南砺市議会 > 2011-09-22 >
09月22日-04号

  • "主権侵害"(/)
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  1. 南砺市議会 2011-09-22
    09月22日-04号


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    平成23年  9月 定例会(第4回)議事日程(第4号)                 平成23年9月22日(木)午後3時30分開議日程第1 議案第85号 平成23年度南砺市一般会計補正予算(第2号)     議案第86号 平成23年度南砺市バス事業特別会計補正予算(第1号)     議案第87号 平成23年度南砺市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)     議案第88号 平成23年度南砺市国民健康保険診療所事業特別会計補正予算(第1号)     議案第89号 平成23年度南砺市訪問看護事業特別会計補正予算(第1号)     議案第90号 平成23年度南砺市工業用地造成事業特別会計補正予算(第1号)     議案第91号 平成23年度南砺市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)     議案第92号 南砺市税条例等の一部を改正する条例について     議案第93号 南砺市スポーツ振興審議会に関する条例の一部改正について     議案第94号 南砺市合掌造り等活用施設条例の一部改正について     認定第1号 平成22年度南砺市一般会計歳入歳出決算認定について     認定第2号 平成22年度南砺市バス事業特別会計歳入歳出決算認定について     認定第3号 平成22年度南砺市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について     認定第4号 平成22年度南砺市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算認定について     認定第5号 平成22年度南砺市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について     認定第6号 平成22年度南砺市介護事業特別会計歳入歳出決算認定について     認定第7号 平成22年度南砺市訪問看護事業特別会計歳入歳出決算認定について     認定第8号 平成22年度南砺市工業用地造成事業特別会計歳入歳出決算認定について     認定第9号 平成22年度南砺市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について     認定第10号 平成22年度南砺市病院事業会計決算認定について     認定第11号 平成22年度南砺市水道事業会計決算認定について     認定第12号 平成22年度南砺市下水道事業会計決算認定について     請願第1号 小中学校におけるクーラー設置を求める請願書日程第2 同意第3号 南砺市公平委員会委員の選任について日程第3 議員提出議案第4号 北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書について     議員提出議案第5号 円高・デフレを克服する経済対策を求める意見書について     議員提出議案第6号 農地・水保全管理支払交付金の継続を求める意見書について日程第4 議員派遣の件日程第5 各常任委員会議会運営委員会及び広報特別委員会の閉会中継続審査の件---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(29人)      1番  古軸裕一議員        2番  岩崎 修議員      3番  赤池伸彦議員        4番  水口秀治議員      5番  脊戸川義之議員       6番  山本勝徳議員      7番  助田幸雄議員        8番  長井久美子議員      9番  水上成雄議員       10番  榊 祐人議員     11番  中島 満議員       12番  山瀬悦朗議員     13番  齊藤光一議員       14番  向川静孝議員     15番  池田庄平議員       16番  (欠員)     17番  川邊邦明議員       18番  山田 勉議員     19番  岩崎 誠議員       20番  石崎俊彦議員     21番  前田美好議員       22番  才川昌一議員     23番  蓮沼晃一議員       24番  浅田裕二議員     25番  片岸 博議員       26番  西井秀治議員     27番  香川俊光議員       28番  水木 猛議員     29番  城岸一明議員       30番  且見公順議員欠席議員(なし)--------------------------------------説明のため出席した者 市長       田中幹夫      副市長      中山繁實 教育長      浅田 茂      教育委員長    石岡敬夫 代表監査委員   高桑俊介      会計管理者    山畔勝博 市長政策室長   高山博文      総務部長     下田正佳 民生部長     三谷直樹      医療局長     仲筋武智 産業経済部長   大浦章一      建設部長     上坂吉明 教育委員会理事  永井 厳      市長政策室次長  長澤孝司 総務部次長    一二三敦司     総務部次長    豊川 覚 民生部次長    清水哲郎      民生部次長    大西毅彦 産業経済部次長  浦田昭一      産業経済部次長  原田 司 建設部次長    裏田 親      建設部次長    宮本博之職務のため出席した事務局職員                    主幹 事務局長     松田泰彦               小森 典                    議事調査係長 議事調査係主任  松本 恵--------------------------------------- △開議 午後3時30分 △開議の宣告 ○議長(片岸博議員) 本日の会議を開きます。 議事日程はお手元に配付のとおりであります。--------------------------------------- △議案第85号から議案第94号及び認定第1号から認定第12号及び請願第1号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(片岸博議員) これより日程第1、議案第85号 平成23年度南砺市一般会計補正予算(第2号)から、議案第94号 南砺市合掌造り等活用施設条例の一部改正についてまで、並びに認定第1号平成22年度南砺市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第12号 平成22年度南砺市下水道事業会計決算認定についてまで、及び請願第1号 小中学校におけるクーラー設置を求める請願書以上23案件を一括議題といたします。 ただいま議題といたしました案件についての各委員会審査報告書は、お手元に配布のとおりであります。 これより、各常任委員長、並びに決算特別委員長の審査の経過並びに結果報告を求めます。 民生病院常任委員長川邊邦明議員。   〔川邊邦明民生病院常任委員長登壇〕 ◆民生病院常任委員長川邊邦明議員) 平成23年9月定例会において、民生病院常任委員会における、審査の経過、並びに、結果についてご報告申し上げます。 本常任委員会は、9月13日午後1時30分から開会し、各案件について、慎重なる審査を行いました。 本常任委員会に付託されました案件は、議案第85号 平成23年度南砺市一般会計補正予算(第2号)の所管部分のほか、特別会計補正予算4件の計5件であります。 