備前市議会 > 2021-12-13 >
12月13日-05号

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  1. 備前市議会 2021-12-13
    12月13日-05号


    取得元: 備前市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    令和 3年11月第6回定例会              第 6 回 定 例 会 会 議 録 (第5号)会議開閉日時  令和3年12月13日  午前9時30分 開議    午前10時40分 散会会議の場所   備前市役所議場出席した議員の番号氏名  1番  藪 内   靖      2番  青 山 孝 樹      3番  田 口 豊 作  4番  山 本   成      5番  森 本 洋 子      6番  石 原 和 人  7番  西 上 徳 一      8番  立 川   茂      9番  星 野 和 也  10番  尾 川 直 行      11番  掛 谷   繁      12番  土 器   豊  13番  川 崎 輝 通      14番  中 西 裕 康      15番  橋 本 逸 夫  16番  守 井 秀 龍欠席・遅参・早退した議員の番号氏名  欠席 なし  遅参 なし  早退 なし説明のため出席した者の職氏名  市長      吉 村 武 司  副市長     杉 浦 俊太郎  教育長     松 畑 煕 一  市長公室長   佐 藤 行 弘  総務部長    高 橋 清 隆  市民生活部長  藤 田 政 宣  保健福祉部長福祉事務所長    産業部長    岩 崎 和 久  建設部長    淵 本 安 志          河 井 健 治  日生総合支所長兼三石総合支所長  吉永総合支所長 久保山 仁 也  教育部長    石 原 史 章          坂 本 基 道  病院総括事務長 濱 山 一 泰職務のため議場に出席した議会事務局職員  事務局長    入 江 章 行  事務局次長   石 村 享 平  庶務調査係長  坂 本   寛  議事係主任   楠 戸 祐 介 △議事日程並びに付議事件(結果) 番号議事日程付議事件等結果1議案質疑 議案委員会付託付託案件表のとおり  報告第16号を除く議案第105号 令和3年度備前市一般会計補正予算(第8号)予算決算審査付託議案第106号 令和3年度備前市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)厚生文教付託議案第107号 令和3年度備前市土地取得事業特別会計補正予算(第3号)総務産業付託議案第108号 令和3年度備前市三国地区財産管理事業特別会計補正予算(第1号)総務産業付託議案第109号 令和3年度備前市水道事業会計補正予算(第3号)総務産業付託議案第110号 令和3年度備前市下水道事業会計補正予算(第2号)総務産業付託議案第111号 令和3年度備前市病院事業会計補正予算(第1号)厚生文教付託議案第112号 備前市副市長の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定について総務産業付託議案第113号 備前市過疎地域の公示に伴う固定資産税の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について総務産業付託議案第114号 備前市使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について厚生文教付託議案第115号 備前市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について総務産業付託議案第116号 備前市ケアラー支援の推進に関する条例の制定について厚生文教付託議案第117号 備前市過疎地域持続的発展計画の策定について総務産業付託議案第118号 岡山県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及び組合規約の変更について総務産業付託議案第119号 備前市特別養護老人ホーム大ヶ池荘、備前市養護老人ホーム蕃山荘及び備前市デイサービスセンター大ヶ池荘の指定管理者の指定について厚生文教付託議案第120号 備前市教育集会所指定管理者の指定について厚生文教付託議案第121号 備前市日生温水プール指定管理者の指定について厚生文教付託議案第122号 令和3年度備前市一般会計補正予算(第9号)予算決算審査付託報告第 16号 専決処分(損害賠償の額の決定及び和解)の報告について──2請願上程(紹介) 請願委員会付託請願文書表のとおり請願第 24号 沖縄本島南部からの埋立て用土砂採取の中止を国に要請することを求める請願総務産業付託請願第 25号 備前市西片上地内遊技場跡地取得を目指す署名5,868名分の真正を調査・研究するための地方自治法第100条の規定による委員会の設置を求める請願議会運営付託質疑通告一覧表 案   件  ;通告者氏名通    告    事    項答 弁 者議案第107号 令和3年度備前市土地取得事業特別会計補正予算(第3号)  ;14番 中西裕康〇土地取得事業費 P10~ 土地取得事業費    用地取得事業費    需用費       〃          〃       公有財産購入費市長議案第112号 備前市副市長の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定について  ;5番 森本洋子P2~ 1 業務内容について 2 想定されている人物がいるのか 3 公布の日について市長  ;14番 中西裕康P2~ 1 報酬、経費、退職金は 2 提案理由 3 議会への同意を求めるアクションはあったのか市長議案第113号 備前市過疎地域の公示に伴う固定資産税の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について  ;14番 中西裕康P4~
