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12月13日-05号

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  1. いの町議会 2019-12-13
    12月13日-05号


    取得元: いの町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    いの町議会 令和 元年第4回(12月)定例会           令和元年第4回いの町定例会会議録招集年月日  令和元年12月13日(金曜日)場   所  い の 町 議 事 堂出席議員議席番号氏     名議席番号氏     名1番伊  東  尚  毅10番森  田  千 鶴 子2番久  武  啓  士12番山  崎  き  よ3番井  上  敏  雄13番山  岡     勉4番井  上  正  臣14番筒  井  公  二5番藤  崎  憲  裕15番浜  田  孝  男6番土  居  豊  榮16番森  本  節  子7番池  沢  紀  子17番筒  井  一  水8番市  川  賢  仁18番高  橋  幸 十 郎9番森     幹  夫            欠席議員議席番号氏     名議席番号氏     名                                                                                                事務局職員出席者事務局長山  中  貴  恵書記山  崎  康  正説明のため出席した者町長池  田  牧  子副町長久  松  隆  雄教育長藤  岡  孝  雄吾北総合支所長門  脇  忠  久環境課長西  村  正  信本川総合支所長野  田  幸  稔上下水道課長尾  崎  正  明会計管理者森  田  里  香町民課長別  役  理  佳吾北総合支所次長田  岡  重  雄ほけん福祉課長澁  谷  幸  代本川総合支所次長伊  東  勇  志森林政策課長野  村  考  宏総務課長土  居     浩国土調査課長天  野  浩  志管財契約課長補佐岡  田     譲総合政策課長筒  井  誠  人土木課長水  田  正  孝債権管理課長近  藤  昭  彦教育次長山  崎  泰  代偕楽荘所長池  田  俊  二産業経済課長岡  村  寛  水仁淀病院事務長金  子     剛        令和元年第4回定例会議事日程(第5号)        令和元年12月13日(金曜日)午前10時開議        第1 一般質問             3番  井  上  敏  雄             2番  久  武  啓  士        第2 議案第107号から議案第139号並びに           諮問第2号から諮問第3号まで               委員長報告               討   論               採   決        第3 発議第12号 すべての子どもによりよい幼児教育・保育の無償化の実現を求める意見書        第4 発議第13号 75歳以上の医療費負担の原則2割化に反対する意見書        第5 発議第14号 安倍首相主催の公的行事「桜を見る会」疑惑に関し徹底解明を求める意見書        第6 議員派遣の件        第7 各常任委員会水資源対策特別委員会高知西バイパス整備促進対策特別委員会仁淀病院運営特別委員会議会広報特別委員会公共施設等調査特別委員会並びに議会運営委員会閉会中審査、事務調査の件      開議 10時1分 ○議長(高橋幸十郎君) これから本日の会議を開きます。 これより日程に入ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第1、一般質問を行います。 順番に発言を許します。3番、井上敏雄君。      〔3番 井上敏雄君登壇〕 ◆3番(井上敏雄君) おはようございます。 通告に従いまして一般質問を行います。 1、公共工事の問題点について、ア、発注形態の疑問点。 町内業者優先でございますが、いの町発注工事において、建築工事や土木工事は町内業者が全て受注をしています。そこには入札参加資格でいの町に主たる営業所を置くものであると指定をしておりますので、まず優先業者と言わさせていただきます。町内業者優先は理解できますけれども、しかし近年の一般競争入札参加業者を見てみますと、建築主体工事では絶えず2ないし3者であり、しかも同じ2ないし3者の業者が入札に参加し、入れかわるように落札している現状であります。入札心得では、2者以上となれば入札が行われるとなっていることが原因の一つであると思います。そのために、絶えず2ないし3者の同じ業者での入札の繰り返しでは、本当の意味からの公平公正な競争入札と言えるのか疑問でございます。また、土木工事でも二、三者以上であっても、辞退などにより建築主体と同じことも起きていることがございます。幾ら参加資格業者が多数いても、入札に参加しなければ意味がありません。また、参加しても辞退すれば同じことでございます。公平公正な入札制度には、2者、または3者での入札参加が続いている状態に鑑み、高知市内に事務所、営業所を置く町内出身業者などにも窓口を広げるなど、発注形態を見直すべきでないかお伺いをいたします。 いの町内業者優先の一つの疑問点でございます。元請は町内業者優先ですが、資材販売業者などは、元請の意向により単価等で選別され、資材を購入されているとは限りません。近年、工事の受注はほとんどといっても差し支えのない、特に建築工事においては予定価格に非常に近い価格で落札されているにもかかわらず、資材販売業者などから全面的に購入しているとは限らないと思います。全面的に購入できないとするならば、工事に必要な資材金額の何%かを購入さすことができないのか。同じ町内業者として納税も行っているのに、優先されるのは元請のみでは不公平でないですか。このことについてお聞きをいたします。 イ、入札心得の改正を。入札の辞退、総合評価方式町発注工事での実績評価基準の導入をでございます。 入札心得の中で、特に辞退に関して改正を求めるものでございます。そこで、心得とは、あることを行うために当たって知っておかなくてはならないこととあります。このことは、議会の議決を必要とする条例ではないということであり、それぞれの自治体の判断で改正できるということをあらかじめ申し上げて質問をいたします。 入札心得の中での入札参加の資格では、第2条、競争入札に参加できる者は、次のとおりとする。1、一般競争入札においては、当該一般競争入札参加資格有りとされた者。2、指名競争入札においては、指名通知を受けた者。入札の方法。第4条の1、入札参加者はその代理人は、仕様書、設計書、図書、その他契約締結に必要な条件を熟知のうえ、入札に参加しなければならない。ただし、入札の方法にその他について疑義があるときは、関係職員に説明を求めることができるとあります。第4条の3、入札者は、入札執行者の指定する場所に待機しなければならない。無断で指定する場所を離れた者、入札時間帯に入札しない者は、入札を辞退したものとして取り扱う。第4条の4、入札執行中は、入札者間の私語及び放言並びに携帯電話等での外部との連絡を禁ずる。指示に従わないときには、入札投かん後であっても入札の辞退があったものとして取り扱うことがある。第4条の5、入札時間帯を過ぎても指示に従わず、入札書を投かんしないときは、入札の辞退があったものとして取り扱うと。第8条の1、入札者は、開札が行われるまでは、いつでも辞退できる。第4条の1では、必要な条件を熟知の上、入札に参加しなければならないとあるとともに、第4条の2では、入札者は、指定の日時及び場所に赴き、入札に参加しなければならないとあるにもかかわらず、先ほど述べましたように、第4条の3、4、5と、8条の1では、入札会場での辞退についての記述がございます。このことは、真剣に入札に参加しようとする者のとるべき姿ではないと思います。さらに、第8条の3では、入札を辞退した者は、これを理由として不利益な取り扱いを受けることはないと辞退に関する記載があることは、入札に関し、その執行をおろそかにしていると捉えることができます。それ以外にもまだまだ矛盾がございます。平成31年度の工事では、複数の業者が入札会場で辞退をして1者になった場合は入札は行わないとしているため、他の1者に対して多大な不利益を与えることになるばかりでなく、再入札に係る業者の募集作業、またそのために発注時期がおくれること、供用開始のおくれとなり、利用される住民に多大な迷惑をかけることとなります。このことを肝に銘じるべきだと思います。それとともに、公共工事の原資は大切な税金であることが一番の眼目であることを念頭に置いており、公平公正な入札形態にしなければならない責務が行政に課せられているにもかかわらず、辞退者が不利益な取り扱いを受けることはないというところに、この条例を盾にした不可解な行政や業者特有の得手が行われているものか疑うところでございます。 そこで、私から、辞退に関しいの町心得の改正案2点を提言します。 1点目、入札の辞退に関する8条の1、入札者は、入札の方法、第4条の1にあるように、条件を十分熟知の上、入札に参加することとし、入札会場では辞退することができない。さらに、入札会場で入札執行者の指示に従わず、入札を辞退したものとして取り扱われるものについては、不利益な取り扱いを受けるものとすると改正すべきだと思います。2点目、8条の3、入札参加者の意思表示を行った者のうち入札参加を辞退する者は、あらかじめ入札執行日の1週間前までに辞退届を提出すること、または不参加の申し出を行わないときは不利益を伴うこととすると改正すべきではありませんか。昭和22年から綿々として今日まで改正のない不公平な入札心得を、公平公正な入札制度、住民が納得できる次代に対する入札制度とすべきと強く申し上げ、この点を執行部の考えをお伺いをいたします。 イ、総合評価方式へ。町発注工事での実績評価基準の導入をでございます。 9月定例会において、町内に初めて営業所を置いた業者が一般競争入札に参加し、1億数千万の工事を落札をしたため、請負議案が上程されたことに対し、複数の議員から疑義のある意見がたくさん出されました経緯がございます。このことを踏まえ、初めていの町に営業所を構え、一般競争入札に参加する資格を得るためには、指名競争入札により実績を積んだ後に一般競争入札の参加資格を得ることができるとすることは可能なのかどうかお聞きをいたします。 ウ、構造物の設計から施工前に綿密な検討を行い発注後の財政負担を必要としない対応をでございます。 設計責任、施工責任、管理責任の明確化と厳格化を徹底するとともに、工事着手前にはそれぞれが施工図を作成して十分な打ち合わせを行った上、着手すれば、工事施工中の困難な問題や追加工事をなくすることができ、余分な追加費用の支出を必要としないと思います。町発注工事においては、全てといっていいほど工事費用の追加を余儀なくされている現状がございます。これは事前に各部門で十分な検討をせずおろそかにしているからだと思います。追加工事には入札を行わないため競争性がなく、単価的にも高どまりではないか。余分な支出を食いとめる手だてを執行部にお伺いをいたします。 エ、工事施工における関係住民評価制度の導入をでございます。 県内外の大手におきましては、建築、建設業界の多くは、工事施工に当たり工事現場付近の住民に工事に取りかかる旨の挨拶回り、毎日会う住民に日常の挨拶を欠かさないこと、また毎日の工事終了前の片づけや安全対策を怠らないこと、さらに全工事終了後の挨拶や工事現場周辺の清掃などを行って現場から撤退となっておりますけれども、町内業者が行った工事現場において、付近の住民から苦情を聞くことがたびたびございます。工事着手から終了までの対応、現場周辺住民に評価さすことができないでしょうか。住民のための工事だから、当然住民評価制度は必要でないかと思いますが、お伺いをいたします。 2、職員の働き方改革についてでございます。ア、週に1回のNO残業デーの実施を、イ、過去3ヶ月間における職員の総残業時間数及び一個人で一番多い残業時間数はでございます。ア、イ、合わせて質問をいたします。 現在、国の方針により、官民上げて働き方改革に取り組んでいます。教育の現場におきましても、学校教育の充実に多忙をきわめる教員の労働環境を改善することが欠かせないために、働き方改革を目的とした改正教員給与特別措置法が成立をしています。いの町職員も毎日のように残業を行っています。一部の職員に負担がかかっていないのではありませんか。管理職は個々の残業時間を把握して許可しているでしょうか。疲労がたまると健康を害することや、士気も落ち、能率も落ちるのではないかと思います。全員定時に業務を終了し、あすの英気を養わすことが大切であると思います。このことで能率も上がり、定時に業務を終了することができるのではないかと考えますが、この点について執行部の考えをお伺いをいたします。 3、人口減少時代への対応についてでございます。 地域の持続可能性は人口、年齢構成、所得など、生活基盤が必要不可欠であります。が、人口は減少の一途であり、高知県の推計人口は、本年6月、75年ぶりに70万人を切り、中山間地域が大半を占める県内にとって、同じ推計では2045年には50万人を割り、高齢化率は4割を超えるとのことでございます。先日のマスコミ報道でも、厚生労働省は、2019年の出生数が90万人を割り込むことが確実であり、推計よりも2年も早く想定を超えて加速する少子化で、社会保障制度などへの影響を懸念していることとございます。このことからも、急激に進む人口減少社会を見据えており、暮らしを支える行政サービスを維持しなければならない市町村は、その体制整備を急がなければならない必要性を求められていると言われています。多くの市町村では、市街地から外れた周辺の意見が行政に届きにくくなったと指摘や、地域の祭りや行事の継承、さらに交通手段への危ぶむ声もあり、過疎地域を抱える市町村を取り巻く状況は、今後ますます深刻さを増していくことは確実であると言い切っても過言ではないと思います。このことは、いの町にとっても平成16年の合併から15年目を迎えている現在、合併時は約2万9,000人近くあったもの、今月の広報では約2万2,000程度であります。ということは、この15年間で約7,000人減、年間平均では約450人程度も減少していることになります。このことから、人口減少を見据えた行財政運営はいかにということで、3点質問をいたします。 1点目、地域交通への対応でございます。 今後、5ないし10年でますます深刻となる人口減少の影響は幅広く、バスや商店など、民間の事業者が撤退をし、生活に支障を来している地域があるとした市町村は41%あっているということです。こうした地域では、民間のかわりに自治体がサービスを引き継いで提供しているとの報道もあっています。過疎地域を抱える町として、今後、地域交通を維持していくために一つの方向性の確立を急がなくてはならないと考えますが、地域交通への対応をお伺いいたします。 2点目、公共施設のあり方です。 人口が進む市町村では、財政難から、公共施設について、新設や既存施設の維持管理に苦慮しているとのことでございまして、人口減少が激しい市町村を対象にした日本経済新聞の調査では、5ないし10年後にインフラの新設をやめる自治体が5割に上ることであるとのことでございます。厳しい財政難を考慮し、身の丈に合わせて縮小、解体を検討している動きが各地に広がっているとのことでございまして、このこととして、町としても財政上、勘案し、これからの公共施設のあり方についてどのような対応をされるのか、お伺いをいたします。 3点目、迫りくる圏域構想への対応でございます。 昨日ですかね、質問もありましたが、政府は2040年ごろの人口減少を見据えて、複数の市町村で構成する新たな広域連携制度の圏域を検討しているとして、発表されて早くも半年以上過ぎ、来年の夏までに一定の結論をまとめる方針だとのことでございまして、しかしこの圏域構想は、市町村から権限と財源の多くが圏域へ移るとすれば、平成の大合併のように周辺部の衰退を招くおそれが重々あると思います。行政改革によって市町村や農協の合併が進み、しかし先月公表された日べい連の調査結果によりますと、合併した旧市町村のほうが合併を選択しなかった町村より人口が加速傾向にあり、その結果、過疎と過密化が進んでいるとのことでございます。このことから、圏域となりますと、主となる拠点自治体以外は平成の合併のように人口減少に拍車をかけ、山間地域から大きく衰退をして、消滅化が現実となることは明らかであると思います。山は荒れ、洪水の多発、水源の枯渇、動植物のせいいききの破壊など、森林環境が破壊されるということは、都会での生活環境も衝撃的に厳しくなると思います。圏域構想に立ち向かう勇気を持つ必要があると思います。 しかし、国は各自治体に対して、平成の合併よりもさらに大規模な圏域編成のために、あめとむちを持って強引に求められるのもそう遠い先ではないではないかと考えます。それに対抗するには、例えば仁淀川流域6市町村で協力を強化し、それぞれの自治体の運営を存続していくことが圏域構想に立ち向かうことではないかと考えます。だからこそ、それまでに思い切った地域存続や活性化のために、スピード感を持った投資も行うことも必要でないかと思います。迫りくる圏域構想に残り時間は短いと思います。それにいかに対応していくのか、行政に課せられた責務ではないかと思いますが、このことについてお聞きをいたします。 4、いのホールの付属施設について、ア、迅速な取り組みと利用者との齟齬は如何にでございます。 文化活動といいましても、衣食住、科学、学問、芸術性等、多岐にわたりますけれども、西洋では人間の精神的生活にかかわるものを文化と呼び、文明と区別すると言われています。2001年制定の文化芸術振興基本法は、人々の心のつながりや相互に理解し尊重し合う土壌を提供し、多様性を受け入れることができる心豊かな社会を形成するとしています。近年は社会とのかかわりがより一層強く意識されるようになっています。そのことは、もはや文化はそれ自体を楽しむものでなく社会の中で役に立つものという認識が広がっていることは、皆さんご承知のことと思います。本年3月の当初予算に楽屋等の予算が計上されておりましたが、いまだに楽屋等の利用がままならず、11月の文化祭にも使用できなかったことは残念でございますが、楽屋、照明、雨よけ等について、今後どのように考え、どのようにして要望に応えるつもりなのか。先ほども文化活動の意義を述べましたが、これらを念頭に、一部のものから疑問を抱かれないように速やかな対応をすべきでないか、お伺いをいたします。 5、避難所対策について、ア、避難所及び運営の在り方はでございます。 世界的な温暖化のもと、気候の複雑さ、不安定さが極端に強まって、日本のみならず世界に大きな被害が発生している現実がございます。国連環境計画などによりますと、深刻な被害をもたらした大規模自然災害は、1970年代までは年100件程度であったそうですが、2000年代以降は400件を超える年がふえ続けていることから、地球温暖化や気候変動について、このままだと地球は気候危機で破壊的な影響が生じると、強い調子の警告を発する報告書を公表しています。