国東市議会 > 2018-11-26 >
12月03日-01号

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  1. 国東市議会 2018-11-26
    12月03日-01号


    取得元: 国東市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-03
    平成 30年 12月定例会(第4回)国東市告示第89号 平成30年第4回国東市議会定例会を次のとおり招集する    平成30年11月26日                           国東市長 三河 明史1 期 日  平成30年12月3日 午前10時2 場 所  国東市議会議場──────────────────────────────開会日に応招した議員坂本 隆之           萱島 祥彦後藤 貴志           石川 泰也白石 德明           宮園 正敏明石 和久           森  正二吉田眞津子           秋國 良二元永 安行           堀田 一則唯有 幸明           大谷 和義丸小野宣康           木田 憲治堤 康二郎           野田 忠治──────────────────────────────12月6日応招した議員──────────────────────────────12月7日応招した議員──────────────────────────────12月11日応招した議員──────────────────────────────12月21日応招した議員──────────────────────────────応招しなかった議員────────────────────────────────────────────────────────────────────────平成30年 第4回(定例)国 東 市 議 会 会 議 録(第1日)                             平成30年12月3日(月曜日)──────────────────────────────────────────議事日程(第1号)                         平成30年12月3日 午前10時03分開議 日程第1 会議録署名議員の指名について 日程第2 会期の決定について 日程第3 諸報告 日程第4 承認第18号 専決処分の承認を求めることについて(平成30年度国東市一般会計補正予算第4号) 日程第5 報告第15号 専決処分の報告について(調停による和解について) 日程第6 報告第16号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めることについて) 日程第7 議案第76号 平成30年度国東市一般会計補正予算(第5号) 日程第8 議案第77号 平成30年度国東市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第9 議案第78号 平成30年度国東市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第10 議案第79号 平成30年度国東市浄化槽設置事業特別会計補正予算(第1号) 日程第11 議案第80号 平成30年度国東市水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第12 議案第81号 平成30年度国東市民病院事業特別会計補正予算(第1号) 日程第13 議案第82号 国東市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の全部改正について 日程第14 議案第83号 国東市廃棄物処理施設条例の一部改正について 日程第15 議案第84号 国東市特別職の職員の給与の特例に関する条例の一部改正について 日程第16 議案第85号 公共下水道事業(大分県下水道船団方式事業)に関する事務の委託に関する規約の一部変更について──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名について 日程第2 会期の決定について 日程第3 諸報告 日程第4 承認第18号 専決処分の承認を求めることについて(平成30年度国東市一般会計補正予算第4号) 日程第5 報告第15号 専決処分の報告について(調停による和解について) 日程第6 報告第16号 専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めることについて) 日程第7 議案第76号 平成30年度国東市一般会計補正予算(第5号) 日程第8 議案第77号 平成30年度国東市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第9 議案第78号 平成30年度国東市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第10 議案第79号 