    1 条例改正によって、何がどのように変わるのか総務部長議案第116号 備前市ケアラー支援の推進に関する条例の制定について  ;11番 掛谷 繁P30 第9条について 1 第1号について  ① どのように関係者(特に事業所)に周知徹底していくのか 2 第2号について  ① どのような体制、システムを構築するのか  ② 専用窓口は開設するのか市長議案第117号 備前市過疎地域持続的発展計画の策定について  ;14番 中西裕康備前過疎地域持続的発展計画について P14 人材育成について P32 ごみ処理施設(その対策)について P47 病院機能の転換について P48 学校教育について P54 集落の整備(その対策)について P59 再生可能エネルギーの活用について市長公室長議案第118号 岡山県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及び組合規約の変更について  ;14番 中西裕康P32~ 第3条第4号について 1 規約の改正による利益、不利益は総務部長 △委員会付託案件表 付託委員会  ;所管議案番号案        件総務産業委員会  ;市長公室 総務部外議案第107号令和3年度備前市土地取得事業特別会計補正予算(第3号)議案第108号令和3年度備前市三国地区財産管理事業特別会計補正予算(第1号)議案第112号備前市副市長の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定について議案第113号備前市過疎地域の公示に伴う固定資産税の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について議案第115号備前市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について議案第117号備前市過疎地域持続的発展計画の策定について議案第118号岡山県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及び組合規約の変更について建設部議案第109号令和3年度備前市水道事業会計補正予算(第3号)議案第110号令和3年度備前市下水道事業会計補正予算(第2号)厚生文教委員会  ;市民生活部 保健福祉部 市立病院外議案第106号令和3年度備前市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)議案第111号令和3年度備前市病院事業会計補正予算(第1号)議案第114号備前市使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について議案第116号備前市ケアラー支援の推進に関する条例の制定について議案第119号備前市特別養護老人ホーム大ヶ池荘、備前市養護老人ホーム蕃山荘及び備前市デイサービスセンター大ヶ池荘の指定管理者の指定について教育部議案第120号備前市教育集会所指定管理者の指定について議案第121号備前市日生温水プール指定管理者の指定について予算決算審査委員会    議案第105号令和3年度備前市一般会計補正予算(第8号)議案第122号令和3年度備前市一般会計補正予算(第9号) △請願文書表 付託委員会受理番号要 旨提  出  者紹介議員受理年月日総務産業請願第24号沖縄本島南部からの埋立て用土砂採取の中止を国に要請することを求める請願備前市吉永町都留岐1220 和気・備前革新懇 世話人 藤原和正青山孝樹3.10.6議会運営請願第25号備前市西片上地内遊技場跡地取得を目指す署名5,868名分の真正を調査・研究するための地方自治法第100条の規定による委員会の設置を求める請願備前市三石318 本田正弘外1名橋本逸夫3.11.18     午前9時30分 開議 ○議長(守井秀龍君) 皆さん、おはようございます。 ただいまの出席は16名全員であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(守井秀龍君) 日程1、これより議案の質疑を行います。 それでは、質疑通告に従い、発言を許可いたします。 まず、議案第105号及び議案第106号については質疑通告がありません。 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第105号及び議案第106号についての質疑を終結いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(守井秀龍君) 次に、議案第107号令和3年度備前市土地取得事業特別会計補正予算(第3号)についての質疑を行います。 中西議員の質疑を願います。 14番中西議員。 ◆14番(中西裕康君) この土地の購入の理由でありますが、この提案理由の細部説明を読んでみますと、用地取得事業費1億3,504万円増は、市民センター等駐車場用地など市街地の活性化に必須の有益地として、西片上地区遊技場跡地を先行取得するための公有財産購入費の計上によるものですというふうに述べられています。これは11月25日付の山陽新聞の東備版を読んでみますと、ホールや市立図書館を備えるセンターの駐車場などとして活用するというふうな書き方であります。 そして、この間の一般質問を通じまして、市長は、その遊技場跡地サイクリングターミナルやBMX、ボルダリング、バスケット、サイクリングターミナル、いろいろなものを造るということを言われます。1回目、2回目の、あるいはこの3回目、大分話がいろいろ変わってくるわけであります。 なぜ私はこの理由がいろいろ変わってくるのか、その土地を取得するための理由を述べているのではないかというふうな感じがします。その理由の変遷についてお尋ねをしたいと思います。 また、議会への同意を求めるアクションはあったのでしょうか。この定例会での一般質問を通じての市長の説明がそのアクションであれば、そうなんだというふうにおっしゃっていただければ結構であります。お聞かせ願いたいと思います。 以上です。 ○議長(守井秀龍君) ただいまの質疑に対する答弁を願います。 吉村市長。 ◎市長(吉村武司君) 皆さん、おはようございます。 それでは、中西議員の御質問にお答えいたします。 まず、山陽新聞の記事の内容でございますが、私が責任を負うものではございません。 次に、議案第107号土地取得事業費の土地の先行取得についてでございますが、御説明をいたします。 1点目、提案理由についてでありますが、西片上地区遊技場跡地について、石原議員、西上議員の一般質問でも申し上げましたとおり、本土地については備前市全体のまちづくり、町のにぎわいづくりに必須の有益地であることはもちろん、市民の望む形で有用な利活用を図りたいとの考えから、地権者が譲ってくれる意思のあるときが最適の時期と考えて、再度提案させていただいております。 具体的には、市民センター及び図書館における駐車場不足の補完用地、交差点改良用地、要望もいただいておりますサイクリングターミナル設置用地市民駐車場など複数の用途に加え、東京オリンピックで銀メダルを獲得して注目を集めたバスケットボールのコートや、野外イベント広場オープンマルシェ会場など気軽に立ち寄れる場、また新しい時代のスポーツとして熱い視線を注がれるBMX、スポーツクライミングなどアーバンスポーツ施設の候補地としても考えられます。 また、県事業の市民センター西交差点改良計画に係り、整備の概略設計が行われており、備前警察署など関係各所と協議の下、事業化に向けて岡山県と前向きな協議を行っているところであります。この事業を実施するに当たり、市民センター西側既存駐車場が道路用地となり、駐車場がなくなることから、代替駐車場の確保が必須となります。 市民センター駐車場については、建設当時から、出初式や文化事業鑑賞会など大きなイベントのたびに民間の用地を駐車場として借りなければ開催ができないという実態となっておりますが、この土地購入によって駐車台数が増加することで、近隣の皆様に御迷惑をおかけすることも少なくなります。 