いの町議会 > 2020-06-12 >
06月12日-05号

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  1. いの町議会 2020-06-12
    06月12日-05号


    取得元: いの町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    いの町議会 令和 2年第2回( 6月)定例会           令和2年第2回いの町定例会会議録招集年月日  令和2年6月12日(金曜日)場   所  い の 町 議 事 堂出席議員議席番号氏     名議席番号氏     名1番伊  東  尚  毅10番森  田  千 鶴 子2番久  武  啓  士12番山  崎  き  よ3番井  上  敏  雄13番山  岡     勉4番井  上  正  臣14番筒  井  公  二5番藤  崎  憲  裕15番浜  田  孝  男6番土  居  豊  榮16番森  本  節  子7番池  沢  紀  子17番筒  井  一  水8番市  川  賢  仁18番高  橋  幸 十 郎9番森     幹  夫            欠席議員議席番号氏     名議席番号氏     名                                                                                                事務局職員出席者事務局長山  中  貴  恵書記山  崎  康  正説明のため出席した者町長池  田  牧  子副町長久  松  隆  雄教育長藤  岡  孝  雄吾北総合支所長門  脇  忠  久環境課長西  村  正  信本川総合支所長野  田  幸  稔上下水道課長尾  崎  正  明会計管理者森  田  里  香町民課長松  本  浩  二吾北総合支所次長田  岡  重  雄ほけん福祉課長澁  谷  幸  代本川総合支所次長伊  東  勇  志森林政策課長野  村  考  宏総務課長土  居     浩国土調査課長天  野  浩  志管財契約課長平  尾  里 枝 美総合政策課長筒  井  誠  人土木課長水  田  正  孝債権管理課長近  藤  昭  彦教育次長宮  脇  健 太 郎偕楽荘所長池  田  俊  二産業経済課長岡  村  寛  水仁淀病院事務長金  子     剛        令和2年第2回定例会議事日程(第5号)        令和2年6月12日(金曜日)午前10時開議        第1 一般質問             7番  池  沢  紀  子             9番  森     幹  夫        第2 会議録署名議員の追加指名        第3 発議第5号 いの町議会議会運営委員会委員長池澤紀子君に対する不信任決議案        第4 議案第45号から議案第76号まで               委員長報告               討   論               採   決        第5 発議第2号 いの町議会議員の議員報酬の臨時特例に関する条例        第6 発議第3号 最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求める意見書        第7 発議第4号 「森友学園」問題の再調査を求める意見書        第8 各常任委員会、水資源対策特別委員会高知西バイパス整備促進対策特別委員会仁淀病院運営特別委員会議会広報特別委員会公共施設等調査特別委員会並びに議会運営委員会閉会中審査、事務調査の件      開議 10時0分 ○議長(高橋幸十郎君) これから本日の会議を開きます。 これより日程に入ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第1、一般質問を行います。 順番に発言を許します。7番、池沢紀子君。      〔7番 池沢紀子君登壇〕 ◆7番(池沢紀子君) おはようございます。 7番、通告に従い一般質問を行います。 通告主題1、地域活性化について、ア、吾北育苗研修センターについてお尋ねをいたします。 吾北育苗研修センターの設置及び管理に関する条例第2条で、優良苗の生産による園芸野菜栽培農家の所得向上、新規就農者及び既就農者の再研修による農業担い手の確保及び育成とあわせて、地域農業の生産性の向上を図ることを通じ、振興、山村地域の農林業の活性化を図ることを目的とするとあります。指定管理者い町農業公社による運営には課題も多いと考えられますが、直販、道の駅物産館や、高知県立追手高等学校吾北分校との連携による活性化についてさらなる取り組みが必要と考えられますが、今後の町としての具体策をお尋ねいたします。 環境保全型農業実践の継続と拡大に向けてお尋ねをいたします。 消費者の信頼感を高めたい、よりよい農産物を提供したい、地域の環境や地球環境をよくしたいためなど、さまざまな理由での取り組みであります。環境保全型農業実践でありますが、吾北地域の特徴ある取り組みではないでしょうか。技術の確立など苦労も多い取り組みではありますが、町としての支援策についてお尋ねをいたします。 イ、吾北地域の活性化と農業振興については、吾北育苗研修センター指定管理者い町農業公社を中心、かなめとして取り組んできていると考えられますが、今後の見通しと課題、対応策をお尋ねいたします。 通告主題2、学校再開についてお尋ねをいたします。 教育長、1番は町長にお尋ねいたします。済いません。 ア、休業中の各小中学校の取り組み状況と課題についてでありますが、令和2年5月7日に、町立小・中学校長様、いの町教育長から5月11日以降の臨時休業期間の延長等について文書があります。臨時休業期間臨時休業期間を5月22日金曜日まで延長、各校において今後の学校運営に向けて上期間の分散登校計画書を作成、実施してください。昼食については、5月13日水曜日から提供できます。また、令和2年5月8日には、保護者各位として、いの町教育長から新型コロナウイルス感染症対策のための町立小・中学校臨時休業期間の延長について文書が出されております。臨時休業期間中の登校日設定や昼食等、昼食提供等については、学校の規模や環境が異なるため、町内で統一することができませんのでご了承くださいという文章が出されております。各町内の学校、また保護者、子どもたち、大変な状況であったのではないかと思います。皆様それぞれにご努力されたこと、本当に思います。それで、各小学校の取り組みと、状況と課題なんですけれども、実際には給食の提供などは町内小・中学校でどのように取り組んだのでしょうか、お尋ねをいたします。そして、質問が重なっておりますけれども、その取り組み状況と課題が見えてきておりましたら、それについてもお尋ねをいたします。 イ、今後の各小中学校の取り組みについても質問が重なっておりますけれども、今だからやれること、やるべきことをしなければいけないと思いますが、学習へのおくれ等につきましてはどういったことが具体にはなされていくのか、お尋ねをいたします。 ウ、休業中の各放課後児童クラブ取り組み状況と課題をお伺いをいたします。 3密にならない対策は十分であったのでしょうか。また、第2波のコロナウイルスなどが起こった場合の対策もこれからとっていかなければなりませんが、対策として学校は休業中の場合でありましたので、空き教室の利用はできたのでしょうか。また、子どもとかかわる職員の方たちにマスクとか、そしてまた消毒液、いろんなものは十分であったのでしょうか。マスク、消毒液、パーテーションなどと議案第51号補正第1号で300万円の予算計上が、予算化がしているはずですが、この各放課後児童クラブの取り組みは、の中で十分であったのかをお尋ねいたします。現場から教育委員会へ要望、意見が届いていると考えますが、スピード感のある対応はできたのでしょうか。現場の声を十分くみ上げできたのでしょうか、これからもできていくのでしょうか、お尋ねをいたします。 エ、今後の各放課後児童クラブの取り組みを問う。 例えば、職員さんに対してフェイスガードなどとか、そういったものはあるのでしょうか、どうなっているのかお尋ねをいたします。 通告主題3、一体型の放課後児童クラブ及び放課後子ども教室について教育長にお尋ねをいたします。 第2期いの町子ども・子育て支援事業計画、令和2年3月に策定されました令和2年度から6年度までの計画でありますが、その中で放課後子ども総合プランの推進について、放課後の過ごし方は児童にとって学校教育と同様に重要であることから、いの町においても放課後児童の多様なニーズに対応するため、一体型の放課後児童クラブ及び放課後子ども教室の令和6年度に達成されるべき目標事業量1か所とあります。担当職員さんとしましては枝川小学校を考えているとの説明がありましたが、一体型のモデルケースの例としては、毎日開催型の大阪府茨木市や、定期開催型の愛知県東海市があります。いの町としてはどのように具体的にしていこうとしているのか、計画なのか、事業内容と今後の取り組みについてお伺いをいたします。 イ、またこの事業は待機事業を出さないための方策の一つとして取り組もうとしていると考えてもよろしいでしょうか、お伺いをいたします。 通告主題4、社会体育施設開放事業について、町長及び教育長にお尋ねをいたします。 ア、小中学校体育館利用可能時期についてお尋ねをいたします。 令和2年5月19日に、学校開放利用団体責任者様として、いの町教育委員会事務局学校開放施設の再開時期についてお知らせをしてあります。高知県に発令されていた緊急事態宣言が解除され、また県内の感染状況や5月18日から町内の学校再開等の状況を踏まえ、いの町教育委員会事務局として下記のとおり決定しましたのでお知らせします。今後の状況によっては、期間、利用条件等が変更する場合がありますので、教育委員会からの連絡にご留意いただくとともに、利用者の皆様のご理解とご協力をお願いしますとあります。運動場は、5月21、木曜日から再開します。ただし、5月中は50人以上のイベント等は自粛をお願いします。体育館、今学期中は使用不可とし、8月1日土曜日から再開しますという文章がありました。住民の方から問い合わせがあり、近隣市町村では小・中体育館が使えているのにどうしてなのかという声がありました、問い合わせがありました。教育委員会へ問い合わせると、近隣市町村への問い合わせはしていないとのことでした。また、同僚議員がさらに近隣市町村に問い合わせますと、遅い市町村でも5月25日からは開放していました。感染した場合も考え、名簿の提出を求めてる自治体もありましたが、自由に使用しています。周りが規制していない中で、いの町だけが8月1日まで規制する理由があるのでしょうか。また、西浦ポンプ場現地視察についての案内文書が入っており、その中に新型コロナウイルス感染症対策として現地の説明などは控えておりましたが、国の基本的対処方針によるイベント開催制限の段階的緩和の目安などを考慮し、現地視察を開催することとしたとありました。このように、日々状況は変わっています。再度、校長会などを開催、協議しないのか、検討できないのかお伺いをいたします。子どもの命を一番に考えるというのは同意見であり、一番大切なことだということは、その視点は私も同じです。そして、教育長にお尋ねしますが、8月1日からは使用可能ということで、そしたらまた2学期が始まったときは体育館は使用できるのでしょうか。継続してできるのでしょうかどうなるのか、お尋ねをいたします。そして、新型コロナ感染拡大防止のために学校施設を開放しない期間、7月31日まで使えませんので、その期間があったんですけれども、それに、その間において使用可能な施設の紹介を行い、手続のしぜんをするとか、体育館の使用料が必要であるならば、それに対して何らかの補助をするとか、新型コロナ感染拡大防止のための関連予算を使うことはできないものなのか、お尋ねします。住民に寄り添う優しい教育委員会、教育行政とさらになることを望んでやみませんが、いかがなものでしょうか。 イ、判断基準について。先ほども申しましたように、いの町立の小・中学校の体育館利用可能時期を判断したいの町独自と見られる基準はどのようなものだったのかお伺いをいたします。 通告主題5、子育て世代のくらしについて。 ア、町内での働く場の確保についての町としての方策を町長にお伺いいたします。 いの町は子育てしやすいまちだと言ってくれる住民の方たちがいます。子育て世代がいの町に引っ越してきて、例えば出産や育児などのために一度退職し、再び就職する女性などを総合的に支援する仕組みづくりは、県や企業などと連携してできているのでしょうか、お伺いをいたします。女性など離職者の雇用、働く場の確保について、町としてどのような法則をとっている、方策をとっているのかお伺いをいたします。 通告主題6、町役場職員について町長にお尋ねをいたします。 町民の方から議会で質問をとの要望を受けて、お伺いをいたします。 ア、会計年度任用職員の総数、一般、特別、企業、病院、特老も含めて何人なのかお尋ねします。 イ、アのうち、いの町在住の人数はどのくらいいるのでしょうかお尋ねします。 そして、ウ、それらのことについて町の現状認識はどのようなものかお尋ねをいたします。 通告主題7、ひきこもり家庭支援について担当課長にお尋ねをいたします。 新型コロナの影響で不要不急の外出自粛が続き、コロナショックとも言われ、ひきこもりになる人の数がふえてきているのではないかと危惧をされます。愚痴を言ったり、相談したり、支え合える存在が何よりも重要であり、直接出会える場がなくなってしまうのが困るという相談がふえているということもお聞きします。ひきこもり問題に対応する市区町村の体制を強化する社会福祉法等の改正案は5月22日の衆院厚生労働委員会で可決され、この法案はひきこもりの本人の就労や親の介護等を複合的な問題を抱えている家庭に対し、自治体が一括して相談に応じる場合に、国が財政面で支援することを盛り込んでいるということです。 ア、ひきこもり家庭支援について、町内の現状、取り組み、課題をお伺いいたします。 通告主題8、いの町景観計画策定について。 ア、町としての基本的考えをお尋ねいたします。 担当課長にお伺いいたします。本山町景観計画が平成26年3月に策定され、その初めに書かれていることを少し紹介させていただきます。平成16年制定の景観法の趣旨に沿って本山町は高知県と協議を進め、平成24年4月1日をもって景観行政団体に移行し、同年12月17日に本山町景観条例を制定した。町民が認める良好な景観は町内に多く見られ、私たちの暮らしに彩りを添え、心の安らぎをもたらし、本町を訪れる人々との交流を育んでいる。町内の良好な景観は、本町の長い歴史が育んできた身近な景観である。昔の人々の暮らしが今の本山町の景観をつくり上げてきた。現在に生きる私たちが享受しているこの景観を、より良好なものとして未来の人々に受け渡していかなければならない。そして、こうも書かれてあります。中山間地における過疎化、少子化、高齢化などの厳しい現実の中で景観の保全と形成を行うためには、公の責務としての施策に委ねるだけではなく、町民、事業者等の積極的な参加と協働が欠かせない。本山町町民、事業者等による一体的な取り組みを継続し、地域の自然、歴史文化などと、人々の生活、経済活動とが調和した景観形成がなされるようにして、地域の活性化を図る必要がある。このような認識に基づいて、景観法の基本理念を反映し、本山町景観条例が目的とする町民一人一人が喜び、幸せを実感し、心豊かで希望の持てるまちづくりの実現に寄与するために、平成25年1月17日に本山町景観計画策定委員会を組織し、具体的な区域と方針と行為ごとの規制内容を定める本山町景観計画を策定することになったということが初めに書かれてあります。本山町、平成25年9月30日、本山町景観計画策定委員長溝渕博彦さんとあります。ちなみに、県内、高知県内では中土佐町、檮原町、津野町、四万十町が平成20年に景観計画を策定しています。町としての基本的な考え方をお伺いいたします。 また、イとしていの町景観条例についての町としての考えもあわせてお尋ねをいたします。 通告主題9、町税についてお尋ねをいたします。 担当課長にお尋ねいたします。ア、現時点での町税の収納状況は。固定資産税の前納報奨制度が廃止になっての初年度であり、また新型コロナの影響もあっているかとも考えられますが、令和2年度の全ての町税における現時点での町税の収納状況はどのようになっているのかお伺いします。 イ、前年度と比較してどのような状況になるのかお伺いをいたします。 通告主題10、事務長にお尋ねします。 仁淀病院運営について。ア、仁淀清流苑事故2件後の職員の意識改革についてお伺いをいたします。 ことし2月2日と2月4日に起きた仁淀清流苑事故についてでありますが、現場職員の動線の分析を行い、利用者中心のサービスの質の向上に向けて取り組まれていると考えますが、二度と事故が起きらないように、職員の意識改革はどのようにされているのかをお伺いいたします。また、仁淀病院の仁淀清流苑と特老偕楽荘とは、職員の人事異動、人事交流があります。職員については、仁淀病院として採用し、仁淀清流苑と特老偕楽荘とに配置されるとのことのようですが、お伺いいたします。介護の質の向上についての意識改革は、仁淀清流苑、特老偕楽荘との連携の上での情報共有、共通認識はできているのかをお尋ねいたします。また、具体にどのように行われているのかもあわせてお伺いをいたします。 次に、通告主題11については今回は取り下げます。 通告主題12、にこにこ館、トイレ全面改修事業について町長にお尋ねをいたします。 ア、事業料と財源内訳は。イ、事業内容と取り組み状況をあわせてお伺いをいたします。 通告主題13、中心街の活性化について町長にお尋ねをいたします。 ア、吾北地区、本川地区における活性化策は、お尋ねいたします。いの町中心市街地活性化計画において、伊野地区は中心市街地活性化計画を立て、商工業振興やにぎわいづくり策に取り組んできています。吾北、本川両地区の中心街の活性化、商工業振興、にぎわいづくりはどのように取り組んでいるのかお尋ねをいたします。 通告主題14、財政運営について町長にお尋ねをいたします。 