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  1. 勝山市議会 2023-03-01
    令和 5年 3月定例会(第1号 3月 1日)


    取得元: 勝山市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-14
    令和 5年 3月定例会(第1号 3月 1日)                   令和5年3月               勝山市議会定例会会議録第1号 令和5年3月1日(水曜日) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――                          令和5年3月1日(水曜日)午前10時開議 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 会期の決定 第 3 議案第 65号 令和5年度勝山市一般会計予算 第 4 議案第 66号 令和5年度勝山市国民健康保険特別会計予算 第 5 議案第 67号 令和5年度勝山市後期高齢者医療特別会計予算 第 6 議案第 68号 令和5年度勝山市介護保険特別会計予算 第 7 議案第 69号 令和5年度勝山市育英資金特別会計予算 第 8 議案第 70号 令和5年度勝山市下水道事業特別会計予算 第 9 議案第 71号 令和5年度勝山市農業集落排水事業特別会計予算 第10 議案第 72号 令和5年度勝山市水道事業会計予算 第11 議案第 73号 令和5年度勝山市市有林造成事業特別会計予算 第12 議案第 74号 令和4年度勝山市一般会計補正予算(第8号) 第13 議案第 75号 令和4年度勝山市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 第14 議案第 76号 令和4年度勝山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
    第15 議案第 77号 令和4年度勝山市介護保険特別会計補正予算(第3号) 第16 議案第 78号 令和4年度勝山市育英資金特別会計補正予算(第1号) 第17 議案第 79号 令和4年度勝山市下水道事業特別会計補正予算(第5号) 第18 議案第 80号 令和4年度勝山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号             ) 第19 議案第 81号 令和4年度勝山市水道事業会計補正予算(第5号) 第20 議案第 82号 令和4年度勝山市市有林造成事業特別会計補正予算(第2号) 第21 議案第 83号 個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について 第22 議案第 84号 勝山市表彰条例の全部改正について 第23 議案第 85号 勝山市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正につい             て 第24 議案第 86号 北谷地区活性化及び各地区の特色ある地域づくり基金条例の廃             止について 第25 議案第 87号 大野・勝山地区広域行政事務組合規約の一部変更について 第26 議案第 88号 勝山市ふるさとルネッサンス基金条例の廃止について 第27 議案第 89号 勝山市税条例の一部改正について 第28 議案第 90号 勝山市国民健康保険条例の一部改正について 第29 議案第 91号 勝山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について 第30 議案第 92号 勝山市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一             部改正について 第31 議案第 93号 こども課設置に伴う関係条例の整備に関する条例の制定につい             て 第32 議案第 94号 勝山市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を             定める条例の一部改正について 第33 議案第 95号 勝山市交通遺児年金支給条例の廃止について 第34 議案第 96号 勝山市体育施設の設置及び管理に関する条例の一部改正につい             て 第35 議案第 97号 勝山市立中学校建設基本設計等業務プロポーザル審査会条例の             制定について 第36 議案第 98号 勝山市地区計画の区域内における建築物等の制限に関する条例             の制定について 第37 議案第 99号 財産の取得について 第38 議案第100号 損害賠償の額を定めることについて 第39 議案第101号 勝山市ジオターミナルの設置及び管理に関する条例の廃止につ             いて 第40 議案第102号 財産の処分について 本日の会議に付した事件 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 会期の決定 第 3 議案第65号から議案第102号 出席議員(16名)       1番  松 本 聖司郎 君      2番  中 山 光 平 君       3番  安 岡 孝 一 君      4番  冨士根 信 子 君       5番  高 間 清 一 君      6番  久 保 幸 治 君       7番  竹 内 和 順 君      8番  吉 田 清 隆 君       9番  下 牧 一 郎 君     10番  近 藤 栄 紀 君      11番  下 道 惠 子 君     12番  丸 山 忠 男 君      13番  松 山 信 裕 君     14番  帰 山 寿 憲 君      15番  乾   章 俊 君     16番  山 田 安 信 君 欠席議員( 0名) 説明のため出席した者    市       長      水上 実喜夫君    副   市   長      小沢 英治 君    教育長            油谷  泉 君    政策幹(兼)危機管理幹    伊藤 寿康 君    福祉政策幹          西 美智子 君    技幹             木下 秀樹 君    消防長            千京 修一 君    総務課長(兼)会計管理者   三屋 晃二 君    未来創造課長         谷内 英之 君    財政課長           壺内 幹治 君    市民課長           天立 雅浩 君    福祉児童課長         黒瀬 しのぶ君    健康体育課          木船 栄士 君    商工文化課長         畑中 健徳 君    農林課長           竹生 禎昭 君    建設課長           藤澤 和朝 君    営繕課長           木下 大史 君    上下水道課長         泉川 通子 君    監査委員事務局長       寶珍 伸一郎君    教育委員会事務局長      北川 昭彦 君    消防署長           有馬 雄二 君 事務局出席職員      局   長  鳥 山 健 一      書   記  椿 山 浩 章      書   記  櫻 井 光 雄                 午前10時00分開会 ○議長(乾 章俊君) おはようございます。  これより勝山市議会定例会を開会いたします。             ――――――――・―――――――― ○議長(乾 章俊君) 直ちに本日の会議を開きます。             ――――――――・―――――――― ○議長(乾 章俊君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、松山信裕議員帰山寿憲議員の両名を指名いたします。             ――――――――・―――――――― ○議長(乾 章俊君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。  今期定例会の会期につきましては、去る12月15日に議会運営委員会を開き協議されましたので、その結果の報告を同委員長よりお願いいたします。 ○議長(乾 章俊君) 丸山議会運営委員会委員長。             (議会運営委員長 丸山忠男君 登壇) ○議会運営委員長(丸山忠男君) おはようございます。議会運営委員会の報告をいたします。  今期3月定例会の日程等につきましては、去る12月15日に議会運営委員会を開き、協議をいたしました。  その結果、今期定例会の会期は、本日から3月24日までの24日間といたしたいと存じます。  詳細につきましては、お手元に配付してあります会期日程表のとおりでありますので、よろしくお願いいたします。  以上で報告を終わります。
