令和 2年 11月
会議--------------------------------------- 令和2年
白山市議会11月
会議会議録第1
号--------------------------------------- 令和2年11月25日(水曜日
)---------------------------------------出席議員(20人) 1番 池元 勝君 2番 中野 進君 3番
大屋潤一君 4番
田代敬子君 5番
山口俊哉君 7番
吉本史宏君 8番
永井徹史君 9番 南 清人君 10番 石地宜一君 11番
小川義昭君 12番
安田竹司君 13番
北嶋章光君 14番
村本一則君 15番
宮岸美苗君 16番
岡本克行君 17番
寺越和洋君 18番
吉田郁夫君 19番
清水芳文君 20番
藤田政樹君 21番
西川寿夫君
---------------------------------------欠員 6番
---------------------------------------説明のため
議場に
出席した者の
職氏名市長山田憲昭君 副
市長井田正一君副
市長安達志郎君
総務部長兼
選挙管理委員会事務局長横川祐志君企画振興部長中 英俊君
健康福祉部長兼
福祉事務所長村井志朗君
市民生活部長村田久美君
産業部長岡田和典君
観光文化スポーツ部長山下浩雅君
建設部長東元清隆君
上下水道部長米林 歩君
総務部次長兼
財政課長大岩慎一君
教育長松井 毅君
教育部長毛利文昭君
---------------------------------------職務のため
議場に
出席した
事務局職員の
職氏名 事務局長 北村 潔君
事務局次長兼
議事調査課長 佐々木 満君
議事調査係長 荒地美幸君
専門員 山岸朗子君
手話通訳士 堀口佳子君
手話通訳士 長谷川智美君
--------------------------------------- 議事日程(第1号)
令和2年11月25日(水曜日) 午後2時
開議 日程第1
諸般の
報告 日程第2
会議録署名議員の
指名 日程第3
議案第99号及び
議案第100号 (
説明)--------------------------------------- 本日の
会議に付した
事件 議事日程(第1号)のとおり
--------------------------------------- 午後2時0分
開議
◎
議会事務局長(
北村潔君) 御起立願います。礼。着席願います。
○
議長(
村本一則君) これより
令和2年
白山市議会11
月会議を開きます。 今11
月会議の
審議期間は、本日1日といたします。 直ちに本日の
会議を開きます。
---------------------------------------
△
日程第1
諸般の
報告
○
議長(
村本一則君)
日程第1
諸般の
報告を行います。
令和2年9月29日及び10月27日の各日付にて、
監査委員から
例月現金出納検査報告書及び
定例監査結果
報告書の
提出がありました。
地方自治法第121条第1項の
規定に基づき、11月19日付にて、
市長及び
教育委員会教育長に対し
出席を要求しておきました。 11月19日付にて、
市長から
説明員の委任及び嘱託について通知がありました。 11月25日付にて、
市長から
議案の
提出がありました。 以上をもって、
諸般の
報告を終わります。
---------------------------------------
△
日程第2
会議録署名議員の
指名
○
議長(
村本一則君)
日程第2
会議録署名議員の
指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第88条の
規定により、
田代敬子君、
山口俊哉君を指名いたします。
---------------------------------------
△
日程第3
議案第99号及び
議案第100号(
説明)
○
議長(
村本一則君)
日程第3
議案第99号及び
議案第100号を一括して
議題といたします。
---------------------------------------
△
提案理由の
説明
○
議長(
村本一則君)
市長から
提案理由の
説明を求めます。
市長、
山田憲昭君。 〔
市長(
山田憲昭君)
登壇〕
◎
市長(
山田憲昭君) 本日、ここに
令和2年
市議会11
月会議が開会されるに
当たり、最近の市政の
状況と提案いたしました諸
議案につきまして御
説明申し上げます。 初めに、今月7日、
本市職員が
飲酒運転による
道路交通法違反行為により逮捕されましたことにつきまして、
市民の
皆様に深くおわびを申し上げます。 これまでも、
機会あるごとに
注意喚起をしていたにもかかわらず、このような
事態となりましたことは、
市民の
皆様の信頼を著しく損ねるものであります。改めまして、全ての
職員に対し、一人一人が
飲酒運転の根絶を深く心に刻み、全体の
奉仕者としての責任を強く自覚し、強い
使命感と
倫理観をもって職務に当たるよう指導をいたしました。 今回の
事態を重く受け止め、今後このようなことが二度と発生しないよう、
服務規律の
確保と
綱紀粛正の一層の徹底に努めてまいる
所存であります。 次に、熊の