そのため、平成の時代は大きな災害の時代だと言っても過言ではないと思います。今まで50年に1回、100年に1回と言われた想定外の災害が頻繁に起き、想像もできなかった大規模な被害が、大切な人命も含め大きな損失をこうむっている現状でございます。そのため、9月定例会で避難所の指定や運営について、枝川地区のコミュニティセンターのように大雨が降れば常時浸水するところを避難所にするには、それだけの対策をしておかなければならないとの思いで、天神ヶ谷川の堤防から避難できるように歩道橋の設置、及び枝川小学校の体育館が指定されていることから、急な坂道や体育館の床もかたいことからマットの備え、トイレ環境プライバシー保護などへの対応を質問をしましたが、いずれも天神ヶ谷川改修の工事終了後に検討するという答弁でございました。しかし、先ほども述べましたように、地球は今、気候危機で破壊的な影響を受けているこの現状の中、日本でも近年、重大災害が多発をしていることから、先延ばしととれる悠長な考えではいけないと思います。早急な対策を行うべきではありませんか。 さらに、避難指示が発令されても、避難場所を敬遠する住民が多々いることを報道でも流されておりましたが、それはなぜなのかも考え、環境整備を早急的に行う必要があると思いますが、この点についてもお聞きをいたします。 要配慮者避難への手助けをでございます。 県によりますと、市町村は要配慮者を一般避難所で受け入れた後、重篤な人から順に福祉避難所に移送するなどの対応を想定、ただ多くの市町村が障害の程度などに応じて要配慮者を振り分ける基準を設けておらず、一般避難所で要配慮者を支援する体制も十分整っていないとの報道があっています。町は、災害時に自力での避難が困難な障害者や高齢者などの要配慮者のための避難先や手順を個別に定める支援計画をつくっているのか、お伺いをいたします。 6、高齢者への介護予防の加速についてでございます。ア、予防医療不足なら減点評価で罰則とは、イ、目前に迫る予防医療への対応はいかに、ア、イ、に合わせて質問をいたします。 国民健康保険の保健事業では、特定健診の実施率や健康診断の受診率、後発医薬品の使用割合などの高い自治体に交付金を手厚く配分する制度が既にあるにもかかわらず、厚生労働省は、病気予防の推進を社会保障改革の切り札と位置づけ、予防医療への取り組みが不十分な自治体に罰則を科すとの報道があっています。その罰則とは、各自治体が行う予防医療や健康づくりに満遍なく取り組むのか、または取り組みが不十分かで加減点数を設け、実施率が低い自治体には減点に応じて交付金も減らし、一方、実施率が高い自治体には手厚く交付金を配分する仕組みに改めることにより、自治体による予防医療への動機づけを強化するとの報道もあっております。町として、この方針に沿った取り組みは大変厳しい問題ではなかろうかと思いますが、いかにしてこの国の方針に従っていくのか。やはりまたここにもあめとむちという動機づけが記載されておりますが、この取り組みについてお伺いをいたします。 7、公共施設の在り方について、ア、ギャラリー・コパの早期売却は可能か。 通告主題3のアにおいて、人口減少時代を見据えた行政運営は如何にでの中で、公共施設の新設及び現有施設の耐震補強や改修、修繕など、さらに余り使わなくなった施設、老朽が進み解体の必要性及び民間に売却等、取捨選択のときを迎えた時代だと言えます。そこで現在、利用度の少ないギャラリー・コパの売却は可能なのかどうか、公共施設に対するこれからの取り組みをお伺いをいたします。 8、高齢者運転での事故防止についてでございます。 ア、踏み間違えによる急加速防止装置への補助金をでございます。 この件につきましては、本年6月議会で質問をしています。9月でも、他の議員も質問をしています。そのときの課長の答弁では、県に補助金の申請をとの答弁があっておりました。現在、国は、高齢者の事故による死亡事故が多発していることから、この装置にも補助金を支給するとのマスコミ報道はあっています。先日も町からのメールが届きました。内容は、現在、高知県内では交通事故が多発しています。高知県の交通事故情報については、11月現在、事故は減少しているものの、交通事故死者数は32人と、昨年1年間の死者数を既に上回っており、うち高齢者が25人で全体の78.1%を占めているなど、大変厳しい現状にありますとのメールがスマホに入っておりました。このことからも、国はこの補助装置に4万円の補助金を支給すると決定したということでございまして、1台当たり五、六万円の後づけ装置だそうでございますが、そうしますと、町が負担しても、1ないし2万円程度の支出ではないかと思います。これの補助金の支出をためらってはいけないと思います。急発進を抑制し、事故防止、事故軽減や、また何よりも人命を失うことのないようにすることが町のあるべき姿ではないかと思いますけれども、お伺いをいたします。 イ、安全運転支援装置車購入への補助はでございます。 これにつきましても、国がこの装置車の購入者に対して、普通車には10万円、軽自動車には7万円の補助金を支給すると決定したと報道があっています。このことからも、町としてある程度の上乗せができないのかどうか、お伺いをいたします。 9、宇治川ポンプ場の竣工と、更なる対策について。排水処理能力のアップと内水対策効果は、イ、気候危機による床上浸水対策事業の再対策はでございます。 先月18日、音竹にある宇治川排水機場に増設をされました、毎秒12トンの排出可能なポンプ設備の竣工の見学会に参加をさせていただきました。これで新宇治川放水路などを含め、全体で毎秒117トンの排出能力となったことに大変ありがたく、国交省を初め地権者全体、多くの関係者の皆様に心から深く敬意を表するところでございます。これで内水対策が完了すれば、枝川地区などの浸水地域は、平成26年8月の集中豪雨のような雨量でも床上の浸水から免れることになり、地域の皆様も安心できることだと思います。しかし、先ほども述べたように、この危機的な地球の状況によりますと、いつ豪雨が突然襲ってくる危険性がないとは言えないと思います。国連環境計画などによりますと、世界的な気候危機で破壊的な影響が生じているため、世界が排出ガスの削減に協力せず、このままの経済成長のみを重点的に進めていけば、人類の生存を著しく脅かされると言われています。このことから、平成19年2月に竣工した新宇治川放水トンネルについては、許可時にはダブルの設計でありました。とりあえず1本を竣工させ、浸水解消の効果を見て2本目に取りかかるかを検討すると伺った記憶がございます。この計画は現在でも継続されているのかを確認し、今後の破壊的な気候危機に対して今から要望を行っていくべきではないか、お伺いをいたします。 10、池田町政について。 ア、3年間の成果と今後の目指すべき方向性はでございます。 現在、全国で女性首長は、知事2人、東京都足立区区長1人、市長25人、町長8人、合計36人の女性首長が活躍をしています。中で、先月16日に日本社会での女性の活躍を後押ししようと、全国の自治体の女性首長らが参加するイベントが東京で開催され、池田牧子町長ら21人の女性首長が参加、小池知事は冒頭の挨拶で、都が昨年制定した受動喫煙防止条例を掲げ、女性がリーダーになると、これまでなかったことにも目が届き、社会が変わるきっかけになると訴えていたとのことでございまして、また吉村山形県知事は、子どものときから男女がお互いに尊重して考えることが、女性の活躍には大切。久保田宇部市長も部長職以上の登用26%にふやしたとし、地域で女性がリーダーとして活躍する機運が高まったと強調したと、このことが高知新聞に掲載をされておりました。議場の中にも6人の女性がおります。まだ3割に少し足らない状態でございますけれども、こうしていの町も徐々に女性の躍進がなっているところであります。池田町長も高知県初、いの町初の女性町長として誕生し、今日までその感性を生かしての3年間の成果と、今後これだけは1期目の任期終了までに進めなければならない政策、また長期的に取り組んでいくべき政策の抱負をどのように考えているのかお伺いいたしまして、1回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 執行部の答弁を求めます。池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 3番、井上敏雄議員より、私からは、通告主題3、人口減少時代への対応について、質問要点アについて、まずお答えさせていただきます。 いの町におきましては、2019年3月末の住民基本台帳上の人口は2万2,840人で、10年前の2009年と比較しますと4,185人減少しております。このように、人口減少が続きますと、移動や買い物など、住民の皆様の生活に不便が生じてまいります。議員ご指摘の地域公共交通におきましては、町が補助する路線バスやデマンドタクシーがあるほか、社会福祉協議会にもご協力いただいておりますが、今後住民の皆様のニーズに少しでも応えられるよう、施策を講じていきたいと考えております。 また、公共施設や道路、橋梁などにつきましては、維持管理等に費用がかかります。それぞれ維持管理計画がありますが、例えば公共施設については貸借や売却、除去など、適切な手段をとっていきたいと考えております。 圏域構想につきましても、中山間地域の声が届かなくなるような圏域構想を進めるつもりはありません。これまでのように、近隣市町村、また流域市町村で協力できることは協力し、圏域構想について国の動向は互いに確認しながら、近隣市町村、流域市町村でも情報共有していく必要があると考えております。 次に、通告主題7、公共施設の在り方について、ギャラリー・コパの早期売却は可能かについてお答えさせていただきます。 ギャラリー・コパにつきましては、いの町の芸術文化に関する理解を深めるとともに、工芸の振興に寄与することを目的として、平成7年10月に紙の博物館分館として設置された施設でございます。オープン以来、設置目的に即した活用がなされてきたものでございますが、ご承知のとおり、現在は休館としている状況でございます。休館以来、幅広い利活用方法について、職員間や県のアドバイザーなどから意見をいただきながら、企画、検討しているところでございます。現在、よりよい利活用方法について、有効策を見出すことができていない状況でございます。企画、検討協議といったことは継続して実施しているところでございます。今後におきまして、現在までの経緯を重視しつつも、時代に即した施設活用について、直営での管理運営、指定管理者制度の導入による管理運営、また売却といった手続をとっていくことも排除せず、幅広い関係者の方々の意見をお聞きし、町の方針作成をできる限り早期に決定していきたいと考えております。 次に、通告主題10、池田町政について、質問要点ア、3年間の成果と今後の目指すべき方向性についてのご質問がございました。 まず、3年間の成果についてでございます。 選挙で掲げた公約の実現に向け、就任以来、職員とともに、それぞれの分野において住民福祉の増進を目指し、町政に取り組んできたところでございます。特に第2子以降、保育料及び幼稚園授業料の無料化やいの町版ネウボラ施策の一環として、子育て世代包括支援センターの開設、ファミリー・サポート・センター事業の開始など、地域子育て支援センターや関係機関と連携を図りながら、妊娠から出産、育児への切れ目のない支援体制を強化することで、子育てしやすい環境の充実に取り組んでまいりました。さらに住みなれた地域で生き生き暮らすために、フレイル予防に焦点を当てたかわむらメソッドさんかん元気塾事業にも取り組んでまいりました。また、移住・定住への取り組みにつきましても、移住・定住者が増加傾向にあるなど、徐々に成果があらわれてきております。住民に寄り添う取り組みといたしましては、債権管理課の設置、また防災・減災の取り組みといたしまして、危機管理室の設置なども行ってまいりました。農業につきましては、北浦地区かんがい対策事業、これはショウガの生産の向上を図るものでもございます。平成31年4月に事業採択を受け、今年度より事業を開始しております。そして、議員おっしゃられました、全国首長の会合への参加によりまして、町の取り組みを全国に発信している、いわゆるトップセールスの取り組みも行っております。令和元年10月の全国女性町長サミットでは、男女共同参画社会の推進、実現の重要性を発信いたしました。令和元年11月の、議員おっしゃられましたびじょんネットワークでは、子育て世代包括支援センターどんぐりやファミリー・サポート・センターはっぴぃの取り組みを発信しているところでございます。商工業の取り組みといたしましては、いの町中心市街地活性化計画を策定し、今町内で徐々にそのシャッターがあいてきているところが見えております。そして、地域インフラ整備への取り組みも行っております。これは脈々と続いている治水対策等につきまして、これまでの歴代の町長の事業を引き継ぎ、さらに強化をしていっているところでございます。このように、当初まいた種は今少しずつ芽を出しているところであると実感をしておりますが、実を結ぶまでにはまだまだ時間がかかるものでございます。まいた種が芽吹き、実を結ぶように取り組みを推進するとともに、町民の皆様の声に耳を傾け、皆様の生活に寄り添い、町民の皆様とともに公平公正で温かな町政の実現に向けて、引き続き邁進してまいりたいと考えております。 長期的な視点からの取り組みにつきましては、振興計画に基づき実施していくことが基本であると考えておりますが、時代の変化とともに多様化する住民ニーズに臨機応変に対応していくことが重要であると考えております。そういった住民ニーズに対応できる次世代の職員を育成していくことこそも、肝要であると考えているところでございます。 私からは以上でございます。その他の項目につきましては、担当課及び副町長より答弁させていただきます。 ○議長(高橋幸十郎君) 久松副町長。      〔副町長 久松隆雄君登壇〕 ◎副町長(久松隆雄君) 3番、井上敏雄議員からのご質問の中の、私からは、まず通告主題1、公共工事の諸問題についてのご質問にお答えをいたします。 質問要点ア、発注形態の疑問点につきましてお答えをさせていただきます。 当町におきましては、町内業者で施工可能な工事におきましては、一般競争入札入札参加資格の要件として、いの町内に主たる営業所を置くものであるといたしているところでございます。これは、町内を基本にして事業展開を行っている業者の育成を行うことで、災害時等におけます重機、また人員の確保によりまして、早期の復旧や復興につながるものと考えているものでございます。指名競争入札におきましても同様に、町内業者での工事が可能であれば、業者の規模や実績、並びに災害協定の有無などを参考に、入札参加者の選定を行っているところでございます。落札後の下請施工につきましては、下請契約を締結したときは、施工体制台帳を作成して14日以内に発注者に提出することとなっておりまして、下請先については把握しておりますが、町内、町外の制限はないところでございます。けれども、高知県におきましては、高知県内業者の活用及び県内産品の優先使用、並びに地元業者への配慮ということで、高知県内の経済の活性化と雇用の確保を図るために、工事の下請におきまして、県内の業者で施工可能なものは県内の業者で契約をお願いするとともに、それぞれの地域の地元業者の活用など、地域経済にも配慮をお願いいたしているところでございまして、こうしたことから、当町におきましても同様に考えているところでございます。発注形態の見直し等につきましては、今後とも協議をしていかなければならないというふうに考えているところでございます。 続きまして、イ、いの町入札心得の改正をについてのご質問にお答えをいたします。 入札制度の改革につきましては、公平公正な入札を実施するため、国の運用指針、また県の取り組みを鑑みた対応を継続して行っているところでございます。入札参加者の辞退の取り扱いにつきましては、いの町入札心得第8条第1項の規定によりまして、入札者は、開札が行われるまではいつでも辞退できるとされておりまして、また第3項では、入札を辞退した者は、これを理由として不利益な取り扱いを受けることはないという規定を遵守しているところでございまして、国、また県も同様の取り扱いをされているところでございます。これは、会計法第29条の5、第2項の規定の解釈でございまして、公共工事の入札及び契約の適正化を図るための措置に関する指針におきまして、入札契約手続における発注者、受注者間の対等性の確保に関することの項目の中で、入札辞退の自由の確保と受注者との対等な関係の確立に努めるものとするというふうにされているところでございます。議員おっしゃられますとおり、辞退によりまして入札が不調になった場合には、工事の発注がおくれ、住民の生活にも影響を及ぼすことが考えられますけれども、国の指針にもございますとおり、契約は発注者と受注者が対等の立場で行うものであると考えておりまして、入札辞退も入札参加者の意思表示として、何らペナルティを付すことなく認めることが適当であると解釈し、運用しているところでございます。 そういった中で、今後、心得の改正につきまして、議員より2点のご提案がございました。この点も踏まえまして、庁内で引き続き協議検討をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。 次に、総合評価方式への町発注工事での実績評価基準の導入についてのご質問がございました。 総合評価方式は、公共工事品質確保法に基づきまして、価格に加え価格以外の要素も総合的に評価して落札を決定するというものでございまして、価格と品質が総合的にすぐれた公共調達を行うことができる方式とされているところでございます。いの町におきましては、平成19年度から導入しておりまして、3,000万円以上の指名競争入札を行う場合、土木一式工事の一部で運用しているところでございます。現在の評価項目といたしましては、簡易な施工計画、企業の施工能力として、同種工事の施工実績、災害時等の地域貢献、配置予定技術者の能力として、同種工事の施工実績、保有資格について評価することとなっているところでございます。これまで評価項目等の見直しを行いながら実施してきておりますが、現在、課題の整理、土木一式工事以外の工事種別を対象にすること等、運用内容の見直しにつきまして、庁内で研究協議をしているところでございます。一般競争入札参加者に必要な資格要件は、契約案件を適切に履行できる能力でございまして、地方自治法施行令第167条の5及び第167条の5の2の規定によりまして、要件に工事実績等を設定する場合がございますけれども、ご質問にありました町発注の指名競争入札での実績を一般競争入札の参加要件とすることにつきましては、過剰に入札参加を制限することにならないか、研究も必要であるというふうに考えているところでございます。今後におきましても、より一層の公平性、透明性、競争性を向上させる入札制度となるよう、継続的に研究協議に努めてまいりたいと考えております。 続きまして、ウ、構造物の設計から施工前に綿密な検討を行い発注後の財政負担を必要としない対応を、についてお答えをいたします。 