結果につきましては、お手元に配布されております委員会審査報告書のとおり(末尾参照)、全会一致により、いずれも原案の通り、可決すべきものと決しました。 以下、審査の過程における主な内容について、申し上げます。 まず、平成23年度一般会計補正予算(第2号)についてであります。 民生費、児童福祉費児童館費並び保育実施費におけるAEDの購入については、富山県子育て支援対策臨時特例基金、いわゆる「安心こども基金」を受け、8つの保育園を始め、児童センター放課後児童クラブなどに設置するものであり、これにより、児童・園児が集う各施設において、非常時における救急処置に対処できるとしています。 また、(仮称)福光中部統合保育園整備事業に向けて、基本的な施設の配置図が示されたところですが、その建設財源である合併特例債の適用期限も迫っていることから、平成26年春の開園に向け、着実な事業の進展を望むものであります。 次に、議案第89号 南砺市訪問看護事業特別会計補正予算(第1号)における「活動用車両」の購入経費124万9,000円についてであります。 現在、13名の看護師と10名の医療スタッフが居宅を訪問し、主治医の指示に基づく看護を実施していますが、年間、延べ1万5,000回を超える訪問看護、訪問リハビリの需要に応えるため、この10月より、看護師を1名増員することから、導入するものであります。 以上、主な審査内容を申し上げ、民生病院常任委員長報告といたします。 ○議長(片岸博議員) 産業建設常任委員長向川静孝議員。   〔向川静孝産業建設常任委員長登壇〕 ◆産業建設常任委員長向川静孝議員) 平成23年9月定例会において、産業建設常任委員会における、審査の経過、並びに結果について、ご報告申し上げます。 本常任委員会は、9月14日午後1時30分から開会し、委員全員の出席により、各案件について、慎重なる審査を行いました。 本常任委員会に付託されました案件は、議案第85号 平成23年度南砺市一般会計補正予算(第2号)の所管部分のほか、特別会計補正予算2件の合計3件であります。 結果につきましては、お手元に配布されております委員会審査報告書のとおり(末尾参照)、全会一致により、いずれも原案の通り可決すべきものと決しました。 以下、審査の過程における主な内容について、申し上げます。 まず、平成23年度一般会計補正予算(第2号)についてであります。 労働費、労働諸費における「就職・雇用マッチング促進事業補助金」420万円についてであります。 近年における企業の新卒者の採用情報や大学生の就職活動における情報収集は、インターネットを活用した就職情報サイトが主流となっていることから、これから就職活動に入る大学3年生を対象に、市内企業の採用情報を発信するものであります。 企業にとっては多額の経費負担が伴うことから、係る事業費の3分の1相当額を助成し、市内で就職先を考えている学生に多くの企業情報を提供し、優れた人材の確保を図るものであります。 次に、商工費の商工観光施設管理費におけるスノーバレー利賀スキー場保安林内谷筋崩壊等災害復旧測量設計業務委託費376万円についてであります。 これは同スキー場の保安林内の谷筋及び山腹法面において崩落があり、その復旧工事に伴う経費でありますが、このことにより、この冬においては、一部のコースが使用できず、営業に多少の影響があるものの、何よりも、訪れる利用客の安全確保に、最大限の配慮を求めるものであります。 次に、平成23年度工業用地造成事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。 この補正予算は、コマツNTC(株)の社員寮の拡張整備、隣接して、新たに(株)小松製作所社員クラブの建設に伴う、係る用地取得費及び造成工事費等であります。 コマツNTC(株)は、本年4月に本社を東京都から南砺市に移転し、厳しい中でも一歩先んじて取り組まれる事業に対し、この造成事業が円滑に進められ、これが、企業の振興や雇用機会の拡大、地域経済の進展に繋がるよう、期待をいたすところでございます。 以上、主な審査内容を申し上げ、産業建設常任委員長報告といたします。 ○議長(片岸博議員) 総務文教常任委員長岩崎誠議員。   〔岩崎 誠総務文教常任委員長登壇〕 ◆総務文教常任委員長岩崎誠議員) 平成23年9月定例会において、総務文教常任委員会における、審査の経過、並びに、結果についてご報告申し上げます。 本常任委員会は、9月15日午後1時30分から、開会し、委員全員の出席により、各案件について、慎重なる審査を行いました。 本常任委員会に付託されました案件は、議案第85号 平成23年度南砺市一般会計補正予算(第2号)の所管部分のほか、条例の一部改正3件、その他1件の合計5件であります。 結果につきましては、お手元に配布されております委員会審査結果のとおり(末尾参照)、議案第85号 平成23年度南砺市一般会計補正予算第2号の所管部分のほか、条例の一部改正3件については全会一致により、いずれも原案の通り、可決すべきものとし、また、小中学校におけるクーラー設置を求める請願第1号については、不採択と決しました。 以下、審査の過程における主な内容について、申し上げます。 まず、議案第94号 南砺市合掌造り等活用施設条例の一部改正についてであります。 この改正は、国の指定史跡である越中五箇山相倉集落内における家屋及び土蔵について寄付があったことから、これを永く、保存、活用するため追加するものであります。 この施設の活用については、今後、高齢化や後継者不足から、集落の維持機能が難しくなるなど、地域の抱える課題を踏まえ、より効果的な活用策を早期に示されるとともに、こうした、寄付物件に対する取り扱いについても、その判断基準を示されるよう求めるものであります。 次に、平成23年度南砺市一般会計補正予算(第2号)の所管部分についてであります。 先ず、消防費、非常備消防費における分団旗及び分団名の名称変更に伴う経費530万円についてであります。現在、分団の名称は、数字表記となっていますが、これを具体的な地区名にすることで、指揮命令系統など、市内の各分団相互においても、分かりやすいことから、消防車両や屯所の表示修正を行うものであります。 次に、教育費の教育総務費及び社会教育費において、富山県子育て支援対策臨時特例基金、いわゆる安心こども基金の助成を受けて設置する私立幼稚園AED購入費補助金120万円、18の公民館に設置するAEDの購入費720万円については、購入するAEDは大人も子供にも対応できるものですが、特に、不特定多数の地域住民が集う公民館においては、いつでも誰もが、非常時に使用できるよう、地域の実情に即した講習の機会を設けられるとともに、公民館活動のみならず、地域のイベントや野外活動時においても、対応できるよう、その配置の在り方について再度、検討を求めるところであります。 次に、本委員会に付託された請願第1号 小中学校におけるクーラー設置を求める請願書について申し上げます。 審査の経過として、委員からは、暑い時期を考慮しての長い夏休みであり、子供たちの健全な発育過程においても夏の暑さを体感することも大切であること。各学校においては、既に、グリーンカーテンの設置や適切な水分補給など、学校独自に熱中症対策を行っていること。また、委員の調査によりますと、クーラーを教室に設置している全国的な事例としては、火山の噴煙や航空機による騒音対策、都市におけるヒートアイランド現象など、どれもが真に止むを得ないというのが設置の実例であります。 今、国を挙げて、東日本大震災における節電への取り組みや地球環境問題などが叫ばれている中にあって、児童生徒にとっても節電やエコに対する関心が高いことや、夏休み期間を除く7月から9月における市内各校の教室における室温などの調査に基づき、改めて学校や関係者が総合的に検討すべきとの意見があったところであります。 現在、平成26年度までに、市内全校の耐震化の完了を最優先に取り組んでいることからも、採決の結果、不採択と、すべきものと決しました。市民の皆様や議員各位のご理解をお願いいたします。 