平成30年度国東市浄化槽設置事業特別会計補正予算(第1号) 日程第11 議案第80号 平成30年度国東市水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第12 議案第81号 平成30年度国東市民病院事業特別会計補正予算(第1号) 日程第13 議案第82号 国東市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の全部改正について 日程第14 議案第83号 国東市廃棄物処理施設条例の一部改正について 日程第15 議案第84号 国東市特別職の職員の給与の特例に関する条例の一部改正について 日程第16 議案第85号 公共下水道事業(大分県下水道船団方式事業)に関する事務の委託に関する規約の一部変更について──────────────────────────────出席議員(18名)1番 坂本 隆之        2番 萱島 祥彦3番 後藤 貴志        4番 石川 泰也5番 白石 德明        6番 宮園 正敏7番 明石 和久        8番 森  正二9番 吉田眞津子        10番 秋國 良二11番 元永 安行        12番 堀田 一則13番 唯有 幸明        14番 大谷 和義15番 丸小野宣康        16番 木田 憲治17番 堤 康二郎        18番 野田 忠治──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(なし)────────────────────────────── 事務局出席職員職氏名局長 村井 正彦        係長 井上  浩係長 南   裕────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名市長 …………………… 三河 明史    副市長 ………………… 吉水 良仲教育長 ………………… 加藤 正和    市民病院事業管理者 … 野邊 靖基市民病院事務長 ……… 古庄 伸一    消防長 ………………… 手嶋 幸吉総務課長 ……………… 森  浩昭    政策企画課長 ………… 原田須恵宏財政課長 ……………… 徳部 吉昭    福祉課長 ……………… 田吹 文人高齢者支援課長 ……… 小川 浩美    教育総務課長 ………… 岡部  宏会計管理者 …………… 冨松 郁也    広報室長 ……………… 古庄 健一契約検査課長 ………… 豊田 太三    税務課長 ……………… 友成 哲郎市民健康課長 ………… 清成  隆    医療保健課長 ………… 於久  浩環境衛生課長 ………… 村岡 修一    人権・同和対策課長 … 都留 泰男農政課長 ……………… 秋田 克幸    林業水産課長 ………… 伊藤 義一観光課長 ……………… 金當 裕昭    活力創生課長 ………… 石本 恭稔建設課長 ……………… 栗林  慎    上下水道課長 ………… 野田 隆治学校教育課長 ………… 畑野  章    社会教育課長 ………… 真城 孝之文化財課長 …………… 吉田 隆一    監査委員事務局長 …… 小川 雄三農業委員会事務局長 … 清原 秀一──────────────────────────────午前10時03分開会 ○議長(野田忠治君) おはようございます。 本日の出席は18名であります。 ただいまより、平成30年第4回国東市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。────────────・────・──────────── △日程第1.会議録署名議員の指名について ○議長(野田忠治君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第88条の規定により、11番元永安行君、12番堀田一則君を指名いたします。────────────・────・──────────── △日程第2.会期の決定について ○議長(野田忠治君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 今定例会の会期日程につきまして、議会運営委員長に報告を求めます。議会運営委員長、唯有幸明君。 ◎議会運営委員長(唯有幸明君) おはようございます。平成30年第4回定例会の会期日程についてご報告をいたします。 今定例会の運営につきましては、去る11月26日に議会運営委員会を開催し、審査いたしました結果、会期を本日から12月21日までの19日間といたしました。 まず、第1日目の本日は、議会閉会中の各委員会の調査報告と広域事務組合議会の報告を受けた後、承認1件、報告2件、議案10件を一括上程することにいたしました。 また、12月6日と7日の2日間は一般質問を行い、12月11日は議案質疑とし、各議案を常任委員会へ審査付託することにいたしました。 続きまして、12月13日、14日、17日の3日間を各常任委員会と分科会、12月19日に予算決算常任委員会を開催することにいたしました。 