例措置、被災者の生活補償、農地の買い上げ、雇用のあっせん等の特別立法を制定されるよう国へ要望する必要があると考え、意見書案を提出した次第であります。  どうか、この趣旨に御理解いただき、満場一致御決定をいただきますようお願い申し上げ、趣旨弁明といたします。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(加藤忠昭君) 発議案第11号について、小薗純一君。             (小薗純一君 登壇) ◎小薗純一君 ただいま上程されました発議案第11号・国民健康保険制度の改革推進を求める意見書案について、発議者一同を代表して趣旨弁明を申し上げます。  本案の内容につきましては、別紙議案記載のとおり、国民健康保険制度は、地域住民の医療の確保、健康の維持、増進に大きく寄与しているが、高齢化社会の急速な進展、低所得者層を多く抱え、国保財政は重大な危機に直面しているところであります。  したがって、各市町村では、一般会計からの繰り入れを継続しているものの、医療費適正と低・中所得者層の保険税軽減対策の推進、国庫負担率の引き上げ、高額医療費共同事業に対する財政援助、調整交付金制度の改善等国民健康保険制度の基盤強化のための改革を推進される必要があると考え、意見書案を提出した次第であります。
     どうか、この趣旨を御理解いただき、満場一致御決定いただきますようお願い申し上げ、趣旨弁明といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(加藤忠昭君) 以上で趣旨弁明を終わり、これより質疑を行います。  質疑ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) 以上で質疑を終わります。 ○議長(加藤忠昭君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております発議案第8号から同第11号までの4件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) 御異議なしと認め、そのように決しました。  これより討論を行います。  討論ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) 以上で討論を終わります。 ○議長(加藤忠昭君) これより採決いたします。  発議案第8号・第8次治水事業5カ年計画に関する意見書案、  発議案第9号・在宅寝たきり老人介護手当制度の創設に関する意見書案、  発議案第10号・雲仙岳噴火災害の被災者を総合的に救済する特別立法を求める意見書案、  発議案第11号・国民健康保険制度の改革推進を求める意見書案、  以上4件については、原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (賛成者 挙手) ○議長(加藤忠昭君) 挙手全員、よって本4件は原案のとおり可決されました。          ──────────────────── △発議案第12号 ○議長(加藤忠昭君) 報告いたします。  本日、山下総一郎君外7名から、発議案第12号・学校事務・栄養職員の義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書案が提出され、受理いたしました。 ○議長(加藤忠昭君) お諮りいたします。  この際、日程に追加して本件を議題といたしたいが、これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) 御異議なしと認め、そのように決しました。 ○議長(加藤忠昭君) 発議案第12号を議題とし、これより発議者の趣旨弁明を求めます。  山下総一郎君。             (山下総一郎君 登壇) ◎山下総一郎君 ただいま上程されました発議案第12号・学校事務・栄養職員の義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書案について、発議者一同を代表して趣旨弁明を申し上げます。  本案は、先刻、関連の陳情が採択されましたので、それを審査いたしました関係委員会の私どもが発議したものでありますが、議案記載のとおり、国家予算編成に当たって義務教育費に係る国庫負担が漸次削減の傾向にあり、新年度予算編成でも学校事務職員並びに栄養職員の給与費がその対象にされていると仄聞いたしております。  したがって、これが学校教育及び地方財政に及ぼす影響を考慮して、地方議会として国に対し本国庫負担制度の堅持を要望する必要があると考え、ここに意見書を提出した次第であります。  何とぞその趣旨と内容を御理解の上、満場一致で御決定いただきますようお願い申し上げまして趣旨弁明といたします。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(加藤忠昭君) 以上で趣旨弁明を終わり、これより質疑を行います。  質疑ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) 以上で質疑を終わります。 ○議長(加藤忠昭君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております発議案第12号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) 御異議なしと認め、そのように決しました。  これより討論を行います。  討論ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) 以上で討論を終わります。 ○議長(加藤忠昭君) これより採決いたします。  発議案第12号については、原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。             (賛成者 挙手) ○議長(加藤忠昭君) 挙手全員、よって本件は原案のとおり可決されました。          ──────────────────── ○議長(加藤忠昭君) しばらく休憩いたします。             (午後零時24分 休憩)          ────────────────────             (午後1時23分 開議) ○議長(加藤忠昭君) 休憩前に引き続き会議を開きます。          ──────────────────── △議第78号 ○議長(加藤忠昭君) 報告いたします。  本日、市長から議案1件が送付され、受理いたしました。 ○議長(加藤忠昭君) お諮りいたします。  この際、日程に追加して市長提出案件議第78号を議題といたしたいが、これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) 御異議なしと認め、そのように決しました。 ○議長(加藤忠昭君) 議第78号・助役の選任につき同意を求めることについてを議題とし、これより提出者の説明を求めます。  市長。             (市長沖田嘉典君 登壇) ◎市長(沖田嘉典君) ただいま上程されました議第78号の助役の選任につき同意を求めることについての提案理由の説明を申し上げます。  これは、井村郁雄氏を助役に選任したいと考え、議会の同意をお願い申し上げるものでございます。  同氏は、昭和21年9月に本市に奉職、以来昭和56年5月に退職されるまで、商工観光課長を経て、経済部長及び市民部長を歴任されるなど、地方自治行政の実務家としてその手腕を発揮してこられました。