以上、主な審査の内容を申し上げ、総務文教常任委員長報告といたします。 ○議長(片岸博議員) 決算特別委員長、山田 勉議員。   〔山田 勉決算特別委員長登壇〕 ◆決算特別委員長山田勉議員) 平成23年9月2日の本会議において、本委員会に付託されました各会計決算について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。 付託案件は、認定第1号 平成22年度南砺市一般会計歳入歳出決算認定についての件から、認定第12号 平成22年度南砺市下水道事業会計決算認定についての件まで、以上12件であります。 審査日程は、今月6日から20日までの間、5日間実施し、この間、委員全員により、企業会計、各常任委員会所管の部分に分けて慎重なる審査を行い現地審査も実施しました。また、審査意見について、市長より所見をいただき審査を終了したところです。 先に監査委員より、決算審査意見書が提出されており、いずれも関係法令に準拠して作成され、関係帳票は適正に表示されている等、収支の執行は、適正であると報告がなされております。こうしたことから本委員会は、決算関係書類及び市当局から提出されました資料をもとに、所管部局から説明及び関係書類の提出を求め、予算の適正かつ効率的な執行と、住民の福祉向上にどれだけの行財政効果、経済効果をもたらしたかについて着眼し、慎重に審査いたしました。 その結果、認定第1号 平成22年度南砺市一般会計歳入歳出決算認定については、表決により賛成多数で、認定第2号 平成22年度南砺市バス事業特別会計歳入歳出決算認定について ほか10件については、全会一致で認定すべきものと決した次第であります。 審査内容は、お手元に配布されております審査報告書のとおり(末尾参照)であります。 今後の課題として、全国的に少子・高齢化が進み、南砺市においては人口も減少を続けている中にあって、歳入面では、デフレや厳しい雇用環境の経済状況のもと、個人・法人市民税が一層落ち込むなど、財政環境は一段と厳しい状況にあります。市税・使用料等においては、公平・公正かつ適切な収入の確保に努め、また、市債の発行については、次世代へ過度の負担を先送りしないよう、将来の見通しをたてて計画的に対応いただきたいと存じます。 歳出面では、事業の執行に当たっては、市民生活の安全・安心の確保と多様化する市民のニーズに的確に対応するため、さまざまな観点から検証を行い、常に費用対効果を十分に見極め、適正な執行を求めるものであります。 また、公営企業については、病院事業会計において、経常的な赤字運営が続いており、「病院改革プラン」に掲げた目標数値の達成に引き続き取り組まれ、医師・看護師の確保・定着のため、職場環境の整備を図りながら、一層の経営健全化に取り組まれることを望むものです。 以上のほか、本委員会として各施策、事業について今後の展開も含め、19件の意見を付して審査報告書を取りまとめたものであります。また、そのほか審査の過程において、各担当部署に要望指摘した事項についても、市当局におかれましては、これらを十分に検討され、適時適切な処置を速やかに講じられるよう要望するものであります。 以上をもちまして、決算特別委員長報告といたします。 ○議長(片岸博議員) 以上をもって、各常任委員長並び決算特別委員長の審査の経過並びに結果報告を終わります。 これより、各委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(片岸博議員) 質疑なしと認めます。 次に、討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 11番、中島満議員。   〔11番 中島 満議員登壇〕 ◆11番(中島満議員) 私は、認定第1号「平成22年度南砺市一般会計歳入歳出決算認定について」反対の立場で討論をいたします。 決算審査は、1年間の財政支出の傾向をつかむと同時に、住民のためにどのような施策がなされてきたかということを点検する場でもあります。 監査委員の審査は、監査委員審査意見書にも書いてあるように、市長から提出された各会計の決算書類が適正に作成されているか、その計数が正確であるかを照合し、財政の公正かつ効率的な運営に資するため検討を行ったとしています。そして、いずれも関係法令に準拠して作成され、関係帳票は適正に表示されており、財産の管理状況も良好だったとしています。 議会での審査は、主要施策の報告書にもとづき行うように、施策の成果を検討するという政治的な検討を行うのであります。そしてその総括をつぎの予算につなげていくということが重要であります。 平成22年度国家予算は、民主党政権になって初めての年度予算でありました。そのため一定の範囲で国民要求を反映して、生活保護の母子加算復活高校授業料実質無償化など、部分的ではあっても、前進的な内容もありました。しかし、自公政治の転換を願った国民の要求にてらせば、きわめて不十分な内容でした。「無駄を削る」といって、「事業仕分け」を大々的に実施しながら、結局は軍事費や大企業・大資産家減税などの「聖域」にはメスを入れず、温存しました。こうした「聖域」温存の結果、巨額の国債発行と、「埋蔵金」に依存するその場しのぎの予算となりました。 そして今年度は、財界・アメリカ優先という基本姿勢で、自民党と同じ道を選んだことにより、民主党自身が深刻なゆきづまりに直面し、消費税の増税や環太平洋連携協定・TPPへの参加によってこのゆきづまりを突破しようとしています。しかしこれこそが、国民の暮らしを破壊し、経済も財政も悪化させる危険な道にほかなりません。 9月2日に野田新政権が発足しました。組閣より前に自民党、公明党との党首会談をおこない、マニフェストで掲げた「看板政策」を一掃する「三党合意」の遵守を表明しました。また組閣前に財界団体を訪問して、財界への忠誠を誓っています。「財界直結」の「民自公翼賛体制」では、国民の暮らしは守られません。 国の施策が、国民に犠牲を強いるときこそ、地方自治体は住民の暮らし守る「防波堤」「防潮堤」の役割をはたさなければなりません。 平成22年度において南砺市では、公共施設での太陽光発電施設の設置として、井波庁舎、福野小学校で設置されました。そして引き続き、住宅用太陽光発電設置補助金を出し多くの利用が見られます。 また、年度当初には考えていないとしていた、子宮頸がんワクチン接種に対しても、県下で先駆けて公費助成を開始し、対象者も広い範囲で進めるなど、前進面もありました。 しかし、22年度から下水道料金を1立方メートル当り21円値上げされました。下水道事業の現状を見るとき、料金改定もやむを得ない面もありましたが、こういう機会にこそ、一人暮らし世帯等「弱者への配慮」を具体的に表すべきだったと考えます。 また、国保の財政悪化を招いた元凶は、国の予算削減にあります。昭和59年の国保法改悪で、医療費の45%とされていた定率国庫負担を、給付費の50%に改定しました。国保の医療費は、当時から自己負担30%、給付費70%でしたから、給付費の50%は、医療費の35%にあたります。ただ実際には、高額療養費などがあるため、国保の国庫負担は、医療費の45%から、38.5%に削減し、その分を保険料負担として国民に転嫁したわけです。そこで、国に対し強く働きかけることを求める訳であります。 また、病気の早期発見・早期治療で医療費の軽減をはかることが必要ですが、受診抑制を狙い、逆に病気を重くし、医療費の高騰を招く、医療費通知制度は止めるべきです。そして子育て支援でもっとも期待の大きい、子どもの医療費無料化の拡大と、所得制限の撤廃が必要です。 合わせて、協働のまちづくり条例(案)のなかで、地縁組織の中心が自治振興会としています。自治振興会というのは、その地域に住む全ての住民が必ず参加する組織であり、希望者だけが参加するという他の組織とは違います。そういう意味では、その組織の運営・活動は、住民の声をよく聞き、民主的な運営がことのほか求められます。個々の住民の信教の自由、思想信条の自由、政治活動の自由など、基本的人権に十分な配慮が必要であり、役員としては市職員と同様、思想信条や政治的活動にあたっての配慮が必要なことを、十分に周知し、徹底すべきであります。 