公共工事の生産性の向上が求められている中で、施工中に手戻り工事等が発生した場合には、設計の見直し作業となり、時間と費用もかかってまいります。これを未然に防ぐために、議員ご質問のとおり、事業の上流側でございます設計段階で施工手段を意識することが非常に重要というふうに考えているところでございます。具体的には、設計時におけます受注業者との打ち合わせ、施工時においては発注者、受注者及び管理者、関係者を交えた定例工程会議への参加がございます。そういったことから、営繕工事の定例工程会議に、平成30年度から検査担当職員が参加し、必要に応じた助言を行い、品質の確保、それから手戻り工事等がないように努めているところでございます。また、営繕工事の完成検査につきましては、施工不良箇所がないか、つまり所要の品質が確保されているかの着眼視点を養う意味で、検査担当職員が毎年国や県の完成検査に臨場するようにしているところでございます。また、昨年度、逆の立場として、国の営繕部よりは町の検査に臨場していただき、指導、助言を受けております。こうした取り組みは、四国の自治体では当町だけとなっているとお聞きをしているところでございます。また、年度初めに、担当職員を対象とした技術管理等の研修会を毎年実施しておりまして、建築工事では工程ごとの段階確認及び立会ポイントを、設備工事では工事現場の撮影対象チェックリストを標準仕様書から抜粋した資料を対象職員に配付しますとともに、その資料を受注者や管理者にも配付して周知するように指導するとともに、適切な設計変更についても説明をしているところでございます。構造物は、完成してもメンテナンスフリーということではなく、適切な維持管理が構造物の長寿命化のポイントとなりますので、今後とも以上の点を踏まえて、発注後の財政負担を軽減できるよう努めてまいりたいと考えているところでございます。 次に、エ、工事施工における関係住民評価制度の導入をについてお答えをいたします。 住民の評価につきましては、事前に地元と工事内容の周知、工事方法、工事の影響、工事後の効果などについて打ち合わせを十分行うことで、地元協力も得られるとともに評価も上がるものと考えているところでございます。当初の施工計画打ち合わせにおいて、発注者側、受注者側がそれぞれの立場で地元への配慮や費用対効果を高めていくような打ち合わせをすることが重要でございます。検査もしっかり行いますが、現場からの意見に耳を傾け、少しでもよいものをつくり上げていく姿勢での工事経過を重視していくことが大切であると考えているところでございます。 一方、議員ご質問の関係住民評価制度についてでございますけれども、こうした考え方を実践できているかできていないかの指標ではないかというふうに考えております。いずれにしましても、住民満足度を高めていくような工事プロセスについて、検討を進めていかなければならないと考えております。 次に、通告主題4、いのホールの付属施設についてのご質問にお答えをいたします。 いのホールの附属施設につきましては、かねてから強い要望をいただいていたところでございます。今回計画しております多目的木造建物の役場本庁舎での利用形態につきましては、いの地区文化祭開催時には楽屋や控室として使用することが考えられ、その際には、いのホール舞台の上手、下手を行き来する通路に仮設設置できる仕様となっているとこでございます。また、通路部分の雨よけ対策等につきましては、雨天時でも円滑に行事が行われるよう対策を検討してまいります。この建物は、建築基準法などの法規制の関係もございまして、文化祭等、大きなイベント等での仮設設置という方向で進めてきた事業でございまして、設計段階から文化協会の関係者の皆様方からもご意見をいただきながら進めてきたところでございまして、文化祭のときに仮設設置した場合でも有効活用いただけるものと考えているところでございます。今後、速やかに発注し、早期の完成を目指してまいります。 私からは以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 土居総務課長。      〔総務課長 土居 浩君登壇〕 ◎総務課長(土居浩君) 3番、井上敏雄議員の、私のほうからは、まず通告主題2、職員の働き方改革についてお答えさせていただきます。 まず、質問要点ア、週に1回のNO残業デーの実施をについてでございます。 増加する業務と職員数の減少のもと、住民サービスの維持向上のためには、職員は日々業務に取り組む一方で負担も増大しているところでございます。管理職を中心とした各所属における日ごろの声かけ、業務へのフォロー体制の構築等も含め、職員の負担が過大とならないように取り組み、職員の健康管理に十分配慮することが必要であると認識しております。その一環として、現在、毎週水曜日をノー残業デーとして、職員の定時退庁を呼びかけていると、推進しているところでございます。時間外勤務の削減に向けた取り組みを行っているところですが、近年の時間外勤務の増加傾向を受け、災害や選挙などの効率化を図ることが難しい業務を除き、システムでの対応が可能な業務については、特に効率化の必要が感じられているところでございます。例えば確定申告の業務の効率化を目的といたしまして、平成30年1月から確定申告の支援システムを導入いたしております。システムの導入によりまして、申告時間を短縮するなど、住民サービスの向上や効率的な課税の事務の実現に加え、時間外勤務の削減につながるなどの職員負担も大きく軽減されているところでございます。 それで、議員ご質問の時間外勤務について、個々に管理職、所属長に請求しているのかといったご質問ですが、こちらにつきましては、個々の業務について個人別にですね、管理職の命令を受けて時間外勤務に従事しているところでございます。 このようなことからも、他市町村の先進事例も今後参考とさせていただきながら、水曜日のノー残業デーにつきましては引き続き推進を図っていきまして、これによりまして職員の皆さんに時間に関する意識をしていただき、業務の効率化に努めていただければと考えておるところです。その結果、ライフワークバランスの実現につながればと考えております。 次に、質問要点イ、過去3ヶ月間における職員の総残業時間数及び一個人で一番多い残業時間数はの質問についてお答えさせていただきます。 過去3カ月、8月から10月の3カ月になります。総残業時間数につきましては、1万4,476時間となっております。また、3カ月間で最も多く残業を行った職員は、252時間の残業となっております。この3カ月間で残業を行った人数がですね、延べ910人になっております。残業の総時間数からですね、平均を出しますと、残業時間数1人当たり、残業を行った職員の平均の残業時間数につきましては15.9時間となっております。 続きまして、通告主題5、避難所対策についてのご質問にお答えさせていただきます。 まず、質問要点ア、避難所及び運営の在り方はでございます。 台風時に避難所の開設が必要であると判断した場合は、地域の拠点となる集会所や公共施設を中心に、開設を避難所、しております。枝川地区におきましては、浸水の危険性があることから、避難スペースが1階部分より高い位置にあります枝川コミュニティセンターと枝川小学校体育館を職員を配置し、避難所の開設、運営を行っている現状でございます。しかし、避難所の運営につきましては、職員数も限られていることから、地域の自主防災組織を中心に共助で、大規模災害については特にですが、取り組んでいただく必要がございますので、現在、開設運営マニュアルづくりを各自主防災組織と連携しながら、順次進めているところでございます。その検討作業の中で、大規模災害により避難の長期化を想定しました場合、議員ご指摘の各課題が出てきます。トイレであり、トイレ等の衛生面、それからプライバシーの課題が出てきます。限られた施設のスペースや保有する資機材を最大限生かした対応、方針を地域の方と一緒になってマニュアルをつくる中で検討、そしてその中でそれぞれの課題を整理してまいりたいと。そして、できることから速やかに対応していきたいと考えております。そして、町といたしましては、住民の方々が避難所の生活面、設備面を危惧して避難をためらうことがないよう、プライバシーの確保やストレスの軽減につながる資機材として、パーティションや段ボールベッドなど、公的備蓄の充実や避難所施設の環境整備、また感染症など、衛生面での対応も関係機関にご指導いただくなど、公助としての取り組みも進めてまいりますが、防災学習会、避難所運営訓練など、共助の取り組みの後押しも継続してまいります。 続きまして、通告主題8、高齢者運転での事故防止対策についてお答えさせていただきます。 質問要点ア、踏み間違いによる急加速防止装置への補助、質問要点イ、安全運転支援装置装着車購入の補助は、2つ関連する内容でございますので、あわせてお答えさせていただきます。 近年、高齢ドライバーによる痛ましい事故が、全国的に頻発しております。議員ご指摘のとおり、高知県内での交通死亡事故発生状況を見ますと、令和元年11月時点で交通事故死亡者32名、そのうち25名が高齢者となっております。高齢者の交通事故対策は、喫緊の課題となっているところでございます。既存車両への後づけ可能な踏み間違い防止装置の設置や、急発進、急加速の抑制を行う安全運転のサポート車を購入することは、高齢ドライバーによる交通事故を未然に防ぐ効果は大きいものであると認識しておりますので、町といたしましても、補助事業を創設し、サポートしていく必要性があるものと考えております。このため、これらに対する国の補助の検討といった報道を受けまして、補助制度の創設の動向を県にお聞きしましたところ、前向きに検討しているとのことでございました。町といたしましても、国の補助、県の補助と足並みをそろえて、事業化に向けた制度設計を検討してまいります。 あと、安全運転支援装置装着車購入への町の上乗せの助成はどうかといったご質問があったかと思います。こちらにつきましては、国の補助制度が現在内容が明らかになっておりません。直接購入者に助成するものであれば、それにプラスしてですね、県と足並みをそろえた町の補助事業は追加になるでしょうし、制度全体が見えた段階ですね、そちらについても検討していきたいと考えておるところでございます。 私からは以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 暫時休憩します。11時30分に再開します。      休憩 11時12分      開議 11時30分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 答弁を続けます。澁谷ほけん福祉課長。      〔ほけん福祉課長 澁谷幸代君登壇〕 ◎ほけん福祉課長(澁谷幸代君) 3番、井上議員のご質問にお答えいたします。 私からは、通告主題5、避難所対策についてのイ、要配慮者避難への手助けをについて答弁をいたします。 議員からは、要配慮者避難者への計画についてのお尋ねがございました。本町では、いの町災害時要配慮者支援といたしまして、避難行動要支援者名簿を作成し、関係団体、機関への提供に同意をいただけた方々については、地区長、自主防災組織、民生委員、児童委員を初め、町社協、警察、消防署、消防団へ情報提供をし、平時からの見守りや避難訓練の実施などの協力をお願いしているところでございます。また、自力での避難ができず、家族による避難支援が難しい方については、地域で個別計画を作成していただくようお願いしているところでございます。近年の豪雨災害や大地震では、自力での避難が困難な障害者や高齢者など、災害時要配慮者が犠牲になるケースが全国的に多く見られ、そうした方々を救うためには、近隣住民同士の助け合いがとても重要であることが明らかになっています。災害に備え、地域に共助の支援体制を整えるため、町では地域見守り台帳、避難行動要支援者名簿及びいの町災害時要配慮者避難支援計画に基づき、地域にお住まいの要配慮者を把握し、町社会福祉協議会で緊急連絡先等を記載した緊急連絡カードを作成するなど、地域住民の方々が協力して安否確認、避難支援を行えるような支援体制づくりに取り組んでいるところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 別役町民課長。      〔町民課長 別役理佳君登壇〕 ◎町民課長(別役理佳君) 3番、井上敏雄議員からの通告主題6、高齢者への介護予防の加速について、質問要点ア、イをまとめてのご質問ということでございましたので、お答えさせていただきます。 議員おっしゃられましたとおり、国民健康保険の保険者努力支援制度は、保険者としての努力を行う自治体に対し、適正かつ客観的な指標に基づき交付金を交付することで、国民健康保険の財政基盤を強化するものでございます。医療費適正化への取り組みや国民健康保険が抱える課題への対応等を通じた保険者機能の役割がより発揮されるように、平成30年度に創設されたものでございます。議員よりご指摘がありました減点につきましては、経済財政運営と改革の基本方針2019等に基づき、一部の評価指標におけるマイナス点を設定することとしておりますが、これは過去の取り組み状況に対して後年度になってペナルティを科し、あるいは罰則を付すものではなく、国保改革によって拡充された公費の配分について、一部めり張りを強化するものであると認識しております。当町におきましては、2020年度保険者努力支援制度の交付見込み額の算定時において、その減点、めり張りの対象である特定健診の受診率及び特定保健指導の実施率におきましては、3年連続で受診率が向上しているため、減点の対象にはなっていないところでございます。この制度に基づき交付された保険者努力支援制度の交付金の使途につきましては、県に納める国保事業費納付金の財源に充てることにより住民の国保税の負担を軽減するほか、市町村が独自に行う保健事業の財源に充当できますことから、町といたしましても、関係課との連携をより一層密にし、さらなる疾病予防、健康づくり等の促進を図りながら、各評価指標の項目の目標値を達成できるよう、取り組み強化に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 水田土木課長。      〔土木課長 水田正孝君登壇〕 ◎土木課長(水田正孝君) 3番、井上敏雄議員より通告のありました通告主題9、宇治川ポンプ場の竣工と、更なる対策について、質問要点ア、排水処理能力のアップと内水対策効果はとイ、気候危機による床上浸水対策事業の再対策をにつきましてお答えをいたします。 まず、アになります排水処理能力のアップと内水対策効果でございますが、平成27年度より、国、県、町の3者が連携し、宇治川上流域の浸水対策を進めてまいりました。本議会の行政報告にてご報告いたしておりますが、10月末に国が実施しておりました宇治川排水機場のポンプ増設が完了し、議員発言のとおり、ポンプ総排水量は毎秒52トンとなり、今後の雨に備えることができるようになりました。また、宇治川上流域で進めております県施工の天神ヶ谷川河川改修工事、及び町施工の内水対策工事も終盤を迎えつつある状況でございます。整備後の効果といたしましては、全ての浸水対策が完了すれば、平成26年8月の豪雨災害並みの降雨に対応するものでありまして、同等な雨では床上浸水がなくなると、計画でございます。 続きまして、質問要点イ、気候危機による床上浸水対策事業の再対策をについてでございますが、10月3日の台風18号に伴う豪雨により、住宅地で床上・床下浸水の被害に見舞われました。そのときに、いの町で設置しております天神ヶ谷川観測所で、ピーク時の1時間における最大雨量138ミリの降雨を記録しており、議員の質問の中にもございました気候の変動について、同じように感じているところでございます。全国各地での異常気象における豪雨災害も頻繁になっていることから、国土交通省では気候変動を踏まえた治水計画の検討を実施しているとお伺いしておりまして、町といたしましても、検討状況について注視するとともに、仁淀川改修期成同盟会などを通じ、高知県、国土交通省へさらなる治水事業の働きかけを考えているところでございます。 浸水対策は、さまざまな浸水対策の積み重ねにより効果を発揮するものであり、放水路の増設のみだけでなく、その他の改修メニューを段階的かつ複合的に整備することが重要と考えております。なお、今後の改修に当たっては、最新の解析手法や土地利用の変化などを踏まえた再検討を実施し、最適な対策案を国、県と連携して検討していく必要があるというふうに考えております。治水はとめどない対策が、とどめのない対策が必要不可欠と考えておりますので、引き続き河川整備等の事前防災対策の推進及び適正な河川維持管理について、なお一層の予防を行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 3番、井上敏雄君。      〔3番 井上敏雄君登壇〕 ◆3番(井上敏雄君) 2回目の一般質問を行います。 まず、公共工事の諸問題についてでございますが、この入札心得の改正につきましては、県のほうにも私もその町の事情をお話し、改正できないかという相談も持ちかけまして、それは各自治体でどのように改正するかは県がそれをとめることはできないというお話も確認をしております。この現状の中で、入札が不落になり、そして年を越しての予算計上とか、いろいろいうこの状態の中で、いつまでもこれを改正をしないでおきますと、昭和22年に伊野町の入札心得の中に記載をされて、もう何十年たってますか。国や県とかいう縦にとらず、できるものは改正をし、現状は、この入札の現状をずっと鑑み、それに対して早急に対策するのが執行部の役目ではありませんか。それを強く申し上げたいと思います。 それと、町内業者の優先の疑問点の中で、元請に対してはいの町に本店を置くものとなっておりますけれども、県内の下請並びに資材販売業者というふうなお話がありましたが、私が申しておるのは、いの町で発注をした工事がいの町の業者で落札をされ、そして資材は県内一円、あるいは大手から購入されている現状の中で、そしたらいの町の資材の販売業者はどうなんですかと。同じ町の工事を扱う者として、やはりそこには私の言ったように、高くて買えないというふうなこともあれば、資材の何%かを買いなさいということができませんか。それが同じ町内業者としての問題点ではないかと思います。 それと、入札心得の改正でございますけれども、もう一点は、先ほど申しましたように、昭和22年から平成30年3月までは入札の基本事項の第5条の8では、一般競争入札において、入札参加資格確認通知書で入札が認められた者が2者以上あるときは、入札が行われるまでに入札辞退により入札者が1者がなっても入札を行うとなっておりました。平成31年度の山荘しらさ大規模改修建築主体工事では、入札参加を認めた者が2者以上あった場合でも、入札辞退等により1者となった場合には入札を行わないということが記載をされておりましたことは、予定価格の事後公表に続き、公平・公正な入札を念頭に改めるべきは改めるという池田町政の姿勢ではなかったかと思いますけれども、残念ながら、平成30年4月1日より施行のいの町入札心得の入札の辞退に関するところには、これは記載をされておりません。