最終日の21日に各議案について各委員長の審査結果の報告を受け、それらに対する質疑、討論を経て採決を行い、全日程を終了することとしております。 以上、報告をいたします。 ○議長(野田忠治君) お諮りいたします。今定例会の会期は、ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、本日から12月21日までの19日間といたしたいが、これに異議はありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ声あり〕 ○議長(野田忠治君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日から12月21日までの19日間と決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第3.諸報告 ○議長(野田忠治君) 日程第3、諸般報告を行います。 まず、諸般の報告をいたします。 議長報告については、お手元に配付してあります報告書のとおりです。 詳細につきましては、事務局に備えつけの書類により、ご承知いただきたいたと願います。 次に、閉会中の各委員会の調査の報告について、発言を求められていますので、これを許可します。 最初に、総務常任委員長、森正二君。 ◎総務常任委員長(森正二君) それでは、皆さん、おはようございます、総務常任委員会の閉会中の調査についてご報告を申し上げます。 本委員会は、去る10月23日、委員会を開催し、所管事務として調査をしていました太陽光発電施設設置に関する規制についての指導要綱の制定の要望書についての所管事務調査報告を作成し、同日、議長に提出をいたしました。 また、本委員会は、10月30日から11月1日にかけて、岡山県備前市及び兵庫県朝来市、豊岡市において行政視察を実施してまいりました。 備前市では、地方創生政策アイデアについて、さらに、朝来市では、行政区を超えた地域自治協議会について、豊岡市では、防災行政無線の活用を中心にした防災対策について、視察研修をいたしてまいりました。 なお、所管事務調査報告書及び行政視察報告書の詳細につきましては、先般の全員協議会でお渡しした各報告書をご参照ください。 以上、総務常任委員会の閉会中の調査の報告といたします。 以上であります。 ○議長(野田忠治君) 次に、文教厚生常任委員長吉田眞津子君。 ◎文教厚生常任委員長吉田眞津子君) おはようございます。文教厚生常任委員会の閉会中の調査についてご報告申し上げます。 本委員会は、まず10月2日に、国東市クリーンセンター広域ごみ処理場予定地現地視察及び宇佐市にあります三和酒類株式会社拝田グリーンバイオ事業所を視察いたしました。 国東市においても、今後、ごみの減量化を図りつつ、廃棄物等を利用したバイオマス事業の開発が急がれますが、実施するには多くの課題があることが分かりました。今後とも協議を重ね検討すべき事項と考えています。 次に、10月12日から19日の間の4日間の日程で、市内の公立幼稚園、小中学校の学校訪問を教育委員と合同で実施いたしました。各学校の施設、園児・児童・生徒の授業風景などを視察し、学校長などから学校教育目標達成のための学力向上プラン体力向上プラン、不登校対策プラン、学力調査結果等ついて説明があり、それぞれに特色ある学校づくりを進めている学校現場をつぶさに拝見することができました。今後とも、教育の里づくりを進める国東市においても、地域の実情や教育現場をよく把握し、教育行政の積極的な取り組みを進めていかねばならないと考えたところです。 次に、10月24日から26日にかけて、大阪府太子町、京都市山科区の学校法人燈影学園、滋賀県大津市立葛川小中学校の視察を実施しました。大阪府太子町では、SASAE愛太子と移動支援について、京都市山科区では学校法人燈影学園の取り組み、大津市立葛川小中学校では、小規模特認校の取り組み等について視察いたしました。 特に大阪府太子町においては、外出支援事業につきまして生活支援体制整備事業体が機能しており、地域住民と行政、実施機関が頻繁に話し合いを重ねて実施しています。高齢化の進む国東市においても、今後の取り組みの参考になったところです。 次に、11月2日に、市内5つの認定こども園を訪問いたしました。各こども園では創意工夫を重ね、子どもの健全な心身の発達を目指すため、日々の保育に精進されていました。少子化が進む国東市においては、今後も幼児保育体制のきめ細かい支援が求められていることを学びました。 以上、文教厚生常任委員会の閉会中の調査報告といたします。 ○議長(野田忠治君) 次に、産業建設常任委員長、後藤貴志君。 ◎産業建設常任委員長(後藤貴志君) おはようございます。産業建設常任委員会の閉会中の調査についてご報告申し上げます。 産業建設常任委員会は、10月10日、委員会を開催し、国東市漁港管理条例の改正要請書について、所管事務調査報告書を議長に提出し、調査を終了いたしました。 また、本委員会は、10月31日から11月2日にかけて、大分県大阪事務所、和歌山県田辺市秋津野ガルテン、滋賀県守山市へ視察研修を実施いたしました。 