いずれにいたしましても、決算審査は新年度予算と連動させて考えていかねばなりません。よって私は、認定第1号に反対いたします。 また、請願第1号「小中学校におけるクーラー設置を求める請願」を不採択、採択しないという総務文教常任委員長報告に対し、反対の立場で討論をいたします。 文部科学省は、これまで「空調施設整備の取り扱い」として、「原則として、積雪寒冷地以外の学校とするが、積雪寒冷地であっても、『おおむね、冷房デグリーデー70℃以上かつ冷房期間50日以上』の市町村は補助対象とする」としていました。冷房デグリーデーとは、日平均気温が24℃以上の日を冷房期間とし、この期間内の日平均気温と基準気温24℃との差を積分したもので、冷房に要する熱量を見積もるための指数として用いられるものです。 この冷房デグリーデーの補助要綱を文部科学省は、昨夏の猛暑を踏まえ、今年から撤廃し、工事費の下限額で400万円以上を対象に国庫補助3分の1とし、上限額はありません。 現在南砺市の平野部の小学校は7校、中学校は6校あり、職員室は全てクーラーの設置があり、図書室の多くには設置されていますが、未設置もあります。そして普通教室は、小学校99教室、中学校55教室には1台も設置されていません。 仮に、1台75万円とすれば、小学校で7,425万円、中学校で4,125万円合わせて1億1,550万円であり、国庫補助が3分の1でありますから、一般財源は7,700万円となります。請願書では、一度に全教室とならなくても、計画的な設置を要望しています。 請願書には、多くの小中学校のPTA会長の皆さんの賛同署名も添えられています。賛同署名のお願いとともに、学校で校長先生をはじめ先生方の意見も聞くなかで、学校としても期待されていることがよく分かったところでもあります。 市当局としては、「小中学校の耐震改修事業を最優先と位置づけており、耐震化完了後設置を検討したい」と、「どこまで出来たか!《市民要望》」の193ページにも明記しています。市では耐震化が必要な校舎は3校あり、平成26年度に終了する計画ですが、耐震化とクーラー設置では、予算の規模が全く違います。 委員会での質疑では、「夏休みがある」「クーラーは健康上良くない」「グリーンカーテン・エコ・節電がいわれている」「わかる部分もあるが、時期尚早」というものばかりでした。 子どもたちに、学びやすい環境を与え、のびのびと勉強できるようにするのが、我々の務めであります。 よって、私はクーラーの設置に反対するという委員長報告に反対いたします。 ○議長(片岸博議員) 以上で討論は終結いたしました。 これより採決いたします。 まず、議案第67号 先ず、議案第85号 平成23年度南砺市一般会計補正予算(第2号)を採決いたします。 本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(片岸博議員) 起立全員であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第86号 平成23年度南砺市バス事業特別会計補正予算(第1号)から、議案第91号 平成23年度南砺市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)まで、以上6件を、一括採決いたします。 以上の議案に対する各常任委員長の報告は可決であります。 以上の議案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(片岸博議員) 起立全員であります。 よって、以上の議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第92号 南砺市税条例等の一部改正についてから議案第94号 南砺市合掌造り等活用施設条例の一部改正についてまで 以上3件を、一括採決いたします。 以上の議案に対する総務文教常任委員長の報告は、可決であります。 以上の議案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(片岸博議員) 起立全員であります。 よって、以上の議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、認定第1号 平成22年度南砺市一般会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。 本案に対する決算特別委員長の報告は、審査意見を付して認定すべきものと決したものであります。 本案は委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕
    ○議長(片岸博議員) 起立多数であります。 よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。 次に、認定第2号 平成22年度南砺市バス事業特別会計歳入歳出決算認定についてから認定第12号 平成22年度南砺市下水道事業会計決算認定についてまで、以上11件について一括採決いたします。 以上の決算に対する決算特別委員長の報告は、審査意見を付して認定すべきものと決したものであります。 以上の決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(片岸博議員) 起立全員であります。 よって、以上の決算は委員長の報告のとおり認定されました。 次に、請願書の採決を行います。 請願第1号 小中学校におけるクーラー設置を求める請願書を、採決いたします。 本請願に対する総務文教常任委員長の報告は、不採択であります。 本請願は、委員長の報告のとおり、不採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(片岸博議員) 起立多数であります。 よって、本請願は、委員長の報告のとおり、不採択とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △同意第3号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(片岸博議員) 日程第2、同意3号 南砺市公平委員会委員の選任についてを、議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 田中市長。   〔田中幹夫市長登壇〕 ◎市長(田中幹夫) ただいま追加提案いたしました議案について、提案理由を説明申し上げます。 同意案件1件の提案であります。 同意第3号の南砺市公平委員会委員の選任につきまして、現委員の川合昭至氏には平成23年12月6日をもって任期満了となりますので、その後任として、人格高潔にして人事行政に高い見識をお持ちの永井正夫氏を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。 以上、追加提案いたしました議案について提案理由を説明いたしましたが、同意いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(片岸博議員) お諮りいたします。 ただいま議題となっております同意第3号については、事案の性質上、この際直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(片岸博議員) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 これより採決いたします。 同意第3号 南砺市公平委員会委員の選任について、原案のとおり、同意することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(片岸博議員) 起立全員であります。 よって、本案は、原案のとおり同意することに決しました。