やはりこの中に早急に記載をすべきでないか、お伺いをいたします。 2、職員の働き方改革についてでございます。 今月の12月10日、高知新聞に尾崎知事にかわって新しく高知県政を担う濵田知事は、初の庁議で仕事のスクラップにしっかり目を配らないといけない。その勇気を持つことが、時間外の勤務の縮小や職員の働き方改革につながる。腹をくくってやることに意を用いてほしいと注文と。実務的な一面を見せたと記載をされていました。香美市におきましても、10年ぐらい前だったかと思いますけれども、新庁舎の視察に複数の議員でお伺いしましたときに、残業時間の規定や、あるいは休日に庁舎の入り口にロックをかけて入れないというふうなことで、きちんと休むときは休むという方針を行っているということもお聞きをしたと記憶をしております。また、先月の読売新聞でしたか、大阪府職員、残業あかんとの見出しに、残業時間に対する取り組み状況が次のように記載をされておりました。大阪府は先月27日、働き方改革の一環として、職員の終業時間を過ぎると業務用パソコンの電源が20分から1分ごとに「速やかに業務を終了して」などの警告文が画面に出て、終業時間から30分後に電源が強制的に切れるシステムを導入をし、来年の10月ごろからですか、取り組むというふうなあれも載っておりまして、大阪府の職員は年間約100万時間も残業して、働き方改革の中でこれを何とか改めないかんということが載っておりましたし、町としても残業時間、水曜日がノー残業デーと言いますけれども、やはり残業している職員がおるわけです。休むときには全員が、ノー残業デーなら全員がもう業務を中止するという態度で、例えば残業時間が規定内にあったとしてもですよ、ノー残業デーを水曜日に設置しているなら、それを完全に施行するのが適当でないかと思います。このことについてはいかがですか、お答えを願います。 3、人口減少時代への対応について、イ、消滅地域防止に向けて地域運営組織の構築をでございます。 加速する人口減少としょうれいかをはいけんに、このままでは地域がなくなるのではないかとの大きな不安がある中でも、住みなれた地域で暮らし続けたいとの思いが強いことから、行政に頼るだけでなく、地域に体力があるうちに行政と住民たちが危機感を共有するとともに、地域の課題を洗い出し、解決の道を探っていく必要性に行政も住民もその時代の到来ということで言われております。本川地域では、地域独自の観光振興を目指して活躍のために行動しているNPOグループもありますし、行政もそのなお一層の後押しも必要だと思いますし、また町行政も新たな冬山観光に挑戦し始めたことから、交通、福祉、観光、産業の4部門を柱とする活動方針を決定することが喫緊の課題ではないかと思います。どのような体制で、地域の消滅防止に向けてNPO法人や独自の地域運営組織の構築や助成を行うのか、お伺いをいたします。 ウ、少子化対策と学校存続に向けた取り組みの支援をでございます。 神谷地区では、地元で製紙会社を営む浜田会長が、いずれ地元から学校がなくなるんじゃないかという危機感があったと、2017年、30から70歳代の住民有志17人で七色会を立ち上げ、まず手をつけたのが移住環境の整備、そして地区内の全ての空き家64戸をリストアップし、調査したと。うち6戸の協力を取りつけた後、これまでに町などを通じて6組12人が移住し、うち3組、9人が子連れ世帯、現在、同小・中学校には45人が通うと高知新聞に掲載されていたことは皆さんご承知のことと思います。このように、地域の活性化や学校存続の危機に住民の一部が立ち上がって取り組んでいただいていることに、大変ありがたく、感謝の念にたえないところでございます。町はこの地域住民の努力に応え、さらに移住を進め、生徒数増に一層の協力をすべきでないかと考えますが、いかがでしょうか。そして、吾北地区、小・中・高校生、本川地区の小・中学校生の確保に向けて、神谷地区のように地区民を主体とした取り組みも促しながら、町とともに協力し合い、生徒数確保が学校存続に向けた対応になると思いますので、どのような取り組みをなされるのか、お伺いをいたします。 5、避難所運営についてでございます。 トイレ環境について、あるいはベッドの設置等の話がありましたが、避難生活で誰もが直面する切実な問題が見えます。なぜ避難所を敬遠するのかという中には、乳幼児連れ、要配慮者、プライバシー、トイレ環境、かたい床、照明、集団生活になじめないというふうな多々の事情がありまして、自宅、車中泊、テント生活を余儀なくされている避難民が多々あるとのことでございます。そのような中で、トイレ環境につきましては、トイレ環境が悪化した場合には、感染症の蔓延やエコノミークラス症候群の罹患など、さまざまなリスクが高まると。災害関連死を防ぐためにも、気兼ねなくトイレを使える環境整備が重要となると言われています。トイレの中には、マンホールトイレ、仮設トイレ、車椅子トイレ、市販の簡単なトイレとあるわけですが、体育館が避難所であればプールがございますので、プールの水を張っておれば水洗としての使用もできると思いますが、どうですか。 段ボールベッドにつきましては、高知県内の業者が開発をし、今全国的に広がっているということでございまして、それはそのまま床に眠るよりは非常に快適でもありますし、また床の底には水や食料なども収納でき、重さは100キログラムにも耐えられると言われておりますので、このことも念頭に置きながら、災害はいつやってくるかもわかりません。悠長なことは言っておられません。早急な対策を検討すべきでないかと思います。いかがでございましょうか。 宇治川、旧宇治川ポンプ場でございますけれども、私は質問、答弁いただきましたけれども、この宇治川、新宇治川放水路は2連の設計でありましたから、その計画が現在も生きているのでしょうかという質問も入れております。これが継続されているとなればですね、このことに対しても具体的な要望活動を行っていくべきでないかと思いますが、その点についてお聞きをいたします。 10、池田町政について、ア、3年間成果と今後の目指すべき方向性はでございます。 先ほど町長答弁で、3年間の成果と今後の目指すべき方向性もお伺いをいたしました。女性の首長として、その意気込みも伝わってまいりましたことから、そこであらゆる分野での女性活躍については多様な働き方があり、その中で女性は貴重な働き手であることを認め、子育て、介護基盤のきめ細かな整備を行い、女性の潜在力を生かしていくことが必要な社会において、首長として、この3年間の池田町政は多難の時代ではなかったかと思います。しかし、この人口減少時代を迎え、子育ての困難さの解消など、あらゆる分野で一つまた一つと政治課題を克服しての今日であろうと思います。女性であるからこそ、感性を生かしたきめ細かな政策の実現ができるものだと思います。強い思いのもとで、これからも住民福祉の増進にさらなる町勢発展に尽くすことこそが、女性であっても勇気を持って飛び込めば何事もできるのだということを示すことが、多くの女性に自信を与え、女性活躍時代への先駆けとしての使命と責任があると申し上げたいと思います。池田町長の1期目の任期も1年を切ったことから、ここで中・長期的政策を実現させていくためには、2期目への挑戦が必要であると考えます。住民本位の町政運営を続行させていただくためには、これからも引き続き町政運営を担わせてほしいとの決意のもと、ちゅうちょすることなく2期目の挑戦を明確にするのは今じゃないかと思いますが、この件についてお聞きをいたしまして、2回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 暫時休憩します。午後1時に再開します。      休憩 11時57分      開議 13時0分
    ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 執行部の答弁を求めます。池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 3番、井上敏雄議員の2回目のご質問にお答えいたします。 まず、私からは、通告主題3、人口減少時代への対応についてのうち、質問要点イ、消滅地域防止に向けて、地域運営組織の構築をについてお答えさせていただきます。 先ほど議員おっしゃられましたとおり、本川地区の元地域おこし協力隊がNPO法人を設立したのはそのとおりでございまして、このようにいの町に移住した方が定住するために法人を立ち上げたことは大変うれしいことですし、期待もしております。さきの議会でもお話しさせていただきましたが、行政サービスの一部をこういった法人等にお願いできないか、また定住、地域振興のための補助はできないか、積極的な支援策を検討するほか、先日、地域人口の急減に対処するための特定地域づくり事業の推進に関する法律が公布されました。中山間地域の活性化や地域づくり人材の確保などを目的とした大変興味深い施策でございまして、当町での実施を検討してまいりたいと思っております。 次に、質問要点ウ、少子化対策と学校存続に向けた取り組みの支援をについてでございます。 さきの新聞報道にもありました、神谷七色会の学校存続に向けた住民の皆様の活動や、集落活動センター柳野のある小川柳野地区の移住促進の取り組みは、当町にとりましても大変ありがたい活動で、敬意を表するところでございます。過疎化が進む地域の学校存続に向けて、地域住民の皆様のご協力は欠かせないものでございます。このような地域住民の皆様の自主的な活動をいの町のそれぞれの地域で住民の皆様に実践していただくというのは、なかなか難しいことかもわかりませんが、モデル的な取り組みに対しまして地域支援補助金を活用していただくなど、町も可能な限り活動を支援するとともに、このような機運を醸成するなど、住民の皆様にご協力いただきながら、少子化対策、学校存続に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、通告主題10の池田町政について、質問要点ア、3年間の成果と今後の目指すべき方向性はについてでございます。 この3年余り、私が掲げた公約に対しまして、職員の皆さんとともに研究、議論、努力し、また議員の皆様、町民の皆様のご理解、ご支援、ご協力賜り、実行してまいりました。しかし、まだ道半ばの感は否めません。さらに、移住・定住促進や企業にも大きな効果が期待できるブロードバンドの整備などといった大型事業も控えておりますし、大きな事業の継続もまだ行っているところでございます。誰もが住みなれたところで生き生きと生活を全うできる地域づくりにもさらに歩を進めなければならないと思っております。四国に私一人の女性首長であります。1回目、議員おっしゃられたように、全国女性町長サミットや、小池都知事、吉村山形県知事の呼びかけによる女性首長によるびじょんネットワークなど、積極的に参加し、全国にネットワークを広げつつあります。私は女性、男性という性別にとらわれず、お互い認め合い、誰もが活躍できる社会が求められていると思っております。また、女性ならではの視点も必要であり、そういったことを十分に発揮し、住民の皆様と協力し、男女共同参画による魅力あるまちづくりの実現を目指し、町勢発展、町民の皆様のさらなる福祉の増進のため、今後も取り組ませていただきたいと、また誰もが輝く社会の実現に邁進させていただきたいと思っているところでございます。 私からは以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 久松副町長。      〔副町長 久松隆雄君登壇〕 ◎副町長(久松隆雄君) 3番、井上敏雄議員からの2回目のご質問にお答えをいたします。 私からは、通告主題1、公共工事の諸問題についてお答えをさせていただきます。 入札心得の改正についてのお尋ねがございました。入札心得は町が定めるものでございますので、これまでも改正してきた経緯がございますが、現状を踏まえながら、庁内でなお内容の協議を進めてまいりたいと考えているところでございます。 また、町内の資材販売業者から割合を決めて納入するようにできないかとのお尋ねがございました。割合を決めるということは難しいのではないかと考えられますけれども、地元業者の活用について配慮をお願いしていかなければならないというふうに考えております。 なお、入札辞退等で入札者が1者になった場合の規定につきましては、入札心得第5条第6項第2号に規定されているところでございます。 私からは以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 土居総務課長。      〔総務課長 土居 浩君登壇〕 ◎総務課長(土居浩君) 3番、井上敏雄議員からの2回目の質問にお答えさせていただきます。 私からは、まず通告主題2、職員の働き方改革について、ア、週に1回のNO残業デーの実施をについて。 水曜日のノー残業デーに勤務している者も見られる。他団体の先進事例をご紹介いただき、完全実施することが大事では、いかに考えているのかといったご質問だったかと思います。 確かに議員ご指摘のとおり、水曜日、ノー残業デーは実施はしておりますが、なかなか一人も残業しなかったという日については、達成できてないという現状がございます。これについては、水曜日、ノー残業デーであるが、どうしてもきょうやらなければならない業務があるとか、会合があるとかといったところもあろうかと思います。ただし、町といたしましては、水曜日のノー残業デーという取り組みはですね、継続して推進していきたい、また徹底を図っていきたいと考えております。これにつきましては、先ほども少し触れさせていただきましたが、1回目の答弁で職員に時間をまず意識していただき、業務の効率化ですね。時間内に終わらすといった意識ですね。それとそこから事務事業の見直し、こういったところを推進していきたいと。また、その先にですね、住民サービスの向上につながっていくものがあるのではと考えておるところでございます。 続きまして、通告主題5、避難所対策について、ア、避難所及び運営の在り方はについて。 指定避難所について敬遠されている実情があると。また、車中泊やテント泊での避難生活、早急な対策が必要でないかといったご質問だったかと思います。議員ご指摘のとおりでございまして、早急な対策は必要であると町も考えております。先ほど答弁させていただきましたとおり、避難所ごとにですね、課題の整理をさせていただき、避難者の健康が維持されることを目標に、段ボールベッド、マット、パーティションなどですね、避難所生活の質を少しでも向上すると。ストレスのかかる環境の中で、少しでもですね、避難所生活の質を上げていくということで、できることから可能な限り速やかに対応してまいりたいと考えております。また、質問の中で、学校施設の避難所、プールの水をためておくことは有効でないかといったところで、私のほうも、プールへの水をためておくことにつきましては、トイレの排水等、生活用水として活用できるものと考えますので、有効と思っております。 私からは以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 水田土木課長。      〔土木課長 水田正孝君登壇〕 ◎土木課長(水田正孝君) 3番、井上敏雄議員より通告のありました通告主題9の宇治川ポンプ場竣工と、更なる対策について、質問要点イになりますが、気候危機による床上浸水対策事業の再構築の中で2回目のご質問があって、新宇治川放水路の計画、もともと2連であり、生きているのかというご質問、そして具体的な要望をという2点があったと思っておりますが、お答えをさせていただきます。 まず、新宇治川放水路2本目の計画につきましては、計画がございますので、引き続き計画が残っておるということをご確認させていただきたいと思います。 それと、2点目の具体的な要望という形になりますが、まず河川につきましては、仁淀川流域全体として考えまして、1回目にもお答えしてましたように、関係機関、国、県等と連絡をとりながら、土地利用の変化、今まさに現在の状況を踏まえた上で、粘り強く協議、交渉を進めてまいりたい、そして要望も進めてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 3番、井上敏雄君。      〔3番 井上敏雄君登壇〕 ◆3番(井上敏雄君) 妙に歯切れが悪いので、3回目の質問をさせていただきます。 1、公共工事の諸問題について、いの町入札心得の改正ですが、副町長から答弁をいただきましたが、改正するのかしないのか、検討じゃなくって、現状を鑑み、もう改正する時期に来てるんではないですか。このまま置くつもりなんですか。改正するのかしないのか。それをいろいろと条文にもしなければならないと思いますので、時間がかかるかもわかりませんけれども、やるのかやらないのかの問いかけをしておるわけですから、私も県にも国にも聞いてます。で、なおご不審なら、自身で県にも国にもお聞きになってください。心得の改正です。心得ですよ。その点を認識をして、対処してもらうように強く求めておきます。 2番目に、職員の働き方改革ですが、週に1回のノー残業デーの水曜日に実施しておるけれども、どうしてもやらなければならないものが、そういう残業をしているということですが、完全にやっぱりすること、新しい知事も言ってますでしょ。能率を上げる、あるいは仕事のスクラップをして対処するということでしないと、忙しいから、残っているからということをやっておってはですよ、ノー残業デーのつながらないじゃないですか。その辺はいかがですか、お伺いをいたします。 3、人口減少時代の対応についてでございまして、イ、消滅防止を向けて地域運営組織の構築をでございますが、先ほど運営を経営と発言したようでございますので、訂正して運営組織の構築に変えさせていただきます。今町長よりもこの件につきましては答弁をいただきましたが、私は。 ○議長(高橋幸十郎君) 井上議員、あと5分になりました。 ◆3番(井上敏雄君) はい。自治体の職員を第1、住民の生命や財産を守る消防団を第2とすれば、中山間地域の集落消滅の防止のためにも、その地域の生活基盤を支える第3の公共団体の構築が早急に求めておられるのではないかと思います。現在の状況まま放置をすれば、10年もたてばですね、どのような状態になるのかは誰しも考えつくことだと思います。このように、高齢者が大多数を占める地域、産業振興にいっても取り組めない地域、いろんなバス停まで歩いていけない地域、いろんなことがあると思いますが、やはり町が主体となる法人組織、あるいは船出をしたNPO法人には、町長からの答弁にもありました、助成をする、いろんなこともまた委託したいという話もありましたが、その人たち、あるいはきのうの質問でもありました。吾北分校の卒業生を雇用し、地域の活性化を図ると。そうすると、それができない場合には、移住を求めて移住者が来ても、地域の若者が出ていったらこれは何もならないんです。山間地域、吾北、本川、その発展のためにもですよ、吾北分校の卒業生を雇用すると。これは第3のやはり法人組織の構築をして、いつも私が行っていっておりますけれども、地域存続のために活躍していただくことが発展につながる、人口維持にもつながると思いまして、地域が存続をするなら、無駄な投資では私はないと思います。