ア、細かく通告してありますので、読み上げます。 ア、基金のあり方についてのどのように認識されているのかお尋ねします。 イ、減債基金についてどのように認識されているのかお尋ねをいたします。 ウ、新型コロナ感染関連による事業費のうちどのような基金をどれだけどのような事業に使ったのか、使う予定かお尋ねいたします。 エ、令和2年度いの町一般会計補正予算(第3号)後の財政調整基金、減債基金、施設等整備基金の各残高額と地方債の額についてお尋ねいたします。 オ、令和元年度の決算見込み額についてお尋ねします。財政調整基金、減債基金、施設等整備基金残高額は幾らなのでしょうか、お尋ねします。地方債の平成28年度末、29年度末、30年度末、令和元年度末の決算見込み額をお尋ねいたします。仁淀病院会計における現金残高額は幾らなのかお尋ねします。偕楽荘特別、特会における一般会計からの繰入額は幾らなのかお尋ねをいたします。 カ、あわせて今後のいの町の中長期財政運営についてお尋ねをいたします。 通告主題15、浸水対策について担当課長にお尋ねをいたします。 ことしもまた大雨、台風のときが来ようとしている中、私たちつかるところの住民は気が気ではなりません。国、県、町の内水対策を含め、枝川地区における浸水対策の進捗状況をお伺いいたします。新型コロナ感染対策もあり、浸水したときの避難所対策もさらなる取り組みが求められています。つからない避難所へ行く必要のないように願うばかりです。 以上、1回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 7番、池沢議員の通告主題1、地域活性化について、質問要点ア、吾北育苗研修センターについてお答えいたします。 吾北育苗研修センターは、優良苗の生産による園芸野菜栽培農家の所得向上、新規就農者及び既就農者の再研修による農業担い手の確保及び育成とあわせて地域農業の生産性の向上を図ることを通じ、山村地域の農林業の活性化を図ることを目的として、平成9年度山村振興と農林漁業特別対策事業により整備しております。主な施設は、育苗施設、管理棟、作業棟、保管庫、集出荷棟となっております。本施設は、設置目的、事業内容などから、公益財団法人い町農業公社を公募によらない指定管理者の候補として選定し、議決をいただき、運営されております。特に、狭小な農地が多く、農業従事者の高齢化が進んだ中山間地域では、その立地特性を活用した少量、多品目の輪作によって、直販農家や小規模農家ができるだけ負担が少なく、営農できることが必要であります。野菜苗を育苗研修センターで育て、少量、多品目の直販農業生産者や小規模農家が取り組みやすいことを重点に置き、環境保全型農業の実践と推進、販売経路である道の駅等と連携により地域農業の活性化を図っております。また、地域農業者の利益増進や、定住に寄与することを目的に、高齢者でも比較的栽培が容易で、労働力が少なくて済む有望品目の栽培実証、あわせて苗の安定供給に取り組んでおります。 高知県立追手高等学校吾北分校との連携についてのご質問についてでございますが、昨年の5月下旬、高校生が育てた花の苗を道の駅むささびの里の敷地内で販売する取り組みがあり、来客者に好評だった上、新聞報道もされたことから、学校のアピールにもつながりました。これは、吾北分校の振興策の一つ、地域に貢献できる人材の育成の中で行われたもので、本年度も連携を予定しておりますが、新型コロナウイルス感染症の影響で今のところ未定となっております。また、同じ振興策の中で、土佐和紙やコウゾ原料の地元産業を題材にした活動も行われ、本年度はデザイナーを講師に招き、高校生による商品づくりの計画もあると伺っております。数年後、完成度を上げた高校生による土佐和紙製品が道の駅むささびの里物産館に並ぶそんな日を楽しみにしているところでございます。 次に、環境保全型農業の実践の継続とかいだ、拡大に向けてのご質問についてお答えいたします。 農業は、自然の恵みの恩恵を受け、生存の糧、健康の糧を確保する産業であります。いかに環境に与える負荷を低減するか、食の安全をどのように確保し、消費者に提供するかが重要であります。いの町農業公社では、環境保全型農業の推進を図るため、自社製のぼかし肥料を生産しております。自社栽培での使用や道の駅等での販売により、環境に配慮した取り組みに努めております。つくりやすい野菜苗の供給と化学肥料に頼らない方法を一層進む、広めることで、土と野菜、そしてそれを食べる人も健康になれるような循環ができれば、高齢化が進む中で公益性のある特徴的な取り組みになるものと考えます。 続いて、質問要点イ、吾北地域の活性化と農業振興についてお答えいたします。 吾北地区の農業につきましては、現在9つの集落営農組織や13の集落協定により、農地の保全や農産物の販売などが行われております。また、研修制度を修了した新規就農者がイチゴなどの栽培に取り組んでいますが、全体に高齢化が進むことなどから、イチゴ、ピーマン、シシトウの栽培農家は減少しております。こういった課題がございます。最近では、換金性の高い有望作物、作目としてニラや、労働力が少なくて済み、水田の耕作として栽培可能である葉ワサビなどが栽培され始め、農協への系統出荷や道の駅等へ出荷する農業者が増加傾向にあります。ユズは販売単価が安定していることや、鳥獣被害に比較的強く、水稲栽培からの転換や耕作放棄地対策として栽培する農家が増加傾向にあり、近年吾北地区での農協取扱高は一番高い作目となっています。新たな動きとしましては、JA高知県コスモス柚子部会において、高知県の果樹試験場で開発された新しい優良系統苗の導入が検討され、県中央西農業振興センターの令和2年度計画でも重点項目に上げられているとお聞きしております。今後の産地化に向けての取り組みに当たりましては、関係各機関との連携のもと支援させていただきたいと考えております。 いずれにいたしましても、農業従事者の栽培意欲や地域の皆様の情熱を大切にすることを基本に、道の駅などの直販施設や地域の住民グループなどが連携し、力や知恵を持ち寄ることと、それぞれの魅力を伝えて関係人口を拡大するなど、外からの力をおかりすることを組み合わせて活性を図ってまいりたいと考えております。 次に、通告主題5、子育て世代のくらしについて、質問要点ア、町内で働く場の確保について町としての方策を問うについてお答えさせていただきます。 平成27年の国勢調査の女性の年齢別就業率を見ますと、30歳から34歳で低くなっており、子育てを機に離職していることが考えられます。一方で、全国や高知県と比べるといの町は女性の就業率は高くなっており、働きながら子育てをしている女性も多いことがわかります。いの町では、これまで働きながら安心して子育てができる環境づくりとして、延長保育、乳児・障害児一時預かり事業への支援や、放課後の子どもの居場所づくりと支援体制の充実を図ってきたところでございます。子育て等で一旦離職した女性が希望する就労形態や職分野において、再就職等にチャレンジできるよう情報を提供していくことが必要であると認識しているところでございます。今後におきましても、高知県が開設しております高知家の女性しごと応援室の活用など情報提供を行い、働きたい女性を応援してまいりたいと思っているところでございます。 町内で働く場といったところでは、いの町役場も大きな事業所の一つではないかと思います。今年度からスタートしました会計年度任用職員制度では、パートタイムなど多種多様な勤務形態となっておりますので、子育て中の方の選択肢の一つに入るものと思っております。また、高知自動車道や高知西バイパスのインターチェンジからおおむね1キロメートル以内の区域の市街化調整区域の規制を緩和し、企業誘致を行い、雇用の創出を期待しているところでございます。 続きまして、通告主題6、町役場職員について3点お尋ねがございました。まず、質問要点ア、会計年度任用職員の総数(一般、特別、企業、病院、特老も含む)はについてお答えいたします。 令和2年6月1日現在の会計年度任用職員の総数は458名でございます。 次に、質問要点イ、アのうち、いの町在住の人数はについてお答えいたします。 会計年度任用職員458名のうち、いの町在住者は300名でございます。全体に占める割合は約66%となっております。 最後に、質問要点ウ、現状認識についてでございます。 会計年度任用職員を任用する際には、ハローワーク、ひと、ひとり親家庭等就業自立支援センターや町ホームページなどを活用し、広く募集を行うなど適切な募集を行った上で、客観的な能力の実証により選考行われていると考えております。 次に、通告主題13、中し、中心街の活性化について、質問要点ア、吾北地区、本川地区における活性化策はについてお答えいたします。 いの町中心市街地活性化計画は、路面電車の伊野駅から椙本神社までの中心商店街とその周辺、琴平トンネルから山手線、椙本神社、国道33号から紙の博物館へのエリアを対象地域として、中心市街地のにぎわいをつくることを目的に策定されたものと認識しているところでございます。吾北地区、本川地区の活性化策とのお尋ねでございますが、合併前から3つの町村にはそれぞれの特徴、特色があるわけですので、それを大切にして行うべきだと考えております。吾北地区、本川地区も人口減少は続いているものの、地域資源、自然や地理的な条件、数百年以上前からの人の交流や物流の中で、独自の文化と歴史が受け継がれております。活性化の拠点の一つが高知県が推進する集落活動センターであり、ご承知のとおり町内では柳野と越裏門、寺川地区で構成される「氷室の里」の2つがございます。吾北と本川でのにぎわいの場となるイベントでは、合併前から氷室まつり、お盆の時期の夏祭り、ほどで、程野での秋の催しなどが実施され、程野では近年5月に若者向けの新たなイベント、11月には子ども、ファミリー層向けに内容を見直したものもございます。同時に、集落で守られているもの、地域で大切にされているもの、特徴や独自性のあるものはますます貴重となります。住民の方々の意向を尊重しつつ、個々の集落の維持に役場としてかかわる中に、活性化の芽が出てくるとも考えます。吾北地区、本川地区での人の集まる場所として道の駅がございます。町内のみならず、町外、県外からのご利用もあり、にぎわいの場所であることから、活性化の重要な役割を担うほかの町有施設も含め、引き続き連携や支援を行ってまいります。 2年前、町道瓶ヶ森線、通称UFOラインで撮影された大手自動車会社のCMがテレビで放映されると来訪者が増加した事例があり、地域の皆様も自慢に思う出来事でした。私も、いの町にあるすばらしい風景が全国に通用するものであることを実感し、町の可能性を再認識したところでございます。現在、東京の映画制作者によって、「明日をへぐる」という記録映画づくりが進んでおり、令和3年に完成とお聞きしております。土佐和紙の原料であるコウゾの栽培や作業、それにかかわる人々が紹介される予定とのことで、こちらも町のアピールや活性につながるものと期待しております。これからも自然のみならず、集落や地域の歴史や文化、それぞれの取り組みできらりと光るものを大切にしながら、何よりも住民の皆様の情熱、エネルギーをいの町の活性化につなげてまいりたいと考えております。 次に、通告主題14、財政運営について。まず、質問要点ア、基金のあり方についてとイ、減債基金については関連する部分がございますので、あわせてお答えいたします。 基金につきましては、経済事情等の変動による町税や交付税の減収、災害による予期せぬ支出や公共施設の大規模な改修など、多額の財源が必要な場合に備え、積み立てを行い、それぞれの基金設置条例に基づき活用されるものになります。ご質問の減債基金は、その目的が町債の償還に必要な財源を確保し、将来にわたる町財政の健全な運営に資するためとされており、町債の繰上償還により多額の町債を一度に消化しなければならない場合や、財源不足により町債の償還が困難な際に、町債の償還に充てるため活用されます。今議会に提案いたしております一般会計補正予算にも、減債基金取り崩し、公債費から振りかえた財源により事業を計上させていただいております。このように、それぞれの基金の趣旨に即して確実かつ効率的な運用を行い、優先的に取り組むべき事業への活用を図り、適正な管理運営に努めるところでございます。 次に、ウ、新型コロナ感染関連による事業費のうちどのような基金をどれだけどのような事業に使ったか、使う予定かについてお答えいたします。 新型コロナウイルス感染症対策事業としましては、これまでに新型コロナウイルス感染症対策、あ、感染症対応地方創生臨時交付金事業3億5,131万1,000円、特別定額給付金事業22億7,581万9,000円、子育て世帯への臨時特別給付金事業2,586万5,000円の合計26億5,299万5,000円を計上させていただいております。このうち国庫支出金等の特定財源を控除しました一般財源は6,968万7,000円となっており、予算全体で不足する財源の確保として減債基金等を活用しております。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業の個別事業名につきましては、予算参考資料に沿って上から順に、感染症拡大防止休業協力金事業、2つ目に感染症対策事業、これはマスク、消毒液、パーテーション等などでございます。3番目、事業継続臨時支援金事業、4番目、子育てした、世帯への特別給付金事業、5番目、情報提供事業、6番目、学校臨時休業対策事業、7番目、生活バス路線運行支援事業、8番目、介護サービス事業所感染症拡大防止対策事業、9番目、放課後た、放課後等デイサービス支援事業、10番目、仁淀病院感染症対策事業、11番目健診、健診3密回避事業、12番目、長沢診療所感染症対策事業、13番目、プレミアム付商品券事業、14番目、防災活動支援事業、15番目、学校施設感染症対策事業、16番目、学校情報通信ネットワーク環境施設整備事業、以上16事業を計上させていただいております。 次に、エ、令和2年度いの町一般会計補正予算(第3号)後の財政調整基金、減債基金、施設等整備基金の各残高額と地方債の額はについてでございます。補正後の令和2年度末、財政調整基金残高は9億8,405万円、減債基金残高は19億139万2,000円、施設等整備基金残高は11億1,626万8,000円でございます。地方債の令和2年度末残高、これはあくまでも予算ベースでございます。一般会計226億3,651万8,000円(後段で「226億3,651万6,000円」との訂正あり)でございます。 次に、オ、令和元年度の決算見込み額について問うで、基金等の残高繰入額、平成28年度から令和元年度末地方債残高についてそれぞれお答えさせていただきます。 財政調整基金13億8,174万7,391円、減債基金25億6,466万3,698円、施設等整備基金11億4,920万6,258円、仁淀病院現金残高2億2,078万881円、特別養護老人ホーム特別会計繰入金、繰入額1億5,450万円、地方債残高、平成28年度末、136億9,060万6,962円、平成29年度末、152億108万2百、あ、2,965円、平成30年度末、155億5,656万6,342円、令和元年度末168億1,770万1,309円となっております。 次に、カ、今後の中長期財政運営について問うについてお答えいたします。 本年3月議会においてもお答えいたしましたが、中・長期的な財政運営の展望といたしましては、本年度に実施される国勢調査において人口減少が予想されるため、地方交付税の減少のみならず、税減収も見込まれるところでございます。また、地方債の借り入れによる残高の増加に伴い、償還額も増減を繰り返すことから、今後も厳しい財政状況であると見込んでおります。しかしながら、厳しい状況の中でも、住民の皆様に引き続き安定した公共サービスの提供を行っていくことは当然のことでありますし、いの町に住んでよかったとおもら、思ってもらえるまちづくりにはまだまだ課題も多く、対策が求められています。現在、不足する財源の確保として基金を活用しているところはございますが、不測不能の災害に加え、新たな脅威として新型コロナウイルス感染症が発生し、このような緊急時の初動対応にも基金の活用が必要不可欠となってまいります。基金残高を一定保持し、いざというときに対応できるよう、経費の削減と創意工夫を持って効率的な事業展開を行い、基金の恒常的な繰入額を抑制することで、健全かつ安定した財政基盤の確立に努めてまいります。 失礼いたしました。エの令和2年度いの町一般会計補正予算(第3号)後の財政調整基金等についてですが、地方債残高についてでございます。地方債残高は226億3,651万6,000円でございます。訂正させていただきます。 私からは以上でございます。他の項目につきましては教育長、所属長、担当課長等より答弁させていただきます。 ○議長(高橋幸十郎君) 藤岡教育長。      〔教育長 藤岡孝雄君登壇〕 ◎教育長(藤岡孝雄君) 7番、池沢議員から通告主題2、学校開放について、質問要点ア、休業中の各小中学校の取り組み状況と課題についてのお尋ねがございました。 本町の学校の規模は、極小規模から中規模までさまざま異なっており、教室などの配置環境もいろいろさまざまでございます。教育委員会といたしましては、今回の臨時休業に関する学校への通知は、文部科学省や高知県教育委員会からの通知や、県内、中央西福祉保健所管内の感染状況などをもとに校長会で協議検討した上で、最終的に教育委員会として決定したとこでございます。特に、学校再開に当たっては、子どもさんたちに学校生活になれてもらうために、学校によっては臨時休業期間中の5月8日から分散登校や時差登校等を取り入れるといった工夫を行ってきたところでもございます。また、5月13日からの昼食の提供につきましても、町内小・中学校の統一的な提供によるものではなく、子どもさんの状況に応じて対応に努めている学校において、その提供の可否についても判断していただくようにお願いをしたところでございます。この期間中に、昼食時の安全の確保、つまり3密が解消が難しいと判断した学校においては、子どもさんの状況を確認した上で、より効果的な安全対策を検討することができ、有効なことではなかったかと考えております。 課題といたしましては、今以上少人数による給食の喫食の環境整備、これが上げられると感じております。