    ○議長(乾 章俊君) お諮りいたします。  今期定例会の会期につきましては、ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、本日から3月24日までの24日間といたしたいと存じます。 ○議長(乾 章俊君) これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(乾 章俊君) 御異議なしと認めます。  よって、今期定例会の会期は、本日から3月24日までの24日間と決定いたしました。             ――――――――・―――――――― ○議長(乾 章俊君) この際、諸般の報告をいたします。 ○議長(乾 章俊君) 市長から提出事件について、次の文書が参っております。                                     勝総発第2424号                                      令和5年3月1日  勝山市議会議長 乾 章俊宛          勝山市長 水上 実喜夫                  議案の送付について  令和5年3月1日招集の勝山市議会定例会に提出するため、次の議案を送付します。  送付議案は、議案第65号から議案第102号までの38件であります。  これら38件については、既にお手元に配付してありますので、朗読は省略いたします。 ○議長(乾 章俊君) 次に、市長から提出されました地方自治法第180条第2項の規定による、専決処分報告書をお手元に配付しておきましたので、御覧願います。 ○議長(乾 章俊君) 次に、さきの臨時会以降に、監査委員から地方自治法第235条の2第3項及び同法第199条第9項の規定により、次の報告を受理しております。  令和5年1月23日付、勝監発第122号、例月出納検査(12月分)の結果について 令和5年2月14日付、勝監発第136号、定期監査結果報告書  令和5年2月22日付、勝監発第138号、例月出納検査(1月分)の結果について  これらの報告書は、議会事務局に保管しております。 ○議長(乾 章俊君) 次に、さきの臨時会以降の事務報告については、お手元に配付してあります報告書のとおりであります。  以上で、諸般の報告を終わります。             ――――――――・―――――――― ○議長(乾 章俊君) 次に、市長から発言の要求がありますので、これを許可いたします。 ○議長(乾 章俊君) 水上市長。               (市長 水上実喜夫君 登壇) ○市長(水上実喜夫君) おはようございます。  本日ここに、令和5年3月定例市議会の開会に当たり、所信の一端を申し述べますとともに、提案いたしました令和5年度当初予算案及び令和4年度3月補正予算案の概要を申し上げます。  最初に、新型コロナウイルス感染症について申し上げます。  厚生労働省では、新型コロナウイルス新規感染者数は全国的に減少傾向にあり、現時点で昨秋の感染拡大前の水準を下回っていると分析しています。  こうした状況を受け、3月13日からマスクの着用基準を緩和し、屋内外を問わず個人の判断に委ねるとし、5月8日には感染症法上の位置づけを2類感染症から5類感染症へ移行するとしています。  しかしながら、新型コロナウイルス感染症が完全に収束したわけでありませんので、今後も施設や事業者側から着用を促されたときのマスクの着用などの周囲への配慮は必要となっています。  勝山市としては、市民の皆様が混乱しないよう適切な情報提供に努めてまいります。  勝山市の12歳以上の新型コロナワクチン接種状況を申し上げますと、83.3%の方が3回目の接種を終え、オミクロン株対応ワクチンの接種率は57.7%と、県平均49.2%を上回っています。  厚生労働省の指針に基づき、勝山市医師会と連携し、オミクロン株対応ワクチン接種を今後も積極的に推進してまいります。  一方で、数年来流行から遠ざかっていたインフルエンザが猛威を振るい、2月8日には、インフルエンザ警報が発令されています。  感染者の約9割が14歳以下の子どもとなっており、県内の学校等での学級閉鎖等が続いています。  基本的な感染対策の徹底を呼びかけることで、新型コロナウイルスインフルエンザウイルスなどの感染症予防に対応してまいります。  次に、昨年4月に実施した行政組織機構改編後の状況について申し上げます。  市長部局と教育委員会部局を横断した行政組織機構の改編は、これまで行政組織の壁に阻まれ、一本化が難しかった業務を一元的に所管し、一体的に推進することで現在の社会ニーズに合った行政サービスの提供を目的としたものです。  社会教育地域づくり、あるいは、文化活動と市民活動の一本化、スポーツによる健康づくり推進、文化財の観光分野への利活用などを進めることで、効率的な意思決定や事業実施を図り市民サービスの向上を目指してまいります。  公民館を廃止し、総務課所管まちづくり会館へ移行し、まちづくり活動、地域防災、地域福祉など幅広い地域自治の拠点として地域の皆様が利活用しやすい施設運営に取り組んでいます。  課長級職員と若手職員をペアにした地域担当職員を各まちづくり会館に配置し、行政によるバックアップ体制を強化してまいりました。  こうした支援体制の下、現在、全10地区において、にこにこ地域づくり交付金の活用についての話し合いが行われており、地域の人づくりが徐々に進んでいるものと感じています。  未来創造課では、人口減少による各地区の社会教育活動の縮小に対応するため、市全体を対象とした講演会や講座によって社会教育の推進を図り、市民の皆様に学習の機会を均等に提供できるよう努めてまいりました。  また、ちょいチャレ応援事業、わくわくクラウドファンディングイベント応援事業を活用し、地域の太鼓サークルの復活、軽音楽サークルの発表、俳句の小学生への普及事業などを実施するとともに、音楽家の皆様の協力を得て市内の文化芸術活動を市民の方々に知っていただく機会を増やす取り組みを進めてまいりました。  また、4月から性的マイノリティの皆様を対象としたパートナーシップ宣誓制度を導入、人権教育、男女共同参画、国際交流などを相互に関連づけることで、多文化共生社会の実現に向けた啓発活動に取り組んでまいります。  商工文化課におきましては、勝山市の豊富な文化財を観光資源として位置づけ、文化財の保護保全から文化財の利活用へシフトを図っています。  市史編纂事業、白山平泉寺、三室遺跡、旧木下家住宅などの史跡部門、さらには繊維ミュージアムのゆめおーれ勝山、そして恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク商工文化課に統合し、庁内の学芸員を一つの所属に集約することで、文化財に関連する業務の連携を進めてまいりました。  昨年12月には、国の文化審議会文化財分科会の答申を経て、勝山市文化財保存活用地域計画文化庁長官の認定を受けました。  