公共工事のみでなくって、公共の第3の組織を構築することも、これは地域存続のために無駄な投資ではなく、このまま放ってしまえばですね、消滅集落となるわけですから、そうなりますと取り返しがつかない現状になるわけですき、その点を十分考慮しながら、検討していただきたいと思います。 それで、10番目でございまして、池田町政について、ア、3年間の成果と今後の目指すべき方向性について、2回目の質問をいただきましたが、はっきりと2期目への挑戦を目指したいという歯切れのいい答弁はできないものですか。今じゃないですか。3点お聞きして、一般質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) ただいまの井上敏雄議員からの、先ほどの一般質問の発言中、地域経営組織の部分を地域運営組織に訂正することについては、議長においてこれを許可します。 答弁を求めます。池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 3番、井上敏雄議員からの3回目のご質問にお答えいたします。 まず、通告主題3の人口減少時代への対応についてでございます。 議員おっしゃられるように、人口維持につながる地域存続の施策であれば、無駄な投資ではないと私もそう思っております。吾北分校の卒業生への対応というご質問もいただきました。今後につきましては、そういったご質問内容につきまして、やはり役場の中でも職員とともに議論を交わしていきたいと思っているところでございますし、先ほど申しましたように、議員立法で成立されました、地域人口の急減に対処するための特定地域づくり事業の推進に関する法律につきましては、協同組合等の設立ということもありますので、こういった法律につきまして、もう既に各担当課には法律内容について詳細に研究するようにという指示をしているところでございまして、そういったものも最大限に実施できるかどうかの検討ということもしてまいりたいと思っているところでございます。 そして、次に通告主題10につきまして、今ここではっきり申させていただきます。2期目への挑戦をさせていただきたいと思っているところでございます。 私からは以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 久松副町長。      〔副町長 久松隆雄君登壇〕 ◎副町長(久松隆雄君) 3番、井上敏雄議員からの3回目のご質問にお答えをいたします。 私からは、通告主題1、公共工事の諸問題についてのご質問の中の入札心得の改正について、改正するのかしないのかというご質問にお答えをさせていただきます。 入札心得の改正に向けて、庁内で協議を進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 土居総務課長。      〔総務課長 土居 浩君登壇〕 ◎総務課長(土居浩君) 3番、井上敏雄議員の3回目のご質問にお答えさせていただきます。 通告主題2、職員の働き方改革について、週に1回のノー残業デーの完全実施をということでご質問、3回目いただきました。町といたしましても、もうゴールは、水曜日はノー残業デーということで、目指すところは決まっております。あと徹底できてないという部分がございまして、ここにつきましては、まずは職員の意識の改革ですね。なぜ水曜日をノー残業デーとしてるのかというところで、業務の効率化も図っていただきつつ、また管理職のほうでですね、各職員のほうへの目配り、気配りもあわせて徹底してまいりたいと考えております。 私からは以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で3番、井上敏雄君の一般質問を終わります。 次に、2番、久武啓士君の一般質問の発言を許可します。2番、久武啓士君。      〔2番 久武啓士君登壇〕 ◆2番(久武啓士君) 大変皆さんお疲れさまでございました。あと59分45秒、ご辛抱いただきたいと思います。 平成14年の4月にこの議会、拝命して。100回目の方がいたんで、僕何回目かなと思って今計算してたら、71回目の定例会のようでございます。僕は年に2回ほどしか質問しておりませんので、その半分としたら30回目の質問かもわかりませんが、よろしくお願いをいたします。今回、1問でございます。 合同審査で土居課長が、職業案内に載せてないと、検討したことがなかったと言ったんで、質問つくったんですけども、結果から申しますと、大変すばらしいホームページができております。移住推進の案内、空き家情報、これ、職員の皆さん、ほんとすばらしいと思います。ほいで、結果もここで現状の結果課題ということでお聞きしてるんですけれども、かなりいい成果が出てるんじゃないかなというふうに推測しました。僕も余りふだん見る機会がないんで、ちょうどいい機会をいただきまして、町のホームページは見てないですけどね、移住推進のホームページ。そして、教育委員会のつくったユーチューブも久しぶりに見せていただきました。いの町で検索すると、なんと1番、2番、3番、4番、全部教育長の顔が映った動画が出てきて、すばらしいなと思いました。これは生き物ですから、だからそういうふうに管理をされているのかなというふうに推測をしたわけでございます。 余談はさておき、質問に入りたいと思いますが、今回の質問、ア、イは一緒です。いわゆるイ、アのほうがいいのかなと思ったんですけども、2回目に質問させていただくときに、どちらでもいいですけども、現状の課題と成果、これかなり期待できるんじゃないかなと思います。で、ホームページの閲覧数、月平均、住宅の情報の、ホームページのですね、情報。そして、前回、僕が質問したときに、ユーチューブもっと伸ばしたらどうよっていう質問に対して、町長はインスタグラム、インスタグラム、インスタグラムと言われてたんで、そこらあたりも気になるんだけど、僕はインスタやってない、あ、やってないこともないけども見ないんで、どれぐらいのフォロワー数ができてるのかなというのもわかれば、これ、通告してないからね。でも、現状の成果っていうことの中の関連があると思いますんで、お答えできるならしてください。 そして、運営を、これ、同じことですよね。臨時職、民間、正規、それぞれの仕事、やはり移住してくるときに、仕事っていうのは非常に大きな部分を占めるんではないか。例えば、ご主人がもうこのいの町行きたいよと言ったときに、奥様がパートで働ける仕事があったら、そういうのも、ああいいなって、昔看護職してたからとか、介護職してたんで、短時間のお仕事だったらもう一回復帰してみたいなとか、そういう後押しになるんじゃないかと思って質問をしています。1回目にこれを聞いておいてですね、2回目、いろんな書き込みをいただきましたんで、アイデアをいただきましたんで、それとあわせて2回目に論議をしたいと思います。1回目、これで質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 2番、久武議員よりご質問のありました移住推進について、まず現状の課題と成果についてお答えいたします。それと、イのホームページの閲覧数、月平均について、あわせてお答えいたします。 移住促進についての最大の課題は、やはり住居の不足でございます。11月末現在で、空き家バンクの利用登録者数140世帯に対し、空き家バンクの物件登録数は59件、移住希望者の条件に合わない物件もありますが、単純に差し引きすると81件となり、移住希望者に対して空き家が不足している状況です。 一方で、成果といたしましては、今年度も空き家調査に力を入れており、11月末までに341件の空き家調査を実施、新たに7件、空き家バンクに登録されました。また、町が空き家を借り上げて10年以上貸し出す中間管理住宅の整備を行っており、今年度中に2棟、整備予定でございます。 なお、4月から11月末までに県外から9世帯15名の移住を達成しております。特に地域おこし協力隊やそのご家族が開業し、地域に活性が生まれてきております。 また、ホームページにつきましては、今年度4月から11月までの月平均閲覧者数は2,542件でございます。いの町の公式インスタグラムにつきましては、フォロワー数が、昨年12月の開設から本年5月末で215件でしたが、インスタグラムによるフォトコンテストの開催等により、本日現在で799件となっております。閲覧回数につきましては、1投稿当たり最大のもので2,170回、投稿数は181件となっております。 続きまして、ご質問のありました臨時職の募集案内をホームページにと、民間の仕事も載せてみてはについてお答えいたします。 議員おっしゃられるとおり、移住希望者にとって、住まいと同様に仕事も移住の決め手となる大きな要件です。町ではハローワークいのと連携して、毎週最新の求人情報を移住応援ホームページに掲載しております。町の臨時職につきましても、ハローワークに募集を出している求人は順次掲載しております。民間の仕事も同様に掲載しておりますほか、ガイド高知のウエブサイトへのリンクや高知県の情報サイトへのリンクも掲載しております。町職員の募集につきましては、町ホームページに掲載しておりますが、より移住希望者の目にとまるよう、今後、移住応援ホームページにリンクを設置してご案内するようにいたしたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 2番、久武啓士君。      〔2番 久武啓士君登壇〕 ◆2番(久武啓士君) 町長答弁ありがとうございます。月平均で2,542件の閲覧があって、9世帯15名の移住が達成された。ま、いいんじゃないですか。いいんじゃないですか。求めるところ、望むところというか、目指しているとこがどこなのか、ぼくらにもわからないんだけれども、平成30何年だったですかね、1万6,000人とか、35年後か。1万6,000人とかいう数字をならないように、1組でも多く移住推進求めるというのはいいことだと思います。年間1,000組とか、土佐清水なんかに比べたらですよ、そりゃあ少ないのかもわからんけど、去年度から張り始めて、実際に数字が出てきてるということで、来年度以降もですね、引き続き伸ばしていかないかんと思うんですけども。いわゆるこの2,542件、月閲覧、で月平均1組ぐらいですか。ね。要するに、町長がさっきも井上議員の言われて、種まき、これ2,542件、種まきですよ。で、質問とか出てきて、それに対する答えを書く。これ育てる部分なのかもわからない。結果、果実として月平均1組程度の移住者ができている、空き家が足らない、すばらしいことだと思います。で、さっきも言ったけど、例えばユーチューブの町のいいお宝があるわけですよ。ああいうやつにも、俺(後段で「私」との訂正あり)、前に言ったけど、タグっていうのは書き込めれるし、ふだんいつでも変えれるし、あのときと違うのは、今、ハッシュタグいの町、これではいの町の動画出てこない。なぜかわからないけど。いの町単独で検索すると、いの町が1、2、3って出てくるんだけど、ハッシュタグいの町っていうのが、これ最近のユーチューブです。ユーチューブのその大きな変化の一つ。ハッシュタグって言って、多分ここにいる方、わからない。俺(後段で「私」との訂正あり)もけさまで知らなかった。シャープいの町、シャープ移住推進って俺(後段で「私」との訂正あり)は思ってたら、それ久武さん、ハッシュタグですよって教えていただきました。そういった視聴者さんからいただいた、俺(後段で「私」との訂正あり)、今回質問するよということで、みんなどう思うって問いかけたところですね、貴重なご意見をいただきましたんで、これ突然なんで、答えれる方は答えていただいたらいいと思います。やっぱり職と住むところないと移住しようとは考えないね。職と衣食住、やっぱりリンクしてるっていうことで、ホームページのほうでも仕事、職、食べるっていうことでつくられてます。コンセプトは正解だと思います。これは、去年だったか、議会でユーチューブに数十万つぎ込んだっていう話出てましたが、その結果はどうですか、ふえてますかっていうことで、書き込みいただきました。これ、教育長のほうになるけど、答えれるか答えれんかわからんけど、多分これもいい結果が出てるんじゃないかなと思います。移住者の年齢層、家族構成も知りたいという質問もいただきました。移住した人の移住前後の感想は。これ、きょう、たまたまですね、いの町に移住した方がユーチューブ動画上げられてて、僕見てたんですけども、非常に、町長にはお会いできなかったけども、誰かな、移住推進の人かな、連れていってもらって、商工会とかあちこち連れていただいてって、感謝の言葉を述べられてまして、移住されて大変喜んでいるというような感じの動画を見せていただきました。これ、順番がどっちかな。いの町で移住してくる人にはお得な補助みたいなものがあったら来るかもよ。これは貴重なアイデアいただいたんですけど、まさに課長がきのう言われてましたよね。東京23区からいの町に移住したら60万円、家族で移住したら100万円。これは、聞くところによると、県のホームページには載っています。そうじゃないんですよ。これ、多分全部が使えるんだけども、いの町が使うわけよ、うそじゃないから。東京23区の皆さん、とってもお得な情報って横へバナーつくって、必見って、違反でも何でもないよ、事実だから。いの町へ移住してもらったら、東京23区の皆さん、60万円、100万円、ええってなるよ。これ、たまたまこれ、全く僕その話してなかったけど、お得な補助。それともう一人はね、これ大阪の方だったですよ。これも偶然にも60万円いただけるなら移住を考えるっていう書き込みがあったんで、60万円っていうのが、何かみそがあるのかなと思いました。こんな書き込みもありました。ドローンでまちおこしをしてみましょうよって。ちょっと、僕の周り、最近ドローンがはやってるんで。で、その中で、実は中学校、今度、指定管理者で、何かドローンの学校ができるみたいよって。ということで、ちょっと話盛り上がったんですけど、ドローンでまちおこししようよっていう書き込み、これは一つの材料ですよ。これ機会に、これ推進していったらおもしろいんじゃないかなって。直接移住推進とは関係ないんで答えなくてもいいですけども。そして、これ正規の案内、病院も含むって、事務長、答弁してくれてないね。まあまあ、ええか。町立病院の募集はしていますかって。やっぱり興味あるんですよ。看護師の方、結構お疲れの方がたくさんいて、環境変えたいなと思ってる方もいるみたいで、募集してますかっていう答弁ありました。あとまた保育園、学童保育所職員など、子どもにかかわる職種の給料が都心と地方とで違い過ぎる。違うんだね。っていうのが、とりあえず、地方移住したいけど、やっぱり給料が激減するからねっていうのが都会であるみたいです。ああ、これね、直接関係ないかもわからんけど、その村八分的なことの不安があるなって。これ、率直な意見ですよ。町内会とかに必ず顔を出さないといけない風潮なのかななど。これはまあ、僕はこれ答えましたけど、田舎のほうはその村八分ってなるって。あんた、移住してきたらあんたが中心にやらんといかんよって、田舎のほうはね。でも、町なかは、お隣、何する人ぞもいっぱいいるよって。いの町はそういうところですよと。逆にそういうところがいいなっていうご意見もいただいています。いの町に移住したい人が、動画を上げてますね。動画上げてましたね。僕も検索したらヒットして、見せていただきました。こういったやつが、全く関係ないけど、そのいの町の移住推進の後押しになるわけですよね。だから、住宅のところにいろんな情報のバナー、自分とこでつくるから金要らないじゃないですか。ね。バナー広告張って、思わずクリックしてみたくなるような情報、発信したらいいし、町のせっかくいいユーチューブがあるんだから、ユーチューブ動画のリンクも張ったらお金かからないよ。職員の方だったらできると思いますよ。っていうのをされていったらいかがですか。みんなでね、その、うちの課だけじゃない。これ、多分、企画財政じゃないね、どこやったかね、総合政策課が担当してやってるのか産経がやってるのか、僕は知らないけれど、教育委員会もそう、みんなが一緒になってですよ、病院の職員が足らない、偕楽荘の職員が足らないんだったら、募集、一緒に、仕事はあるから移住しませんかって。仁淀川、お宝なんですよ。これね、ことし多い方は、春から4回、いの町へ来ました、3泊4日で4回。また来るのって。また来るのって。ほんま移住でも考えてるのっていうぐらい。水戸からも来ましたね、泊まりがけで。東京からも結構来たし、まあ愛媛、香川は、そりゃあもう毎週のことですから、中国、四国、九州から、月にやっぱり30人、40人おいでるんですよ。仁淀川行ってみたいって。仁淀川行ってね、やっぱりどこがよかったって聞くと、あおぎさん。コーヒーでも飲みに行こうやって、あおぎさんのテラス。あれ、すごいよかった、俺(後段で「私」との訂正あり)もいいなと思ったんですけど。あと日高村になるのかもわからんけど、沈下橋ね。これはね、3日間来て3日間とも行った方がいました。そんだけ、やっぱりね、その仁淀川の水の美しさっていうのは、これ売りもんですよ。だから、そういう部分を総合的に生かして、どこが何じゃないんですよ。ターゲットが移住をふやすんであれば、みんなで協力して、教育委員会のホームページでも町のホームページでも、そのね、見る機会をふやすことは、いわゆるリーチ、そのあっちでもこっちでも出てくる。この1つにはグーグルアドセンスに広告打つっていうのも、月1万円なら1万円で広告打てば、いの町、いの町、いの町、移住ならいの町ってね、バナーがあちこち出るわけですよ。皆さんが見るホームページ、閲覧するところに突然いの町、移住してみませんかとか出てきたら、100回出てきたら1人ぐらいはクリックする、大体1%、2%。で、1%、2%の人が、クリックした人だけお金払ったらいいから、だから予算1万円でもできるんですよ。それの100倍、あちこちへいの町、いの町、いの町って広告が打たれるわけね。そういう意味でいったら、まあまあ捨て銭ではないのかなっていう気もします。クリックしてくれる方は1%ぐらい。でも、何ぼや。2,500で1人来たら0.4%ぐらいですか。月閲覧2,500で一組来てくれたらいいじゃないですか。ねえ、頑張って皆さんでやっていきましょうよ。答えれる方は、多岐にわたりましたんで、お答えいただきたいと思います。 以上で質問終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 2番、久武議員よりご質問がありましたことにつきまして、答えれるところはということでございますので、まず私から答えれるところについてお答えさせていただきたいと思っております。 そして、質問要点オについて、まずそちらについてお答えをさせていただきます。 移住希望者への正職員の案内についてでございますけれども、正式、これは町職員の募集について町のホームページに掲載しており、より移住希望者の目にとまるよう、今後、移住応援ホームページにリンクを設置してご案内するようにいたしたいと思っております。そして、そこに書いてありました、その場合、前職の金額は考慮されるのかということにつきましてですけれども、正式に採用された場合は、前職の金額が全て同じ金額になるとは限りませんけれども、その者が有する前歴を規則にのっとり加算し、初任給が決定されることとなります。 