つまり、少人数による給食のコンテナの個数の問題、それから教室の喫食の教室の環境面、つまりエアコンの整備等々が現時点で考えられる課題として捉えております。また、授業のおくれへの対応についてですが、町長の行政報告でお伝えしたように、本年度においては夏季休業期間を8月の1日から8月23日までといたしまして、授業時数の確保を行います。学校におきましても、行事の縮小、精選などにより、子どもさんにとって過度の負担にならないよう配慮して、教育課程を進めているとこでございます。教育委員会としては、夏季休業期間中に予定した、予定していた町主催の研修や行事を中止するなど、授業時数の確保とあわせて、先生方の負担軽減を図るなどの対応をしておるとこでございます。 次に、質問要点イ、今後の小中学校の取り組みについてお答えをいたします。 これまで教育委員会として、休業から児童・生徒さんの状況に応じて段階的に教育活動を再開するよう学校へ依頼をしてきたとこでございます。令和2年5月22日に、文部科学省から学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル、学校の新しい生活様式が示されたところでございます。これをもとに、県、教育委員会から今後の対応についてとして、臨時休業などの判断基準や、部活動の考え方についての通知もございました。教育委員会としては、これらの通知を速やかに学校や教職員に通知し、情報共有を図り、授業、部活動等の可能な限りの対応をお願いしております。新型コロナウイルスにつきましてはわかっていないことが多くあり、また目に見えないウイルスに相対することにストレスや不安を感じることがあります。そういった不安を和らげるために、各学校においてこの感染症について正しく学ぶ時間を設け、不安の軽減、感染症への、失礼、感染者への根拠のない嫌悪、差別の排除などの習得に努めているところでもございます。今後も、新型コロナウイルスの感染状況に関して正しい状況、情報を発信し、子どもさん、保護者の皆さんの不安を取り除くべく、可能な限りの対策を進めてまいりたいと考えております。 次に、同じく通告主題2の質問要点ウ、休業中の各放課後児童クラブ取り組み状況と課題についてと、質問要点エ、今後の各放課後児童の取り組みを問うについて、あわせてお答えをさせていただきます。 新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う小学校の臨時休業期間中、放課後児童クラブ及び小学校、長沢小学校放課後子ども教室については、子どもさんの居場所と保護者の皆さんの負担軽減のために、4月14日から5月16日まで時間を延長して、朝から開設、開室いたしました。しかしながら、感染リスクを予防する観点から、自宅学習が困難な場合のみご利用をお願いし、児童クラブ活動の密の解消を努めながらの開設を行ったところでございます。自粛要請の効果によりまして、登録者数の3から4割に利用を抑えることができたことでございます。開室中は、毎日の検温、マスクの着用の徹底、それから手指指導、また定期的に室内の消毒、換気を行いましてコロナウイルスの感染予防に努めておりまして、それは現在も継続中でございます。 ご質問のございましたコロナ感染症予防時の臨時休業中の開設の課題としましては、議員のおっしゃられるとおり、臨時的な朝からの開設に支援員さんの人員確保が難しく、午前、午後と交代して勤務していただいたり、人員が足りないところは小・中学校の特別支援教育支援員さん、学習支援員さん、校務支援員さんなどに勤務しすとがえにご協力いただき、対応してまいりましたが、どうしても支援員さんの都合がつかないときに、主任、支援員さんに時間外勤務をお願いしたところでございます。また、議員のおっしゃるとおり、3密を避ける対策としまして、マスク、手洗い、換気等で密の解消に努めておりましたが、どうしても子どもさん同士の遊びの中で、気がついたら近づいて遊んでいることもございました。そして、支援員さん自身の感染予防のためにマスクは極力ご自身で構えて、構えることをお願いしていますが、マスクがない、またマスクを忘れた支援員さん用として県からマスク、マスクが配布されており、それを活用していただき、感染防止に努めたとこでございます。 そして、空き教室の活用についてのお尋ねもございました。この空き教室の活用につきましては、学校長判断で体育館、まあ雨天時の体育館の開放などにご協力いただいたところでございます。今後、第2波に備えまして、各児童クラブと協議いたしましてマスクや消毒液の備蓄の確保、感染予防のための備品の整備など必要な対策を、国の施策を積極的に活用しましてその整備に努めてまいりたいと考えております。 続きまして、通告主題3、一体型の放課後児童クラブ及び放課後子ども教室についての質問要点ア、授業内容と今後の取り組みについてでございます。 放課後児童クラブ放課後子ども教室の違いといたしましては、放課後児童クラブは共働き家庭の児童を対象といたしまして、放課後等に適切な遊びや生活の場を利用者からの費用負担で提供するものでございまして、放課後子ども教室は、全ての子どもさんを対象として安全・安心な子どもの居場所を設け、地域の方々の参画を得て学習、スポーツ活動、地域住民との交流活動などの取り組みを推進するものとなっておるものでございます。放課後子ども教室につきましては、利用者からの費用負担なしで提供をいたしております。議員お尋ねの一体型の放課後児童クラブ及び放課後子ども教室について、国は次代を担う人材を育成し、加えて共働き家庭などが直面する小1の壁を打破する観点から、厚生労働省と文部科学省の連携のもと放課後子ども総合プランを策定し、当該プランに基づき放課後児童クラブ放課後子ども教室の一体的な実施を進めており、本町においても令和2年3月に策定いたしました第2期いの町子ども・子育て支援事業計画におきまして一体的な取り組みを、その数値目標として1か所掲げているとこでございます。この一体型とは、放課後児童クラブ放課後子ども教室が同敷地内、または隣接する施設におきまして、放課後子ども教室が実施する活動に放課後児童クラブの児童が参加できるという取り組みでございます。一体型で取り組むメリットとしましては、児童クラブや子ども教室の児童同士、また児童クラブの児童と体験教室を通じた地域住民の皆様の新しい人間関係の構築や、児童クラブの児童が放課後子ども教室の活動に参加することで、学習体験活動を充実させることができる。また、情報交換の機会がふえまして、よりよい対応のあり方を見つけることができるなど、さまざまあると考えるところでございます。現在は、放課後児童クラブ放課後子ども教室が同敷地内、または隣接する敷地内にあるところはございませんが、児童にとりまして放課後の過ごし方は学校教育と同様に重要であると考え、今後も学校と連携をしながら、放課後児童にとって多様なニーズに対応できるような取り組みを進めてまいりたいと考えております。 次に、質問要点イ、待機児童を出さないための方策についてでございます。 放課後児童クラブは、共働き家庭等にとってはなくてはならない子どもさんたちの大切な生活の場となっております。これまで、教育委員会としまして、待機児童解消のために平成31年4月に枝川小学校学校敷地内にある専用施設を改修いたしまして、新たな児童クラブを新設しましたが、その後の対象児童の増加から待機児童の解消には現在至ってはおらず、枝川小学校現在で18名(後段で「15名」との訂正あり)の待機児童がおります。また、どうしても低学年の児童を優先的に受け入れておりますので、高学年の児童が待機しているという状況でもございます。今後も、待機児童解消のために同一敷地内に放課後子ども教室を設置し、一体的な取り組みができないかなどを視野に入れ、余裕教室の活用状況などを精査し、学校と協議しながら可能な活用を推進し、待機児童の解消に努めてまいりたいと考えております。 次が通告主題4、社会体育施設開放事業についてのまずは質問の要点ア、小中学校体育館利用可能時期について、それから質問要点イ、判断基準についてあわせてお答えをさせていただきます。 小・中学校施設の学校開放につきましては、いの町立学校施設の開放に関する規則に基づきまして、学校教育に支障のない範囲で町立学校の施設を地域住民の皆様に開放し、ご利用をいただいているとこでございます。現在、小・中学校の体育館や使用した備品について、毎日放課後に教職員の皆様が生徒の安全を確保し、新型コロナウイルスの感染防止の観点から丁寧に消毒をされているとお聞きしております。そういった対策を各学校が行っておりまして、当面の間は一般の皆様のご利用は控えていただきたいという学校サイドからのお話もございましたので、児童・生徒さんを守るため、本学期中の地域住民の皆様の利用は控えていただくという判断に教育委員会として至ったとこでございます。教育委員会としましても、5月18日から小・中学校が再開したところでございますが、感染は広がらないだろうか、感染者が出ないんだろうかなど大きな不安を抱えながら学校運営を行っているところでございまして、今後もこの件につきましては慎重に対応したいと考えております。利用団体の方には長時間、長期間利用できない状況でありますが、児童・生徒さんの身を守ることにつながると考えておりますので、ご理解、ご協力を引き続きお願いしたいと考えております。 最後に、判断基準についてでございます。児童・生徒さんの安心と安全を守ること、これは議員もおっしゃられたように、子どもさんの尊い命を守ることと捉えておりまして、そのために今教育委員会として学校が置かれている状況を見きわめた上で、新型コロナウイルス感染症の大流行という事態の克服に取り組むための視点が、学校経営を行う上での判断基準ではないかと考えているとこでございます。そして、議員からは小・中学校開放事業にかわる対応についてのお尋ねもございました。つまり、県立高等学校の利用についてでございました。まあ、県立学校、伊野商業高校、それから高知追手前高校吾北分校の施設がございますが、伊野商業高校の利用につきましては、先日利用を希望する団体様から登録及び利用申請書が教育委員会事務局にも届いたとこでございます。こうした団体への議員からのご提言のありました補助についてのご質問でしたが、コロナ感染症にかかわらず、既に利用登録を済まされており、光熱水費、これは体育館電気料でございまして、1時間が270円をご負担していただき利用されている団体がございますが、このたびのコロナ感染症拡大防止のため、学校開放として町立小・中学校の体育館が利用できませんので、これまで学校開放で体育館を利用されている団体で、町立小・中学校体育館を利用できない期間に限る特例措置といたしまして、県立学校体育館を利用の際の光熱水費の支援について検討をしてまいりたいと考えております。そして、天王の青少年体育館についてでございます。既に、今年度希望する団体の年間使用手続は現時点完了しているようでございますが、いの町の支援というか、いの町のとっておるコロナ感染症対策として、町立小・中学校の体育館を開放していない状況で、町の社会体育の推進として町が認める団体が使用する場合に、これは許可に二、三週間日数がかかるようでございますが、減免の上、使用できる場合があるとお伺いしておりますので、こういった情報が整理できましたら、各利用団体へその情報を周知してまいりたいと考えております。 私からは以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 暫時休憩します。11時30分に再開します。      休憩 11時11分      開議 11時29分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほどの7番議員への答弁について執行部より訂正の申し出がありましたので、これを許可します。藤岡教育長。 ◎教育長(藤岡孝雄君) 訂正をお願いします。 7番、池沢議員の質問通告主題の3、それの要点イ、待機児童を出さないための方策についての中で、枝川小学校での待機児童、先ほど18名と誤った数字を申し上げました。正確には15名の待機児童でございますので、訂正よろしくお願いします。済いませんでした。 ○議長(高橋幸十郎君) 執行部の答弁を続けます。澁谷ほけん福祉課長。      〔ほけん福祉課長 澁谷幸代君登壇〕 ◎ほけん福祉課長(澁谷幸代君) 7番、池沢議員からの通告主題7、ひきこもり家庭支援について、質問要点ア、町内の現状、取り組み、課題を問うにつきまして答弁いたします。 本町では平成22年度からひきこもり支援事業を開始し、高知県立精神保健福祉センター、中央西福祉保健所等関係機関からご助言、ご協力をいただきながら支援を続けてまいりました。支援を続ける中で、早期での状況把握の困難さと、そのことがひきこもりの長期化につながっているというこの問題の難しさを実感しており、課題となっているところでございます。今回、新型コロナウイルスの影響で、交流の場の縮小や自粛生活に伴う行動の制限、経済的な不安など人々の心や生活に不安や大きなストレスがかかり、身体の不調が生じる方もおられるのではないかと懸念されます。さまざまなことが危惧されることから、心の相談に関する窓口の周知を図るためチラシを作成し、全戸配布いたしました。今後も、広報誌等を通じて相談窓口の周知を継続して実施してまいります。現在のところ、新型コロナウイルスに伴うご相談はございませんが、なお一層気持ちを引き締め、保健師等がアンテナを高くし、苦しんでいる方のSOSのサインを見逃さないよう寄り添いながら、継続的にかかわる伴走型支援を目指していきたいと考えております。 国では、議員おっしゃられたとおり、いわゆる8050問題等に対応するため、ひきこもりや介護、貧困といった複合的な課題を抱える家庭に対して、一括して相談に乗れるよう財政面で市区町村を支援する改正社会福祉法が可決され、2021年4月から施行されます。ほけん福祉課では、そういった国の動きを注視し、相談窓口の一元化を図るために、地域の障害福祉に関する相談支援の中核的な役割を担う基幹相談支援センターを今年度4月に立ち上げ、高齢者福祉の相談窓口である地域包括支援センターとともに、担当の垣根を越えた包括的な取り組みを開始しています。訪問支援に重きを置き、生活困窮者支援の窓口である社会福祉協議会、納税相談の窓口である債権管理課を初めとする庁内の部署とさらに連携を密にし、ひきこもりに陥る前の段階での早期の支援に重点的に取り組んでまいります。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 水田土木課長。      〔土木課長 水田正孝君登壇〕 ◎土木課長(水田正孝君) 7番、池沢議員より通告のありました通告主題8、いの町景観計画策定について、質問要点ア、町としての基本的考えを問う、質問要点イ、いの町景観条例について、関連性がございますので一括してお答えをさせていただきます。 まず、景観法の理念といたしましては、良好な景観は国民共通の資産として整備保全が図られなければならない。良好な景観は、地域の自然、歴史文化等の人々の生活、経済活動等の調和により形成などとなっております。いの町の景観も、仁淀川流域と吉野川流域、山間部からつながる里山、歴史的な町並み風景など多岐にわたっており、長い歴史が育んできた身近なものであると考えております。現在、議員おっしゃいますように、高知県内では8つの市町村が景観行政団体に移行し、7つの市町が景観計画を策定しているところでございます。また、景観条例ではございませんが、いの町では天王地区において、建築基準法に基づくいの町天王ニュータウン建築協定、都市緑地保全法に基づくいの町天王ニュータウン緑化協定などをそれぞれ協定し、良好な住環境を維持していただくように町民の皆様にご協力をいただいているところでございます。町としての景観計画策定につきましての基本的な考え方でございますが、いの町の景観は長い歴史が育んできた身近なものであると考えており、良好な景観の保全により交流人口をふやし、町の活性化につなげればと考えております。また、景観条例の制定につきましては現在取り組みは行っておりませんが、景観法の基本理念をもとに、現状の景観維持を図りつつ研究してまいりたいと考えております。 引き続きまして、通告主題15、浸水対策について、質問要点ア、枝川地区の進捗状況はのご質問につきましてお答えいたします。 枝川地区の浸水対策の進捗でございますが、まず国土交通省が進めておりました宇治川排水機場のポンプ増設工事につきましては、昨年の12月の議会でもご報告したとおり、10月末にポンプ増設が完了し、これまで総排水能力毎秒40トンから毎秒12トンが増設され、総排水能力毎秒12トンとなり、ことしの出水時期に備えることができております。失礼しました。52トンとなり、ことしの出水時期に備えることができております。 次に、高知県が進めております天神ヶ谷川改修工事につきましては、水圧函路より上流部は平成2年度中の完成目標として、現在県営住宅宇治団地前の河川改修1件の工事で実施していただいておりまして、河川護岸工を進めていただいております。また、国道33号を横断する水圧函路工事につきましては、水圧函路部の4ブロックのうち3ブロックが完了し、現在残る1ブロックへ移行し、完成している東側2ブロックへの通水している状況となっております。 次に、いの町が進めております内水対策事業につきましては、7地区12か所の工事を計画し、現在3地区8か所の工事が完了しており、残る4地区4か所の進捗状況なっており、進捗状況をご説明させていただきます。 まず、西浦5区宇治川右岸に整備しております西浦ポンプ場につきましては、昨年末に土木工事が完了し、機械設備工事と電気設備工事につきましても、現場への機械、電気設備の据えつけ工事が完了し、試運転、調整の後、3月末から供用を開始しております。現在、施設の外構工事の発注準備を進めております。また、関係する地区の皆様には、供用開始のお知らせを各班はいしし、配布し、周知を図ったところではございますが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため延期しておりました現地見学会を6月28日開催予定で準備を進めており、改めて周知を図りたいと考えております。 