---------------------------------------議員提出議案第4号から議員提出議案第6号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(片岸博議員) 日程第3、議員提出議案第4号 北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書についてから議員提出議案第6号 農地・水保全管理支払交付金の継続を求める意見書について 以上3件を議題といたします。 これより、議員提出議案第4号 北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書について 提出者 香川俊光議員から提案理由の説明を求めます。 27番、香川俊光議員。   〔27番 香川俊光議員登壇〕 ◆27番(香川俊光議員) 議員提出議案第4号について、提案理由のご説明を申し上げます。 拉致問題は、我が国に対する主権侵害かつ重大な人権侵害であり、国の責任において解決すべき喫緊の課題であることは揺るぎません。 平成21年9月に発足した鳩山政権では、10月に開催された拉致問題対策本部の初会合において、早期解決に向け取り組みを強化する姿勢を示したものの、何ら具体策は示されませんでした。 また、平成22年6月に発足した菅政権は、拉致問題対策本部の会合の中では、全ての拉致被害者の一刻も早い帰国を実現するために、政府一体となって推進することを確認してはいるが、全く解決への進展は見られません。こうした中、野田新内閣が発足したが、この2年間で実に5人もの拉致問題担当大臣が就任することとなりました。 現在、北朝鮮は核開発を継続する姿勢を誇示するなど国際社会の脅威であることや、拉致事件の発生から既に30年以上が経過し、拉致被害者並びにご家族の高齢化が進んでおり、拉致問題の解決のためには一刻の猶予もないことを認識すべきであります。 よって、国会及び政府におかれては、全ての拉致被害者の安否確認と早期帰国の実現のため、北朝鮮による人権の侵害を世界に広く訴え国際連携を図るとともに、北朝鮮への制裁措置や圧力を強化して、北朝鮮政府に拉致被害者の再調査を強く求めるなどして、拉致問題の解決に向け全力で取り組むよう強く要望するものであります。 以上、提案理由のご説明を申し上げましたが、議員各位には、この趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(片岸博議員) これより、質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(片岸博議員) 質疑なしと認めます。 次に、議員提出議案第5号 円高・デフレを克服する経済対策を求める意見書について提出者 脊戸川義之議員から提案理由の説明を求めます。 5番、脊戸川義之議員。   〔5番 脊戸川義之議員登壇〕 ◆5番(脊戸川義之議員) 議員提出議案第5号について、提案理由の説明を申し上げます。欧州での経済危機や米国の国債格下げ問題などを原因に円高が歴史的な水準で進行している。日本経済は円高・デフレ傾向が長期化し、東日本大震災による経済状勢の悪化も懸念されるところであります。 政府はこれまで二度にわたる補正予算を編成しながら、本格的な復旧・復興につながる大規模な予算編成とは言えず、景気回復に向けた好材料とはならないものでした。また、歴史的水準の円高は地域の製造業、観光業に大きな打撃を与えており、この状態を放置すると地域経済は悪化の一途をたどることとなります。 今こそ国会及び政府は「日本経済全体の復興が被災地の復興につながる」との考え方の下、抜本的な円高・デフレ対策に取り組むべきと考えます。ついては、下記の事項について早急に実現を図るよう強く要望するものであります。1.日本経済全体を底上げするための景気対策、防災対策のための必要な公共事業の推進などを含めた補正予算を早急に編成・執行すること。2.年度末に向けた中小企業の万全な資金繰り対策の拡充など、円高の痛みを直接受ける輸出産業への痛みを緩和する施策を打ち出すこと。3.外国人観光客の減少による観光業への支援策を打ち出すこと。4.地域の雇用維持・確保に活用できる臨時交付金の創設をすること。 以上、提案理由のご説明を申し上げましたが、議員各位には、この趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(片岸博議員) これより、質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(片岸博議員) 質疑なしと認めます。 次に、議員提出議案第6号 農地・水保全管理支払交付金の継続を求める意見書について 提出者 榊祐人議員から提案理由の説明を求めます。 10番、榊 祐人議員。   〔10番 榊 祐人議員登壇〕 ◆10番(榊祐人議員) 議員提出議案第6号 農地・水保全管理支払交付金の継続を求める意見書について、提案理由をご説明いたします。農村では、過疎化・高齢化や都市住民との混住化の進行等に伴って集落機能が低下し、農地や農業用水等の適切な保全管理が年々困難になってきています。 また、農業用用排水路等の農業水利施設は、 昭和30年代から40年代にかけて整備されたものが多く、老朽化が近年顕著に進んでおり、これらの施設の長寿命化を図る必要に迫られておします。 こうしたなか、コシヒカリ等の高品質米を生産している本市では、農地・水保全管理支払交付金を活用して、116の組織が対象農用地面積の63%に当たる4,696ヘクタールにおいて用排水路等の施設の日常管理や補修・更新を行っており、これらの活動は農村に広く定着するとともに、地域の農業継続にとって不可欠なものとなっております。 よって、国会並びに政府におかれては、今後とも農地・水保全管理支払交付金に係る予算を確保し、継続して事業を実施されるよう強く要望するものであります。 以上、提案理由のご説明を申し上げましたが、議員各位には、この趣旨を御理解いただき、御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(片岸博議員) これより、質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(片岸博議員) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議員提出議案第4号から議員提出議案第6号 以上3件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。 これにご異議ありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(片岸博議員) ご異議なしと認めます。 よって、議員提出議案第4号から議員提出議案第6号については、委員会付託を省略することに決しました。 これより、議員提出議案第4号から議員提出議案第6号までの討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(片岸博議員) 討論なしと認めます。 これより、採決をいたします。 まず、議員提出議案第4号 北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書についてを、採決いたします。 本案は、原案のとおり、可決することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(片岸博議員) 起立全員。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。 次に、議員提出議案第5号 円高・デフレを克服する経済対策を求める意見書についてを採決いたします。 本案は、原案のとおり、可決することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(片岸博議員) 起立全員。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。 