さらに、本件は、備前市全体のまちづくりに必須であると同時に、片上地区を活性化する上でも重要な土地でございますので、先行取得を承認していただければ概略設計等を行い、夢のある利用計画をつくり、皆様にお示ししたいと考えております。 2点目、議会への同意のアクションについてでありますが、一般質問の答弁や委員会等で丁寧に説明させていただいているものと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いをいたします。 ○議長(守井秀龍君) よろしいか。 中西議員の再質疑を願います。 ◆14番(中西裕康君) 私は、この議会を通じまして、アルファビゼンの減築の話が出ました。その減築の話は別としましても、そこに何と中央公民館が入る、片上公民館が入る、そして市長の夢の海の見える図書館は市民センターから外へ出るというふうなお話でありました。 そうなりますと、今の市民センターの機能は何が残るのかと。大ホールだけ、あるいは大ホールも小さくなるのか、あるいは大きくなるのか、市民センターがなくなってしまうのかどうなのか、ここのところは不明であります。しかし、中央公民館と図書館が出てしまった後、駐車場の必要性がどこに出てくるのかという疑問が残るわけであります。この点はどう考えられるのか、私は大変気になるところであります。 また、この土地取得するところが必須の片上の活性化の条件だとおっしゃられますが、もし私であれば、備前市の大きな市政の柱である環境問題の有用にここを使いたい。リサイクルやリユースや、そういう6Rについて、この備前市の中心地にそういうものを持ってくる、こういう大きな構想があって、そこの土地を買う、これであれば私もまだ納得ができるわけでありますが、大きな構想がなくて、部分部分のいろんなスポーツの名前だけが出てきても、それはどれになるのか、あるいは全てを造ってしまうと、これは駐車場用地がなくなってしまうという矛盾にもつながってしまいます。このところを市長はどのようにお考えなのか。 私は、一つのことをやるともう一つのことが何かがらがらっと崩れてしまう、このところが不思議でなりませんので、市長の見解をお聞かせ願いたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(守井秀龍君) ただいまの再質疑に対する答弁を願います。 吉村市長。 ◎市長(吉村武司君) 中西議員におかれては、時間軸を考えていただきたいと思います。今、我々は、ここの遊技場跡地の購入につきまして、ふるさと納税の益金であります基金を取り崩して購入したい、そしてその目的は、今の市民センターの駐車場として、あるいは駐車場以外に諸施設を造りたいという考えでありまして、議員が今御指摘の市民センターに中央図書館や公民館等がなくなったら要らないんではないだろうかという時間軸ではないわけでありまして、今の市民センターそのものは私は残るものと考えております。 よって、あそこを利用される市民の皆さん方がひとしく、できる限りそのそばに駐車場あるいは駐車場以外にできる施設がありましたら、環境保全施設も含めて、それは我々みんなで考えることだと思っております。今売っていただける意思のあるときに買えるものでありますので、そのような話を私はしております。 以上であります。 ○議長(守井秀龍君) 中西議員の質疑を終わります。 以上で通告による質疑は終わりました。 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第107号についての質疑を終結いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(守井秀龍君) 次に、議案第108号から議案第111号までは質疑通告がありません。 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第108号から議案第111号についての質疑を終結いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(守井秀龍君) 次に、議案第112号備前市副市長の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。 まず、森本議員の質疑を願います。 5番森本議員。 ◆5番(森本洋子君) それでは、議案第112号備前市副市長の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定について質疑をさせていただきたいと思います。 1点目の業務内容について、一般質問等でも丁寧な御説明があったんですけれども、杉浦副市長に外部の案件とか外交に特化してやってもらいたいとの答弁がございましたけれども、副市長2人制を取った場合、それぞれの業務内容を明確に決められるのか、お尋ねしたいと思います。 2点目、規定の整備を今回で3回目求められているわけでございますが、どうしてももう一人副市長にと想定されている人物がいらっしゃるのかどうか、お尋ねしたいと思います。 3点目、公布日について、附則に、この条例は公布の日から施行するとありますが、いつからと想定されているのか。 3点、よろしくお願いいたします。 ○議長(守井秀龍君) ただいまの質疑に対する答弁を願います。 吉村市長。 ◎市長(吉村武司君) それでは、森本議員の御質問にお答えをいたします。 議案第112号備前市副市長の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。 1点目、業務内容と、2点目の想定する人物については、一括してお答えさせていただきます。 業務内容についてでありますが、一般質問でもお答えさせていただきましたとおり、杉浦副市長の能力や知見、ネットワークなど、本来の力が生かせる体制整備を行うことで理想の布陣としたい考えでありますので、2人目の副市長には専ら内部的な市長の補佐をお願いをしたいと考えております。 いずれにいたしましても、赤磐市が国交省から副市長をお招きした例もございますので、そうした事例も参考にしながら、具体的なことについては、人選も含め、杉浦副市長と協議の上、決めていくことになろうかと思います。 3点目、公布の日についてでありますが、地方自治法第16条の規定により、条例案の議決後、議長より3日以内に当該議決した旨の文書の送付を受けることとなっており、その後20日以内に公布することとなります。よって、それ以降で、2人目の副市長の提案が可能となってまいります。 条例と候補者案を同時に提案してはどうかとの意見もございますが、こちらからお願いする以上、礼を尽くして尽くし過ぎることはございません。条例もないのに2人目の副市長候補を私としてお願いする筋ではない、大変失礼なことと思っております。条例ができてこそ、国、県、民間、そして市役所職員及びその職務に合った優秀な人物に声をかけて、その意義を説明し、御了解後、議会に提案できるものと思っております。