そして、次に移住についてでございますけれども、私の名刺にも全ていの町のホームページのQRコードをつけてあります。そういったところで移住について、皆さんの要望活動に一緒に行かせていただいたときに、QRコードを皆さんのところに配らせていただいておるところでございます。そして、これは町内の製紙業者の方が言ってきてくださったんですけど、ポケットティッシュを配るときにQRコードつけていいですかっていうことで、どうぞどうぞということでQRコードもつけさせていただいている。それから、これはまた今後こういったことがあるというようなことで、ご提案もいただいているところがありますが、例えば年賀状のスタンプにQRコードをつけるとか、そういったようなこともやっていきたいと思っておりますし、そして仁淀川につきましては、何と申しましても、日本以外の外国でこれほどきれいな川は、皆さんお目にかかったことがないんであろうというところがありまして、流域の市町村でやはり連携してですね、PR活動を行っていきたいというところで、プレゼンもいただいているところでございます。今後は流域市町村での議論を深めていかなければならないと思っております。 そして、この給料が違い過ぎるということはですね、これは田舎に来たら田舎なりの経済があって、はい、なのでそこは来ていただいたらわかるんじゃないかなという思いは非常にしているところでございます。 そして、私も10月に女性町長サミットに行かせていただいた中で、これは埼玉県の長瀞町でございましたけれども、そこでいの町のPRを長瀞町の会場に来てくださっている方にさせていただいたところ、その中から早くもいの町に来ていただいた方がおりまして、その方たちが非常に好印象を持って帰られました。いの町に着いた途端に、長瀞町の町長にすぐ電話して、町長、私たち今どこにおると思うって、それがご夫婦で来られてたんですけれども、いの町へ来たんだよっていうことで、すごくいいところっていうお話を伺って、やはりいろんな機会を捉えて、私のみならず、職員一丸となってですね、いろんな機会を捉えていの町をPRしていくっていうことも、非常に大事なことであると考えております。 そのほかにつきましては、答えれる、執行部のほうで答えさせていただきたいと思います。 私からは以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 藤岡教育長。      〔教育長 藤岡孝雄君登壇〕 ◎教育長(藤岡孝雄君) 2番、久武議員のご質問にお答えします。議員のご質問に的確に答えれる内容かどうか、ちょっと不安な点もございますが、的違いな答弁になりましたらご容赦いただきたいと思います。 菊池学園等々のご案内、ご紹介もございました。その効果についてですが、菊池学園のユーチューブに関しては、全国各地の教育に関心のある方から多く閲覧していただいているものと認識いたしております。また、学びの場、菊池学園事業の一つのメニューでございますが、これも国内各地からの参加も数多くいただいておりまして、先日も岡山県の、今大学生でございますが、来年、高知県の講師として、いの町で菊池学園を学びたいといったうれしいご意見もいただいたとこでございます。それから、現在、ぷっくりハート、縫いぐるみ、ぷっくりハートちゃんでございますが、制作を依頼をしております。次年度以降、ぷっくりハート体操もつくって、またユーチューブにもアップしていきたいと。こういったことで、議員よりは見る機会をふやして、そういった視点の提案につきまして、今後も教育委員会も全庁的にしっかりとまちづくりの提案として受けて生かしてまいりたいと考えております。 失礼します。ありがとうございました。 ○議長(高橋幸十郎君) 筒井総合政策課長。      〔総合政策課長 筒井誠人君登壇〕 ◎総合政策課長(筒井誠人君) 2番、久武議員のご質問の中で、まず移住について、職と住むところというお話もございました。ショクにつきましては、仕事の職と食べる食ということで、私たち、仕事と住居につきましては大きくフォローしておるわけですが、そういった食べる物、食材、自然のものといった視点も非常に大事かと思います。そういうところにつきましては、直接的な支援は行っておりませんけども、そういうところも、先ほどからも話がありますように、新しい地域おこしも含めたおいしい店もできておりますので、そういったところのご紹介も含めながら、情報発信をしてまいりたいと考えております。 それと、移住者の年齢層につきましては、30代、40代の子育て世帯の方が多くございます。 そして、感想としましては、やはり都市部から越されてくる方は、いの町の自然を気に入っていただいて、来ていただくことが多うございますので、そういったことへの満足度でありますとか、地域の皆様の人情でありますとか、そういったところについての好評のお声はいただいております。ただ、その他、さまざまな声がございますので、全てのご紹介はできませんけれども、そういった声もございます。 そして、ひょっと答弁してるかもしれませんけども、村意識というところも、村意識、村八分といったところにつきましても、移住者を募集するに当たりまして、地域の行事とか活動に協力をいただける方ということで募集をしておりますので、まずそういった空き家バンクへのご利用の方につきましても、まずは地区の地区長さんにご紹介をして、なじめる方かどうかといったところもですね、あわせてご紹介をして、地域になじんでいただけるように、町としてもフォローするような形をとっております。その上で、なかなか関係性が密度が濃いとかというところもあるかとは思いますが、そこは地域の特性といいますか、いいところでもございますので、そういったところも含めた上で移住をしていただくということが必要かと思っておりますので、お願いします。 そのほかにつきまして、さまざまな情報発信のご提案をいただきました。たくさんバナーを張るとかですね、いろんなメディアにこう、露出をふやすとかといったところも非常に大事かと思います。そういったことに関しましては、移住に限らず、ふるさと納税等につきましても、そういったところを生かして、活用してまいりたいと考えておりますし、町の中でそういった広報活動、プロモーション等が必要な部分につきましては、ご提案のあったようなことも検討させていただきながら進めさせていただきたいと考えております。 なお、情報発信につきましては、現在情報発信のプロジェクトチームをつくっておりまして、その中でさまざまな、インスタグラムも含めまして、土佐和紙の活用の仕方とか、さまざまな情報発信につきまして、よさこいの国際化とか、そういったところも含めまして、いろいろ活動をしてもらっているというところでございます。今後におきましても、そういったところで、住民の皆様も町が情報発信を頑張っていると感じていただけるように努めてまいりたいと思っております。大分お答えできてない部分もあろうかと思いますが、答弁とさせていただきます。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で2番。      (「議長、議事進行」の声) 暫時休憩します。      休憩 13時59分      開議 14時0分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き正会に復します。 2番、久武啓士君。      〔2番 久武啓士君登壇〕 ◆2番(久武啓士君) 山岡議員、ありがとうございました。無意識ですけども、俺っていう表現、多分話言葉の中で使ったかと思うんですけども、議会の場でございますんで、私と読み変えて訂正をさせていただきたいと思います。 それと、直接関係ないですけど、忘れるから今言っときますが、カメラ悪過ぎです。中華の3,800円のカメラより悪いって意見をいただきました。見せてもらったら本当に悪かった。きょうび、その車載カメラ、3,000円であるけど、ずっときれいですよ。あれ、落としてプレーヤーであんな画像なのかと思いましたけど。関係ないんでご答弁は要らないですけども。見た方からのご意見でした。      (「議長、議事進行」の声) 終わります。答弁も要りません。 ○議長(高橋幸十郎君) 先ほどの一般質問の発言中、俺の部分を私に訂正することについては、議長においてこれを許可します。 暫時休憩します。2時20分に再開します。      休憩 14時2分      開議 14時20分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 3番、井上敏雄君。 ◆3番(井上敏雄君) 訂正があります。済いません、先ほど訂正をお願いをしましたが、訂正部分が間違っておりまして、正規には、5、避難対策について、ア、避難所及び運営の在り方はについて、これを経営と申しましたけれども、正確には避難所及び運営の在り方に訂正をさせていただきたいと思います。 ○議長(高橋幸十郎君) ただいまの井上議員からの、先ほどの一般質問中の発言中、避難所の経営の部分を避難所の運営に訂正することについては、議長においてこれを許可いたします。 これで一般質問を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第2、議案第107号から議案第139号並びに諮問第2号から諮問第3号までを議題とします。 議案第107号、議案第109号、議案第110号、議案第111号、議案第113号、議案第114号、議案第115号、議案第116号、議案第117号、議案第124号について委員長の報告を求めます。総務文教常任委員会委員長、土居豊榮君。      〔総務文教常任委員長 土居豊榮君登壇〕 ◎総務文教常任委員長(土居豊榮君) 令和元年第4回いの町定例議会において総務文教常任委員会に付託されました議案の審査結果並びに経過につきましてご報告いたします。 当常任委員会に付託されました議案は、議案第107号いの町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例議案外9議案でございまして、12月6日金曜日、議案の説明員としての議案に係る所管課長並びに担当職員の出席を求め、付託議案に対する委員会審査を行いました。 また、今回の委員会審査におきまして、付託された議案は、委員会付託までに議案に対する趣旨説明は十分執行部から行われたものと全委員が判断し、議案趣旨説明を省略して直ちに委員会質疑に入りました。 それでは、審査結果並びに経過を報告させていただきます。 まず、議案第107号いの町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例議案でございます。 議案審査では、委員からは、正規の職員とフルタイムの会計年度任用職員の違いについての再説明がただされ、関連質問として、会計年度任用職員への研修の時期や予定、国への財政的な要望の意向、制度導入後の国土調査推進員の労働形態、また高知新聞掲載記事からの高知県との制度導入に係る見込み金額の差異及び記事掲載の用語がただされ、説明員からの答弁を了として、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員によりまして執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 続きまして、議案第109号いの町印鑑条例の一部を改正する条例議案、議案第110号いの町職員定数条例等の一部を改正する条例議案、議案第111号いの町一般職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例議案でございます。 これら3議案につきましては、議案審査ではいずれも委員からは特段の質疑もなく、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員一致によりまして執行部から提案されました原案のとおり可決すべきものと決定されました。 続きまして、議案第113号いの町財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例議案でございます。 議案審査では、委員からは、議案中の時価という用語が示すものがただされ、説明員からの答弁を了として、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員一致によりまして執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 続きまして、議案第114号いの町税条例の一部を改正する条例議案でございます。 議案審査では、委員からは、前納報奨金制度が廃止になった場合の口座引き落とし利用者への確認や周知の方法がただされ、説明員からの答弁を了として、出席全委員確認、了承の上、採決を行った結果、賛成多数によりまして執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 続きまして、議案第115号いの町固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例議案、議案第116号いの町立中学校設置条例の一部を改正する条例議案、議案第117号本川神楽研修館の設置及び管理に関する条例を廃止する条例議案、議案第124号いの町債権の管理に関する条例の一部を改正する条例議案でございます。 これら4議案につきましては、議案審査ではいずれも委員からは特段の質疑もなく、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員一致によりまして執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 以上、総務文教常任委員会に付託されました議案は、いずれの議案もお手元に配付されております報告書のとおり、原案のとおり可決すべきものと決しましたことを申し添えまして、総務文教常任委員会の審査結果報告といたします。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。どうもご苦労さまでした。 議案第107号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第107号の討論を終わります。 議案第107号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第107号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第107号いの町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第109号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第109号の討論を終わります。 議案第109号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第109号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第109号いの町印鑑条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第110号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第110号の討論を終わります。 議案第110号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第110号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第110号いの町職員定数条例等の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第111号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第111号の討論を終わります。 議案第111号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第111号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第111号いの町一般職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第113号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第113号の討論を終わります。 議案第113号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第113号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第113号いの町財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第114号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」「討論あり」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論がありますので、まず原案に反対者の発言を許します。8番、市川賢仁君。      〔8番 市川賢仁君登壇〕 ◆8番(市川賢仁君) 議案第114号いの町税条例の一部を改正する条例議案に反対の立場から討論をいたします。 固定資産税の前納報奨金制度の廃止については、この議場でたびたび議論が行われています。平成28年度、29年度の答弁では、税収の早期確保、納税意識の向上を目的として創設された制度であり、町にとっても年度当初の資金需要に効果があっていると聞いているところです。しかし、今回は一定の目的を達成できたと考えているから廃止との提案です。廃止に至っては、庁議で2回話し合い、庁内メールで職員からの意見を聞いた、町民の方の意見は聞かなかったとの合同審査での答弁でした。また、きのうの一般質問での答弁では、町民の方の意見については、制度を利用している方は反対するし利用していない方は賛成する感じがするので、多数決をとるわけにはいかないから行政で判断したとの答弁。町民の方から見れば、突然のことです。町長は、就任されてから各地域で何度もいの町の未来を考える会を開催してきました。そのときに意見を聞くことは可能であったと考えます。仮に廃止をするのであれば、町民の方にも丁寧に説明をしてから行っても遅くはないとの思いから、本議案に反対します。 ○議長(高橋幸十郎君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。4番、井上正臣君。      〔4番 井上正臣君登壇〕 ◆4番(井上正臣君) 議案第114号いの町税条例の一部を改正する条例議案に対して賛成の立場で討論をさせていただきます。 本議案は、固定資産税の前納奨励金制度を見直す条例議案であります。