北陸新幹線の県内延伸や恐竜博物館リニューアルを好機と捉え、文化財の観光活用を推進してまいります。  健康部門とスポーツ部門を合わせて新たに健康体育課を創設し、スポーツを健康事業に利用することで市民の健康づくりを推進しています。  勝山市体育館ジオアリーナトレーニング器具を使った個別プログラムや運動指導により生活習慣病予防フレイル予防に努めてまいりました。  また、高血圧予防として、健康運動指導士による運動プログラム管理栄養士による食事指導、看護師による健康管理・指導を行い、市民の健康づくりへの運動利用に取り組んでいます。  今年度の行政組織機構の改編は、過去にない大規模なものとなりましたが、この1年間で市民の皆様に徐々に浸透してきていると考えています。引き続き、庁内全体でこの成果が上がるよう努めてまいります。  次に、子ども政策の充実に向けた令和5年4月の行政組織機構改編について申し上げます。  令和5年度は、子ども政策の充実に向けたスタートの年と位置づけています。  勝山市の令和4年度の出生数は120人弱と見込まれ、令和3年度の109人を若干上回るものの、出生数の減少は今後も続く見込みです。  少子化対策新規事業としまして、不妊治療に係る費用の自己負担全額を助成する予算を上程させていただいています。年齢制限、年間回数の制限、補助上限額などを全て撤廃し、不妊治療に取り組む市民の皆様を支援してまいります。  持続可能な勝山市を目指し、積極的に人口減少対策を講じてまいります。  こうした人口減少緩和事業と並行し、少子化による人口減少社会の現実に向き合い、これに積極的に対応していくことが最重要課題となっています。  国においても、急速な少子化に対応するため、本年4月にこども家庭庁の創設が予定され、こども施策の充実及び一元化に着手するとしています。  当市においても、昨年12月議会でお認めいただいたとおり、市内の全ての子どもたちに豊かな成長環境を提供していくため、教育委員会部局並びに市長部局の福祉児童課及び健康体育課に分かれています、子どもに関する政策を教育委員会に集約、これを一元的に担当する部署として新たにこども課を設置します。  幼稚園、保育園及び認定こども園を一元的に支援し、市内の小学校就学前の子どもに、より質の高い保育・教育の環境を提供します。  また、教育委員会こども政策を一元化することで就学前児童の小学校へのスムーズな移行、小学校と児童センターとの連携の強化により、保護者の不安の解消を目指してまいります。  さらに、子育て支援センターの機能を拡充し、妊娠・出産・子育てに関する切れ目のない相談支援を整え、子どもに関する相談窓口や申請窓口の一本化を行い、子育て世代にとり安心安全な環境づくりに努めてまいります。  次に、勝山市立中学校建設基本計画策定進捗状況等について申し上げます。  勝山市は、昨年3月策定の勝山市中学校再編計画に沿って、本年度は、勝山市立中学校建設基本計画の策定作業を進めています。  本年1月から2月にかけて市内9校の小学校区単位で15歳未満のお子さんをお持ちの若い保護者の方々を対象に子ども子育て保護者説明会を開催いたしました。  教育委員会に子どもに関する政策を一元化する行政組織機構改編、教育会館のこども会館化、中央公園のこども公園化の構想について説明し、御意見を伺うとともに勝山市中学校再編計画及び勝山市立中学校建設基本計画案を基に中学校再編について改めて説明をさせていただきました。  参加された保護者の皆様からは、高校との併設などについて不安の声がありましたので、丁寧に説明をさせていただきました。  その他、基本計画案に対する具体的な質問や建設的な御意見を多くいただき、若い保護者の声をお聞きする貴重な機会となりました。  今後も若い保護者世代の皆様と繰り返し対話を重ねてまいりたいと考えています。  また、会場では説明内容に関するアンケートを実施しており、その結果につきましては、今議会中に御報告する予定です。  1月11日から2月10日にかけて、勝山市立中学校建設基本計画案についてパブリックコメントを実施したところ、19名の方から御意見をいただいておりますので、こちらも今議会中に報告をさせていただきます。  上程中の令和5年度当初予算案では、新中学校実施設計等に関する予算を計上させていただいておりますので、妥当な御審議をよろしくお願い申し上げます。  次に、昨年8月4日に発生した大雨災害の振り返りについて申し上げます。  長らく大雨被害に見舞われることのなかった勝山市ですが、8月4日には線状降水帯の発生に伴う突然のゲリラ豪雨により大きな被害を受けました。  災害査定終了の後、すぐに降雪期に入ったこともあり、本格的な復旧はこれからとなります。  改めて不便な生活を余儀なくされている市民の皆様にお詫びとお見舞いを申し上げます。  今回の大雨において、人的被害が皆無であったのは、運に恵まれた偶然であったと考えており、今後に向け様々な反省点があると認識しています。  これらの反省点について、総務課を中心とした庁内での検証、さらには県の振り返り会議などを通じ、改善点の抽出に鋭意努めているところであります。  検討の中で、特に改善が必要とされているのは、被災状況の情報収集、集約及び市民の皆様への情報伝達方法についてであります。  今回のような予測が困難なゲリラ豪雨の場合、市内の中小河川の水位及び被害状況の把握などリアルタイムでの情報収集が重要となります。  勝山市としては、水位計や監視カメラの増設、被害の発生した地区のまちづくり会館地区災害対応支部としての機能を付加し、地区の情報収集能力を含めた防災能力の向上に努めてまいります。  同支部においては、区長、自主防災組織、消防団、民生委員などの皆様との連係を深め、情報収集及び避難した市民の皆様に対するきめ細かい支援活動等を実施してまいります。  また、かねてより悪天候時や屋内において聞き取りにくい等の指摘をいただいている防災行政無線については、今後のあり方を考えてまいります。  当面は、既設のモーターサイレンを使ってサイレンを連吹することにより、市民の皆様の注意を喚起する手段として活用し、サイレンを聞いた市民の皆様が各自のスマホ等で状況を確認し、避難行動等の対応行動が取れるよう検討してまいります。  総合防災訓練では、市の災害対応能力を向上させるため、これまで以上に実践的な訓練を実施してまいります。  また、現在、固定電話を廃止し、クラウドPBXを利用した市職員の借上げスマホ、または貸与スマホを活用した庁内電話システム網の刷新を進めています。専用アプリケーションを利用して仮想的に内線通話及び外線通話網を構築するものですが、同アプリケーションを活用することで、災害時における市職員の即応体制強化を図ってまいります。  次に、観光政策について申し上げます。  去る2月10日に地域DMOであります勝山市観光まちづくり株式会社臨時株主総会取締役会が開催され、平成28年6月の発足以来初めてとなる取締役社長が交代し、現在、新年度に向け経営体制の強化に取り組んでいるところです。  また、同日、観光まちづくり株式会社勝山商工会議所及び勝山市の三者が中心となり、市内の観光関連施設、宿泊施設、飲食事業者交通事業者など17団体が加盟する勝山観光戦略協議会が発足いたしました。  観光まちづくり会社観光戦略協議会及び勝山商工会議所と連携し、オール勝山北陸新幹線県内開業などによる観光需要の増加を念頭においた観光の産業化に取り組んでまいります。  次に、令和5年度当初予算の編成方針と主要な施策及び令和4年度3月補正予算の概要について申し上げます。  令和5年度は、アフターコロナ大雨災害からの復興を見据え、今後の子ども政策の充実に向けスタートを切る大事な1年になると考えています。  また、勝山市においては、令和5年度に県立恐竜博物館リニューアルオープン北陸新幹線金沢敦賀間開業、令和6年度にはデスティネーションキャンペーン、令和7年度には平泉寺白山神社三十三年のお開帳、令和8年度にかつやま恐竜の森Park-PFI施設のオープン、中部縦貫自動車道県内全線開通県立大学恐竜学部、仮称でございますが、勝山キャンパス開校などの大型プロジェクトが控えています。