次に、議員提出議案第6号 農地・水保全管理支払交付金の継続を求める意見書についてを採決いたします。 本案は、原案のとおり、可決することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(片岸博議員) 起立全員。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。---------------------------------------議員派遣の件 ○議長(片岸博議員) 次に、日程第4、議員派遣の件を議題といたします。 お諮りいたします。 会議規則第160号の規定に基づき、お手元に配布いたしましたとおり(末尾参照)、議員を派遣いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(片岸博議員) ご異議なしと認めます。よって派遣することに決定いたしました。 次に、お諮りいたします。ただいま決定いたしました議員派遣の内容に、今後、変更を要するときは、その取り扱いを議長に一任願いたいと思いますが、ご異議ありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(片岸博議員) ご異議なしと認めます。よって派遣することに決定いたしました。--------------------------------------- △閉会中継続審査の件 ○議長(片岸博議員) 次に、日程第5、各常任委員会議会運営委員会及び広報特別委員会の閉会中継続審査の件を議題といたします。 各常任委員長、議会運営委員長及び広報特別委員長から、審査中の事件につき会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしました申し出一覧のとおり(末尾参照)、閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りいたします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(片岸博議員) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 これをもって、本定例会に付議されました諸案件の審議はすべて終了いたしました。--------------------------------------- △市長あいさつ ○議長(片岸博議員) 本定例会を閉会するに当たり、市長からあいさつがあります。 田中市長。   〔田中幹夫市長登壇〕 ◎市長(田中幹夫) 9月定例会の最終日になりました。御礼の挨拶をさせていただきます。只今は、提出しました予算、条例の一部改正等10件、22年度の決算認定12件、また、市の公平委員の選任について同意案件1件、全てお認めをいただきまして、ありがとうございました。 補正予算については、早速、事業に取り組みたいと思っています。また、22年度の認定をいただき、指示をいただいた事項については、今後の事業を進める中で、来年度の予算の中で、ご教示いただいたことを反映させていきたいと思っています。誠にありがとうございました。 また、昨日から台風15号の影響で国道471、156、304、472、そして高速道路も通行止めとなり、孤立する集落も中にはあったわけでございまして、いろいろと心配しておりましたが、現在、市道、林道、農道を点検しておりますが、大きな人災になる災害は無かったと聞いて、胸をなで下ろしております。しかしながら、まだ、洪水の心配、土砂崩れの心配等々があり、気を緩めるわけにはいきませんが、そのような状態であります。 そして、昨日から秋の交通安全運動がありました。昨年の9月、10月は非常に多くの、お年寄りの死亡事故が発生しました。今年は、特に夕刻に対して、また、必ず事故の無いように取り組んでいきたいと思っています。 議員の皆さんもいろいろと地域において、会合等がございましたが、是非、夕方、朝の交通事故が多いので、一言、啓発をお願いしたいということを申し添え、9月定例会のお礼の挨拶といたします。誠にありがとうございました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(片岸博議員) これをもって、平成23年第4回南砺市議会9月定例会を閉会いたします。 ご苦労さまでした。 △閉会 午後4時32分          平成23年第4回南砺市議会9月定例会議案付託表決算特別委員会付託分番号件名認定第1号平成22年度南砺市一般会計歳入歳出決算認定について認定第2号平成22年度南砺市バス事業特別会計歳入歳出決算認定について認定第3号平成22年度南砺市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について認定第4号平成22年度南砺市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算認定について認定第5号平成22年度南砺市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について認定第6号平成22年度南砺市介護事業特別会計歳入歳出決算認定について認定第7号平成22年度南砺市訪問看護事業特別会計歳入歳出決算認定について認定第8号平成22年度南砺市工業用地造成事業特別会計歳入歳出決算認定について認定第9号平成22年度南砺市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について認定第10号平成22年度南砺市病院事業会計決算認定について認定第11号平成22年度南砺市水道事業会計決算認定について認定第12号平成22年度南砺市下水道事業会計決算認定について以上12案件             決算特別委員会名簿                          平成23年9月2日 南砺市議会委員会条例第7条第1項の規定により、次のとおり決算特別委員会委員を指名する。委員(議席順)水口秀治     脊戸川義之    助田幸雄 長井久美子    中島 満     池田庄平 山田 勉     石崎俊彦     前田美好 蓮沼晃一     城岸一明          平成23年第4回南砺市議会9月定例会議案付託表総務文教常任委員会付託分議案番号議案名議案第85号平成23年度南砺市一般会計補正予算(第2号)の所管部分議案第92号南砺市税条例等の一部改正について議案第93号南砺市スポーツ振興審議会に関する条例の一部改正について議案第94号南砺市合掌造り等活用施設条例の一部改正について以上4案件民生病院常任委員会付託分議案番号議案名議案第85号平成23年度南砺市一般会計補正予算(第2号)の所管部分議案第86号平成23年度南砺市バス事業特別会計補正予算(第1号)議案第87号平成23年度南砺市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)議案第88号平成23年度南砺市国民健康保険診療所事業特別会計補正予算(第1号)議案第89号平成23年度南砺市訪問看護事業特別会計補正予算(第1号)以上5案件産業建設常任委員会付託分議案番号議案名議案第85号平成23年度南砺市一般会計補正予算(第2号)の所管部分議案第90号平成23年度南砺市工業用地造成事業特別会計補正予算(第1号)議案第91号平成23年度南砺市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)以上3案件平成23年第4回南砺市議会9月定例会請願文書表小中学校におけるクーラー設置を求める請願書(請願第1号)                          総務文教常任委員会付託受理年月日平成23年8月22日請願者南砺市の小中学校にクーラー設置を求める連絡会     南砺市井波3252   大浦雅子     南砺市才川七1522  中川真由美紹介議員中島 満議員請願の趣旨南砺市では、「小中学校の耐震改修事業を最優先と位置づけており、耐震化完了後クーラーの設置を検討したい」としているが、工事費の3分の1の国庫補助(文部科学省)を活用し、計画的に全教室にクーラーを設置し、学びやすい環境を与えていただきたい。                             