次に、東浦天神ヶ谷川右岸に整備しております東浦ポンプ場につきましては、本年2月に建築工事が完了し、現在は機械電気設備の工場製作が一部完了し、現地への据えつけ作業に着手している状況でございます。本年8月末の供用開始を目指し、進めております。 次、3点目ですが、次に北浦地区で進めております管渠改修工事につきましては、現在工事に着手しており、完成は本年7月末を予定しているところでございます。 最後に、今年度工事着手を予定しております西浦4-1地区の管渠布設工事につきましては、新型コロナウイルス感染症の予防の観点から、室内での説明会の開催を行わず、工事着手までに個別に住民説明を行い、渇水期となる11月以降に工事着手して、令和3年3月末の完成を目標に進めております。 以上が枝川地区の浸水対策の進捗状況でございます。 以上であります。 ○議長(高橋幸十郎君) 松本町民課長。      〔町民課長 松本浩二君登壇〕 ◎町民課長(松本浩二君) 7番、池沢議員からの通告主題9、町税にお答えいたします。 まず、質問要点ア、現時点での町税の収納状況はについてですが、令和2年度の5月末現在の固定資産税の収納状況は、調定額12億7,896万8,800円に対しまして、収納額で9億3,832万8,175円、収納率は73.37%になります。 続いて、軽自動車税についてですが、調定額8,767万円で収納額5,063万5,800円で、収納率は57.76%となっています。 続いて、質問要点イ、前年度と比較してどのような状況にあるかですが、令和元年度、令和2年度の収納率と比較すると、固定資産税につきましては収納率が4.01%減、軽自動車税については1.09%減となっております。収納率の減少もありますが、債権管理課のほうに固定資産税、軽自動車税など延べ20件の徴収猶予の申請も出ていることから、新型コロナウイルスに関連して収入の減少などの影響が出ているのではないかと考えています。また、固定資産税の前納の件数でございますけれども、前年よりマイナスの69件となっており、今まで全期前納をされていた方が多少期別での納付に変更しているのではないかと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 金子仁淀病院事務長。      〔仁淀病院事務長 金子 剛君登壇〕 ◎仁淀病院事務長(金子剛君) 7番、池沢議員からのご質問、通告主題10、仁淀病院運営について、質問要点ア、仁淀清流苑事故2件後の職員の意識改革についてお答えします。 本年2月に起こった仁淀清流苑における入所者の転倒事故2件につきましては、去る2月6日の臨時かの、臨時会の場において議会へも報告させていただいたところであります。2つの事故について施設側として事故の発生を防げなかったことを職員一同重く受けとめ、その後発生原因について職員間で検証し、再発防止策として車椅子での移動介助の際の安全確認の徹底などを再発防止対策を行い、その中で職員の事故防止に対する意識を高めてきたところです。清流苑など介護老人施設において、職員は常に転倒を初めとする利用者の抱えるさまざまなリスクに対面をしております。昨今の新型コロナウイルス感染症への対応においても同様でありますが、介護員を初めとする施設スタッフは、利用者の健康管理、安全確保に大きな責任と役割を担っております。職員一同、そのことを改めて肝に銘じた上で、利用者への安全・安心な生活の提供を念頭に日々の業務に当たるとともに、病院事業全体で今後も引き続き事故防止に向けて取り組んでいきたいと考えております。 また、病院、清流苑と偕楽荘の間での介護に関する情報共有や連携に関する取り組みについてですが、仁淀病院と偕楽荘の介護、あ、看護、介護職員の採用につきましては、平成24年以降いの町全体として仁淀病院で採用を行っております。偕楽荘の看護、介護職員の退職等について、その欠員補助については、新規採用職員がそのまま偕楽荘に配属される場合もありますし、人事異動としまして仁淀病院で勤務実績のある職員が偕楽荘に配属される場合もあります。以前は、仁淀病院での採用職員は仁淀病院だけでの勤務、偕楽荘での採用職員は偕楽荘だけでの勤務といった状態でありましたが、現在は異動という形での人事交流もあり、異動した職員がそれまでになかった視点で異動先の職場を見る、またそれまでの職場を振り返るといった機会を持つことで、職場の業務改善や介護の質の向上に関する気づきや提言につながるものと考えております。 次に、組織的な介護に関する意識や質の向上に向けての認識の共有の場としましては、ほけん福祉課の地域包括支援センター、仁淀病院、仁淀清流苑、偕楽荘の職員により町立会という会が設けられております。いの町立の町立の会とになりますが、これが2カ月に1度開催をしております。会の場では、その時々の各事業所における介護に関する個別の課題や、町立の介護サービス事業所として共通する課題について情報を共有し、また解決に向けての方策等について協議し、各事業所間の連携によるサービスの質の向上を目指しているところであります。介護老人保健施設である清流苑と特別養護老人ホームである偕楽荘では、施設の目的でありますとか、入所者の介護度といった施設の種別は異なるものでありますが、入所者や利用者に対する介護サービスの向上といった点での目標は同じでありますので、目標に向けて互いの連携や協力、じょうひょう、情報共有、できることにつきましては今後も行っていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 平尾管財契約課長。      〔管財契約課長 平尾里枝美君登壇〕
    ◎管財契約課長(平尾里枝美君) な、失礼しました。7番、池沢紀子議員からご質問のありました通告主題12、にこにこ館、トイレ全面改修事業についてにお答えいたします。 まず、質問要点ア、事業費と財源内訳はについてお答えいたします。 事業費といたしましては、多目的木造建物とにこにこ館等全面改築事業とは一体的な事業となっております。総務費と土木費を合わせました総事業費としましてお答えいたします。令和元年度実績分は2,494万2,000円で、繰越明許分が1,055万4,000円、現年分が1,438万8,000円となっております。財源内訳は、繰越明許分が地方創生拠点整備交付金316万円、一般補助施設整備等事業債400万円、一般財源339万4,000円、現年分が施設等整備基金繰入金70万円、合併特例事業債1,360万円、一般財源8万8,000円となっております。令和元年度からの繰越明許費は1億2,073万9,000円となっております。財源内訳としましては、合併特例事業債1億73万2,000円、施設等整備基金繰入金1,860万円、一般財源140万7,000円となっております。 続きまして、質問要点イ、事業内容と取り組み状況を問うについてお答えいたします。 事業内容としましては、老朽化している公衆トイレ及びにこにこ館を解体撤去し、体験型観光の推進及び交流人口の増を図ることを目的として、全面改築工事を行うものです。現在の取り組み状況としましては、3月議会において建築主体工事の請負契約締結議案について議決いただきましたの、議決いただきました。中止しておりました機械設備工事、電気設備工事につきましても再着手となっております。建築主体工事の状況でございますが、4月、5月につきましては主に仮設工事、コンクリート工事、型枠工事を実施いたしまして、建て方などの木工事や屋根工事などは6月下旬から着手する計画となっております。電気設備工事及び機械設備工事は建築主体工事の進捗にあわせまして、4月、5月はそれぞれ埋設配線工事及び埋設配管工事を実施しているところでございます。各工事の進捗率につきましては、5月末実績としまして建築主体工事が14%、機械設備工事が38.7%、電気設備工事が10%という状況でございます。 今後におきましては、工程会議を適宜開催し、情報共有を深めながら、契約工期であります9月15日までに工事が完了するよう適切な進捗管理に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 暫時休憩します。午後1時に再開します。      休憩 11時55分      開議 12時59分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。7番、池沢紀子君。      〔7番 池沢紀子君登壇〕 ◆7番(池沢紀子君) 7番。2回目の質問を行います。 丁寧なご答弁をいただきましたが、何点か2回目の質問をいたします。 通告主題2、学校再開についてお尋ねをいたします。 ア、休業中の各小中学校の取り組み状況と課題ということで、各小学校、各と具体の答弁をお聞きしたく書いてありましたが、1回目の答弁ではありませんでした。1点だけ今回はお尋ねをいたします。 5月13日からの昼食提供というのがあり、いの町には複数の小・中学校があり、しかも各小・中学校規模、また地域の特性があり、同様のなかなか取り組みができなかったといったような全体的な教育長の答弁ではなかったかと思いますが、では具体に各小・中学校は、どこの小・中学校がどのようにこの昼食提供をしたのかということをお尋ねをいたします。各給食センターからの一斉の子どもたちの給食の配送だったのでしょうか。その給食内容は、平時といいますか、ふだんに行われているような材料を使っての給食内容であったのでしょうか。どのようなものだったのかお伺いをいたしておきます。 それと、エの各今後の各放課後児童クラブの取り組みの中で、実際具体的なことなんですが、学校の先生なんかにはそのコロナの感染拡大防止のためにフェイスガードなどが支給といいますか、与えられて、言葉がちょっと適当でないかもしれませんが、そういったものが整備というか、されているのでしょうか。支援員さんにはありますか。コロナの感染拡大予防対策について、学校と、その学校現場とこの放課後児童クラブの現場においての差はないですか。同様な対策をとられているのかお尋ねをいたしておきます。 次に、通告主題10、ごめんなさい、通告主題13、中心街の活性化についてご答弁いただきました。 例えばなんですけれども、ま、吾北、本川両地区はそれぞれの特徴があります。それで、その前にあの集落活動センターとか、まあ吾北、本川地区でのその活性化についてお答えがありましたが、私はこう、あの、吾北、本川、伊野が合併して総合支所方式での行政運営となっておりますが、まあ本庁周辺は、いの町中心市街地活性化の計画の中でもこの本庁周辺は入っております。そういう観点で考えたら、吾北の総合支所周辺の活性化といいますか、にぎわいといいますか、それとまた本川の総合支所の長沢地区の周辺、本川総合支所の周辺、そういうところの活性化も取り組んでいく必要があるのじゃないかという観点からも質問させていただいております。吾北、本川両地区はそれぞれの特徴があり、いろんな地域の強みがあると思いますが、例えば吾北地区は通告主題1でも質問しましたように農業からの視点で、本川地区は林業からの視点で活性化策を打つべきと考えてはどうでしょうか。それぞれの活性化策をまとめた計画などを作成するようなおつもりはないでしょうか、お伺いをいたします。そうすることにより、1回目の答弁をいただきましたように、全体の活性化にもつながるのではないかと思いますが、いかがなものでしょうか。 それと14、通告主題14、財政運営についてお尋ねをいたします。 まとめてお尋ねをいたします、アからカ。1回目の答弁によりましてお答えをいただきましたが、ちょっと細かくいろんな数字について具体に通告させていただいておりましたので、具体のご答弁をいただきました。その数字をお聞きするに当たりまして、いの町財政は厳しさを増していることがわかりました。ことしに入り、新型コロナ感染症のため世界中が不安なときを迎えております。今は災害時、緊急時のため基金を切り崩し、住民のために使うべきとき、国の予算を待つ間、また町独自の施策を打ち出すために、ときなんですけれども、長年にわたり中・長期健全財政運営を行ってきた結果、財政的調整基金が使えています。財政的調整基金は、本来このような不測の事態、緊急時、災害時に備え、使うべきときに使うものであると考えています。ウイズ新型、ウイズコロナのときが続く第2波が来ることも予想されている中、国もまあかなりの借金といいますか、多くのそういった状態にもあります。県も、そして当然いの町も財政状況はますます厳しくなっていくと思われます。そして、先日震度3、土佐湾の震源で夜中0時22分地震があり、驚きました。町長も驚かれたということをお話の中でお聞きしました。そういった南海、いつ来るか、いつ起こるかわからない大規模南海トラフ大地震のためにも、財政的調整基金は備えておく必要があります。そして、コロナ感染のため、の影響で税収も、町の税収も今後落ちていく、少なくなっていくのではないでしょうか。これまでの町の事業を行うに当たり、どのように考えていらっしゃいますか、お尋ねします。きのう、町長答弁では、よりよいまちづくりのために必要な事業を実施、時期の検討をと言われておりました。具体に町長としてどんな事業を考えられているのか、お伺いをいたします。 2回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 7番、池沢議員からの通告主題13、中心市街地の活性化について2回目のご質問にお答えいたします。 議員からは、吾北、本川それぞれの特徴があり、支所周辺のにぎわいということでご質問をいただきました。 吾北、本川地区それぞれ地域資源があり、観光振興による交流人口や関係人口の増加で、地域の取り組みを通して活力の維持、拡大が図られるということで、新たな需要や経済活動が生まれて活性化、また商業振興、地域でのにぎわいづくりにつながるということを、今これからもそういったことに期待し、活動しなければならないと思っております。それぞれのこれまでの歴史、伝統文化、それぞれが違うものがありますので、特徴を生かしたにぎわいづくりを、これからそういったことをしなければならないと考えている、これまでもいろいろな模索はさせていただいておりましたが、これからもそういうことはしなければならないということは、当然のことながら考えているところでございます。 議員おっしゃられました吾北は農業、本川は林業というお話でございました。1回目の答弁でありましたようにも、吾北の分校の地域との農業を通じてのかかわりといったものもございますし、またあの独特のその吾北地域ならではの紙の原料としてのコウゾのつくりといったものの、今度そのドキュメンタリー映画もつくってるところでございまして、そういった地域の生活がまた映像として皆様にご紹介していただけるというのも大きな公開ではないかと考えているところでございます。また、本川地区におきましては、林業とおっしゃられました。今、その本川地域でのキジの生産であったり、また集活、集落活動センターでの原木マイタケであったり、そういったものについては、私も実際東京へ行ったときなどに宣伝をさせていただき、まああの、実際販路のほう、今新型コロナの関係で、なかなか今はちょっとそちらのほうに商品を出すことはできていない状況ではございますけれども、そういったことも一つの販路の、をつくっているというところにもございます。そういった本川は本川地域でのまた新たな産業、そして観光につきましてもすばらしい自然という観光資源がございますので、そういったものを最大限に生かした交流人口、関係人口の拡大によって活性化が生まれてくるのではないかと。これまでも行っておりました、またこれからもそういったところへ力を入れてまいりたいと考えているところでございます。 次に、通告主題14の財政運営についてでございます。 財政は厳しいということで、確かに財政は今とても厳しい状況でございます。法もさまざま変わってきております。今まで臨時職員ということで物件費であったものが、会計年度任用職員ということで人件費ということにも変わっていき、そういったもので経常収支の中に入ってくるものでございますし、そういう計算、今まで行っていた計算自体が違ってきております。また、財政需要を大きく求められるものは、時代の流れに沿ってさまざまでございます。私もずっと言わしていただいております、やはり子育てしやすいまちへ行くには、ある一定の投資は必要であると思っているところでございます。 そういった中で、基金のことについてご質問がございました。基金は、財政的調整基金は、こういった厳しいときに使うというのは当然のことでございます。そうした中で、やはり投資をするときは、今こそというときには、基金も使うも、使うというのも、これは精力的にまた町の未来を見据えた投資であるということも考えていかなければならないものでございます。しかし、今度先ほども申しましたように本年度が国勢調査となっており、人口の減少が見込まれる中で交付税の収入も少なくなる、合併してからの財政措置ももう終わりました。そういったところから、税収はどう考えても少なくなるということは否めないものでございますので、さきの議員の答弁でも答弁にもさせていただきましたように、事業についてはやはり今この新型コロナウイルス感染症拡大防止の対策、そしてその後の経済対策、そういったものに優先度を持って行っていくということになれば、事業の見直しも行わなければならない。そのことにつきましては、職員といろいろ議論を交わして、これからのその今後の財政運営について議論を交わしていかなければならないと思っているところでございます。よりよいまちづくりの事業実施、具体的にというところでございますけれども、これは今までよりよいまちづくりについてさまざまあの予算にも報告させていただいております。これからのことについては、私一人の意見でこんな構想がありますというのは、この場で答弁するのは差し控えさせていただきたいと存じます。 私からは以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 藤岡教育長。      〔教育長 藤岡孝雄君登壇〕 ◎教育長(藤岡孝雄君) 7番、池沢議員より2回目のご質問がございました。順次お答えします。 まず、通告主題2の学校再開についての質問要点アでございます。