     令和5年度当初予算案においては、物価高対策、安全安心の推進、子ども政策の充実を最優先課題と位置づけた上で、このチャンスを逃すことのないよう新たな勝山市の実現に多方面にわたり積極的な投資を行う編成としました。  令和5年度当初予算額は、対前年度比で2,800万円減額の総額119億円となり、昨年10月に閣議決定された物価高克服経済再生実現のための総合経済対策関連事業約3億900万円を令和4年度3月補正予算に前倒しし計上しており、これを含めた総額で比較すると、対前年度比約5億7,400万円減額の総額122億900万円となっています。  次に、一般会計の歳入について申し上げます。  まず市税について申し上げますと、市民税のうち、個人市民税は3年振りに10億円超を見込み、法人においても増額を見込みました。固定資産税、都市計画税のうち、土地は減額となっておりますが、家屋については新築家屋の増、令和4年4月に勝山ニューホテルを民間に譲渡した影響から増額を見込みました。  以上のことから、市税全体では、前年度比約7,200万円増額の27億5,300万円を見込んでいます。  地方交付税のうち普通交付税は、前年度当初予算算定時と比べ基準財政需要額が高齢者保健福祉費の減などの影響から減額、基準財政収入額が市税の増などの影響から増額となり、7,000万円減額の35億8,000万円を見込みました。  特別交付税は、前年度当初予算と同額の6億円を見込み、地方交付税全体では、前年度比7,000万円減額の41億8,000万円を見込んでいます。  以上のことから、主な一般財源額全体は、前年度比約7,200万円の減額となっております。  市債については、建設事業等に充てる普通債は約4億1,600万円で、前年度比約1億4,100万円の増額となっております。これに国の補正により令和4年度3月補正に前倒しとなった、道路(補助)事業、公園(補助)事業、国県道改良事業負担金及び県営事業負担金に係る市債約1億5,500万円を合せると、約5億7,100万円となります。  臨時財政対策債は、令和4年度に引き続き地方財政計画の地方財源不足額が大幅に減額となり、前年度比1億3,500万円減額の5,000万円となっております。  令和5年度末の市債残高は、新たに発行する市債額が、過去に借り入れた市債元金償還額を大幅に下回ったため、令和4年度末残高見込みと比べ、約6億9,500万円減額の119億300万円となる見込みです。  財政調整基金繰入金については、主な一般財源が、前年度比約7,200万円減額となったことに加え、物価高対策こども施策をはじめ新たな勝山市の実現に向け多方面に積極的な投資を行った結果、前年度比約2,700万円増額の2億8,000万円を取り崩すこととなりました。  財政調整基金の令和5年度末残高は、約14億4,600万円となる見込みです。  次に、一般会計の歳出について、主要な施策ごとに説明を申し上げます。  まず、物価高対策では、昨年来の電気料燃料調整費の高騰に加え、4月1日以降に見込まれる北陸電力の電気料金改定により家計圧迫が見込まれることから、総額約1億3,000万円を電気料高騰対策支援交付金とし、各家庭に実質負担増相当額全額を交付します。  次に、第6次勝山市総合計画に掲げた政策目標の2つの「創る」、地域の未来を創る、まちの楽しさを創る、4つの「守る」、子育て・教育、福祉・健康、産業・経済、防災減災・生活環境の6つの柱に沿った施策を申し上げます。  まず、2つの「創る」のうち、「地域の未来を創る」では、地域の特性を生かし、住民が主体となった地域振興や地域コミュニティ活動を活性化するため、令和5年度は全10地区に「にこにこ地域づくり事業交付金」を交付し、地域の取組を支援します。  また、まちづくり会館を各地域における福祉・防災の拠点とするため、まちづくり会館の全職員が福祉関連及び防災士養成研修を受講し、スキルアップを図ります。  「まちの楽しさを創る」では、市内で開催される式典、イベント、会議等に勝山市出身の音楽家を招き、市内の方々が音楽に触れ合う場を創出、全ての人が性の多様性について正しく認識し、理解を深めることを目的に講演会を開催、性的マイノリティの方々が安心して暮らせる社会づくりを目指します。  令和4年度から取り組んでいるわくわくクラウドファンディングイベント応援事業、ちょいチャレ応援事業では、令和5年度より、勝山市の特産品を使った商品開発をわくわくクラウドファンディング応援の対象に追加、ちょいチャレ応援事業も予算規模を拡充し助成します。  また、在留外国人が増加していることを受け、各種相談窓口の強化、市民との交流の場の創出及び認定こども園や小学校1、2年生を対象とした英語教育の充実を図るため、国際交流員を1名増員し2名とし、多文化共生社会の実現を目指します。  次に、政策目標の4つの「守る」のうち、子育て・教育を守るでは、上野こども園が実施する園舎の改築等に対し助成するほか、新規に保育環境の向上等を図るため、保育環境改善等事業補助金を交付するなど助成制度の充実を図っております。  また、安心して出産・子育てができるよう伴走型支援として、面談・相談を行うとともに出産応援金として5万円、子育て応援金として5万円を支給。  不妊治療については、年齢、回数、補助上限など全て撤廃し、自己負担全額を助成し完全無料化を図り、支援を行います。  教育関連では、小学校のプール授業を天候に左右されず、専門家による指導を受けられる市営温水プールで実施します。  給食調理員の人手不足及び物価高騰による小学校給食費保護者負担を現行の金額に抑制するため、炊飯業務等を民間事業者へ委託します。  また、教員の業務負担の軽減を図るため、休日における部活動の一部を地域の活動に移行、物価高騰による中学校給食費の増額分を全額公費で負担します。  中学校再編関連では、令和9年度の新中学校の開校に向け、校舎等の基本設計及び実施設計等を行い、令和4年度に引き続き、中学校再編準備委員会を開催し準備を進めてまいります。  次に、福祉・健康を守るでは、80歳までに3人に1人が患うといわれている帯状疱疹について、予防接種費用の一部を助成し、発症や重症化を予防します。  恐竜クロカンマラソンについては、ジオアリーナを起点に平泉寺町大矢谷を折り返しとする新たなコースに変更し開催。  小学校のプール授業を受け入れるため、市営温水プールの更衣室、備品等を整備し、老朽化した温水ボイラー等を改修。  また、B&G海洋センターの屋根塗装、LED化工事を実施します。  B&Gインストラクターを新たに養成するなど、運営体制の強化を図ってまいります。  次に、産業・経済を守るでは、法恩寺山エリア関連事業として4年振りとなりますTOYOTAGAZOORacingラリーチャレンジを5月21日に開催。令和4年度に引き続き、秋のイベントに合わせた花火大会を9月30日に実施します。  かつやま恐竜の森関連事業として、ゴールデンウイークを中心に子ども向けのイベントを開催し、県による恐竜イベントと勝山市内の観光施設を結ぶスタンプラリーを実施します。  また、Park-PFIや福井県立大学恐竜学部の開校に対応するため、新たな避難経路等の整備を引き続き進めてまいります。  その他、観光バスツアー支援、勝山橋上流でのこいのぼりあげ事業の復活など、勝山市への集客とにぎわいの創出を図ってまいります。  ふるさと納税については、データ分析や新たな返礼品の掘り起こし等を行い、寄附額1億5,000万円を目指してまいります。  また、農林水産業関連としては、中山間地域において畦畔の草刈りが農業者の大きな負担となっていることから、草刈りにかかる労力と経費を削減するため、防草シート購入に対する助成制度を創設。儲かる農業体験のモデル事業を実施し、農業者の所得向上を図ってまいります。  さらに、九頭竜川勝山あゆの魅力と地域ブランドであることを市民に周知し、知名度を高めるため、市内の全小中学校の学校給食に九頭竜川勝山あゆを提供。