平成23年9月13日南砺市議会議長 片岸 博様                         南砺市議会民生病院常任委員会                             委員長  川邊邦明               委員会審査報告書 本委員会に付託の下記議案は、審査の結果、次のとおり決定したので会議規則第103条の規定により報告します。                   記議案番号議案名議決結果議案第85号平成23年度南砺市一般会計補正予算(第2号)の所管部分原案可決議案第86号平成23年度南砺市バス事業特別会計補正予算(第1号)原案可決議案第87号平成23年度南砺市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)原案可決議案第88号平成23年度南砺市国民健康保険診療所事業特別会計補正予算(第1号)原案可決議案第89号平成23年度南砺市訪問看護事業特別会計補正予算(第1号)原案可決                             平成23年9月14日南砺市議会議長 片岸 博様                         南砺市議会産業建設常任委員会                             委員長  向川静孝               委員会審査報告書 本委員会に付託の下記議案は、審査の結果、次のとおり決定したので会議規則第103条の規定により報告します。                   記議案番号議案名議決結果議案第85号平成23年度南砺市一般会計補正予算(第2号)の所管部分原案可決議案第90号平成23年度南砺市工業用地造成事業特別会計補正予算(第1号)原案可決議案第91号平成23年度南砺市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)原案可決                             平成23年9月15日南砺市議会議長 片岸 博様                         南砺市議会総務文教常任委員会                          委員長  岩崎 誠               委員会審査報告書 本委員会に付託の下記議案は、審査の結果、次のとおり決定したので会議規則第103条の規定により報告します。                   記議案番号議案名議決結果議案第85号平成23年度南砺市一般会計補正予算(第2号)の所管部分原案可決議案第92号南砺市税条例等の一部改正について原案可決議案第93号南砺市スポーツ振興審議会に関する条例の一部改正について原案可決議案第94号南砺市合掌造り等活用施設条例の一部改正について原案可決                             平成23年9月15日南砺市議会議長 片岸 博様                         南砺市議会総務文教常任委員会                          委員長  岩崎 誠                請願審査報告書 本委員会に付託の請願を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第136条第1項の規定により報告します。                   記受理番号付託年月日件名審査の結果委員会の意見措置1平成23年9月12日小中学校におけるクーラー設置を求める請願書不採択願意を了としがたい                              平成23年9月20日 南砺市議会議長 片岸 博様                           南砺市議会決算特別委員会                            委員長 山田 勉               委員会審査報告書 本委員会に付託された、認定第1号 平成22年度南砺市一般会計歳入歳出決算認定についての件から、認定第12号 平成22年度南砺市下水道事業会計決算認定についての件まで、以上12件については、審査の結果、認定すべきものと決したので、会議規則第103条の規定により、別紙審査意見を付して報告します。                   記1.審査の期間  平成23年9月6日(火)~9月8日(木)・9月12日(月)・9月20日(火)の5日間2.審査の方法  委員全員により、企業会計、各常任委員会所管部分に分け、関係各課に対し、資料の提出や説明を求め、予算の適正かつ効率的な執行と、その行政効果の確保、歳入歳出全般にわたる行財政の健全性の確保等に重点を置き、慎重なる審査を行った。また、現地審査も実施した。3.決算の概要(1)一般会計及び特別会計   一般会計決算は、歳入総額は396億1,693万5,719円、歳出総額は、376億5,307万2,255円で差引き19億6,386万3,464円と黒字となっている。形式収支から翌年度へ繰越すべき財源3億6,411万3,000円を差引いた実質収支は、15億9,975万 464円の黒字となっている。   次に、特別会計決算については、歳入総額は82億9,272万8,254円、歳出総額は80億1,498万4,404円で差引き2億7,774万3,850円と黒字となっている。形式収支から翌年度への繰越すべき財源は41万1,000円であり、実質収支は、2億7,733万2,850円の黒字となっている。(2)公営企業会計   病院事業会計の収益は、事業収益が55億2,368万 535円、事業費用が58億4,405万2,290円で、差引き3億2,037万1,755円の純損失となっている。平成21年度の純損失に比較し、2億1,593万7,800円の減額となった。   水道事業会計は、事業収益が8億8,598万1,777円、事業費用が9億4,721万3,476円で、差引き6,123万1,690円の純損失となり、平成21年度の黒字決算から一転した。   また、下水道事業会計は、事業収益が30億9,027万2,902円、事業費用が33億8,883万1,260円で、差し引き純損失は平成21年度に比べ、3億6,259万6,186円減の2億9,855万8,358円となっている。4.今後の課題  全国的に少子・高齢化が進行し、南砺市においても人口が減少する中にあって、歳入面では、デフレや厳しい雇用環境の経済状況のもと、個人・法人市民税が落ち込むなど、財政環境は一段と厳しい状況にある。  市税・使用料等においては、公平・公正かつ適切な収入の確保に努め、また、市債の発行については、次世代へ過度な負担を先送りしないよう、計画的に対応されたい。  歳出面では、市民生活の安全・安心の確保と多様化する市民のニーズに的確に対応するため、さまざまな観点から検証を行い、常に費用対効果を十分に見極めるなど、適正な執行に努められたい。  また、公営企業については、病院事業会計において、赤字経営が続いており、「病院改革プラン」に掲げた目標数値の達成に向け、医師や看護師の確保はもとより、職場環境の改善を図るなど、より一層の経営の健全化に取り組まれたい。5.審査意見について  審査結果に基づく本委員会としての意見は19件で、その内容は別紙のとおりである。各部局等におかれては、これらの審査意見については、十分検討のうえ、速やかに適切な処置を講じられるよう要望する。  なお、表決は、認定第1号 平成22年度南砺市一般会計歳入歳出決算認定については、賛成多数でもって、認定第2号 平成22年度度南砺市バス事業特別会計歳入歳出決算認定について、ほか10件については、全会一致審査意見を付してここに認定すべきものと決した。