議員より各小学校の昼食の実施についての内容と、それからセンターからの配食についてのお尋ねでございました。議員ご指摘のとおり、昼食の配食については、2つの給食センター、そしてみどり寮から配食を行ったものでございます。そして、その昼食についての工夫なんですが、通常副食、副菜も入れてですね、品名が、品目が4つぐらいあるんですが、献立の中でその配食の配膳の数を減らす意味で、献立メニューの中から工夫をしたといったことは報告を受けております。それと、提供のなかった町内の学校なんですが、その学校につきましては給食が5月の18日から給食、昼食を提供しております。その理由といたしましては、分散登校時は学校として給食時の3密、これを解消する策を学校として検討していったと。まあほかにも、4年から5年の分散登校を最優先と考えて、5月の18日までの昼食の提供については控えていたという報告がございました。 それから、質問要点のエです。今後の各放課後児童クラブの取り組みを問うの中で、学校、児童クラブ、そのま、衛生材料の提供、配備についての差はないかといったお尋ねもございました。特に、議員からはフェイスガードがとりたててお話がございましたが、このフェイスガード、1回目でもお答えしましたけれども、今後第2波に備えまして各児童クラブ、それから小・中学校、さらに言いますと幼稚園、保育園、認定こども園、そこの施設とも十分に対策を協議しながら、マスク、消毒液、備蓄の確保、その中に園、学校、児童クラブが希望すれば、フェイスガードの配備も考えていきたいというふうに考えております。 ま、いずれにしましても、感染予防のための備品も、それから消毒液等の備蓄についても、国の第2次補正の支援策を十分活用して、積極的に安全・安心な備蓄政策をとっていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 7番、池沢紀子君。      〔7番 池沢紀子君登壇〕 ◆7番(池沢紀子君) 3回目の質問を行います。7番。 ちょっとしつこくて申しわけないんですけれども、教育長、その学校再開についての給食のことにこだわって申しわけないんですが、5月18日から提供の、になった学校があると言われたのは、具体的にどこなのか教えていただきたいと思います。 それと、その放課後児童クラブの件で、まああの今後の各放課後児童クラブの取り組みを問うてまして、あの教育長の答弁1回目もいただいております。まああの、現場の声を、が届いているか、現場の声に沿っているかというのが、まあちょっと私のところまでご意見が届きましたので、ちょっとしつこくあの質問をさせていただいております。現場では、学校もそうですが、いろんな各民間もそうですけれども、皆さんがこの不安な時期に大変なご苦労をされておりますので、現場から届く声には、本当に町長が言われるように、住民の皆さんも、あるいは職員の皆様に寄り添ったことの、寄り添うようにしていくべきと考えます。お尋ねをしておきます。希望すれば配置する、この教育長の答弁の中で、希望すれば配置するという言葉がちょっとあの心に残りましたので、お尋ねをしておきます。 そして、これからの町長が言われますように、答弁されますように、なかなか国、県、町と財政運営が大変厳しい状況にあり、さまざまな工夫、努力が要ると思います。そして、何より町民のため、そしてこれからの将来の子どもたちに、将来、未来を担う方たちに負担を、後年度負担をかけさせないためにも、検討協議が必要と考えていることは町長と同じであると思います。それで、中・長期財政運営の視点からして、国からの支出金、県からの補助金など職員の皆様が苦労してとってきた予算は、財源は計画的に事業に取り組み、逃さないことが重要であるという視点からお伺いをいたします。例えば、平成31年3月4日提出の平成30年度いの町一般会計補正予算(第5号)で、にこにこ館トイレ全面改修工事、15工事請負費7,041万2,000円の財源内訳では、国庫支出金3,834万1,000円、地方債3,830万円、一般財源4万1,000円となっております。令和元年度いの町一般会計繰越明許費繰越計算書では、にこにこ館トイレ全面改修事業1億3,108万円、翌年度繰越額1億1,669万2,000円、財源内訳は既収入特定財源が3万2,000円、未収入特定財源、地方債9,690万円、一般財源1,976万円となっています。特徴として、国庫支出金3,834万1,000円が消えております。事業費が増加してます。地方債が、そして、地方債が9,690万引く3,830万円で、5,860万円増加しております。入札不調が複数回続くことにより、年度内に工事を施工できないため繰り越しということでありますが、一連のこの取り組み状況について、中・長期健全財政運営上、どのように認識されているのかお伺いをいたします。 また、いの町中心市街地活性化計画の中で、土電印刷跡地利用計画においても、県補助金を逃していませんか。解体事業についても一般財源で行ったのではないですか。県補助金を逃す、済いません、言葉が悪いです、返還ですか。お尋ねをしておきます。そして、小さいことも積み上がっていきます。町民の方から、町民の方へのお手紙を出すときが町からありますけれども、そのときまあミスがあったりしてまた再度お手紙を出して、出すときもあったりします。そのときの町民の方がミスがないように1回でしてもらえたら、こういったその小さいことかもしれませんが、郵送料が浮くのではないかといったような声も届いております。また、それで、公金への財政に対する公金への財源ですよね、事業を取り扱うための財源、公金への意識の徹底、基金にはいの町財政基金、いの町財政調整基金条例といの町減債基金条例、いの町施設等整備基金条例があり、設置目的も処分に関することも書かれております。まあ町長答弁では、その条例を守って、課長答弁でもこれに従ってという答弁をいただいておりますので、それはよしとしますが、不断の財政の健全化努力はこれからも続けていく必要があると考えます。条例に違反しないようにすべきであると考えます。町民、さきにも言いましたように、町民の暮らしのために、また後年度負担が過重にならないように、計画的な財政運営、財政のふだんからの健全化努力をすることにより、いざというときに使える基金も残す必要があると考えますが、町長のお考えを聞いて私の一般質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 7番、池沢議員の3回目のご質問にお答えいたします。 通告主題の12にありましたにこにこ館の、にこにこ館トイレ全面改修事業についてと、通告主題14、財政運営についてで、両方関連づけたご質問であったかと思います。それで、財政運営につきましては、あの失礼いたしました、にこにこ館の財源につきましては、さきにも説明いたしましたように、確かにこのにこにこ館を改修するに当たりましては、不調であったり、設計の見直し等を行い、この国からの補助等につきまし、交付金等につきまして、その期限を過ぎることとなった、なり、ところの繰り越しとなり、こういった財源の内訳になった、さきに議員がおっしゃられました財源の内訳となったものでございます。不調ということもあり、また今後におきましてはこういったその不調もあるというリスクも見据えながら、財政運営、また発注時期等々につきましては、さらに厳密に職員ともども知恵を出し合って、この事業こういった事業については執行していかなければならないと考えているところでございます。 また、財政運営について後年度負担かけることなくという議員のご質問の中にありました。財政担当職員とも、後年度負担につきましては交付税の乖離等々の非常に有利な起債を借りることに徹しておりまして、そういったことにつきましては、交付税算入のある有利な起債などの利用により、これは長年いの町財政の中でそういったことを繰り返し行っているところでございまして、当然のことながら事業を実施するに当たっては、後年度負担を考えて、考えての資金繰りということは行っているものでございます。基金等につく、つきます条例につきましては、条例違反というお話がありましたけれども、私どもはやはり法令遵守というのは公務員の基本でございまして、基金を崩すときにおきましても、決して条例を、から外れた執行をしているものではございません。そういったことは職員は常に心が、肝に銘じてやっているところでございます。 あの元町倉庫仮倉庫につきましても、そう、のへん、元町仮倉庫の補助金の返還等々小さいことの積み上げ、小さいミスという議員の質問の中にございました。やはり、気を引き締めて財政運営に取り組んでいかなければならないことは、当然のことながらこれからもそういった、せっかくある国の財源、県の財源を有効活用できるような財政運営の取り組みに、これからも職員一同気を引き締めて取り組んでいかなければならないと考えているところでございます。 私からは以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 藤岡教育長。      〔教育長 藤岡孝雄君登壇〕 ◎教育長(藤岡孝雄君) 7番、池沢議員よりの3回目のご質問にお答えします。 質問要点、通告主題2の学校再開の質問要点ア、各学校の取り組みの中で、5月の18日から給食を再開したのはどこかといったご質問でございました。枝川小学校でございます。 それと、同じく主題2の通告、質問要点エの中で、児童クラブの取り組みについてもお尋ねがございました。1回目でもちょっとお答えしたんですが、ちょっと言葉が足りなかったようでございます。第2波の新型コロナウイルス感染に備えまして、各児童クラブ、小・中学校、幼稚園、保育園、認定こども園の教職員の皆様と、感染症予防対策を万全なものにするようこれから調整協議を諮りまして、マスクや消毒液など備蓄用品の確保並びに感染予防のための備品の整備など、必要な対策を今後とり行っていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で7番、池沢紀子君の一般質問を終わります。 次に、9番、森幹夫君の一般質問の発言を許可します。9番、森幹夫君。      〔9番 森 幹夫君登壇〕 ◆9番(森幹夫君) はい。あの、ふれあいの森でございます。 一般質問も最後になりましたので、通告書の裏の表紙になるような場所に掲載というふうになっておりますが、まああの通告主題、要点も1個1個でございますので、ゆっくり質問をさせていただきます。 えと改築・改修事業設計の委託業務の発注方法についてということで質問をいたしますが、本年の3月議会でしたか、15番議員の波川にこにこ館等全面改築工事の一般質問や、それに対する答弁を聞いておりましたら、入札が不調、入札が不調によって工事が決まらずに、せっかくに手に入れた繰越事業といたしました、当事業の補助金が流れてしまうという大変な状態になっていたようでございます。まさに、山荘しらさの機械設備以上のようなことが繰り返し起こっていたわけであります。このようなことでは、昨年の9月議会での私の質問は一体何のための質問だったろうかというふうに情けなく思っております。今回も、質問に当たりいろんな角度から聞き取り調査をしてみました。建築部門の設計書はほとんどがプロポーザル方式でありますが、中にはわけありか、本川の飼育処理加工施設のように指名競争入札もあるようでございますが、プロポーザル方式だと業務の委託先や建築物の設計者を選定する際に、複数の者に目的に対する企画を提案をしてもらい、その中からすぐれた提案を行った者を選定するということで、いわゆる企画提案をする意味合いであります。まず、手続を、手続の開始の告示をします。参加表明書を受理をします。技術提案者、提案書の提案者の選定、そして技術提案者の受領、そして最後にヒアリングの実施によって技術提案者の技術提案者をせっ、特定をいたしまして契約に契約の締結となりますが、この方式は何かしっくりいかないところが見え隠れをします。指名競争入札だと、指名願の出ておられる、出ている者からその業務、建築物にふさわしい実績を持つ複数の者を指名し、指名競争入札を行います。違いは最後になります決定方法でありますが、プロポーザル方式では、審査委員会で指名で行います。指名競争入札は入札制度で決定をされていきますが、事業によってはいずれが公平で公正な入札となるかは定かではございませんが、今回の質問は町の設計委託業務の発注方法でありますので、設計事務所とは何ら関係のないことをひとつ確認をしておいてください。 この数年間の建築物の設計監理委託を事業を見てみますと、特別に大型の事業は別といたしまして、この程度の事業に対してはほとんどが高知県内の委託契約が締結されておりますが、にこにこ館の全面改築工事の設計監理委託については、たしか3者を選定し、東京に事務所を置く矢野建築設計事務所と契約を締結をしています。矢野建築設計事務所は、高知県産業振興アドバイザーとしていの町に派遣されたという実績があるようでございますが、担当課長にお伺いをします。高知県産業振興アドバイザーとして派遣されていた方、つまり県から派遣されている方ですよね。その方が、プロポーザル方式で審査委員会のヒアリングの対象に取り上げられるのは何かしっくりいかないところがありますが、その点はいかがでしょうか。公務として派遣されていた方ですよね。その点をお聞きをします。公平で公正で、公平で公正な入札制度とは、入札参加者の選定から始まります。矢野建築設計事務所は、最初に指名願が提出され、受理をされた年度は何年前からだったんでしょうか、これもあわせてお伺いをいたします。 次に、副町長にお聞きをしますけれども、設計委託業務につきましてはほとんどが5,000万円以下となることから、予算以外は議会に提案することなく事業化されていきますので、何らかの問題が起こらない限り、議員に声として上がってこないわけでありますが、最近に発注された業務も何ら問題もなくスムーズに運んでいるかのように思われておりましたが、昨年度発注された山荘しらさの機械設備によるたび重なる入札不調により、設計委託業務が問題視されることになりました。このたびも、にこにこ館等全面改修工事建築主体の入札の不調により、当事業の増額が必要となって議会議決が求められるため、表面化がされました。さきにもお話をしましたが、3月議会での答弁ではたしか3者を選定し、矢野建築設計事務所と契約を締結していくということです。他の1者は県下でも、3者のうち1者は県下でも、高知県下でもいの町でも大変大きな実績を持ち、創設者はいの町の方で、現在もいの町に住んでおります。創設者と右腕と言われる方も、現在も忙しいときは指導に事務所へ出かけているというふうにも聞いております。お住まいもにこにこ館建設用地より直線で二、三百メートルしか離れていなく、子どものころから現場も知り尽くしている方でもあります。さぞかし悔しい思いがしたことと思います。いま一人、その方も設計事務所もじゅう、設計事務所も住所もいの町にあり、以前から再三にわたり入札参加やプロポーザルにも参加表明をし、企画提案方式にも参加されている方でもあります。 そこでお伺いをいたしますが、矢野建築設計事務所は建築物としていの町にはどのような実績があり、どのようなところが審査委員会で評価されたんでしょうか、まずお伺いをいたします。その発端となった波川にこにこ館等全面改築工事建築主体での発注について、聞き取り調査では1回目は町内業者による指名競争入札により不調に終わる。2回目は県内業者による指名競争入札を行ったが、これまた入札不調に終わる。3回目というのか、業者と見積もり合わせる、せによる話し合いも不調に終わる。ようやくここで設計書のチェック体制に入り、工事の増額として再度設計書の作成により、4回目の指名競争入札により落札のとなったようであります。幾ら事業が増設、増額されて設計金額をふやしても、施工業者の見積額もふえるだけであります。施工業者と設計業者平行線を走る、走り続けるだけで、溝は埋まりません。単価、数量、見積物価等々、設計書と施工業者との見積もりとの違いを開かない限りは溝は詰まりません。増額をした以上は、設計書との見直しはどことどのようなところを見直して、施工業者と溝を縮めていったのでしょうか、その点をお伺いをいたします。 まず、これで1回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 久松副町長。      〔副町長 久松隆雄君登壇〕 ◎副町長(久松隆雄君) 9番、森議員からの通告主題1、改築・改修事業設計委託業務、ア、発注方法についてのご質問にお答えをいたします。 ご質問の中で、矢野建築設計事務所は建築物としてどのような実績があり、どのようなところが審査委員会で評価されたのかというご質問がございました。当該事業者の業務実績といたしましては、一例ではございますけれども、いの町内ではいの町KOKUBANオフィス改修工事がございます。その他は、高知市のほうでレストランballoon改修工事、あるいは相生町の家改修工事等がございます。なお、相生町の家につきましては、高知県の建築文化賞の受賞歴がある案件となっているところでございます。審査委員会につきましては、令和元年5月13日に実施をいたしまして、応募のありました3者の技術提案書を書類審査いたしました。項目といたしましては、外観イメージ図や敷地内の空間活用イメージに対する適格性、独創性、現実性などがすぐれた項目として評価されましたことから、選定に至ったところでございます。 続きまして、波川にこにこ館等全面改築工事建築主体の発注についてでございます。 議員ご指摘のとおり入札不調があり、令和2年度の繰越事業として事業を実施しているところでございます。当該工事に係る設計書の見直しは、どこをどのように見直すかというご質問についてでございますけれども、まずは見直しを行う前に設計書に対する違算チェックを行いますけれども、設計業者より違算についてはないという報告を受けておるところでございました。その上で、令和2年2月27日に一般競争入札として落札となったわけでございますけども、設計書の見直しを行った内容といたしましては、別発注として想定しておりました多目的木造建築、木造建物建築工事を建築主体工事に組み込んで、一括して発注することといたしました。