勝山淡水漁業生産組合で養殖している清流サーモン、仮称ですが、清流サーモンを勝山市の新規特産品とすることなどにより、内水面漁業の推進と地域経済の活性化を図ります。  防災の観点からは、大雨災害時の浸水被害リスクを低減させるため、水田の雨水貯留機能を高める田んぼダムを整備。県営事業において、新たに農村地域防災減災事業で妙金島用水路の改修工事に着手します。  また、森林の有する水源涵養機能が持続的に発揮されるよう、地域の実情に応じ実施する林道等の減災対策・維持管理等を支援するため、林道愛護組合等に対し、豊かな森づくり推進事業交付金を新設し、継続的に支援をしてまいります。  次に、防災減災・生活環境を守るでは、防災の専門知識・経験等を有する地域防災マネージャーを配置。緊急時一斉メールサービスを機能強化、地域の防災活動等の指導的な役割を担う人材を養成し、地域防災力の向上を図るため、市民が防災士資格取得に必要となる経費を全額助成します。  建設事業としては、昭和町2丁目地係において、消雪設備整備工事等を実施。昭和町3丁目地係においては、急傾斜地崩壊対策工事を実施するほか、元禄線歩道整備工事及び中央公園再整備に向けた実施計画、長山公園勝山高校側法面に令和9年春の新中学校開校時の開花を目指し、市内の中学生の協力を得てさくらを植樹する長山公園さくらプロジェクトなどを実施します。  その他にも、監査事務のペーパーレス化、5年振りの自衛隊音楽隊コンサート開催、知事及び県議会議員選挙、市議会議員選挙における期日前投票所をショッピングセンターに設置、マイナンバーカードの交付率100%を目指し、ショッピングセンター等において出張申請受付の実施などを行います。  以上、事業の選択と集中を図ることで、新規事業として107事業、約6億8,300万円、拡充事業として30事業、1億8,300万円を見込み、「わいわい わくわく 安全安心のまち かつやま」を目指した予算としています。  なお、令和4年度3月補正予算につきましては、各事業の精算に加え、国の令和4年度第2次補正の成立に伴い前倒しして実施することになった事業などを計上しています。  本日の定例市議会に提案いたしますのは、今ほどの令和5年度勝山市一般会計予算を含む38件であります。これら38件につきましては、後ほど関係課長から、それぞれ提案理由を申し述べますので、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。             ――――――――・―――――――― ○議長(乾 章俊君) 次に、日程第3、議案第65号 令和5年度勝山市一般会計予算  日程第4、議案第66号 令和5年度勝山市国民健康保険特別会計予算  日程第5、議案第67号 令和5年度勝山市後期高齢者医療特別会計予算  日程第6、議案第68号 令和5年度勝山市介護保険特別会計予算  日程第7、議案第69号 令和5年度勝山市育英資金特別会計予算  日程第8、議案第70号 令和5年度勝山市下水道事業特別会計予算  日程第9、議案第71号 令和5年度勝山市農業集落排水事業特別会計予算  日程第10、議案第72号 令和5年度勝山市水道事業会計予算  日程第11、議案第73号 令和5年度勝山市市有林造成事業特別会計予算  日程第12、議案第74号 令和4年度勝山市一般会計補正予算(第8号)  日程第13、議案第75号 令和4年度勝山市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)  日程第14、議案第76号 令和4年度勝山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)  日程第15、議案第77号 令和4年度勝山市介護保険特別会計補正予算(第3号)  日程第16、議案第78号 令和4年度勝山市育英資金特別会計補正予算(第1号)  日程第17、議案第79号 令和4年度勝山市下水道事業特別会計補正予算(第5号)  日程第18、議案第80号 令和4年度勝山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)  日程第19、議案第81号 令和4年度勝山市水道事業会計補正予算(第5号)  日程第20、議案第82号 令和4年度勝山市市有林造成事業特別会計補正予算(第2号)  日程第21、議案第83号 個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について  日程第22、議案第84号 勝山市表彰条例の全部改正について  日程第23、議案第85号 勝山市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について  日程第24、議案第86号 北谷地区活性化及び各地区の特色ある地域づくり基金条例の廃止について  日程第25、議案第87号 大野・勝山地区広域行政事務組合規約の一部変更について  日程第26、議案第88号 勝山市ふるさとルネッサンス基金条例の廃止について  日程第27、議案第89号 勝山市税条例の一部改正について  日程第28、議案第90号 勝山市国民健康保険条例の一部改正について  日程第29、議案第91号 勝山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について  日程第30、議案第92号 勝山市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正について  日程第31、議案第93号 こども課設置に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について  日程第32、議案第94号 勝山市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について  日程第33、議案第95号 勝山市交通遺児年金支給条例の廃止について  日程第34、議案第96号 勝山市体育施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について  日程第35、議案第97号 勝山市立中学校建設基本設計等業務プロポーザル審査会条例の制定について  日程第36、議案第98号 勝山市地区計画の区域内における建築物等の制限に関する条例の制定について  日程第37、議案第99号 財産の取得について  日程第38、議案第100号 損害賠償の額を定めることについて  日程第39、議案第101号 勝山市ジオターミナルの設置及び管理に関する条例の廃止について  日程第40、議案第102号 財産の処分について  以上の38件を一括議題といたします。 ○議長(乾 章俊君) 提案理由の説明を求めます。 ○議長(乾 章俊君) 壺内財政課長。               (財政課長 壺内幹治君 登壇) ○財政課長(壺内幹治君) 上程されました議案第65号、令和5年度勝山市一般会計予算について御説明申し上げます。  第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、歳入歳出それぞれ119億円とするものです。  第2条は、債務を負担できる事項、期間及び限度額について規定したものです。  第3条は、地方債について、起債の目的、限度額などを規定したもので、その限度額を4億6,640万円とするものです。  第4条は、一時借入金の最高額を30億円と定めるものでございます。  第5条は、歳出予算のうち人件費に限り、同一款内における各項間の予算流用を行うことができるよう規定したものでございます。  説明は以上です。 ○議長(乾 章俊君) 天立市民課長。               (市民課長 天立雅浩君 登壇)