まずは条例案のみを提案させていただいているところでございます。 まずは本条例案に御賛同のほど、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(守井秀龍君) よろしいか。 森本議員の再質疑を願います。 ◆5番(森本洋子君) それでは、再質疑をさせていただきます。 杉浦副市長にということなんですけれども、これはふるさと納税、企業版と個人版もあるんですけれども、このふるさと納税関係も杉浦副市長に先頭になってやっていただくというお考えであるのか。 それともう一点、先ほど国からのという話もあったんですけれども、今回の制度設計で、国からの出向とかそういうプロパーの方も含めて2人制の体制をこの機にしっかりと体制を整えておくということで、今回3回目の提出というふうに考えておいてよろしいでしょうか。 ○議長(守井秀龍君) ただいまの再質疑に対する答弁を願います。 吉村市長。 ◎市長(吉村武司君) ふるさと納税云々ということは、別に特別に杉浦副市長にそれをお願いしようというような協議の考えはございません。 また、体制につきましては、この備前市にとりまして最もいい体制は何であるか。今、人物がおられるわけでもございません。まずそのような環境整備をしてこそ、次をお願いできるものと思っております。全ては備前市の執行部の体制強化、その一本でございます。 ○議長(守井秀龍君) 森本議員の質疑を終わります。 次に、中西議員の質疑を願います。 14番中西議員。 ◆14番(中西裕康君) 私は、第1点目に、今度新たになられる副市長の報酬、また副市長に関わる経費、退職金はお幾らなのか、お聞かせ願いたいと思います。 2点目は、提案理由でありますが、私は、この細部説明での提案理由を読んでみますと、本案は、人口減少のほか、新型コロナウイルス感染症対策や、想定を超える災害など、ますます複雑化、多様化する行政需要に迅速かつ的確に対応するため、今後の備えとして、行政運営に関わるトップマネジメントの一層の強化を図ることを目的と書かれています。 これは11月25日付の山陽新聞の東備版です。ここを読んでみますと、副市長2人制は、企業版ふるさと納税による寄附金を年30億円集めるという吉村武司市長の公約達成のため、市長自らが企業へトップセールスに出向く際などに庁内業務をサポートしてもらう狙いというふうに書かれています。これは明らかに理由が違うわけです。 今先ほど質疑の答弁でありましたけども、杉浦副市長の知見を生かし、あるいは能力を生かして、この方もトップセールスに行くんだという対外的なことをおっしゃっておられました。ここに理由の差が出てくるわけです。 私は、これまでも杉浦副市長が職員の皆さんと膝を交えて親しく懇談して、あるいは理解を求めてこられたわけであります。十分、庁舎内をまとめられるという能力はおありだと思います。ここでその方をまたトップセールスに出す、この理由の変更が私はよく分かりませんので、ここの御説明をいただきたいと思います。 3つ目は、議会への同意を求めるアクションはあったのか、お聞かせ願いたいと思います。何しろこれで3回目であります。どのように市長はお考えなのか、お聞かせ願いたいと思います。 以上です。 ○議長(守井秀龍君) ただいまの質疑に対する答弁を願います。 吉村市長。 ◎市長(吉村武司君) まず最初に申し上げますが、私は山陽新聞の記事の内容について責任を持つものではございません。 それでは、中西議員の御質問にお答えをいたします。 1点目、報酬、経費、退職金についてでありますが、給与は年間で1,215万9,000円でございます。内訳としましては、給料月額が72万円、期末手当が年2回で351万9,000円であります。 次に、健康保険料に当たる共済費などの負担金は年間で約480万円、退職金については4年任期満了の場合ですと864万円であります。 2点目、提案理由についてでありますが、杉浦副市長におかれましては、長らくNHKという組織で活躍された経験を生かして見事に内部を取りまとめ、私の補佐をしていただいております。しかしながら、杉浦副市長の能力や知見、ネットワークが本当に生かされているかということを考えたとき、本来の力が生かせるのは、そうした内部的な市長の補佐だけではなく、私の代理として、あるいは私と同時並行的に、外部との折衝を行い、重要な案件をまとめるという、そういう立場であるというふうに感じております。 これについては、副市長就任をお願いした当初より感じていたことでもありますが、その思いは日を追うごとに強くなっており、スピード感を持ってまちづくりを進める上で、杉浦副市長の力を最大限に発揮いただける体制の整備がどうしても必要であるとの判断から、再度提案するものであります。 なぜまちづくりをそう急ぐのかの経緯について申し上げます。 備前市では、平成17年の合併時から現在までで約9,000人が減少しており、直近5年間の平均では約200人の社会動態の減、400人の自然動態の減、年間で600人の人口が減少しており、そのスピードが加速傾向にあります。これは単に少子・高齢化によるものだけでなく、空き家、空き店舗が増えたことによる市街地の衰退をはじめ、耕作放棄地の増加など、人口減少が進めば進むほどそのスピードが上がる悪循環に陥っているのであります。 8年前、私が市長を志すに至ったのは、この人口減少に歯止めをかけ、かつての活気と魅力あふれる備前市を取り戻したい一心であり、現在もその気持ちに変わりはございません。私が掲げる施策の根底にあるものは、この人口減少問題への対応であり、どうすれば若者が備前市に住んでくれるのか、どうすれば人口流出が防げるのか、常に自問自答しております。 そうした中、8月からプロジェクト推進課が誕生いたしました。今現在、同課では、水素エネルギータウン構想、旧アルファビゼン、図書館をはじめとする非常に重要な案件について検討を進めております。これらは、市のありようを変えてしまう可能性に満ちた取組であるだけでなく、若者の定住、企業誘致、産業振興など、人口減から人口増への転換を図るための鍵となるものであり、何としてでも実現にこぎ着けたいと考えております。 しかしながら、これらのプロジェクトを進めるためには、案件が大きいだけに、対外的な交渉や様々なネットワークを駆使した総合的な対応が求められます。また、ふるさと納税の獲得についても同様であり、杉浦副市長には、そうした外交に特化し、私を支えていただくことが、成功に近づく一番の手だてと確信をしております。 ただ、同規模の他団体の状況や年間経費における一般職との比較などにおいていかがなものかという考え方があることは承知をしております。しかしながら、市民の皆様から選ばれ、この場に立たせていただいている以上、まちづくりの歩みを進めていく責任が私にはあり、それを実現するためにも、私が理想とする布陣で体制を整え、仕事をし、その成果をもって皆様にお返しをしたいという考えであることをどうか御理解いただき、御賛同いただきますようお願い申し上げます。 