大分県大阪事務所には、大分県及び国東市への移住定住の動向・施策について、また、秋津野ガルテンでは、地域づくりと地域住民が取り組む6次産業について、そして、滋賀県守山市では、観光事業として自転車を活用したまちづくりについて視察をいたしました。 なお、所管事務調査報告書及び行政施視察告書の詳細につきましては、先般の全員協議会でお渡しした報告書をご参照ください。 以上、産業建設常任委員会の報告といたします。 ○議長(野田忠治君) 次に、広報特別委員長石川泰也君。 ◎広報特別委員長石川泰也君) おはようございます。広報特別委員会の閉会中の活動についてご報告申し上げます。 閉会中、3回の広報特別委員会、議会だより編集会議を開き、平成30年11月6日に議会だより第52号を発行いたしました。 また、本委員会主催で行われます議会報告会を11月13日に、産業建設常任委員会地域おこし協力隊、移住・定住者を対象に、また、11月21日に、文教厚生常任委員会が文教関連の女性団体を対象に行いました。 以上、広報特別委員会の閉会中の報告といたします。 ○議長(野田忠治君) 以上で、閉会中の各委員会の調査の報告を終わります。 次に、宇佐・高田・国東広域事務組合議会の報告について発言を求められていますので、これを許可します。宇佐・高田・国東広域事務組合議会議員、宮園正敏君。 ◎議員(宮園正敏君) おはようございます。宇佐・高田・国東広域事務組合議会の報告をいたします。 平成30年第3回定例会が11月22日午後3時から、宇佐市議会議事堂で開かれました。なお、会期は1日であります。 まず、久保事務局長から諸報告があり、続いて、是永管理者から、議第6号から議第8号の提案理由の説明がありました。 議第6号「平成30年度宇佐・高田・国東広域事務組合会計補正予算(第1号)」につきましては、今回の補正額は4億2,434万5,000円の減額で、累計予算額は1億9,415万5,000円であります。 歳入補正は、分担金及び負担金が3億4,109万8,000円の減額、国庫支出金が9,488万6,000円の減額、繰越金が1,163万9,000円の増額であります。 歳出補正の主なものは、委託料が1,413万8,000円の減額、工事請負費が4億824万円の減額、負担金補助及び交付金が165万5,000円の減額であります。 主な歳出補正の理由は、2月19日の第1回定例会で「広域ごみ処理施設整備・運営事業に係る建設工事請負契約の締結について」の議案が否決されたことに伴い、ごみ処理施設及び中継施設の整備に係る事業費を減額するものであります。 次に、議第7号「平成29年度宇佐・高田・国東広域事務組合会計歳入歳出決算の認定について」は、歳入の決算額が2億1,689万4,576円、歳出の決算額は2億525万3,770円であります。 歳入の主なものは、負担金、国庫支出金、繰入金、繰越金などであります。 歳出の主なものは、職員6名と非常勤特別職1名の人件費、事業者選定アドバイザリー業務等の委託費、地域活性化交付金まちづくり交付金市道西大堀高森線改良事業の工事負担金と地域振興整備基金の積立金などです。 次に、議第8号「宇佐・高田・国東広域事務組合公平委員会委員の選任について」は、国東市から選出されている武部洋史氏が、平成30年11月30日で任期満了となるため、その後任として山口英則氏を選任するものであります。 次に、佐藤監査委員より、平成29年度宇佐・高田・国東広域事務組合会計歳入歳出決算審査の結果について報告があり、今後については、一刻も早い施設完成に向けて最大限の努力をしていただきたいとの要望がありました。 提案された議案3件につきましては、慎重審議の結果、原案のとおり可決されました。 次に、一般質問では、宇佐市選出の斉藤文博議員、高橋宜宏議員、辛島光司議員、豊後高田市選出の菅健雄議員から質問があり、その主なものは次のとおりです。 斉藤議員からの「三者合意に向けての話し合いの詳細な説明について」の質問には、執行側より「本年2月19日の第1回組合議会定例会において契約議案が否決された後、5回にわたり正副管理者・副市長会議を開催し、8項目の検討課題を挙げ、論点整理を行いながら、三者合意に向けた検討を重ねている。検討項目としては、1つ目は災害廃棄物について、2つ目はごみの減量目標について、3つ目は推計ごみ量の設定時期について、4つ目は前処理(絞り機)について、5つ目は排ガス基準について、6つ目は発注方式について、7つ目は入札方式について、最後の8つ目は1者入札についてであり、この中で、現在意見の一致を見ているものは、2つ目のごみの減量目標についてのみであり、残りの7項目については意見が一致していない」との回答がありました。 「ごみの減量化のそれぞれの自治体の対策について」の質問には、執行側より「3市共通の取り組みとして、家庭ごみについて学習会、説明会の開催、チラシ配布等による意識啓発、電気式生ごみ処理機コンポスト購入への助成、さらに、水切り、食べ切り、使い切りの三切りの運動やマイバック運動による減量運動を推進し、事業系のごみについては、飲食店などで食べ残しの削減を図る三○・一○運動等をしている。