また、本体工事に係る木工事における構造材などの単価、それから外構工事のコンクリート舗装の単価に関しましては、当初は公表されている市場単価を採用していたものでございましたが、市場価格との差が顕著であると分析しまして、その部分について見積もりを徴取し、市場価格に近いものを採用することといたしました。そのことにより、設計金額としては増額となったものでございます。 私からは以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 平尾管財契約課長。      〔管財契約課長 平尾里枝美君登壇〕 ◎管財契約課長(平尾里枝美君) 9番、森幹夫議員からご質問のありました通告主題1、改築・改修事業設計委託業務、質問要点ア、発注方法についてにお答えいたします。 現在工事を行っております波川にこにこ館等全面改築事業の設計業務につきましては、建物の建てかえでございますので、他の施設と同様に単に価格競争によらず、外観イメージや空間活用イメージなどを提案してもらい、総合的な見地から判断して最適な事業者を選定する必要性から、指名型の簡易プロポーザル方式を採用したものでございます。契約相手方である矢野建築設計事務所につきましては、議員ご質問内容のとおり、高知県産業振興アドバイザーとして平成30年度に町に派遣された実績がございます。今回の指名型簡易プロポーザルに係る指名理由といたしましては、指名願を提出している事業者のうちから、県内での建築賞受賞者及び町内において実績のある事業者から3者を選定したところでございますので、ございまして、特に指名基準としては問題なかったという認識でございます。また、矢野建築設計事務所が最初に指名願の提出があり、受理された日付につきましては平成29年1月16日でございまして、平成29年度からの登録となっております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 9番、森幹夫君。      〔9番 森 幹夫君登壇〕 ◆9番(森幹夫君) 2回目の質問を行いますが、ええとですね、副町長のほうからうんまあ設計書の見直しをしていただいても違算というのは間違いなかったんじゃと。それにですね、だったら何で埋め合わせをしたんじゃということになりますと、別に発注をして、別の工事を入れてやったんじゃというふうなことのようなんですが、それからその矢野さん、矢野建築設計事務所さんは、いのでは何かKOKUBAN何とか言いよりましたけんど、ちょっと聞き取りにくかったんですが、高知市のほうでも何か所かはあるようなんですが、まああの私の聞きたいところは、やはりそのいの町においての経験を聞きたいんですよね。妙にそのいの町で妙に評価をされてきたのが、その県からの派遣をされておった産業振興アドバイザーていうんですか、そこで初めて紹介をされたとかいうことで、知ってきたこととなると思うんですが、やはりその私の言ったほかの2者、これ会ってると思いますよね、あげたさんとたかもとさんですよね、あと2者は。やはりその、初めてプロポーザルにこれ参加されたと思うんですよ。それで、景観いいましたかね、あの管理性等々も非常によかったとかいうふうな、私にとりましては妙に言いわけがつらいような説明だったというふうに思いますが、そのやはりその東京ですよね。今までほとんどがもう高知県内でね。これぐらいの事業であれば、ほとんど高知県内の方をご指名して選定をしよったわけなんですが、1つわからんのが東京の方を何で指名して選定していくと。やっぱり、私はその東京のほうから、今度監理、設計監理するにも東京からまた来ないかんですよね、ぎっしり、再々。東京の方といえば、大体無理がいくんじゃないかなというふうに思います。 まああの私の言いたいことは、公平で公正な入札制度とは業者の選定のほうから始まります。そして、工事が完了して引き取るまでをというふうに私は理解をしております。今の選定方法、私の思っておるような公平で公正な入札制度とは随分かけ離れちゅうように思います。副町長、こういうことが本当に公平で公正な入札制度なんですか。そして、いま一つです。なぜ1回目で入札不調になったときにですよね、設計書の見直しチェックをしていか、いただかなかったんですか。設計書に問題がなかったんじゃと。そんで自信を持って業者を変えて、2回目に入るべきだったんですよね。一度チェックをしていただいて、自信を持って業者を変えて2回目の入札をするの、これが理想なんですよね。結局は、そのままの設計書でまた入札不調。1回目で不調になったときに、その設計書の見直し、チェックをしていただいておれば、2回目の入札ですんなりと今回ですね、4回目になるんですが、同様の入札結果になって、もう既に決定をしてですよね、せっかくの補助事業を流すこともなかったわけなんですよ。この間の無駄な日数ですよね、どのようにお考えになっておられるのでしょうか。妙に、私その4回目の設計書、別個のもんをくっつけて変更設計書をつくったというふうに、まるで施工業者に何とか落札をしていただきたい一心での変更設計書しか思えないんですよ。そういうことになりますと、さきに落札をされておられる電気設備に変更が出ないわけはないんです。なのに、電気設備の変更設計は行われておりません。何か、私には見え隠れします。 今回の積算はですよね、単価、数量、物ですね。物件等々の物価値で技術者は、これ私が言うたら大工さんていうんですけど、その大工さんが見積もりをするときにはまず図面から引き出すそうであります。図面上で、通り柱が何本あります、それをカバーする柱、それをまた支える木材等々が図面上におろされておるわけなんです。それの計算から始まって、設計書に数量から金額を入れていくそうであります。それに、物価の単価のランクですよね。東京で1万円すると。いのでは5,000円、あるいは1万5,000円かもわからん。まあそういうような違いも出てくるわけなんですので、いずれにしろその積算に間違いがなかったんか。なぜですね、そのような別個のもんを持てきてくっつけて、無理やり業者にとってもらうというふうな設計書になぜしたのでしょうか。それと、電気の変更設計書は要らなかったんでしょうか。その点も1つお伺いをしたいと思います。 以上で2回目です。 ○議長(高橋幸十郎君) 暫時休憩します。1時20分に再開します。2時20分に再開します。      休憩 14時7分      開議 14時20分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。執行部の答弁を求めます。久松副町長。      〔副町長 久松隆雄君登壇〕 ◎副町長(久松隆雄君) 9番、森議員からの2回目のご質問にお答えをいたします。 ご質問の中で公平性についての、公平、公正な入札制度かというご質問もいただいております。これにつきましては、プロポーザルを実施するに当たって事前に業務計画概要を通知しておりまして、それに基づい、それを3者に通知をしておるところでございます。その通知に基づきまして3者から提案があり、審査委員会のほうで審査をさせていただいて選定したということで、公平、公正性は保たれているというふうに考えております。 また、あの1回目の入札不調のときにチェックをしなかったのかと、そして設計書を変えてということのご質問についてでございます。設計書のチェックにつきましては、不調のたびに、不調のたびにですね、不調があればそのときに違算についてチェックを行っているところでございまして、1回目の入札で不調になったときには、当然そのときにチェックを行っておりまして、まあ違算がないということでございましたので2回目の入札ということになったところでございます。なお、2回目からも、3回目にうつるときにですね、ここについては見積もりの有効期限がございましたので、設計書を新たにつくって入札としたところでございます。そして、4回目につきましては、設計書の内容の分析、先ほどご答弁をさせていただいたとおりでございます。 それから、電気工事の変更は必要ないかというご質問があったと思います。これにつきましては、工事の中止をかけておりますので、その対応の対象外となるというふうに認識をしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 9番、森幹夫君。      〔9番 森 幹夫君登壇〕 ◆9番(森幹夫君) えと、3回目の質問を行いますが、妙に無駄になった時間を聞きたかったわけなんですが、もうですね、私がいろんな質問をするよりも、一昨日ですね、一昨日の高知新聞に掲載されておりました宿毛、資料や積算誤る。同じ工事2度入札ミス、3度目の実施へと。この掲載を見ていただければ、いかに設計書の積算チェックが大切なのかがわかります。いの町は4度目であります。同じようなことが、山荘しらさも入れますと2回もあります。もうそろそろ高知新聞に掲載をされるかもわかりませんね。ただ、これだけは言っておきます。昨年の山荘しらさの機械設備の質問が生きていない。ないがしろにされた気持ちでいっぱいです。ただただ悲しい思いがします。これからは、いずれの質問も一度あったことは二度とないように、遠慮なしに私のペースで質問を行わさせていただきます。たび重なる不調によって補助金を流すということはどれくらい信頼性を失うのか。その失われた信頼性を取り戻すには、大変なんですよ。その信頼性を失うのも、もとのにこにこ館従業員と地域の住民です。まあ、ここから先はちょっとこう質問しがたい理由になるかもわかりませんが、完成時期がおくれた5カ月間余りですよね。営業補償や従業員に対する賃金の補償、そして先に落札をして待機待ちをしている電気設備の業者にも、これ休業補償等が必要じゃないのかというふうなこう気もするんですが、その点はいかがでしょうか。これで質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 久松副町長。      〔副町長 久松隆雄君登壇〕 ◎副町長(久松隆雄君) 9番、森議員からの3回目のご質問にお答えをいたします。 電気工事についての休業補償についてのご質問であったかと思います。これにつきましては、2回目の答弁でも答弁させていただきましたが、工事の中止をかけておりますので、その対応については対象外ということになるというふうに認識をしているところでございます。今後におきましてもですね、あ、それと設計書の件もご質問いただきました。設計書につきましては、そのたびにチェックをかけておりますけれども、引き続き積算ミスのないように努めていかなければならないと。で引き続き公正、公平な事業の執行に努めていかなければならないというふうに考えているところでございます。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で9番、森幹夫君の一般質問を終わります。 これで一般質問を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第2、会議録署名議員の追加指名を行います。 日程第3、発議第5号において会議録署名議員1名が除斥となるため、会議規則第126条の規定により、8番、市川賢仁君を会議録署名議員として追加指名します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第3、発議第5号いの町議会議会運営委員会委員長池澤紀子君に対する不信任決議案を議題とします。 なお、補足説明いたしますと、本発議議案は所定の要件を整えて、6月10日議長に提出されたものです。地方自治法第117条の規定によって、池沢紀子君の退場を求めます。      〔7番 池沢紀子君退場〕 ○議長(高橋幸十郎君) 本件について提案理由の説明を求めます。2番、久武啓士君。      〔2番 久武啓士君登壇〕 ◆2番(久武啓士君) 発議第5号いの町議会議会運営委員会委員長池澤紀子君に対する不信任決議案。 池沢紀子議員に対しては、令和2年いの町議会第1回定例会において、議員のたび重なる職員へのパワハラ行為や、職員への業務妨害など著しく議会の品位をおとしめる行為は看過できないものとして、議員辞職勧告決議案が提出され、可決されました。このことは、いの町議会として池沢紀子議員は決議を重く受けとめ、潔く辞職し、みずからを律して出直せという機関意思決定がなされたということであります。議員辞職勧告という大変思い決議を受けた当該議員が、議会運営委員会委員長として町議会の円滑な運営に向けた協議を行うなど、まさに議会運営を主導する会の委員長の任にとどまることは、有権者の理解を得られないものと判断するに至ったところで、ここに池沢紀子議会運営委員会委員長に対して不信任決議案を提出するものであります。ご審議よろしくお願いします。 ○議長(高橋幸十郎君) これで提案理由の説明を終わります。 これから発議第5号の提出者に対する質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで発議第5号の質疑を終わります。 発議第5号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」「討論あり」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論がありますので、まず原案に反対者の発言を許します。 次に、原案に賛成者の発言を許します。3番、井上敏雄君。      〔3番 井上敏雄君登壇〕 ◆3番(井上敏雄君) いの町議会議会運営委員長池澤紀子君に対する不信任決議案に賛成の立場で討論いたします。 池沢紀子議員は、令和2年3月定例会におきまして、議会の品位を著しくおとしめる行為は看過できないとして、議員辞職勧告決議案をが提出され、可決されました経緯がございます。その翌日、この件につきまして高知新聞の記事では、可決されたことは真摯に受けとめますと池沢紀子議員の談話は、談話が掲載をされておりました。この談話を記憶していたことから、先月、いわゆる5月28日の議会運営委員会において、池沢委員長に対し、開会宣言後の冒頭に、委員長、あなたはさきの議会で辞職勧告決議案が可決されたことから、みずから職を辞する考えはありませんかと質問をいたしました。委員長は、委員会の判断に任せます、従いますとかちょっと記憶が薄いわけですが、そういう発言をされまして、みずから辞職することを否定をしましたことは非常に残念な思いがいたします。議会の速やかな運営をつかさどる重要な役目であり、その重責を担う委員長として辞職勧告という大変重い決議を受けながら、しかも真摯に受けとめますとの言葉は何であったのか、その場しのぎであったのか残念な思いでございます。 昭和25年には、同僚議員に対して辞職勧告決議案が賛成多数で議決されました。この議員に対しては、特別委員会の委員長辞職させたこと、嶺北広域議会議員の議員辞職をさせたこと、さらに広報委員会の委員として公費による東京研修を中止をさせたこと、これらも当時くしくも池沢紀子議員が議会運営委員長だったと記憶をしています。その行為に対して、池沢委員長を初めとした議員が積極的にこの行為を行った記憶がよみがえってまいります。 なお、皆さんご承知のとおり、委員長不信任決議案が可決されても、委員長辞任する義務は負いません。しかし、法的にはそのとおりですが、実際の委員会運営になりますと別でございます。委員長不信任決議とは、この委員長のもとでは一切の議事を進めることができないとするもの、するものですから、委員長が委員会に出席すれば、委員会の活動は停止した状態になります。委員の信頼を失った委員長が在任しても、委員会活動を十分に行うことができません。この結果、委員会運営に責任を持つ委員長としては、遅かれ早かれ辞職せざるを得なくなります。これまでには相当の時間と話し合いを要しますので、委員長不信任決議案が可決される見込みである場合、委員長としては辞意を表明するほうが賢明ですと、行政実例20、昭和29年12月4日に表記をされています。 昨日、議会開会前に、それぞれの議席に池沢紀子委員長の不信任決議案が置かれておりました。一般質問の終了後に議会運営委員会が招集されましたので、このことから委員長がみずから辞任するのではないかと思いましたが、別の議題でございました。他人に対して厳しさを要求する者は、みずからも厳しく律すべきだで、律すべきだと思います。よって、池沢紀子議会運営委員長に対しての不信任決議案に賛成するものであります。どうぞ議員の皆さんのご賛同をお願い申し上げまして、賛成討論といたします。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで発議第5号の討論を終わります。 これから発議第5号を採決します。 この採決は起立によって行います。 お諮りします。本決議案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。      〔賛成者起立〕 ○議長(高橋幸十郎君) 起立多数です。したがって、発議第5号いの町議会議会運営委員会委員長池澤紀子君に対する不信任決議案は可決されました。 池沢紀子君の入場を認めます。      〔7番 池沢紀子君入場〕            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第4、議案第45号から議案第76号までを議題とします。 議案第55号、議案第59号、議案第60号について委員長の報告を求めます。総務文教常任委員会委員長、土居豊榮君。      〔総務文教常任委員長 土居豊榮君登壇〕 ◎総務文教常任委員長(土居豊榮君) 令和2年第2回いの町定例議会において、総務文教常任委員会に付託されました議案の審査結果並びに経過につきましてご報告いたします。 当常任委員会に付託されました議案は、議案第55号いの町長、副町長及び教育長の給料の減額に関する条例議案外2議案でございまして、6月5日金曜日、議案の説明員として議案に係る所管課長並びに担当職員の出席を求め、付託議案に対する委員会審査を行いました。 また、今回の委員会審査におきまして付託された議案は、委員会付託までに議案に対する趣旨説明は十分執行部から行われたものと全委員が判断し、議案趣旨説明を省略して直ちに委員会質疑に入りました。 それでは、審査結果並びに結果を報告させていただきます。 