3点目、議会へのアクションはあったかにつきましては、これまで議会から指摘された疑問を解消するように努め、さらに説明を重ねて御理解を深めていただくことを第一に置き、ぎりぎりまでどういう形での提案が最適かを検討する中で、結果として今回のような形での提案となっております。 以上であります。 ○議長(守井秀龍君) よろしいか。 中西議員の再質疑を願います。 14番中西議員。 ◆14番(中西裕康君) 一般質問の御答弁をいろいろ聞かせていただきましてありがとうございました。 私はやはり、この質疑で取り上げました細部説明で書かれている定数を改正する条例の理由と今市長がおっしゃられた丁寧なお答えのところには大分乖離があるんじゃないかと思いますが、市長、どうでしょうか。 ○議長(守井秀龍君) ただいまの再質疑に対する答弁を願います。 吉村市長。 ◎市長(吉村武司君) 私には乖離はないものと思っております。 ○議長(守井秀龍君) 中西議員の質疑を終わります。 傍聴人に申し上げます。静粛に願います。 以上で通告による質疑は終わりました。 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第112号についての質疑を終結いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(守井秀龍君) 次に、議案第113号備前市過疎地域の公示に伴う固定資産税の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。 中西議員の質疑を願います。 14番中西議員。 ◆14番(中西裕康君) 私は大変不勉強で、この議案を読んでみまして、本当に疑問をどこに出していいのか分からないぐらい疑問でありました。 そこでお伺いをするんですが、条例改正によって一体何がどのように変わるのかお示しをいただきたいということで、ここに資料を出していただきました。私はこの資料を見てびっくりしましたが、本来ならこの細部説明あるいは議案の資料としてこれはつけてもいいものではなかったのか。そうしなければ、この条例なんてのは、どこからどうこれを読んでみても、この議案書を読んでみても、こういうものは出てこないものであります。その点についていかがお考えでしょうか。 ○議長(守井秀龍君) ただいまの質疑に対する答弁を願います。 高橋総務部長。 ◎総務部長(高橋清隆君) 改めまして、おはようございます。 それでは、私から、議案第113号に対する中西議員の質疑についてお答えをさせていただきます。 確かに議員おっしゃるように、条例の新旧対照表ではなかなか読み方が難しいかと、少し反省をいたしております。そこで、提出を今回させていただいた新旧の比較表に基づいて、どう変わったかをお答えしたいと思います。 まず、前提といたしまして、時限措置法でありました過疎地域自立促進特別措置法、これはいわゆる旧過疎法と呼ばれるものですが、新たに、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法、これがいわゆる新過疎法と呼ばれるものですが、制定されまして、過疎地域の支援が延長されました。これを受けまして、この新過疎法による固定資産税の課税免除を引き続き行うための条例改正でございます。 まず、資料に基づきまして、対象地区は変更なく、備前市全域でございます。 対象の業種ですが、情報サービス業等が追加されております。 取得価格につきましては、一律2,700万円を超えるものという規定でしたが、改正後は、業種及び資本金ごとに新たに規定されております。 また、取得内容につきましても、一部を除き、取得等と変更になっております。 以上でございます。 ○議長(守井秀龍君) よろしいか。 中西議員の再質疑を願います。 14番中西議員。 ◆14番(中西裕康君) 本当に、資料を提出していただきありがとうございました。 対象とか取得価格の合計額だとか様々な面で変わってきていると、参入しやすいようになってきているのかなというような感じを受けます。次回から、こういう条例改正のときにはこのような資料をぜひ出していただくようお願いしまして、私の質疑を終わります。 ○議長(守井秀龍君) 中西議員の質疑を終わります。 以上で通告による質疑は終わりました。 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第113号についての質疑を終結いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(守井秀龍君) 次に、議案第114号及び議案第115号については質疑通告がありません。 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第114号及び議案第115号についての質疑を終結いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(守井秀龍君) 次に、議案第116号備前市ケアラー支援の推進に関する条例の制定についての質疑を行います。 掛谷議員の質疑を願います。 11番掛谷議員。 ◆11番(掛谷繁君) それでは、議案第116号備前市ケアラー支援の推進に関する条例の制定について質疑をいたします。 岡山市、総社市に次いで3番目に、この条例が採択すると、なるわけでございまして、大変先進的に取り組んでいることを感謝申し上げます。 その中で、ページ30ページ、第9条の1項第1号について、ここではいわゆる啓発について書いてあるわけですけども、ケアラー支援に関する広報及び啓発というところが1項に書いてございます。また、2項のところの中で、いろんな支援体制を構築すると、こういうことを書いてございます。 その中でお聞きしたいことは、どのような関係者に周知徹底していくのか。どのようなと書いてあるところもありますけども、特に事業所等には非常に難しいところもありますし、周知徹底についてお伺いいたします。 第2号については、ケアラー支援体制の構築をということなんで、どのような体制、システムを構築するのか、専用窓口は開設されていくのか、このあたりをお聞きしたいと思います。 以上でございます。 ○議長(守井秀龍君) ただいまの質疑に対する答弁を願います。 吉村市長。 ◎市長(吉村武司君) それでは、掛谷議員の御質問にお答えをいたします。 議案第116号備前市ケアラー支援の推進に関する条例の制定について御説明いたします。 1点目、どのように関係者に周知徹底していくのかについてでありますが、条例制定後、「広報びぜん」や市のホームページ等で、ケアラー及びケアラー支援の必要性や相談先について周知を図っていく予定でございます。また、事業所に対しましても、まずはケアラー、ケアラー支援に対して御理解を深めていただけるよう、広報等に努めてまいりたいと考えております。 なお、具体的な手法につきましては検討中であります。 2点目、体制、システムの構築についてでありますが、ケアラーについては、世代や家庭環境等が様々であり、窓口を一本化することは困難であると考えております。