特に、近年、宇佐市では電気式生ごみ処理機コンポスト購入の助成制度の拡充や、多量排出事業者への分別処理の徹底指導、豊後高田市では、生ごみの減量化に取り組む生ごみ減量サポーターごみ減量化推進宣伝店の募集、ごみ減量化を達成した自治会への助成、国東市では、全行政区へ古紙回収量に応じた交付金の交付、エコバックの無料配布、電気式生ごみ処理機購入助成制度の拡充などを行い、各市においてさらなる減量化に努めていると聞いている」との回答がありました。 「過去の他県での処理施設建設費と比較し前回の価格も落札率が高いが、どの部分が要因だったのか」の質問については、執行側より「平成25年度以降の当組合と同じ方式による焼却施設の建設に伴う入札価格を調査したところ、47件中、当組合の落札率である94.47%より高い率で契約を締結している事例が16件あり、この中で99%以上が10件あったため、前回の落札率が特別に高いものであるとの認識はしていない。予定価格についても、環境省の廃棄物処理施設工事等の入札・契約の手引きに基づき適切に設定したものである」との回答がありました。 高橋議員から、「前回の契約案件の諸問題について」の質問には、執行側より「施設規模の見直しについては、現在、正副管理者・副市長会議において検討しているところであり、供用開始時の再設定に伴い施設規模は変更されるものと考えている」との回答がありました。 「ごみ処理施設建設の今後のスケジュールについて」の質問には、執行側より「現時点で正副管理者の意見が一致していない状況であるため、意見の一致を見た後に事業方針を定め、議員に示したいと考えている」との回答でありました。 「正副管理者の合意事項と不合意事項について」の質問には、斉藤議員の1項目めと同じ回答でありました。また、2点目の「新聞等の報道によると、『佐々木市長から建設費の削減と再入札は1者入札などを認めないよう求める要望書に対して、受け入れられない場合は組合から脱退する」とあるのは間違いないか」との質問には、執行側より「9月3日に開催した第2回正副管理者・副市長会議において、佐々木副管理者より脱会を示唆する発言があったため、是永管理者から『では、どういう条件であれば豊後高田市は広域から外れるのか。単独でやるというお考えがあれば、その表明を書面で提出していただけないでしょうか』とお願いしていたものであり、その表明書が10月10日に開催した第3回正副管理者・副市長会議において、あくまでも脱会する条件として、豊後高田市の考え方という表題で示されたものであり、この件については、現在協議を重ねている検討課題の中で検討していくものであると考えている」という回答がありました。 また、「豊後高田市の考え方の内容についての管理者の考え、事務局の対応を求め、これからも3市の広域圏で建設することや、見直してよかったと思える施設を作ってもらいたい」などについての要望がありました。 辛島議員からの「正副管理者間のこれまでの進捗状況について」の質問には、斉藤議員と同じ回答でありました。 再質問では、「ごみの減量化目標は実現可能な目標を設定し、次回も排ガス基準は県内最高基準のものを確保した上、今後も建設地の地元周辺住民の不安を解消できる安心・安全な施設を建設することを大前提として議論を重ねてもらいたい」との要望がありました。 菅議員からは、「次回の入札方式、発注方式、委託するコンサルタントの変更や低入札価格調査制度の検討及び近年の建設事例についての参考になることがあるとすれば、どのように生かすのか」の質問には、執行側より「入札方式や発注方式については、引き続き正副管理者・副市長会議で協議していきたい。低入札価格調査制度コンサルタント委託については、協議に至っていない状況であるので、8つの検討課題に関する意見一致を見た後に、正副管理者・副市長会議で協議していきたい」、「議員ご指摘の3つの事例については、全て事務局職員が視察に行き、入札や発注方式等に関する調査を行っており、各事例においては、入札方法や発注方式など参考になることがあったので、正副管理者・副市長会議で協議していきたい」との回答がありました。 再質問では、「DBOのOの部分(運営)は、切り離すべきであり、工期を延ばし資材調達などに余裕を持たせることで応札する魅力が上がるのではないか」との意見がありました。 以上で、宇佐・高田・国東広域事務組合議会の報告を終わります。
    ○議長(野田忠治君) 以上で、宇佐・高田・国東広域事務組合議会の報告を終わります。 次に、市長の行政報告を求めます。三河市長。 ◎市長(三河明史君) 諸議案の提案理由の説明に先立ちまして、諸般の事項についてご報告を申し上げます。 お手元に行政報告を表示いたしておりますので、主な取り組みのみご報告を申し上げます。 9月7日には、平成29年度からIT関連企業等の誘致を図ることを目的として改修を進めておりました、くにさきサテライトオフィススポークネットへの第1号の進出企業の立地表明が、大分県庁において行われました。進出第1号の企業は、東京に本社を置くディースタンダード株式会社で、システム開発が業務内容であります。11月より本社の従業員が順次異動し操業を始めております。今後、国東市内を中心にシステムエンジニアを育成するために高校新卒者を採用し、東京などで経験を積ませ、経験豊かになった人材を国東市に戻す予定と伺っております。 