また、民間においては、八代商工会議所の事務局長を経て、最近まで専務理事として御活躍されましたことは、議員各位には御承知のとおりでございます。  このように、同氏の長年にわたる行政実務家としての手腕、及び民間における豊富な経験は、その円満かつ誠実な人柄と相まって、私の補佐役としても最も適任であると考え、議会にお諮りするものでございます。  何とぞ円満かつ適切な御決定を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(加藤忠昭君) お断りを申し上げます。  私が「報告をいたします。」という前に、「休憩前に引き続き会議を開きます。」という、その文言をひとつ入れさせていただきたいと思います。 ○議長(加藤忠昭君) 以上で説明を終わり、これより質疑を行います。  質疑ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) 以上で質疑を終わります。 ○議長(加藤忠昭君) お諮りいたします。  本件は委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) 御異議なしと認め、そのように決しました。  これより討論を行います。  討論ありませんか。             (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) 以上で討論を終わります。 ○議長(加藤忠昭君) これより採決いたします。  議第78号・井村郁雄君を助役に選任するにつき、これに同意するに賛成の諸君の起立を求めます。             (賛成者 起立) ○議長(加藤忠昭君) 起立少数、よって本件はこれを同意しないことに決しました。 ○議長(加藤忠昭君) 次に、閉会中の継続審査並びに調査についてお諮りいたします。(「議長、少数とおっしゃいましたが、少数ですか。」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) はい、14対15でございます。(「同数。」「同数でしょう。」「15・15」「それはああた──」「小会」「休憩」等呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) 何のため──(「15・15」「1人欠だから。」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) 可15、否15、可否同数であります。  ただいま報告いたしましたとおり、可否同数であります。よって、地方自治法第116条の規定により、議長において本件に対する可否を決裁いたします。裁決いたします。 ○議長(加藤忠昭君) 本件については、議長は否決と決裁、裁決いたします。             (「異議なし」と呼ぶ者あり)          ────────────────────
    △閉会中継続審・調査の件 ○議長(加藤忠昭君) 次に、閉会中の継続審査並びに調査についてお諮りいたします。  建設衛生委員会委員長から、  陳情第14号・十條製紙火力発電所計画に係る環境アセスメントの実施と公開等について、  陳情第12号・宮地町地内児童公園の設置方について、  建設工事に関する諸問題の調査、  都市計画に関する諸問題の調査、  生活環境及び健康管理に関する諸問題の調査、  経済企業委員会委員長から、  議第65号・平成2年度八代市水道事業会計決算、  議第66号・平成2年度八代市病院事業会計決算、  企業誘致に関する諸問題の調査、  農林水産業の振興に関する諸問題の調査、  商・工業の振興及び環境整備に関する諸問題の調査、  観光レクリェーション施設の整備に関する諸問題の調査、  病院及び上水道事業に関する諸問題の調査、  文教民生委員会委員長から、  陳情第8号・身体障害者に対する福祉年金支給条例の制定方及び日奈久温泉センター利用に係る便宜の供与方について、  教育・福祉施設の整備、管理に関する諸問題の調査、  教育文化センターの建設に関する諸問題の調査、  文化財の保護・活用に関する諸問題の調査、  総務委員会委員長から、  陳情第13号・小選挙区制の導入に反対する意見書の提出方について、  陳情第18号・球磨川改修工事に係る建馬町埋立予定地内における公民館及びゲートボール場用地の確保方について、  陳情第10号・老人保健法改正に反対する意見書の提出方について、  緑と水計画に関する諸問題の調査、  行財政の運営に関する諸問題の調査、  新幹線建設に関する諸問題の調査、  レインボー計画調査特別委員会委員長から、  定住拠点緊急整備事業計画に関する諸問題の調査、  議会運営委員会委員長から、  議会運営に関する事項、  以上、24件について、それぞれ閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。  本申し出のとおり決するに御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤忠昭君) 御異議なしと認め、そのように決しました。          ──────────────────── △日程第21 ○議長(加藤忠昭君) 日程第21・会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第81条の規定により、会議録署名議員に白石哲哉君、副島郁朗君を指名いたします。          ──────────────────── ○議長(加藤忠昭君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  閉会に当たり市長から発言の申し出がありますので、これを許します。  市長。             (市長沖田嘉典君 登壇) ◎市長(沖田嘉典君) 閉会に当たりまして一言御礼を兼ね、ごあいさつを申し上げます。  去る9月3日から開会されました本会議におきまして、議員各位には慎重な御審議を賜り、当初提案しました全議案について御決定をいただき、まことにありがとうございました。  また、本日追加提案いたしました助役の選任人事案件につきましては、提案の趣旨を御理解いただけず、同意を得られず、まことに残念でございますが、今回は、今後はこれをよき教訓として十分に注意し、このようなことがないよう議会とも相談をしながら再度お願いをしたいと考えております。何とぞ御指導、御鞭撻のほどをよろしくお願いいたします。  さらに、本会議中において各議員から種々な御意見、御要望がありましたことについては、私どもは謙虚に受けとめ、今後の予算執行または諸施策を講ずる場合において十分検討し、御要望に沿うよう努めていきたいと思います。  議員各位におかれましては、健康に十分留意され、今後とも大所高所からの御意見を賜り、御協力いただきますよう心からお願い申し上げ、ごあいさつといたします。  どうもありがとうございました。 ○議長(加藤忠昭君) これをもって平成3年9月定例会を閉会いたします。             (午後1時36分 閉会) 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。     平成3年9月20日         八代市議会議長                ( 加  藤  忠  昭 )          同副議長                ( 寺  田  親  晴 )          同議員                ( 白  石  哲  哉 )          同議員                ( 副  島  郁  朗 )...