現行では固定資産税の納期内に未到来納期分を納付したときに、それぞれの基準割合を乗じたものを奨励金とする制度の見直しをするものであります。本議案の提案理由書の説明に示されているように、住民による納税意識の向上により、現在では徴収率が99.5%となり、町財政の標準化が見込まれ、税収の早期確保での財政の安定化が図られているようになったことや、資力のある者に有利で公平性にも欠けるなどの課題も含め、今日まで庁内において、複数回にわたりさまざまな検討を重ねてきている、執行部からの報告においても条例の改正は理解できるものと考えられます。徴収税の基本は制度の平等化こそであるべきと考えることから、議案第114号いの町税条例の一部を改正する条例議案に賛成するものです。議員各位にはご賛同をいただきたいと思います。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに討論はありませんか。      〔「討論なし」「討論あり」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 原案に反対者の発言を許します。7番、池沢紀子君。      〔7番 池沢紀子君登壇〕 ◆7番(池沢紀子君) 議案第114号いの町税条例の一部を改正する条例議案に反対をいたします。固定資産税の前納報奨金の制度を廃止する、という条例改正に対して反対をいたします。 一括納付、まあ前納の場合の割引は、市場の一般的な概念ではないでしょうか。不公平なものではないと考えます。継続的なサービスの利用等においては、一括して納める場合は割引とすることが多いということが市場の一般的な概念です。また、購入代金を割賦払いにする場合は割高とすることが市場の一般的な概念です。固定資産税をこの概念に当てはめて考えると、不平等という極端な考えにはならないんじゃないでしょうか。さらに、前納報奨金制度は地方税法で認められた制度です。特に企業にとっては、預金利率より高い前納報奨金制度による利益は大きいものではないでしょうか。この制度がなくなれば、一括納付、前納する意義はなくなるので、企業のほとんどが各期納付となるのではないでしょうか。個人も各期納付となり、その額は大きく、これによって町の資金繰りが狂うことにもなりかねません。資金繰りに影響があるのではないでしょうか。それと、忘れ等による滞納となる可能性がふえるとも考えられます。さらに、いの町前納報奨金額収納件数一覧表によりますと、税額範囲が4,000円から8,000円未満で報奨金額100円未満から、平成30年度は689件、収納金額404万2,600円、税額範囲40万円以上で報奨金額は7,500円で、平成30年度決算で153件、5億3,808万5,900円、報奨金額は100円未満から上限の7,500円となっています。前納報奨金制度を利用された件数は、平成28年度、7,699件、収納金額8億576万4,700円、平成29年度、7,580件、7億9,437万4,100円、平成30年度、7,589件、収納金額は8億9,488万6,400円。また、以前のことですが、約60から70%の割合で固定資産税の軽減を求め前納報奨金制度を利用されていますとの執行部の答弁がありました。この前納報奨金制度を利用している一番多いところは、平成30年度、税額1万2,000円から2万円未満で1,026件です。2番目に多いところは税額2万8,000円から3万6,000円未満で771件、3番目に多いところは4,000円から8,000円未満で689件です。この制度の廃止は、町行政の歳出削減、行財政改革の推進との町長答弁がありました。当然、町行政の事業、この制度の廃止も一つの町行政の事業をやめるということですので、町民への懇切丁寧な説明を行い、理解、納得してもらう必要があるわけです。先ほどの8番議員の討論の中にもありました。しかし、町長を初め町担当課においても、町民、固定資産税を支払っている人への説明、聞き取りは全く行わず、突如として廃止しようとするものです。町長においては、議会でも議論を交わしてきたとの答弁がありましたが、この制度の廃止をせよという議員、また制度を継続すべきという議員がおりました。それに何より町民の生活は厳しい状況にありますので、制度廃止について、いの町の説明責任をきっちりと果たし、町民の意見を聞くべきです。長い間、何十年もこの制度を活用し、町行政の事業推進をしてこられたわけです。その事業推進に力を尽くしてきた町民、県下で一番の納税率を誇っています。99%台の納税率です。に対する感謝と礼儀を尽くすべきではありませんか。あったか町政、住民に寄り添う町政からは随分とずれてしまっているのではないですか。さらに、この制度の廃止が行財政改革の推進だという町長に対してのきのうの私の一般質問、以前から提案しております町行財政改革検討委員会を立ち上げ、この制度廃止の件も含め、町行政全般についての行財政改革について、広く町民からの意見も求めるべきではないかとの私の質問に対し、町長は、町の事業、取り組みごとに町職員内部で検討協議をすると答えられました。町民並びに有識者などの意見を聞かずに、町職員のみで話し合うとはどういうことですか。閉ざされた行政と言わざるを得ません。どこが住民に寄り添うあったか町政ですか。町民の血税の支払い方法、またその使い方について、町民に説明しない、意見をも聞かないなんてことは断固として認めません。 以上、反対討論とします。 ○議長(高橋幸十郎君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。10番、森田千鶴子君。      〔10番 森田千鶴子君登壇〕 ◆10番(森田千鶴子君) 議案第114号いの町税条例の一部を改正する条例議案に賛成の立場で討論をいたします。 固定資産税の前納報奨金制度は、納税意識を高めるため、そしてその税金を早期に徴収して税収の早期確保をして資金繰りがよくなるというように、今までは廃止を私が何回も他の議員と一緒に議会で求めましたけれども、町執行部の答えは税収の早期確保で資金繰りがよくなると、そのようなことでございました。けれども、お聞きしますと、この4回に分けて払ってええことになっている、それが4回に入れば、別にいの町の資金繰りは大丈夫であるということですし、それから徴収率につきましても、平成30年度決算では、固定資産税が99.7%ですけれども、その他の町民税、軽自動車税も99.2%です。以前はこの町民税なんかも前納して構わないことになっておりまして、両方が前納になっておりましたけれども、町民税のほうが、これは前納報奨金制度が廃止されて、そのときからほとんどの市町村ではこの前納報奨金という制度はほとんどの市町村がやめております。本来ならば、この前納報奨金は金持ち優遇策、今、この7%という高い金利でですね、前納したら、前納報奨金を支払うこの制度はですね、1回で払うことのできる人の金持ち優遇策である。その前納報奨金に大切な税金が七百数十万円支払われているわけですから、前納報奨金も税金の中から支払われておりますので、前納、納税意識を高めるためと、それから税金を早期に徴収して資金繰りをよくするという、この必要がない今ですね、この前納報奨金は廃止するこの条例議案に賛成をいたします。議員の皆様、ご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで議案第114号の討論を終わります。 議案第114号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第114号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」「異議あり」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議がありますので、起立によって採決します。 念のため申し上げます。この採決は本案に賛成の方の起立を求め、起立されない方については反対とみなしますので、ご了承願います。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第114号を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      〔賛成者起立〕 ○議長(高橋幸十郎君) 起立多数です。したがって、議案第114号いの町税条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第115号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第115号の討論を終わります。 議案第115号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第115号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第115号いの町固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第116号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第116号の討論を終わります。 議案第116号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第116号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第116号いの町立中学校設置条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第117号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第117号の討論を終わります。 議案第117号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第117号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第117号本川神楽研修館の設置及び管理に関する条例を廃止する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第124号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第124号の討論を終わります。 議案第124号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第124号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第124号いの町債権の管理に関する条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第108号、議案第118号、議案第119号、議案第120号、議案第121号、議案第122号、議案第123号について委員長の報告を求めます。建設産経常任委員会委員長、井上敏雄君。      〔建設産経常任委員長 井上敏雄君登壇〕 ◎建設産経常任委員長(井上敏雄君) それでは、令和元年第4回いの町定例会において建設産経常任委員会に付託されました議案の審査結果並びに経過につきましてご報告いたします。 建設産経常任委員会に付託されました議案第108号いの町林業専用道葛原山線開設事業受益者の分担金に関する条例議案外6議案でございまして、12月9日月曜日午前10時より、議案の説明員として議案に係る所管課長並びに担当職員の出席を求め、付託議案に対する委員会審査を行いました。 今回の委員会審査では、付託されました議案に係る趣旨説明は、合同審査、質疑で執行部から十分行われたものと全委員が判断し、付託議案に係る概要説明を省略して、直ちに質疑に入りました。 それでは、ご報告いたします。 まず、付託議案1件目、議案第108号いの町林業専用道葛原山線開設事業受益者の分担金に関する条例議案でございます。 本議案の委員会審査では、委員からは、分担金について町内で事業を行っている方の減額、免除についてただされ、説明員からの答弁を了とし、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員一致で執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 次に、付託議案2件目、議案第118号いの町森林基幹道寒風大座礼西線開設事業受益者の分担金に関する条例を廃止する条例議案、付託議案3件目、議案第119号いの町森林管理道中野川長又線開設事業受益者の分担金に関する条例を廃止する条例議案でございます。 この両議案につきましては、委員からは特段の質疑もなく、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員一致で執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 次に、付託議案4件目、議案第120号道の駅「木の香」の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案の委員会審査では、委員からは、料金体系について、地元の方について今後どうなっていくのかや、現在施設の免除に関する状況、また関連質問として、10月消費税増税前の9月議会になぜ提案を行わなかったかについてただされ、説明員からの答弁を了とし、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員一致で執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 次に、付託議案5件目、議案第121号いの町道路占用料条例の一部を改正する条例議案、付託議案6件目、議案第122号土佐和紙工芸村滞在型農園施設・薬湯風呂施設・地域食材供給施設・伝統家屋移築施設(田植邸)・ふれあい農園・農林漁業体験実習館(炭焼き体験実習館)の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例議案、付託議案7件目、議案第123号農業振興基金条例の一部を改正する条例議案の3議案でございます。 この3議案につきましては、委員からは特段の質疑もなく、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員一致で執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 以上、建設産経常任委員会に付託されました議案は、お手元に配付されております報告書のとおり、原案のとおり可決すべきものと決しましたことを申し添えまして、建設産経常任委員会の審査結果報告といたします。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 議案第108号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第108号の討論を終わります。 議案第108号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第108号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。これで議案第108号いの町林業専用道葛原山線開設事業受益者の分担金に関する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第118号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第118号の討論を終わります。 議案第118号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第118号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第118号いの町森林基幹道寒風大座礼西線開設事業受益者の分担金に関する条例を廃止する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第119号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第119号の討論を終わります。 議案第119号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第119号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第119号いの町森林管理道中野川長又線開設事業受益者の分担金に関する条例を廃止する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第120号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第120号の討論を終わります。 議案第120号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第120号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第120号道の駅「木の香」の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第121号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第121号の討論を終わります。 議案第121号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第121号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第121号いの町道路占用料条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第122号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第122号の討論を終わります。 議案第122号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第122号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第122号土佐和紙工芸村滞在型農園施設・薬湯風呂施設・地域食材供給施設・伝統家屋移築施設(田植邸)・ふれあい農園・農林漁業体験実習館(炭焼き体験実習館)の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第123号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第123号の討論を終わります。 