また、地元に根づいた業務を行う計画だとも伺っておりますので、今後に期待をいたしているところであります。 9月9日には、国東市歴史体験学習館弥生のムラにおきまして、弥生のムラくにさき古代祭り2018並びにくにさきT-1グランプリを開催いたしました。小雨が降る中でありましたが、市内外から2,500名以上の来場者に訪れていただき、古代体験やステージ発表を楽しんでいただいたほか、桜王豚やタコなどの特産品を使った料理を味わっていただきました。 T-1グランプリでは、国東町の松風の皆さんが提供したタコや桜王豚を使用した国東オムそばが見事グランプリに輝きましたが、その他の店舗からも工夫を凝らしたアイデア料理が提供されました。 9月13日には、市役所において株式会社博多大丸との九州探検隊プロジェクトに関するアンバサダー認定式を行いました。このプロジェクトは、福岡市中央区にございます百貨店の博多大丸が、創業65周年を記念し、行政と連携しながら九州内のまだ広く知られていないすばらしい食や工芸、旅行やその地域でしか体験できないことなどにスポットを当てたコト文化などの情報を収集・発掘するプロジェクトでございます。今年6月から3年間かけて九州・沖縄の全118市を訪れ、アンバサダーの認定を受けるとのことでありますが、大分県内では日田市に続いて2番目ということでありました。国東市のモノやコトを発掘し、広く紹介していただくことによって、国東市の活性化につなげていきたいと願っております。 9月22日には、アストくにさきマルチホールにおきまして岩手県平泉町まちづくり推進課の八重樫忠郎課長をお招きし、「行者の行く道 平泉から国東へ」~平泉を育む六郷の山~と題した平泉交流事業特別講演会を開催いたしました。 八重樫課長は講演で、平成23年に世界遺産になった中尊寺金色堂などの文化遺産を生かしたまちづくりや、数多くの平泉の僧侶が、六郷満山の寺院で修行するため国東を訪れているといった古くからのつながりなどを紹介してくださいました。 また、講演会参加者のご提案によって、中尊寺の古代ハスの株わけもしていただけるということになりましたので、将来、国東市におきまして古代ハスの花を見られることを大変楽しみにいたしております。 10月1日には、老朽化や耐震性の問題を初め、合併当初より早急な整備が求められておりました武蔵総合支所の移転開庁式をとり行いました。新しい庁舎につきましては、既存の保健福祉センターを改修することで建築費の節減を図るとともに、社会福祉協議会とも一体となる複合庁舎といたしました。これまで別々にあった機能が1カ所にまとめられたことから、相互連携が強化され、市民の利便性も向上するものと考えております。 10月15日には、アストくにさきアストホールにおきまして、日本総合研究所主席研究員である藻谷浩介氏を講師にお招きし、国東の生き残る道~国東市で里山資本主義は可能か?と題した国東市地域づくり講演会を開催いたしました。 講演で藻谷氏からは「地元住民は国東の魅力に気づいておらず、若者が都会へ流出している責任は、国東の潜在能力に目を向けず、自信が持てていない親世代の責任である」と厳しいご指摘を受けました。また、「多少高価でも地元で消費するものは、極力地元産にする地消地産を進めることが、地域と地域企業が今後とも続いていくための道である」と話されておられました。 地域づくりグループのメンバーなど240名が聴講され、「国東で地消地産を進めれば、少子高齢化で行き詰る都会よりもはるかに将来性がある」といった言葉に励まされたのではないかと感じております。 10月28日には、黒津崎海岸おまつり広場において「夢咲きくにさきふるさとまつり」が開催されました。当日は天候にも恵まれ、多くのお客様に来ていただきました。 また、広瀬大分県知事もお越しになり、好物のこしょうもちを召し上がっていただきましたし、小学生商い塾やふるさとバザーのブースでもたくさんの商品をご購入いただきました。 あわせて開催された旭日の世界遺産ため池ウォークでは、ソニー潮の香公園をスタートし、おまつり広場をゴールとする2種類のコースに66名の方が参加され、秋の国東路を満喫された後、おまつり広場で食やイベントを楽しんでいただきました。 11月3日には、国東市文化の日表彰式を、ホテルベイグランド国東において、野田市議会議長を初め、多くのご来賓の皆様方のご臨席のもと挙行いたしました。 受賞された方々は、地方自治や産業、教育、文化など、国東市の振興発展に功績が顕著な方を表彰する功労表彰が2名、多額の浄財を寄附されたことによる善行表彰が1社、市民の誇りとなる優れた成果をおさめた方をたたえて賞詞を贈呈する栄誉賞表彰が3名、長年、地域社会において模範となる活動を地道に続けてこられた方に感謝の意を表する感謝状が31名でございました。 栄えある表彰並びに感謝状を受賞された方々におかれましては、強い信念のもと、日々のたゆまぬ努力によって成し遂げられた功績はまことに顕著なものでございまして、国東市の発展に多大な貢献をなされた方ばかりであり、今後も引き続きご活躍されますことを期待するものであります。 11月4日には、安岐コミュニティー広場におきまして安岐町ふるさとまつりを開催いたしました。