まずは、ケアラー支援に携わる介護、福祉、教育、医療等、それぞれの担当部署において、ケアラーに対する共通理解を深め、適切な支援につながるよう努めてまいります。 ○議長(守井秀龍君) よろしいか。 掛谷議員の再質疑を願います。 掛谷議員。 ◆11番(掛谷繁君) それでは、一、二点だけ再質疑をさせていただきます。 各種団体等、特に事業所において、ここには、いろいろネットで調べましたら、いわゆるビジュアルポスターというのがございまして、非常に大きさはいろいろありますけども、それをそれぞれの事業所なり関係団体なり学校なりそういうところに、ケアラーというのはこういうものであるということを、これは具体的になるんですけれども、検討はされておるとは思いますが、分かりやすいビジュアルポスターをそれぞれの団体に作って送って、こういうものですよというのを1点考えていただきたいというふうに思っております。 さらに、今ヤングケアラーというのが問題になっておりますし、ケアラーという方が何人実際は登録というか掌握をされているのかもありますけども、そういう方々の、今後はケアラー同士の交流、情報交換のための居場所づくり、これは人数がそんなにたくさんいないのにするというのはいかがかと思いますが、将来そういったケアラー同士の交流、情報交換のための居場所づくりなんかも今後考えたらどうかということを申し上げたいと思います。 以上、御答弁お願いいたします。 ○議長(守井秀龍君) ただいまの再質疑に対する答弁を願います。 吉村市長。 ◎市長(吉村武司君) 1点目でございますが、条例制定後、市の広報やホームページでの啓発のほか、関係機関へのリーフレットの配付等を検討してまいります。 ヤングケアラーについて、学校における見守り、寄り添いの支援等については、備前市要保護児童対策地域協議会において、関係機関と連携して支援に当たるほか、学校においては、担任を中心に、児童・生徒の出欠の状況や健康状態はもちろん、表情や行動の様子の変化等を常に注視しております。 実際に支援を要するヤングケアラーであることが疑われる場合は、スクールカウンセラーによる本人支援はもちろん、スクールソーシャルワーカーも活用した家庭状況の把握に基づく支援方針の検討、関係機関との連携体制の構築を行ってまいります。 ○議長(守井秀龍君) 掛谷議員の質疑を終わります。 以上で通告による質疑は終わりました。 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第116号についての質疑を終結いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(守井秀龍君) 次に、議案第117号備前市過疎地域持続的発展計画の策定についての質疑を行います。 中西議員の質疑を願います。 14番中西議員。 ◆14番(中西裕康君) 私は、質疑を行う前に当たりまして一言、この議案についての性格について、そして私の質疑が適切でない場合もあるかもわかりません。その点をお断りをしておきたいと思います。 この計画の目的というのは、御承知のように、過疎債の適用を受けるためのものであります。また、内容も、ハード面を主なものに重きを置いておられます。私は、少しハード面から外れたところもあるかもわかりませんが、この計画の策定の目的を理解した上で質疑をさせていただきたいと思います。 まず最初に、14ページ、人材育成についてであります。 これを読んでみまして、私は大変驚きました。少し読んでみますと、防災、子育て、高齢者などの分野での課題が大きくなりつつあるにもかかわらず──私もここはそう思います──市民のコミュニティーへの関心が薄れてきている、このくだりであります。私は、意識が薄れてきているというふうには思いません。 私の住んでいます片上の町もそうです。また、三石の話を伺っても、また、ある本当に過疎のところですけども、1年間の出合い仕事が28日もある、でもそうやって共同体を守ってきているわけであります。 私は、少子・高齢化、女性の社会進出、年金制度の改悪による高齢者の労働、こういった社会の変化があるのが見てとれるわけであります。そして、その変化に対応した仕組みづくりを市民と一緒に考えつくることが行政の役割だと思います。 このように市民の側に責任があるような書き方をするということになると、市民が駄目なものと誤解を受けるのではないでしょうか。また、行政の無策を露呈するものにもなりかねないと思います。私は、表現のところは少し考えるべきところがあるのではないかというふうに思います。 続きまして、32ページであります。ごみ処理施設(その対策)についてであります。 ごみ処理あるいはごみ問題については、広く3Rということが言われていました。リデュース、リユース、リサイクル、この3つがこれまでもオーソドックスな話であります。 しかし、今、日本全国で、あるいは世界でも問題になっているのは、6Rというのが言われています。リフューズ、リターン、リカバー、こういうような表現が今加えられています。 ここの中には、この6Rまでも行かない、しかし3Rも入っていない。私は、この問題を考えるに当たり、やはり過疎債の適用を受けようとするならば、6Rぐらいまでを範疇に持っていてもいいのではないかと思います。 聞き慣れない言葉ですから、少し、例えばリターンとは、携帯電話などの下取りや、ごみを回収し廃棄物を削減する、そしてリカバーとは、ごみを流出させないため清掃活動に参加する、こういうふうな概念であります。私は、過疎債の適用を受ける、そういう対象の中にもこういうものはぜひ含んでほしいというふうに思います。 続きまして、47ページ一番上の、現状の病床利用状況からのみ将来の推測を行うのではなく、国の示す病床の再編計画を考慮した多角的な分析を行い、病院機能の転換等について検討を進めると書かれています。私はここを読んでみまして、今回のコロナ、この感染症対策はどこへ行ったのかというのをつくづく思い知らされます。やはり市民が主人公になるような記載の仕方が適当ではなかろうかと思います。 もし私がここの文章を書きましたら、こう書きます。市民の医療要求や今後の医療需給予測をしっかり見極め、市民の健康が守られる持続可能な医療体制の整備を目指しますと、私ならこう書きます。いかがでしょうか。 教育の振興のところであります。 これを読んでみまして、私も最近、これは過疎債の適用を受けるということでこういう文章になるのかもわかりませんが、私は、子供がやっぱし主人公になる、市長もそうおっしゃっておられました。また、教育長も、教育大綱のお話をされました。教育大綱にあるような言葉を引き出し、もう少し全体が温かい表現にはならないものかというふうに思います。私は、最近の教育委員会の文書を読んでいまして、そのことを本当に胸を痛くしているところであります。 続きまして、54ページ、集落の整備であります。 ここに、実は一般質問でも出ていましたまちづくり会議、この言葉がどこにも出てこない。最初のほうに、まちづくり会議ということは出てきませんけども、似たようなところがあるのはあるんですが、ここのところにまちづくり会議がない。