    ○市民課長(天立雅浩君) 上程されました議案第66号から議案第67号までの2議案について御説明申し上げます。  最初に、議案第66号、令和5年度勝山市国民健康保険特別会計予算について御説明申し上げます。  第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、歳入歳出をそれぞれ24億6,286万4,000円とするものです。  次に、議案第67号、令和5年度勝山市後期高齢者医療特別会計予算について御説明申し上げます。  第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、歳入歳出をそれぞれ3億9,292万6,000円とするものです。  説明は以上です。 ○議長(乾 章俊君) 木船健康体育課長。              (健康体育課長 木船栄士君 登壇) ○健康体育課長(木船栄士君) 上程されました議案第68号、令和5年度勝山市介護保険特別会計予算について御説明申し上げます。  第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、歳入歳出それぞれ保険事業勘定は28億2,786万5,000円、介護サービス事業勘定は900万円とするものです。  説明は以上です。 ○議長(乾 章俊君) 北川教育委員会事務局長。            (教育委員会事務局長 北川昭彦君 登壇) ○教育委員会事務局長(北川昭彦君) 上程されました議案第69号、令和5年度勝山市育英資金特別会計予算について御説明をいたします。  第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2,817万9,000円とするものです。  説明は以上です。 ○議長(乾 章俊君) 泉川上下水道課長。              (上下水道課長 泉川通子君 登壇) ○上下水道課長(泉川通子君) 上程されました議案第70号から議案第72号までの3議案について御説明申し上げます。  最初に、議案第70号、令和5年度勝山市下水道事業特別会計予算について御説明申し上げます。  第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、歳入歳出をそれぞれ9億7,753万8,000円とするものです。  第2条は、地方債について起債の目的、限度額などを定めたもので、その限度額を2億1,790万円とするものです。  第3条は、一時借入金の借入れの最高額を5億円と定めるものです。  次に、議案第71号、令和5年度勝山市農業集落排水事業特別会計予算について御説明申し上げます。  第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、歳入歳出をそれぞれ1億8,737万9,000円とするものです。  第2条は、地方債について起債の目的、限度額などを定めたもので、その限度額を870万円とするものです。  第3条は、一時借入金の借入れの最高額を1億円と定めるものです。  次に、議案第72号、令和5年度勝山市水道事業会計予算について御説明申し上げます。  第2条は、業務の予定量について、給水戸数、年間総給水量などを定めたものです。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めたもので、収入の第1款水道事業収益を5億718万9,000円、支出の第1款水道事業費用を5億2,400万5,000円とするものです。収入の主なものは水道料金、支出の主なものは減価償却費です。  第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めたもので、収入の第2款資本的収入を2億4,544万2,000円、支出の第2款資本的支出を3億8,550万4,000円とするものです。収入の主なものは企業債、支出の主なものは改良工事費です。  第5条は、企業債の起債の目的、限度額などを定めたもので、その限度額を1億8,550万円とするものです。  第6条は、一時借入金の限度額を1億5,000万円と定めるものです。  第7条は、予定支出の各項の経費の金額の流用について、第8条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費について、第9条は、棚卸資産の購入限度額について、それぞれ定めるものです。  説明は以上です。 ○議長(乾 章俊君) 竹生農林課長。               (農林課長 竹生禎昭君 登壇) ○農林課長(竹生禎昭君) 上程されました議案第73号、令和5年度勝山市市有林造成事業特別会計予算について御説明申し上げます。  第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、歳入歳出をそれぞれ4,909万5,000円とするものです。  説明は以上です。 ○議長(乾 章俊君) 壺内財政課長。               (財政課長 壺内幹治君 登壇) ○財政課長(壺内幹治君) 上程されました議案第74号、令和4年度勝山市一般会計補正予算(第8号)について御説明申し上げます。  今回の補正予算は、各事業の精算によるもののほか、国の令和4年度第2次補正の成立に伴い前倒しして実施することになった道路補助事業、Park-PFI特定公園施設整備事業などを含む公園補助事業などが主なものとなっております。  第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、既定の歳入歳出予算の総額から2億5,713万3,000円を減額し、総額を152億3,106万1,000円とするものです。  第2条は、継続費の補正で、温泉センター水芭蕉の源泉掘削工事の総額を1億1,820万1,000円と変更、経費の総額の変更にあわせ年割額を変更するものです。  第3条は、繰越明許費の補正で、翌年度に繰り越しして使用することができる経費を追加、変更するものです。  第4条では、既定の債務負担に1件を追加、1件を廃止するものです。  第5条は、地方債の補正で、その限度額を11億7,720万円と追加、変更するものです。  説明は以上です。 ○議長(乾 章俊君) 天立市民課長。               (市民課長 天立雅浩君 登壇) ○市民課長(天立雅浩君) 上程されました議案第75号から議案第76号までの2議案について御説明申し上げます。  最初に、議案第75号、令和4年度勝山市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。  今回の補正は、国保連合会負担金の増額や新たに発生した償還金などにより、所要の補正を行うものです。  第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、既定の歳入歳出予算の総額に469万6,000円を追加し、総額を24億7,149万円とするものです。  次に、議案第76号、令和4年度勝山市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。  今回の補正は、保険料収入等の減額により、所要の補正を行うものです。  第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、既定の歳入歳出予算の総額から1,038万2,000円を減額し、総額を3億7,799万8,000円とするものです。  説明は以上です。 ○議長(乾 章俊君) 木船健康体育課長。              (健康体育課長 木船栄士君 登壇) ○健康体育課長(木船栄士君) 上程されました議案第77号、令和4年度勝山市介護保険特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。  今回の補正は、介護給付費等の増額及び基金積立ての増額により、所要の補正を行うものです。  第1条、保険事業勘定について、歳入歳出予算の総額を定めたもので、既定の歳入歳出予算の総額に4,011万5,000円を追加し、総額を28億4,096万4,000円とするものです。  説明は以上です。 ○議長(乾 章俊君) 北川教育委員会事務局長。            (教育委員会事務局長 北川昭彦君 登壇) ○教育委員会事務局長(北川昭彦君) 上程されました議案第78号、令和4年度勝山市育英資金特別会計補正予算(第1号)について御説明いたします。  第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ279万4,000円を減額し、それぞれ総額を4,188万7,000円とするものです。  説明は以上です。 ○議長(乾 章俊君) 泉川上下水道課長。              (上下水道課長 泉川通子君 登壇) ○上下水道課長(泉川通子君) 上程されました議案第79号から議案第81号までの3議案について御説明申し上げます。  最初に、議案第79号、令和4年度勝山市下水道事業特別会計補正予算(第5号)について御説明申し上げます。  今回の補正は、工事請負費等の精算及び国の令和4年度2次補正予算により前倒しして実施する事業等について所要の補正をするものです。  第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、既定の歳入歳出予算の総額に6,322万3,000円を追加し、総額を9億8,400万6,000円とするものです。  第2条、繰越明許費の補正は、翌年度に繰り越して使用することができる経費について追加、変更するものです。  第3条は、債務を負担する行為をすることができる事項、期間、限度額を定めたもので、その限度額を4億9,080万円とするものです。  第4条は、地方債の補正について、その限度額を1億5,540万円と変更するものです。  次に、議案第80号、令和4年度勝山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。  今回の補正は、工事請負費の精算等について所要の補正をするものです。  第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、既定の歳入歳出予算の総額から106万5,000円を減額し、総額を1億8,234万2,000円とするものです。  第2条、繰越明許費の補正は、翌年度に繰り越して使用することができる経費について変更するものです。  第3条は、地方債の補正について、その限度額を930万円と変更するものです。  次に、議案第81号、令和4年度勝山市水道事業会計補正予算(第5号)について御説明申し上げます。  今回の補正は、委託料及び工事請負費等の精算及び1月29日に発生いたしました物損事故による損害賠償金等について所要の補正をするものです。  第2条は、業務の予定量の補正について、主要な建設改良事業の予定量を変更するものです。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めたもので、収入の第1款水道事業収益について、既決予定額から734万2,000円を減額し5億1,748万4,000円とし、支出の第1款水道事業費用について、既決予定額に299万4,000円を追加し5億1,940万6,000円とするものです。  第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めたもので、収入の第2款資本的収入について、既決予定額から7,505万9,000円を減額し2億2,762万9,000円とし、支出の第2款資本的支出について、既決予定額から3,599万円を減額し4億5,349万円とするものです。  第5条は、企業債の補正について、1件を廃止し、その限度額を1億7,960万円と変更するものです。  説明は以上です。 ○議長(乾 章俊君) 竹生農林課長。               (農林課長 竹生禎昭君 登壇) ○農林課長(竹生禎昭君) 上程されました議案第82号、令和4年度勝山市市有林造成事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。  今回の補正は、事業費の確定により、所要の補正をするものです。  第1条は、歳入歳出予算の総額を定めたもので、既定の歳入歳出予算の総額から121万7,000円を減額し、総額を5,894万5,000円とするものです。  第2条、地方債の補正につきましては、国庫補助事業については、地域活性化事業債の対象とならないことから、地方債を廃止するものです。  説明は以上です。 ○議長(乾 章俊君) 三屋総務課長。
                  (総務課長 三屋晃二君 登壇) ○総務課長(三屋晃二君) 上程されました議案第83号から議案第86号までの4議案について御説明申し上げます。  最初に、議案第83号、個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について御説明申し上げます。  本案は、個人情報の保護に関する法律の一部改正に伴い、同法の施行について必要な事項を定めるため、条例を制定するものです。  なお、この条例は令和5年4月1日から施行します。  次に、議案第84号、勝山市表彰条例の全部改正について御説明申し上げます。  本案は、令和5年度より勝山市教育委員会表彰と勝山市表彰を統合し、新たな勝山市表彰を実施するため、条例の全部を改正するものです。  なお、この条例は令和5年4月1日から施行します。  次に、議案第85号、勝山市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。  本案は、仕事と家庭の両立を推進することを目的として、本市職員の休暇制度に新たに子育て部分休暇を加えるため、所要の改正を行うものです  なお、この条例は令和5年4月1日から施行します。  次に、議案第86号、北谷地区活性化及び各地区の特色ある地域づくり基金条例の廃止について御説明申し上げます。  本案は、地域力向上を図るための基金の配分が完了するのに伴い、基金を廃止するものです。  なお、この条例は令和5年4月1日から施行します。  説明は以上です。 ○議長(乾 章俊君) 谷内未来創造課長。              (未来創造課長 谷内英之君 登壇) ○未来創造課長(谷内英之君) 上程されました議案第87号及び議案第88号の2議案について御説明申し上げます。  はじめに、議案第87号、大野勝山地区広域行政事務組合規約の一部変更について御説明を申し上げます。  本案は、一般廃棄物処理施設ビュークリーンおくえつの基幹的設備改良事業を行うにあたり、勝山市及び大野市の負担金の区分に関し、同組合規約の一部を変更することについて協議を行うため、地方自治法第290条の規定により本議会に提出するものです。  なお、この規約は令和5年4月1日から施行します。  次に、議案第88号、勝山市ふるさとルネッサンス基金条例の廃止について御説明申し上げます。  本案は、当市への寄附金やふるさと納税の受入れ方法の変更に伴い、本基金設置条例の廃止を行うものです。  なお、この条例は令和5年4月1日から施行します。  説明は以上です。 ○議長(乾 章俊君) 天立市民課長。               (市民課長 天立雅浩君 登壇) ○市民課長(天立雅浩君) 上程されました議案第89号から第91号までの3議案について御説明申し上げます。  最初に、議案第89号、勝山市税条例の一部改正について御説明申し上げます。  本案は、地方税法施行令の改正に伴い、国民健康保険税の課税限度額及び軽減判定所得基準額の引き上げを行うため、条例の一部を改正するものです。  次に、議案第90号、勝山市国民健康保険条例の一部改正について御説明申し上げます。  本案は、国民健康保険法施行令の改正により出産育児一時金の金額の見直しを行うため、条例の一部を改正するものです。  次に、議案第91号、勝山市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。  本案は、廃棄物処理手数料及び手数料加算額の本体価格と消費税額を明確に表示するため、条例の一部を改正するものです。  