出没についてであります。 今年は、熊の餌となる
ブナ等が凶作であったため、
全国各地で熊が餌を求めて人里近くの里山や
市街地に
出没をし、
被害が出るケースが相次いでおります。
市内はもとより、
県内全域でも多くの
目撃情報があり、県は熊による
人身被害の
危険性が高まったことから、10月8日に
出没警戒情報を発令いたしました。
本市におきましても、
市民の安全を第一に、
白山市メールや
防災行政無線、
広報車等で
注意喚起を行ってきたところであります。 ただ、残念ながら、去る10月16日に
鶴来地域の明法島町地内にて熊が
出没し、4名の方が負傷をされました。改めて、
被害に遭われました
方々に心よりお見舞いを申し上げます。 また、その後も相次いで熊が目撃されており、
捕獲に際しましては、
猟友会の
皆様をはじめ、多くの
関係機関の御
協力により、迅速に
対応ができましたことは、深く
感謝を申し上げる次第であります。
本市では、このたびの
人身被害を受け、速やかに
市役所内の
熊対策会議を行うとともに、10月29日には、県及び
白山警察署、
消防団、
猟友会並びに学校、
保育関係等の
皆様にお集まりをいただき、
ツキノワグマ対策本部会議を開催し、熊が
市街地に
出没した際の
関係機関の役割や
連携、迅速な
対応について確認をいたしたところであります。 また、熊の
目撃情報があった今月10日には、試験的に
赤外線カメラ付ドローンを
建物周辺での
捜索に
活用をいたしました。熊の発見には至りませんでしたが、
捜索する
方々の
安全安心感につながったものと考えております。 なお、
捜索や
捕獲時に
対応する
方々の
安全確保のための
防具等の
追加購入や
赤外線カメラ付ドローンの
導入につきましては、本日、
補正予算を計上させていただいております。 今後とも、県及び
猟友会をはじめ、
関係団体との
連携を密にし、適切・迅速に
対応し、
市民の
安全確保に努めてまいりたいと考えております。 次に、
新型コロナウイルス感染症についてであります。
市民の
皆様、
事業者の
皆様には、日頃より
感染防止対策に御
理解と御
協力をいただきまして、改めて心よりお礼を申し上げます。 また、
医療機関、
福祉関係従事者の
皆様の御尽力に深く
感謝を申し上げます。 今月に入り、
新型コロナウイルス感染症の国内の一日
当たりの新規の
感染者数が第2波のピークを上回り、過去最多を更新するなど、
都市部を中心に
感染が再
拡大をいたしております。
県内におきましては、幸いにも今は落ち着いている
状況にありますが、
緊急事態宣言が発令された4月には238名の
新規感染者が確認され、第2波に襲われた8月には305名と急増をいたしました。
本市におきましても、第1波の4月に26名、第2波の8月には20名の
新規感染者が確認されたところであり、今波の第3波とも言える再
拡大に、今後、
県内さらには
市内への急激な広がりを危惧するところであり、
感染拡大に
警戒を強めてまいりたいと考えております。 現在、
本市のこれまでの
累計感染者は70名となっております。なお、4名の方が治療中であり、一日も早い御
回復をお祈り申し上げます。 また、これから本格的な冬を迎え、
新型コロナウイルス感染症と
インフルエンザの
同時流行も懸念をされております。
本市では、
高齢者の
インフルエンザ予防接種につきまして、
接種開始日を早めるとともに、
個人負担額につきましても1,000円に
引下げを行ったところであります。 これらにより、10月は昨年度と比較し、3倍以上となる約1万3,500人の
高齢者が
接種を終えられています。
接種期間は、来年1月31日までですが、今後の流行に備えて、早めの
接種をお願いするものであります。
市民の
皆様には、引き続き、基本的なマスクの着用や手洗いの実施、3密の回避などの新しい
生活様式の実践並びに小まめな
換気対策に努めていただきますようお願い申し上げる次第であります。また、寒い季節となりますので、
健康管理にも十分に御留意をいただきたいと思っております。 市といたしましても、
感染拡大防止と
地域経済活動の
回復に向けて、しっかりと
対応してまいる
所存であります。 それでは、提案いたしました諸
議案につきまして御
説明を申し上げます。 初めに、
議案第99
号令和2年度
白山市
一般会計補正予算(第10号)についてであります。
新型コロナウイルス感染症対策につきましては、刻々と変化する
状況の中、これまで
議員各位の御
理解と御
協力を賜り、
市民の安全・安心を第一に、必要な
対策及び
支援策を進めてまいりました。 本日、現在の
状況を踏まえ、必要な
感染症対策を速やかに実行するため、第8次となる
補正予算をお願いするものであります。加えて、熊の
出没が相次いでいることから、早急な
対策を講ずるものであります。
感染症対策に2億5,084万2,000円を、
熊対策に325万6,000円を計上する一方、
イベント等の自粛及び
感染症対策事業の完了に伴う
事業費として1億6,915万4,000円を減額するものであり、
補正予算額は8,494万4,000円となるものであります。 初めに、
感染症対策関連に係る主なものといたしまして、
総務費では、これから年末年始に多くの
各種会合の開催が見込まれることから、388