議案番号議案名議決結果認定第1号平成22年度南砺市一般会計歳入歳出決算認定について認定認定第2号平成22年度南砺市バス事業特別会計歳入歳出決算認定について認定認定第3号平成22年度南砺市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について認定認定第4号平成22年度南砺市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算認定について認定認定第5号平成22年度南砺市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について認定認定第6号平成22年度南砺市介護事業特別会計歳入歳出決算認定について認定認定第7号平成22年度南砺市訪問看護事業特別会計歳入歳出決算認定について認定認定第8号平成22年度南砺市工業用地造成事業特別会計歳入歳出決算認定について認定認定第9号平成22年度南砺市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について認定認定第10号平成22年度南砺市病院事業会計決算認定について認定認定第11号平成22年度南砺市水道事業会計決算認定について認定認定第12号平成22年度南砺市下水道事業会計決算認定について認定               審査意見1.市長政策室関係(1)身近な情報の伝達手段として期待されている「そくさいネット・ふれiTV」、高齢者のみで構成されている世帯など、情報技術に対する知識が低いことなどから、今後のさらなる有効利用に向けた方策を講じられたい。2.総務部関係(1)災害救助物資の備蓄にあっては、長期避難も想定した備蓄品目や備蓄量を早急に見直し、災害時相互応援協定や企業からの調達のみならず、自主防災組織における備蓄の在り方についても検討されたい。(2)消防団の充実強化、ポンプ車や積載車の計画的な配備、情報の伝達に必要な資機材の整備、消防水利の拡充などにより、さらなる地域防災力の強化に努められたい。(3)普通交付税の合併算定替や合併特例債などの優遇措置の適用期限を踏まえ、今後、歳入に見合った歳出構造への転換が迫られていることから、引き続き、安定した財政運営が維持されるよう、財政計画の見通しを示されたい。3.民生部関係(1)運転免許証の自主返納は、高齢者の交通事故の未然防止と公共交通の利用促進に一定の効果があることから、個々の実情に即した働きかけなど、関係機関との連携により、さらなる周知に努められたい。(2)がん検診率の向上は、多くの自治体の課題となっている。当市における取り組みは評価できるが、検診率が向上していないことから、社会的な背景調査や民間活力による受診の啓発など、新たな向上策を検討されたい。(3)地球環境への負荷が少ない新エネルギーに対する期待の高まりなどから、太陽光発電に関する基本的な幅広い情報の提供に努め、 さらなる導入の促進に向けた方策を講じられたい。4.産業経済部関係(1)地域の特性を活かし、新たな特産物として取り組まれた、たまねぎ、にんにく、ひまわり油、ソーセージなど、より多くの農家が取り組む強い産地づくりに向け、きめ細かな指導や支援策を図られたい。(2)多発するイノシシから、農作物の被害を未然に防止するため、電気柵などの設置により、一定の効果をあげているが、生息頭数は、年々増加傾向にあると推定されることから、より実効性のある対策を講じられたい。(3)従来の観るだけの観光地から脱却し、エコやグリーン、体験や交流、地域の産業や人材を活かし、地域の再生や活力にも繋がる体験型交流プログラムの構築に取り組まれたい。5.建設部関係(1)定住人口の増加を狙った定住奨励金、克雪住宅普及事業や木造耐震改修支援事業については、より効果的で使いやすい特徴のある補助事業として、適宜、検証と見直しにより、これが着実に普及するよう努められたい。(2)上下水道施設は、市民生活に最も必要不可欠な社会基盤施設であることから、想定される震災に備え、施設及び管渠の耐震化はもとより、災害時における応急対策が着実に遂行できるよう、体制の強化を図られたい。(3)上水道事業においては、計画的(地域のエリア)に老朽管の更新を進め、有収率の向上や経営の健全化にさらなる努力を払われたい。(4)下水道事業においては、将来人口の動向から、収益の増加が期待できないので、施設の老朽化を視野に入れ、係る施設の更新や維持管理経費の平準化など、事業の安定的な経営を図られたい。6.教育委員会関係(1)学校施設は、児童生徒が一日の大半を過ごす場であるとともに、非常災害時には地域住民の避難場所としての役割を果たすことから、国の緊急措置の拡充を受け、平成26年度までに市内全校の耐震化を完了されたい。(2)永続的な世界遺産の継承をめざすマスタープランの策定に向け、関係住民を交えた検討が加えられているが、世界遺産の継承に向けて、全市民が取り組む姿勢を示されるとともに、その策定を急がれたい。7.病院事業関係(1)病院経営は、今後も一層厳しい経営を強いられる状況が続くことから、「病院改革プラン」に掲げた目標数値の達成に向け、さらなる経営の合理化と効率化に取り組まれたい。(2)医療スタッフの誰もが充実した質の高い医療サービスが提供できるよう、職場環境の整備など、市民のみならず、医師や看護師からも選ばれる魅力ある病院づくりに努められたい。(3)震災など、災害発生時における救急医療の拠点施設として、非常時の電源の確保など施設の防災対策をはじめ、緊急対応マニュアルの周知徹底、尊い生命を守るための訓練の実施など、防災体制の強化を図られたい。               議員派遣の件                             平成23年9月22日 南砺市議会会議規則第160条の規定に基づき、次のとおり議員を派遣する。1.松村謙三顕彰会第35次友好訪問団 (1)目的    中国との友好交流を深めるため (2)派遣場所  中華人民共和国(北京、紹興、蘇州、上海) (3)期間    平成23年10月16日~21日 (4)派遣議員  岩崎 誠議員2.第19回日中友好富山県地方議員連盟訪中団 (1)目的    中国との友好交流を深めるため (2)派遣場所  中華人民共和国(大連、瀋陽、西安、北京) (3)期間    平成23年10月16日~21日 (4)派遣議員  且見公順議員、浅田裕二議員          閉会中継続審査事件の申し出一覧委員会名件名議会運営1議会の運営に関することについて2議会の会議規則、委員会条例等に関することについて3議長の諮問に関することについて総務文教1行財政の効率的執行について2市政の重要施策の推進について3都市・国際交流の推進について4高度情報通信基盤の整備などIT施策の推進について5防災対策の強化について6学校教育の充実と教育環境の整備について7生涯学習の振興及び体育・スポーツ、芸術・文化施策の推進について8文化財の活用及び美術館・図書館などの充実について9高等教育機関の整備について10女性及び青少年対策について民生病院1高齢者、児童等の福祉対策の促進について2障害者(児)福祉対策の促進について3市民の健康増進施策の推進について4環境保全及び環境衛生対策について5病院事業の推進について6交通安全と事故防止対策の推進について7暴力犯罪の防止及び防犯対策の推進について産業建設1地場産業の育成と中小企業の振興対策について2商工業発展と振興対策について3雇用対策と職業能力開発事業の推進について4観光事業の積極的な推進について5勤労者福祉の拡充について6地域開発事業の推進について7長期展望に基づく総合農政の展開について8農業生産基盤の整備と農業構造改善対策について9水産業、畜産業の振興対策について10林道・治山対策及び林業構造改善対策について11道路事業の促進について12河川、砂防事業の促進について13都市計画の促進について14住宅対策について15上下水道事業の促進について広報特別1議会広報に関することについて地方自治法第123条第2項の規定により署名する。  平成23年9月22日         議長       片岸 博         副議長      才川昌一         署名議員     水口秀治         署名議員     脊戸川義之         署名議員     山本勝徳...