天候に恵まれ汗ばむような陽気の中、安岐中学校吹奏楽部の演奏からスタートし、別府の遊園地ラクテンチの名物あひるの競争やさまざまなステージイベントが行われ、大いに盛り上がりました。 また、会場内では、地元グループなどによる屋台も多く出店され、幅広い年代のお客様にお越しをいただき、成功裏に終了することができました。 11月11日には、朝来地区田園回帰1%戦略報告会を、朝来地区公民館あさぎりの郷で行いました。田園回帰1%戦略とは、その地域における人口、所得の1%をそれぞれ取り戻しながら、いわゆる地産地消の循環型経済システムを構築していこうというものであります。 報告会では、当戦略の提唱者である一般社団法人持続可能な地域社会総合研究所の藤山浩所長をお招きし、さまざまな角度から朝来地区を診断していただきました。男女5歳刻みによる人口診断、定住増加に向けての最適シナリオや地域内所得1%を取り戻すための方策等、全国の事例を交えながらのお話は、これからの地域のあり方を考える上での大変参考になるものでありました。 また、報告会後には、交通・福祉・農業・子育て・定住のテーマ別に分かれたグループワークを開催し、人口の安定化、新しい雇用の創出や循環型社会の実現に向けて、地域内一致団結して取り組みを進めていくことを確認したところであります。 今後、朝来地区をモデルとして、市内全域の人口分析を行いながら、それぞれの地域に応じた施策を実施してまいりたいと考えております。 11月18日には、武蔵農村公園において、むさしおいで祭りを開催いたしました。 武蔵のお祭りも天候に恵まれ、多くのお客様に訪れていただきました。武蔵ウィンドハーモニーの皆さんによる吹奏楽の演奏を皮切りに、子どもたちのダンスショーや六郷鬼龍太鼓、手野神楽の伝統芸能がステージイベントとして行われ、テントコーナーにおいては、地元グループの方々のふるさと産品が販売されました。 また、同日、国民文化祭関連事業でもあります祈りの一文字コンテストの表彰式が行われました。1,145名の方からの作品応募があり、当日会場にお見えになった大賞受賞者、準大賞受賞者に対して表彰状の贈呈を行わせていただきました。 11月24日には、豊後高田市役所のコスモホールにおきまして、国東市と豊後高田市の関係者で作る六郷満山日本遺産推進協議会の主催による日本遺産認定記念シンポジウムを開催いたしました。 このシンポジウムは、5月に鬼が仏になった里「くにさき」が文化庁の日本遺産に認定されたことを記念して行われたもので、当日は、日本遺産選定委員を務められている筑波大学稲葉信子教授の講演のほか、県内外から応募された271点の中から選ばれた公式ロゴマークの披露も行われました。 パネルディスカッションには、安岐町在住の漫画家アキヨシカズタカさんも加わり、今回の認定を国東半島の魅力向上や観光振興にどう活用していくかなどが語り合われました。 次に、その他の主な報告事項3点について、現在の状況をご報告いたします。 1点目は、文殊耶馬の国の名勝指定についてのご報告であります。 6月15日に国の文化審議会が、文殊仙寺とその周辺の景観文殊耶馬を国の名勝にふさわしいものであると文部科学大臣に答申したことにつきましては、9月開催の第3回国東市議会定例会においてご報告を申し上げました。 このたび、10月15日の官報告示により、正式に文殊耶馬が国の名勝に指定されました。六郷満山開山1300年に花を添える大変喜ばしい出来事で、紅葉シーズンともあいまって、文殊仙寺も含め市内のお寺には数多くの観光客にお越しをいただいております。このすばらしい財産を後世に引き継ぐべく、今後も市といたしまして支援してまいりたいと考えております。 2点目は、第33回国民文化祭・おおいた2018並びに第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会についての報告でございます。 10月6日から11月25日の51日間にかけて、第33回国民文化祭・おおいた2018、第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会が、大分県内各地で展開されました。 国東市は、ペトロカスイ岐部神父の列福10周年に光を当て、リーディング事業全体をペトロ岐部物語と題し、絵画展・演劇・コンサート・シンポジウムの4つの事業を実施、あわせて2,003名の皆様にお越しをいただきました。 10月13日より開催した絵画展では、鎌倉市在住で37年間にわたりキリシタン歴史画を描き続けておられる洋画家の村田佳代子さんのペトロ・カスイ岐部の生涯をテーマにした絵画30点を展示いたしました。ペトロ岐部の生涯を奇跡の物語として時系列展示できたことで、その足跡を分かりやすく伝えることができたのではないかと思っております。 10月14日には、アストくにさきにおいて、2015年に初めて上演した「遥かなる海の讃美歌~ペトロ岐部物語~」を青年座映画放送株式会社の全面協力のもと、市民を中心とした演劇講座受講生の皆さんの出演により行いました。演劇講座受講生の皆さんの熱演が光り、観劇者の中には感動で涙を流す方も多数いらっしゃったようで、非常にクオリティーの高い作品に仕上がっていたと思っております。 