町内会全てに
感染拡大防止に役立てていただくため、非
接触型電子体温計及び
手指消毒液を配布する
経費を計上するほか、
白山市議会議員選挙に係る
投票所及び
開票所における
感染症対策のための
衛生用品等の
購入費を計上いたしております。 また、
コロナ禍において、
市役所の来
庁者の減少や滞在時間の減少につなげ、
感染リスクの軽減を図るため、
住民票やごみ、リサイクル、
子育て関連など、特に
問合せが多く見込まれる項目について、
スマートフォン等からの
問合せにAIが自動で回答するシステムを
導入することとし、
所要の
経費を計上いたしております。
民生費におきましては、
感染症の
拡大に伴い、各
家庭で保育を行う
機会が増えている中で、絵本の読み聞かせなど、
家庭での
保育支援を目的として、ゼロ歳から6歳の未
就学児に1人
当たり5,000円分の
図書カードを配布することとし、
所要の
経費を計上いたしております。
衛生費におきましては、
感染拡大が続き、
感染者が再び増加をしていることから、
公立松任石川中央病院及び
つるぎ病院において最前線で
感染症の
診療等に当たる
医療従事者を支援するため、
当該医療従事者へ支給される
特殊勤務手当について、
構成団体の
本市、野々市市、川北町で
負担をすることとし、
所要の
経費を計上するほか、65歳以上の無症状の
高齢者が
不安解消や
重症化の抑制のため、
公立松任石川中央病院において自費で
PCR検査を受ける場合の
検査費用の助成に係る
経費を計上するものであり、これにより
自己負担額1万円で
検査を受けられるようになります。 次に、
労働費におきましては、
感染拡大に伴い、
就労機会を失った
方々が就業に向けた
スキルアップとして
職業訓練を受講する際に支援する
給付金に不足が生じたため、追加補正するものであり、また、
商工費におきましては、
石川県
休業要請協力金の
負担金及び
白山市
地域応援券事業の完了に伴い、不用となります
事業費を減額補正するものであります。
消防費におきましては、今月12日に、SDGsにおける
電気自動車の
利活用推進に関する
連携協定を締結し、災害時に
民間企業から
電気自動車の貸与を受けられるようになったことを受け、
避難所の
感染防止対策として、
電気自動車から
電源供給ができるよう、
外部給電器を購入する
経費を計上するものであります。
教育費におきましては、
感染症対策と
熱中症対策に
対応した
避難所運営を行うため、二次
避難施設となっております
若宮公園体育館、
美川スポーツセンター及び
白山郷公園体育館の
空調設備の整備について、今年度中に
工事契約を締結するため、
債務負担行為の設定をお願いするものであります。 また、
感染症の
拡大に伴い、
子供たちが
図書館等へ外出する
機会が減少する中で、
家庭での学習を支援する目的として、小・中学生に1人
当たり5,000円分の
図書カードを配布することとし、
所要の
経費を計上するほか、公民館において利用される
地域の
皆様の
感染リスクの軽減を図るため、トイレの
洋式化に伴う
改修費を計上するものであります。 次に、熊の
出没対策関連に係るものといたしまして、相次ぐ熊の
出没及びこのたびの
人身被害を受け、熊の
捜索や
捕獲時の
安全確保のために必要な
防具等の購入並びに
捜索に有効な
赤外線カメラを搭載したドローンの
導入に係る
所要の
経費を計上するほか、熊の
出没が確認された
地域の小・中学校の児童・生徒に熊よけの鈴の配布を行う
経費を計上いたしております。 次に、
議案第100号の
条例案について御
説明を申し上げます。
白山市
一般職の
職員の
給与に関する
条例の一部を改正する
条例につきましては、
令和2年
石川県
人事委員会勧告に準拠し、
期末手当の
支給月数の
引下げについて、
関係規定を改正するものであります。 以上をもちまして、11
月会議に
提出をいたしました
議案の
説明を終わりますが、何とぞ慎重に御審議の上、適切なる御決議を賜りますようお願いをいたします。
○
議長(
村本一則君)
提案理由の
説明は終わりました。
---------------------------------------
△
質疑
○
議長(
村本一則君) これより
議案に対する
質疑に入ります。
質疑はありませんか。 〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
村本一則君)
質疑なしと認め、
質疑を終結いたします。
---------------------------------------
△
委員会付託
○
議長(
村本一則君) ただいま
議題となっております
議案第99号及び
議案第100号については、
予算常任委員会に
付託いたします。 暫時休憩いたします。 午後2時18分
休憩--------------------------------------- 午後3時40分再開
○
議長(
村本一則君) 休憩前に引き続き、
会議を開きます。 この際、
報告申し上げます。
予算常任委員会委員長から、
付託事件の
審査結果
報告書の
提出がありました。
---------------------------------------
△
委員長報告