議案第123号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第123号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第123号農業振興基金条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第112号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第112号の討論を終わります。 議案第112号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第112号いの町本川国民健康保険診療所勤務医師給与支給条例の一部を改正する条例議案は、原案のとおり可決されました。 議案第125号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第125号の討論を終わります。 議案第125号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第125号令和元年度いの町一般会計補正予算(第4号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第126号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第126号の討論を終わります。 議案第126号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第126号令和元年度いの町国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第1号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第127号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第127号の討論を終わります。 議案第127号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第127号令和元年度いの町国民健康保険特別会計(直診勘定)補正予算(第1号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第128号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第128号の討論を終わります。 議案第128号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第128号令和元年度いの町介護保険特別会計補正予算(第3号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第129号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第129号の討論を終わります。 議案第129号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕
    ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第129号令和元年度いの町特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第130号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第130号の討論を終わります。 議案第130号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第130号令和元年度いの町下水道事業特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第131号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第131号の討論を終わります。 議案第131号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第131号令和元年度いの町天王地区汚水処理施設事業特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第132号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第132号の討論を終わります。 議案第132号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第132号令和元年度いの町水道事業会計補正予算(第2号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第133号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第133号の討論を終わります。 議案第133号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第133号令和元年度いの町病院事業会計補正予算(第2号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第134号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第134号の討論を終わります。 議案第134号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第134号平成30年度いの町公共下水道枝川雨水ポンプ場の建設工事委託に関する協定の一部を変更する協定の締結に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第135号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第135号の討論を終わります。 議案第135号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第135号令和元年度伊野中学校プール改修工事(建築主体)の請負契約の締結に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第136号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第136号の討論を終わります。 議案第136号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第136号財産の取得に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第137号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第137号の討論を終わります。 議案第137号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第137号いの町営土地改良事業の変更に関する議案は、原案のとおり可決されました。 ここで、地方自治法第117条の規定を準用し、藤岡孝雄君の退席を求めます。      〔教育長 藤岡孝雄君退場〕 ○議長(高橋幸十郎君) お諮りします。議案第138号は人事案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第138号は討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定しました。 これから議案第138号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第138号教育長の任命に関する議案は、原案のとおり同意することに決定しました。 藤岡孝雄君の入場を認めます。      〔教育長 藤岡孝雄君入場〕 ○議長(高橋幸十郎君) 議案第139号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第139号の討論を終わります。 議案第139号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第139号いの町過疎地域自立促進計画の変更に関する議案は、原案のとおり可決されました。 お諮りします。諮問第2号は人事案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、諮問第2号は討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定しました。 諮問第2号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについては、原案のとおり同意することに決定しました。 お諮りします。諮問第3号は人事案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、諮問第3号は討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定しました。 諮問第3号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、諮問第3号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについては、原案のとおり同意することに決定しました。 暫時休憩します。      休憩 15時20分      開議 15時20分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第3、発議第12号を議題とします。 お諮りします。発議第12号については、提案理由の説明、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、発議第12号については、提案理由の説明、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定しました。 これから発議第12号を採決します。 お諮りします。本件は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、発議第12号すべての子どもによりよい幼児教育・保育の無償化の実現を求める意見書は、原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第4、発議第13号75歳以上の医療費負担の原則2割化に反対する意見書を議題とします。 なお、補足説明いたしますと、今発議議案は所定の要件を整えて12月11日議長に提出されたものです。 本件について提案理由の説明を求めます。12番、山崎きよ君。      〔12番 山崎きよ君登壇〕 ◆12番(山崎きよ君) 発議第13号について提案の理由を説明します。 政府は、75歳以上の後期高齢者の医療機関での窓口負担について、現行の原則1割から2割に引き上げる方向で検討しています。この負担増の計画に対して、高齢者から不安の声が相次いでいます。75歳以上の高齢者は、年金削減などで平均的な所得が低く、窓口負担増は生活を直撃します。戦前、戦後を支えてきた高齢者には、安心して医療を受けられるよう、国が制度を拡充すべきでありますが、2割負担はそれに逆行するものです。よって、75歳以上の医療費2割負担は高齢者の生活と健康を脅かすものであり、反対をし提案をいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) これで提案理由の説明を終わります。 これから発議第13号の提出者に対する質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで発議第13号の質疑を終わります。 発議第13号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで発議第13号の討論を終わります。 これから発議第13号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、発議第13号75歳以上の医療費負担の原則2割化に反対する意見書は、原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第5、発議第14号安倍首相主催の公的行事「桜を見る会」疑惑に関し徹底解明を求める意見書を議題とします。 なお、補足説明いたしますと、今発議議案は所定の要件を整えて12月11日議長に提出されたものです。 本件について提案理由の説明を求めます。13番、山岡勉君。      〔13番 山岡 勉君登壇〕 ◆13番(山岡勉君) それでは、安倍首相主催の公的行事「桜を見る会」疑惑に関し徹底解明を求める意見書について提案理由を述べさせていただきます。 首相主催の公的行事「桜を見る会」に関し、公職選挙法に抵触するような疑惑や血税の私物化など、数々の疑惑が浮上しております。加えて、悪徳マルチ商法ジャパンライフ会長への招待、その招待状が会員勧誘に利用され、被害を拡大させた疑惑も言われております。だからこそ、安倍首相自身の説明責任が求められておりますが、衆参予算委員会の開催を拒否するなど、説明責任を果たす姿勢が見られません。国民の70%が安倍首相は説明責任を果たしていないと指摘をしておりまして、したがって国会においてこの問題の徹底解明を求めるものでございます。 なお、意見内容については、お手元の資料のとおりでございます。 ○議長(高橋幸十郎君) これで提案理由の説明を終わります。 これから発議第14号の提案者に対する質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで発議第14号の質疑を終わります。 発議第14号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで発議第14号の討論を終わります。 これから発議第14号の採決を行います。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、発議第14号安倍首相主催の公的行事「桜を見る会」疑惑に関し徹底解明を求める意見書は、原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第6、議員派遣の件を議題とします。 お諮りします。議員派遣の件については、会議規則第128条第1項の規定によって、お手元に配付のとおり、議員を派遣したいと思います。これにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議員派遣の件については、お手元に配付のとおり、議員を派遣することに決定しました。 お諮りします。ただいまの議員派遣の件に関し変更がありました場合の措置については、議長に委任願いたいと思います。これにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、ただいまの議員派遣の件に関し変更がありました場合の措置については、議長に委任することに決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第7、各常任委員会、各特別委員会の閉会中審査、事務調査の件並びに議会運営委員会の次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項の件を議題とします。 お諮りします。各常任委員会は閉会中もそれぞれの所管部門の事務調査を、各特別委員会は閉会中もそれぞれの審査、事務調査を、議会運営委員会は閉会中も次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について審査を行うことにしたいと思います。これにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、各常任委員会は閉会中もそれぞれの所管部門についての事務調査を、水資源対策特別委員会高知西バイパス整備促進対策特別委員会仁淀病院運営特別委員会議会広報特別委員会公共施設等調査特別委員会は閉会中もそれぞれの審査、事務調査を、議会運営委員会は閉会中も次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について審査を行うことに決定しました。 以上で本日の日程は全部終了しました。 町長より挨拶を受けます。池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 令和元年第4回定例会を閉会するに当たり、一言ご挨拶申し上げます。 まず初めに、今議会は私がたびたびせき込み、皆様に大変ご迷惑をおかけし、またご心配おかけいたしましたことをおわび申し上げます。 去る12月2日に開会されました今定例会は、いの町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例議案など33議案と諮問2件の重要案件につきまして、開会以来慎重にご審議を賜り、いずれも原案のとおりご決定をいただき、本日閉会となりましたことに改めまして感謝申し上げます。 今議会では一般質問に12名の議員が登壇し、町長の政治姿勢、移住・定住施策、仁淀病院、偕楽荘、介護保険事業、農林業施策、教育行政、防災・減災事業、その他地域で抱える諸問題などについて幅広くご意見を賜りました。議員の皆様から賜りました町政に対しますご意見、ご提言等につきましては、十分これを尊重し、今後の町政の運営に生かしてまいる所存でございます。 また、議員の皆様には町政に対し、なお一層のご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 寒さが厳しくなってまいりますこの師走でございます。皆様にはなお一層ご自愛のほどをお祈り申し上げ、令和となっての新年が輝かしく幸多からんことをお祈り申し上げ、閉会のご挨拶といたします。どうもありがとうございました。 ○議長(高橋幸十郎君) 議長からご挨拶を申し上げます。 第4回定例会、ことし最後の定例会が、皆様のご指導によりまして無事終わることができました。ありがとうございました。執行部の皆さんには、この間に討議されたいろんな事柄に対して十分にご検討されて、それを町政に生かしていただきたいと思います。 いよいよ来年から本格的な令和の時代が始まります。お互いに健康には十分に気をつけて、町民のために頑張っていきたいと思います。どうもご苦労さまでございました。 会議を閉じます。 令和元年第4回いの町議会定例会を閉会します。      閉会 15時35分 上記会議の顛末を記載してその相違ないことを証するためにここに署名する。        議  長        署名議員        署名議員...