まず、議案第55号いの町長、副町長及び教育長の給料の減額に関する条例議案でございます。 議案審査では、委員からは、条例作成時に参考にした自治体数や減額の幅で参考にしたものはただされ、関連質問として、この条例で減額される金額の具体的な使い道や、説明員が答弁中に使った表現の意味するところについてただされ、説明員からの答弁を了として、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員一致によりまして執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 続きまして、議案第59号いの町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例議案でございます。 議案審査では、関連質問として、委員からは今後町内で家庭的保育施設の開設予定の有無、家庭的保育施設のニーズについての教育委員会事務局の考え、保育に係る職員体制強化への検討の有無、家庭的保育事業における家庭的保育者の実態把握と、研修への町のかかわりについてがただされ、説明員からの答弁を了として、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員一致によりまして執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 続きまして、議案第60号いの町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例議案でございます。 こちらの議案につきましては、議案審査では委員からは特段の質疑もなく、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員一致によりまして執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 以上、総務文教常任委員会に付託されました議案は、いずれも、いずれの議案もお手元に配付されております報告書のとおり、原案のとおり可決すべきものと決しましたことを申し添えまして、総務文教常任委員会の審査結果報告といたします。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。委員長、ご苦労さまでした。 議案第55号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第55号の討論を終わります。 議案第55号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第55号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第55号いの町長、副町長及び教育長の給料の減額に関する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第59号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第59号の討論を終わります。 議案第59号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第59号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第59号いの町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり決定、可決されました。 議案第60号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第60号の討論を終わります。 議案第60号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第60号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第60号いの町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第58号について委員長の報告を求めます。民生環境常任委員会委員長、筒井公二君。      〔民生環境常任委員長 筒井公二君登壇〕 ◎民生環境常任委員長(筒井公二君) 令和2年第2回いの町議会定例会において、民生環境常任委員会に付託されました議案の審査結果並びに経過につきましてご報告をいたします。 民生環境常任委員会に付託されました議案は、議案第58号いの町手数料条例の一部を改正する条例議案でございまして、6月8日月曜日午前10時より、執行部から議案の説明員として所管課長並びに担当職員にご出席をいただき、審査を行いました。 なお、付託議案に係る概要せいめい、説明につきましては、今議会、民生環境常任委員会に付託されました議案に係る趣旨説明が合同審査、質疑で執行部から十分行われたものと全委員が判断し、これを省略し、質疑に入ったものでございます。 それでは、ご報告させていただきます。 付託議案、議案第58号いの町手数料条例の一部を改正する条例議案でございます。委員会審査では、委員からは通知カードをなくすのか、なくすのであればなぜなのかや、関連質問として、個人の銀行口座とひもつけするような動きが国においてあるが、それは関係があるのかや、マイナンバーカードの交付率、マイナンバーカードをなくしたときどうすればマイナンバーがわかるのかなどがただされ、説明員からの答弁を了とし、全委員確認、了承の上、採決を行った結果、全委員一致によりまして執行部から提案された原案内容のとおり可決すべきものと決定されました。 以上、民生環境常任委員会に付託されました議案は、お手元に配付されております報告書のとおり、原案のとおり可決すべきものと決しましたことを申し添えまして、民生環境常任委員会の審査結果報告といたします。よろしくご審議のほどお願いをいたします。 ○議長(高橋幸十郎君) これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 議案第58号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第58号の討論を終わります。 議案第58号を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。議案第58号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第58号いの町手数料条例の一部を改正する条例議案は、委員長報告のとおり可決されました。 議案第45号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第45号の討論を終わります。 議案第45号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第45号いの町税条例等の一部を改正する条例の専決処分の報告及び承認に関する議案は、原案のとおり承認されました。 議案第46号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第46号の討論を終わります。 議案第46号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第46号いの町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分の報告及び承認に関する議案は、原案のとおり承認されました。 議案第47号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第47号の討論を終わります。 議案第47号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第47号いの町介護保険条例の一部を改正する条例の専決処分の報告及び承認に関する議案は、原案のとおり承認されました。 議案第48号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第48号の討論を終わります。 議案第48号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第48号令和元年度いの町一般会計補正予算(第6号)の専決処分の報告及び承認に関する議案は、原案のとおり承認されました。 議案第49号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第49号の討論を終わります。 議案第49号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第49号いの町国民健康保険条例の一部を改正する条例の専決処分の報告及び承認に関する議案は、原案のとおり承認されました。 議案第50号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第50号の討論を終わります。 議案第50号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第50号いの町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の専決処分の報告及び承認に関する議案は、原案のとおり承認されました。 議案第51号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第51号の討論を終わります。 議案第51号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第51号令和2年度いの町一般会計補正予算(第1号)の専決処分の報告及び承認に関する議案は、原案のとおり承認されました。 議案第52号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第52号の討論を終わります。 議案第52号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第52号令和2年度いの町国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第1号)の専決処分の報告及び承認に関する議案は、原案のとおり承認されました。 議案第53号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第53号の討論を終わります。 議案第53号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第53号いの町税条例の一部を改正する条例の専決処分の報告及び承認に関する議案は、原案のとおり承認されました。 議案第54号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第54号の討論を終わります。 議案第54号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第54号令和2年度いの町一般会計補正予算(第2号)の専決処分の報告及び承認に関する議案は、原案のとおり承認されました。 議案第56号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第56号の討論を終わります。 議案第56号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」「異議あり」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議がありますので、起立によって採決します。 念のため申し上げます。この採決は本案に賛成の方の起立を求め、起立されない方については反対とみなしますので、ご了承願います。 本案に賛成の方は起立願います。      〔賛成者起立〕 ○議長(高橋幸十郎君) 起立多数。したがって、議案第56号波川にこにこ館食材供給施設の設置及び管理に関する条例議案は、原案のとおり可決されました。 議案第57号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第57号の討論を終わります。 議案第57号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第57号山荘しらさの設置及び管理に関する条例議案は、原案のとおり可決されました。 議案第61号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第61号の討論を終わります。 議案第61号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第61号令和2年度いの町一般会計補正予算(第3号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第62号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第62号の討論を終わります。 議案第62号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第62号令和2年度いの町国民健康保険特別会計(直診勘定)補正予算(第1号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第63号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第63号の討論を終わります。 議案第63号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。これで議案第63号令和2年度いの町病院事業会計補正予算(第1号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第64号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第64号の討論を終わります。 議案第64号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第64号令和2年度いの町本川地区畜産物等飼育処理加工施設改修工事の請負契約の締結に関する議案は、原案のとおり可決されました。 次、議案第65号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで議案第65号の討論を終わります。 議案第65号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第65号財産の取得に関する議案は、原案のとおり可決されました。 これから議案第66号を採決します。 お諮りします。お諮りします。議案第66号は人事案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第66号は討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定しました。 これから議案第66号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第66号農業委員会委員の選任に関する議案は、原案のとおり同意、同意することに決定しました。 お諮りします。議案第67号は人事案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第67号は討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定しました。 これから議案第67号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第67号農業委員会委員の選任に関する議案は、原案のとおい、とおり同意することに決定しました。 お諮りします。議案第68号は人事案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第68号は討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定しました。 これから議案第68号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第68号農業委員会委員の選任に関する議案は、原案のとおり同意することに決定しました。 お諮りします。議案第69号は人事案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第69号は討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定しました。 これから議案第69号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案6、議案第69号農業委員会委員の選任に関する議案は、原案のとおり同意することに決定しました。 お諮りします。議案第70号は人事案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第70号は討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定しました。 これから議案第70号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕
    ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第70号農業委員会委員の選任に関する議案は、原案のとおり同意することに決定しました。 お諮りします。議案第71号は人事案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第71号は討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定しました。 これから議案第71号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第71号農業委員会委員の選任に関する議案は、原案のとおり同意することに決定しました。 お諮りします。議案第72号は人事案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第72号は討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定しました。 これから議案第72号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第72号農業委員会委員の選任に関する議案は、原案のとおり同意することに決定しました。 お諮りします。議案第73号は人事案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第73号は討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定しました。 これから議案第73号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第73号農業委員会委員の選任に関する議案は、原案のとおり同意することに決定しました。 お諮りします。議案第74号は人事案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第74号は討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定しました。 これから議案第74号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第74号農業委員会委員の選任に関する議案は、原案のとおり同意することに決定しました。 お諮りします。議案第75号は人事案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第75号は討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定しました。 これから議案第75号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第75号農業委員会委員の選任に関する議案は、原案のとおり同意することに決定しました。 お諮りします。議案第76号は人事案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第76号は討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定しました。 これから議案第76号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案第76号農業委員会委員の選任に関する議案は、原案のとおり同意することに決定しました。 暫時休憩します。30、3時35分に再開します。      休憩 15時18分      開議 15時35分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第5、発議第2号いの町議会議員の議員報酬の臨時特例に関する条例を議題とします。 なお、補足説明いたしますと、本発議議案は所定の要件を整えて6月10日議長に提出されたものです。 本件について提案理由の説明を求めます。13番、山岡勉君。      〔13番 山岡 勉君登壇〕 ◆13番(山岡勉君) それでは、発議第2号いの町議会議員の議員報酬の臨時特例に関する条例について提案理由の説明をさしていただきます。 現下の新型コロナウイルス感染症下、日々厳しい生活を余儀なくされている町民に寄り添い、町議会としても身を切る対応が必要として、令和2年7月から3カ月間議員報酬を一律10%減額し、コロナ感染症対策の財源に充てようとするものでございます。 以上が提案理由でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) これで提案理由の説明を終わります。 これから発議第2号の提出者に対する質疑を行います。質疑はありませんか。17番、筒井一水君。 ◆17番(筒井一水君) この発議に対して反対ではないんです。賛成のほうなんですけど、ちょっと賛成して通ったときの町民に対して聞かれたときに答えないかんので、ちょっと教えてください。 1つは、その10分の1をするということで、大体総額的に、全部調べたらわかるんやけんど、わかっていればその議員報酬3カ月間やって大体どればあの、百何十万円ばあやと思うんやけんど、なるかなという、大体そういうのを聞かれるんで、それともう一つ、そのいの町が今16項目でそのいろんな事業で交付金を出してやってくれてると思います。これあの大体が事業をされている方とか、子育てとか、そういう方々に対して今回いの町としてこの予算を立ててやってくれると思います。ほんで、見た中でもそれなんですけど、ほかの市町村では、そのほら、町民一人一人に対してマスク提供とか、仁淀川町ら5,000円のプレミアムじゃないけんど商品券、全員に配ったりとか、いろんなこういうのを財源に充てたりしてやってると思うんですけど、そういうのは、これは何に充てる、今までのがに対して充てるのに使うのか、これから予想される何かに使うのか、もしわかれば教えていただきたいと思います。 ○議長(高橋幸十郎君) 山岡勉君。 ◆13番(山岡勉君) ええとですね、まず最初に、2点目の質問からお答えをさせていただきます。 あの先ほど議員のほうからですね、例えばプレミアム商品券、そういった発行をしておるところもあってですねあの、そういうものに充てるのかというような質問じゃなかったんですかね。もし、間違ってたら2回目にあの質問してください。あのもしですね、そういうことだとしたら、それはあくまで執行部のほうが、町行政のほうがやることですから、それはあの議会での対応とは全く違うと思いますので。 それからですね、3点目の質問はありましたかね。2点でしたかね。はい。 ええとですね、1点目の件を、ここでちょっと時間いただけますか。 ○議長(高橋幸十郎君) 17番、筒井一水君。 ◆17番(筒井一水君) いや、その10分の1、何ぼになる、それは別にかまんです。こっちで、こう聞いて調べたら多分わかると思いますんで、ただどうかなと。試算があるのかなと思うて聞いただけで、別にかまんです。 ほんで、自分が言うたのは、町民に寄り添いというてこの文章にあるんで、町民ということは全町民にという意味合いで、今までは事業所とかその商売されてる方、子育て支援とかいうことで、お年寄りとかそういうことに町が、そういう支援が、マスク提供とかなかったんで、そういうことを踏まえての意味合いで提出されたのかなと思うて質問をしただけです。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 山岡勉君。 ◆13番(山岡勉君) あの例えば、マスクとかそういうあの感染症対策のもろもろのものは、これはあくまで町行政が対応するもので、この今回の一律10%の3カ月分については、これはあらゆるもんに対応していただくと。その財源の一部にしていただこうという思いで提案をしたものでございます。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで発議第2号の質疑を終わります。 暫時休憩します。      休憩 15時42分      開議 15時42分 ○議長(高橋幸十郎君) それでは、正会に復します。 お諮りします。発議第2号については、いの町議会会議規則第39条第3項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。 この採決は起立によって行います。 それでは、本件について委員会付託を省略することに賛成の方は起立願います。      〔賛成者起立〕 ○議長(高橋幸十郎君) 賛成多数です。したがって、発議第2号は委員会の付託を省略することは可決されました。委員会の付託を省略します。 引き続いて、討論を行います。 発議第2号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで発議第2号の討論を終わります。 これから発議第2号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、発議第2号いの町議会議員の議員報酬の臨時特例に関する条例は、原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第6、発議第3号を議題とします。 お諮りします。発議第3号については、提案理由の説明、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、発議第3号については、提案理由の説明、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定しました。 これから発議第3号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」「異議あり」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議がありますので、起立によって採決します。 念のため申し上げます。この採決は本案に賛成の方の起立を求め、起立されない方については反対とみなしますので、ご了承願います。 本案に賛成の方は起立願います。      〔賛成者起立〕 ○議長(高橋幸十郎君) 起立多数です。したがって、発議第3号最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求める意見書は、原案のとおり可決されました。日程第7発議第4号。 失礼しました。発言を取り消します。 これから発議第3号を採決します。議長の計算ミスで申しわけありません。採決のし直しをさせていただきます。 暫時休憩します。      休憩 15時48分      開議 15時50分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これから発議第3号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」「異議あり」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議がありますので、起立によって採決します。 念のため申し上げます。この採決は本案に賛成の方の起立を求め、起立されない方については反対とみなしますので、ご了承願います。 本案に賛成の方は起立願います。      〔賛成者起立〕 ○議長(高橋幸十郎君) 以上、採決の結果、賛否同数です。したがって、地方自治法第116条第1項の規定によって、議長が本案に対して裁決します。 発議第3号最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求める意見書については、議長は可決と裁決します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第7、発議第4号「森友学園」問題の再調査を求める意見書を議題とします。 なお、補足説明いたしますと、本発議議案は所定の要件を整えて6月10日議長に提出されたものです。 本件について提案理由の説明を求めます。13番、山岡勉君。      〔13番 山岡 勉君登壇〕 ◆13番(山岡勉君) ええ、それでは、「森友学園」問題の再調査を求める意見書につきまして提案理由を述べさせていただきます。 この件では、国有地の8億円値引きに関する財務省決裁文書の改ざんを強要され、精神を病んだ元近畿財務局職員赤木俊夫さんが自殺をしております。本年3月、赤木さんの妻が赤木さん自筆の手記(遺書)を公表し、佐川元国税庁長官と国を提訴いたしました。この手記により、新しい事実が数々明らかになりました。真実は一つしかありません。自殺者まで出している本件は、新しい事実が明らかになった以上、第三者委員会による再調査を行い、真実を全て国民の前に明らかにすることを求めるものでありまして、事は一国の総理大臣による行政の私物化疑惑であります。よって、ここに再調査を求め、意見書を提出するものでございます。 提案理由については以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) これで提案理由の説明を終わります。 これから発議第4号の提出者に対する質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで発議第4号の質疑を終わります。 発議第4号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論なしと認めます。これで発議第4号の討論を終わります。 これから発議第8号を、4号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」「異議あり」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議がありますので、起立によって採決します。 念のため申し上げます。この採決は本案に賛成の方の起立を求め、起立されない方については反対とみなしますので、ご了承願います。 本案に賛成の方は起立願います。      〔賛成者起立〕 ○議長(高橋幸十郎君) 採決の結果、可否同数です。したがって、地方自治法第116条第1項の規定によって、議長が本案に対して裁決します。発議第4号「森友学園」問題の再調査を求める意見書については、議長は可決と裁決します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第8、各常任委員会、各特別委員会の閉会中審査、事務調査の件並びに議会運営委員会の次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項の件を議題とします。 お諮りします。各常任委員会は閉会中もそれぞれの所管部門の事務調査を、各特別委員会は閉会中もそれぞれの審査、事務調査を、議会運営委員会は閉会中も次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について審査を行うことにしたいと思います。ご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、各常任委員会は閉会中もそれぞれの所轄部門について事務調査を、水資源対策特別委員会高知西バイパス整備促進対策特別委員会仁淀病院運営特別委員会議会広報特別委員会公共施設等調査特別委員会は閉会中もそれぞれの審査、事務調査を、議会運営委員会は閉会中も次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について審査を行うことに決定しました。 以上で本日の日程は全部終了しました。 町長より挨拶を受けます。池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 令和2年第2回定例会を閉会するに当たり、一言ご挨拶申し上げます。 去る6月1日に開催されました今定例会は、いの町税条例等の一部を改正する条例の専決処分の報告及び承認に関する議案など32議案と報告14件の重要案件につきまして開会以来慎重にご審議を賜り、いずれも原案のとおりご決定をいただき、本日閉会となりましたことに改めまして感謝申し上げます。 今議会では、一般質問に11名の議員が登壇し、新型コロナウイルス感染対策、財政運営、高度無線環境整備推進事業、ふるさと納税、環境行政、まちづくり、教育行政、防災・減災、その他地域で抱える諸問題などについて幅広くご意見を賜りました。議員の皆様から賜りました町政に対しますご意見、ご提言等につきましては、十分これを尊重し、今後の町政の運営に生かしてまいる所存でございます。 また、今議会では、議員の皆様には発議によりまして新型コロナウイルス感染症対策の財源として、3カ月間議員報酬を一律10%減額のご決定をいただきましたことに感謝申し上げます。新型コロナウイルス感染症対策の財源として有効に活用させていただきます。かつて経験したことのないウイルス災害でございます。皆様とともに、新型コロナウイルス感染症対応の難局を乗り切っていかなければならないと考えておりますので、なお一層のご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 梅雨とは申しましても夏日を観測されるこの時期、皆様におかれましてはなお一層ご自愛のほどお祈り申し上げ、閉会のご挨拶といたします。どうもありがとうございました。 ○議長(高橋幸十郎君) 議長から挨拶を申し上げます。 皆さんのご協力をいただいて、第2回定例会も粛々と進んでおりましたが、最後に議長の不手際で皆さんに大変ご迷惑をおかけしましたことをおわび申し上げます。 皆さんご承知のとおり、日本列島は今新型コロナウイルスで大きなダメージを受けております。いの町も、他の町村と同じように深い傷を負っております。これを修復するにはかなりの大きなエネルギーが必要であると思います。いの町再生のためには、執行部、議会、それぞれの立場で力を尽くさなければなりません。何をするにしても体が元手ですので、健康には十分に留意されて、いの町発展のためにご尽力されますようご祈念いたしまして、会を閉じたいと思います。 以上で会議を閉じます。ご苦労さまでした。 令和2年第2回いの町議会定例会を閉会します。      閉会 16時3分 上記会議の顛末を記載してその相違ないことを証するためにここに署名する。        議  長        署名議員        署名議員        署名議員...