なお、これら3つの条例はいずれも令和5年4月1日から施行します。  説明は以上です。 ○議長(乾 章俊君) 有馬消防署長。               (消防署長 有馬雄二君 登壇) ○消防署長(有馬雄二君) 上程されました議案第92号、勝山市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正について御説明いたします。  本案は、国が示す消防団員の出動報酬の金額に準じ、消防団員の充実強化に向け、出動報酬等の処遇改善を図るために条例の改正を行うものです。  なお、この条例は令和5年4月1日より施行いたします。  説明は以上です。 ○議長(乾 章俊君) 黒瀬福祉児童課長。             (福祉児童課長 黒瀬しのぶ君 登壇) ○福祉児童課長(黒瀬しのぶ君) 上程されました議案第93号から議案第95号までの3議案について御説明申し上げます。  最初に、議案第93号、こども課設置に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について御説明申し上げます。  本案は、令和5年4月の機構改革で教育委員会にこども課が設置されることにより、市長から教育委員会へ権限が委任されることに伴う変更を行うため制定するものです。  次に、議案第94号、勝山市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。  本案は、令和5年4月の機構改革で教育委員会にこども課が設置されることにより、市長から教育委員会へ権限が委任されることに伴う変更を行うため及び児童福祉法の一部改正により、放課後児童健全育成事業について、令和6年4月1日より安全に関する事項についての計画を策定することが義務づけられること、また、安全の確保に関する取組について定める必要があることから改正を行うものです。  次に、議案第95号、勝山市交通遺児年金支給条例の廃止について御説明申し上げます。  本案は、制度創設から50年以上が経過し、交通事故による死亡者が減少している中で、平成27年度以降、当該年金受給資格を有する者がいない状態が続いていること、また、遺族年金や保険制度、交通遺児を含む母子家庭等に対する各種福祉施策や支援策が整備されていることから、条例の廃止を行うものです。  なお、これら3つの条例は、いずれも令和5年4月1日から施行します。  説明は以上です。 ○議長(乾 章俊君) 木船健康体育課長。              (健康体育課長 木船栄士君 登壇) ○健康体育課長(木船栄士君) 上程されました議案第96号、勝山市体育施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。  本案は、施設及び附属設備の使用料の一部を見直し、利用者の利便性向上を図るため、条例の改正を行うものです。  なお、この条例は令和5年4月1日から施行します。  説明は以上です。 ○議長(乾 章俊君) 北川教育委員会事務局長。            (教育委員会事務局長 北川昭彦君 登壇) ○教育委員会事務局長(北川昭彦君) 上程されました議案第97号、勝山市立中学校建設基本設計等業務プロポーザル審査会条例の制定について御説明いたします。  本案は、勝山市立中学校建設基本設計等業務プロポーザル審査会について、運営その他必要な事項を定めるため、新たに条例を制定するものです。  なお、この条例は令和5年4月1日から施行いたします。  説明は以上です。 ○議長(乾 章俊君) 藤澤建設課長。               (建設課長 藤澤和朝君 登壇) ○建設課長(藤澤和朝君) 上程されました議案第98号及び議案第99号の2議案について御説明申し上げます。  最初に、議案第98号、勝山市地区計画の区域内における建築物等の制限に関する条例の制定について御説明いたします。  地区計画とは、比較的狭い範囲の地区を対象とした制度で、その地区にふさわしい土地利用を実現するため、地区住民と行政とが話し合い、合意形成を図り、建築物等の位置、用途、形態及び緑化率等に関する制限など必要な事項を定めることで、特徴あるまちづくりを進めることができる制度でございます。  本案は、地区計画で定める制限のうち、特に重要なものについて建築基準法の建築確認や計画通知の審査事項とすることで、確実に地区計画の実現を図るべく、地区計画の区域内において建築基準法の規定に基づき建築基準等の制限に関する必要な事項を条例で定めるものでございます。  なお、この条例は令和5年4月1日から施行します。  次に、議案第99号、財産の取得について御説明いたします。  本案は、かつやま恐竜の森(長尾山総合公園)再整備・管理運営事業における特定公園施設を勝山市が取得するための譲渡契約につきまして、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、その契約締結について議会の議決を求めるものでございます。  取得する財産は、かつやま恐竜の森(長尾山総合公園)再整備・管理運営事業で事業者が整備をする特定公園施設で、具体的には屋根つき広場とインフラ施設でございます。  取得金額は、1億5,000万円でございます。ただし、最終的に精算してその額を確定いたします。  契約の相手方は、福井県勝山市栄町2丁目7番6号、株式会社KGディノ・リゾート、代表取締役、萩田義夫でございます。  説明は以上です。 ○議長(乾 章俊君) 泉川上下水道課長。              (上下水道課長 泉川通子君 登壇) ○上下水道課長(泉川通子君) 上程されました議案第100号、損害賠償の額を定めることについて御説明申し上げます。  本案は、立川水源地前において発生いたしました物損事故について、その損害賠償の額を定めるものです。  損害を賠償する相手方は、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・です。  事故の概要は、令和5年1月29日午後6時30分頃、立川水源地内の車庫に戻そうといたしました公用の給水車が、積雪のためスタックし、脱出しようと後進した際、隣接する川島鉄工所敷地内に駐車してございました・・・所有の車両に逆突し、フロント部分を損傷させたものでございます。  この損害賠償額を、30万2,532円と定めたく、地方自治法第96条第1項第13号の規定に基づき、議会の議決を求めるものです。  今後は、このようなことがないよう、安全運転を徹底し、事故防止に努めてまいります。  説明は以上です。 ○議長(乾 章俊君) 畑中商工文化課長。  (商工文化課長 畑中健徳君 登壇) ○商工文化課長(畑中健徳君) 上程されました議案第101号から議案第102号までの2議案につきまして御説明申し上げます。  最初に、議案第101号、勝山市ジオターミナルの設置及び管理に関する条例の廃止について御説明申し上げます。  本案は、勝山市ジオターミナルを観光地域づくり法人に譲渡いたしたく、条例を廃止するものでございます。  なお、この条例は公布の日から施行します。  次に、議案第102号、財産の処分について御説明申し上げます。  本案は、勝山市ジオターミナルを観光地域づくり法人に譲渡するため、建物を処分いたしたく、地方自治法第96条第1項第6号の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  処分する財産は、建物、所在地、勝山市村岡町寺尾第51号11番地、構造、鉄骨造平屋建て、延べ床面積428.50平米です。譲渡の相手方は、勝山市元町1丁目18番19号、勝山市観光まちづくり株式会社、代表取締役、宮塚和彦です。  建物の処分予定価格は、無償譲渡でございます。  説明は以上です。 ○議長(乾 章俊君) 以上で、本日は散会いたします。           ―――――――――――――――――――――――
              午前11時21分 散会...