国の補助事業ではないかもしれませんが、備前市が至るところで強調している政策であれば、ここは少しそういう記載があってもよろしいのではないでしょうか。 最後になりますが、再生可能エネルギーについてであります。 ここは総合計画でも気になりましたが、少なくとも行政が使うエネルギー、これは再生可能エネルギーを100%、少なくとも35年までには実施するくらいのテンポがあってもいいんではないでしょうか。ゆっくり歩いていればいいというわけではありません。 この環境問題は、私は待ったなしというふうに思っています。異常気象の話もそうです。もう少しテンポを速めようではありませんか。いかがお考えか、お聞かせ願いたいと思います。 以上です。 ○議長(守井秀龍君) ただいまの質疑に対する答弁を願います。 佐藤市長公室長。 ◎市長公室長(佐藤行弘君) それでは、中西議員の質疑にお答えいたします。 1点目、人材育成についてですが、社会の変化にどう対応していくのかについてでございますが、本計画から、過疎地域における持続可能な地域社会の形成に向けて、新たな項目として、人材の確保育成が重要であることから、追加されております。 人口減少、少子・高齢化や生活スタイルの変化等により、地域社会の状況が変わり、地域活動の担い手が不足する地域が増えているというような課題に直面しております。多くの世代が地域活動に関わり、自分たちが住む地域に関心が持てるような仕組みづくりや地域のコミュニティー活動の支援を行ってまいります。 2点目、ごみ処理施設について、リユース、リデュースほか、まだ3点あるようですが、その記載がないことについてですが、リユース、リデュースの取組につきましては、本計画に基づく地方債、過疎債ですが、これを活用する事業がありませんで、リサイクル事業は備前ストックヤードが整備されており、改修等も想定されていることから記載をしております。今後、リユース、リデュース等に係る取組で地方債を活用する事業があれば、順次、計画変更により対応させていただきます。 3点目、病院機能の転換についてですが、市民が主となる表現が必要ではないかということでありますが、持続可能で質の高い医療体制を維持するための事業を視野に、表現をしております。病院機能の転換等について検討する際は、地域住民の医療ニーズを捉まえて進めてまいります。 4点目、学校教育についてですが、子供目線で温かい表現にしたらということでございますが、本計画は、国から示された通知に基づき、作り込みを行い、計画全体を統一した表現としているために、このような形になっております。教育現場では、子供たちのために、子供の立場に立った学校教育に努めております。 5点目、集落の整備について、まちづくり会議の記載がないということでありますが、市内には多くの団体があり、まちづくり会議という個々の表現ではなく、地域課題の解決に向けた取組を実践する組織である地域運営組織という表現にしており、まちづくり会議はその中に含まれているものと御認識いただければと思います。 6点目、再生可能エネルギーについて、公共施設において再生可能エネルギーに関する記載がないということでございますが、いつまでにという記載はありませんが、計画本文には、導入を検討すると記載をさせていただいております。公共施設における再生可能エネルギー導入につきまして、備前市地球温暖化対策実行計画事務事業編の改定のときに、具体的な取組を検討してまいります。 以上でございます。 ○議長(守井秀龍君) よろしいか。     〔「はい」と14番中西議員発言する〕 中西議員の質疑を終わります。 以上で通告による質疑は終わりました。 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第117号についての質疑を終結いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(守井秀龍君) 次に、議案第118号岡山県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及び組合規約の変更についての質疑を行います。 中西議員の質疑を願います。 14番中西議員。 ◆14番(中西裕康君) ここの33ページにあります新旧対照表を見てみますと、4つの文言が削除されています。医療補助金の給付、生活資金の貸付け、結婚祝い金の給付、成人祝い金の給付というのが削除されているわけでありますが、この削除された部分、またこの条例の改正に伴って、利益、不利益はないのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(守井秀龍君) ただいまの質疑に対する答弁を願います。 高橋総務部長。 ◎総務部長(高橋清隆君) それでは、中西議員の質疑にお答えいたします。 規約改正による利益、不利益についてということでございますが、まず利益についてですが、例えば、人間ドックを受診した際の補助が6,000円、それから対象の宿泊施設を利用した際の補助2,000円など、今までなかった福利厚生が充実することなどが挙げられます。 次に、不利益につきましては、加入することになります会計年度任用職員個人には増額となる費用負担はございませんので、特に不利益はないというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(守井秀龍君) よろしいか。 中西議員の再質疑を願います。 ◆14番(中西裕康君) 今最後に部長がおっしゃられました、私は一般的にはこの条例というのは正式職員に適用されるものというふうに思っていたわけでありますが、会計年度任用職員にも適用がされるという新たな拡大がされるということになるんでしょうか。 ところが、これを読んでみて、私がこの文字を、頂いた条例を読んでみる限り、会計任用職員が対象になりますよということは細部説明にも何も書かれていないわけであります。私は、せめてそのことぐらいは細部説明の中に加えていただいてもいいんじゃないかなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(守井秀龍君) ただいまの再質疑に対する答弁を願います。 高橋総務部長。 ◎総務部長(高橋清隆君) 先ほどに続きまして、ちょっと分からない部分も多いかと思いますが、こちらにつきましては、市町村共済とか総合事務組合の運営を共同運営しているということもございまして、今回の対象となる会計年度任用職員について少し述べさせていただきますと、週に20時間以上勤務していて月額8万8,000円以上などの給料を頂いている要件を満たした者というものが対象になってございます。こちらについて、対象の人数についてなんですが、令和3年11月1日現在で、育休職員を除きまして362人という形になっております。 以上でございます。 ○議長(守井秀龍君) 中西議員の質疑を終わります。 以上で通告による質疑は終わりました。 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第118号についての質疑を終結いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(守井秀龍君) 次に、議案第119号から議案第122号までは質疑通告がありません。 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第119号から議案第122号についての質疑を終結いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(守井秀龍君) 次に、報告第16号については質疑通告がありません。 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、報告第16号についての質疑を終結いたします。 なお、本件についてはこれをもって議了といたします。 以上で全議案に対する質疑が終わりました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(守井秀龍君) これより議案の委員会付託を行います。 お手元に配付いたしております委員会付託案件表を御覧願います。 ただいままでに上程されております各議案は、委員会付託案件表に記載のとおり、各常任委員会に付託することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、委員会付託案件表のとおり付託いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(守井秀龍君) 日程2、請願の上程を行います。 本定例会までに受理した請願については、その要旨を印刷し、請願文書表と併せてお手元に配付いたしておりますので、御覧願います。 それでは、請願第24号及び請願第25号については、請願文書表に記載のとおり、総務産業委員会及び議会運営委員会に付託いたします。 なお、備前市議会の申合せにより、紹介議員からの紹介を行います。 まず、請願第24号沖縄本島南部からの埋立て用土砂採取の中止を国に要請することを求める請願の紹介を願います。 2番青山議員。     〔2番 青山孝樹君 登壇〕 ◆2番(青山孝樹君) それでは、請願第24号を紹介いたします。 請願第24号、令和3年10月5日、備前市議会議長守井秀龍殿。請願者、備前市吉永町都留岐1220、和気・備前革新懇世話人、藤原和正。紹介議員、青山孝樹。 請願書。 1、請願の要旨。 沖縄本島南部からの埋立て用土砂採取の中止を国に要請することを求める請願。 2、請願の趣旨。 沖縄で進められている辺野古新基地建設の海域埋立てのため、防衛相は、土砂を沖縄本島南部の糸満市の魂魄の塔横の熊野鉱山予定地で重機による整地作業が始められているのは、全く許し難いことです。南部地域は、去る沖縄戦で多くの将兵、住民が戦火に倒れた凄惨な激戦地であり、いまだに遺骨も埋もれている地域です。 国のために尽くし、犠牲者の骨や血のしみ込んだ土砂を埋立てに使うなど、あってはならないことです。戦没者への冒涜です。御遺族に説明のつくことではありません。なぜなら、戦後に戦没者の御遺族の元に遺骨の代わりに届いた御霊石は、戦没地の土砂と言われています。その御霊石を埋立てに使うのは、国がさきに行った遺族に対する慰霊行為を自ら否定することです。 南部地域の戦没者遺骨の特徴は、砲撃などによる破砕骨が多く、さらに76年の歳月の経過で風化が進み、採取不可能な骨は土と化しているのが現状です。風化が進む遺骨が土砂に混じっているかどうかは、目視など、通り一遍の確認で分かるはずがありません。採石業者は重機で堀り進めるのですから、多くは遺骨に気づかずに、丸ごと採取することにならざるを得ないでしょう。 今回の埋立用土砂採取に関する抗議は、基地の建設に賛成か反対かではなく、単純な人道上の問題です。沖縄戦で亡くなった7万7,458名の日本兵は、全国から沖縄に派兵された青年たちです。このことは、沖縄だけの問題ではありません。全国の問題です。ちなみに、平和の礎に刻銘されている岡山県人は1,838名、2021年現在です。 3、請願事項。 防衛省と沖縄防衛局に対して、沖縄本島南部からの埋立用土砂採取作業を中止するよう要請することを求める。 以上でございます。御賛同くださいますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(守井秀龍君) 請願第24号についての紹介が終わりました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(守井秀龍君) 次に、請願第25号備前市西片上地内遊技場跡地取得を目指す署名5,868名分の真正を調査・研究するための地方自治法第100条の規定による委員会の設置を求める請願の紹介を願います。 15番橋本議員。     〔15番 橋本逸夫君 登壇〕 ◆15番(橋本逸夫君) それでは、請願第25号を紹介させていただきます。 令和3年11月18日提出、備前市議会議長守井秀龍殿。請願者は、備前市三石318番地、本田正弘外1名。紹介議員は、橋本逸夫でございます。 請願書。 1、請願の要旨。 備前市西片上地内遊技場跡地取得を目指す署名5,868名分の真正を調査・研究するための地方自治法第100条の規定による委員会の設置を求める請願。 2、請願の趣旨。 令和3年8月24日、市民団体から備前市議会に対し、遊技場跡地取得実現を目指す署名5,868筆を添付した要望書が提出された。 署名簿の依頼文には、回収予定は8月15日と記されており、緊急事態宣言が発出された7月8日の酷暑の中での署名活動には敬意を表しますが、請願者2名が署名簿の開示請求を行い、閲覧したところ、北は北海道から南は宮崎県まで、また岡山県内でも岡山市、倉敷市、新見市など、300名以上の備前市以外の住所が確認された。また、備前市内の住所であっても、岡山市と同じ筆跡と見られるもの、市内でも同じ筆跡と見られるものが多数見られた。 署名は5,868名であるかもしれないが、あたかも5,868名の多くの民意があるように偽造したものであるかもしれない。署名が真正なものでないとすれば、地方自治の根幹である議会への虚偽内容の署名簿による偽計行為であり、決して許される行為ではないと思われる。 3、請願事項。 上記請願の趣旨から、貴議会において、要望書に添付された署名の真正な実数の調査・研究のため、地方自治法第100条に規定される委員会の設置を強く求めます。 以上であります。 ○議長(守井秀龍君) 請願第25号についての紹介が終わりました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(守井秀龍君) 以上で本日の日程を終了いたします。 この際、お諮りいたします。 明日から12月23日までの10日間は委員会等開催のため休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、明日から12月23日までの10日間休会とすることに決しました。 本日はこれにて散会いたします。 皆さん、御苦労さまでした。     午前10時40分 散会...