11月10日には、スタジオ・エスポワールによるコンサートを開催し、世界史の転換期にあったペトロ岐部の生きた時代をオペラやミュージカルなど多彩な演奏で、訪れた皆様を楽しませていただきました。 11月18日は、国見町みんなんかんにおいてシンポジウムを開催し、画家村田佳代子氏の基調講演を中心に、国東高等学校双国校生徒の発表、同校教師による講演、声楽家によるコンサートと盛りだくさんの内容で、ペトロ岐部を顕彰したところでございます。 今後、ペトロ・カスイ岐部が聖人に列せられることに期待を寄せるところでありますけれども、それには地元のみなさまをはじめ、国東市民の機運醸成が必要になりますので、今後ともご協力を賜りたいと思っております。 あわせて、分野別事業として各関係部署、地域団体などによって、それぞれが「祈り」のテーマのもと、6つの事業を実施いたしました。 10月6日より11月25日の間、国東市歴史体験学習館において開催された「祈りの谷~くにさき展~」には1,009名の方が、10月21日に開催された国東伝統芸能ライブ「鬼・鬼・鬼ときどき龍」には487名の方が、11月1日より11月25日まで国見町の涛音寮で開催された「国東の恵みと作る人と」には1,478名の方が、11月14日より11月21日まで武蔵保健福祉センターで開催した「無邪鬼という名の作品展」並びに「祈りの一文字コンテスト」には380名の方が、11月16日、17日の映画「幸福は日々の中に」上映会とトークライブには139名の方が、そして、今回で6回目を迎えた「くにさきおだやか博」では、六郷満山開山1300年にちなんだお寺での体験プログラムを増やし、オイルにドライフラワー等を浸して作る人気のハーバリウム作りなども新たなコースとして準備いたしまして、11月末の時点で約289名の方にお越しいただいております。 リーディング事業分野別事業合わせて、延べ5,500名を超える市内外の方々にご参加いただきました。大事なことは、文化祭を通じて育んだものを大きく花開かせ、将来につなげていくことだと思っております。今回の各種事業により国東に訪れていただいた皆様が、リピーターとしてまた国東を訪れていただけるよう、引き続き取り組んでまいりたいと思っております。 3点目は、「市政バスツアー」についてご報告いたします。 11月号の市報並びにケーブルテレビで募集をしておりますが、新たな取り組みとして、12月17日と18日、1月16日と18日の4つのコースで「市政バスツアー」を実施いたします。 市民の皆様に、新しくなった市の施設や国の常緑果樹研修所跡地が農業団地に変貌している状況、さらには、国東市に進出してきた企業などの状況を実際にご覧いただき、市政や国東市を支える産業に対する理解を深めていただくために実施するものであります。昼食代は実費となりますが、その他の参加料は無料となっております。それぞれのコースを25名の定員で実施いたしますので、是非多くの方にお申し込みをいただきたいと思います。申し込みの受け付けにつきましては、広報室広報係において行っておりますので、よろしくお願いいたします。 以上で、行政報告を終わります。 ○議長(野田忠治君) 以上で、市長の行政報告を終わります。────────────・────・──────────── △日程第4.承認第18号 △日程第5.報告第15号 △日程第6.報告第16号 △日程第7.議案第76号 △日程第8.議案第77号 △日程第9.議案第78号 △日程第10.議案第79号 △日程第11.議案第80号 △日程第12.議案第81号 △日程第13.議案第82号 △日程第14.議案第83号 △日程第15.議案第84号 △日程第16.議案第85号 ○議長(野田忠治君) 日程第4、承認第18号「専決処分の承認を求めることについて(平成30年度国東市一般会計補正予算第4号)」から、日程第16、議案第85号「公共下水道事業(大分県下水道船団方式事業)に関する事務の委託に関する規約の一部変更について」までの13件を一括議題といたします。 議案の朗読は、省略いたします。 提案理由の説明を求めます。 三河市長。 ◎市長(三河明史君) それでは、本日提出いたしました議案等の概要につきまして、 ご説明申しあげます。 承認第18号につきましては、地方自治法第179条第1項の規定により、平成30年度一般会計予算の専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により、議会に報告し、承認を求めるものでございます。 報告第15号「調停による和解について」及び報告第16号「和解及び損害賠償の額を定めることについて」は、市営住宅家賃等請求事件及び福岡市内で発生した事故について、和解及び損害賠償の額を定めることについて、市長の専決処分事項に関する条例第1号及び第2号の規定に基づき、専決処分をいたしましたので、地方自治法第180条第2項の規定により、議会に報告するものであります。 次に、予算議案につきまして、その概要をご説明申しあげます。 今回の補正予算案は、国・県の補助事業、施設・設備の修繕や改修など急を要する事業、前年度、国・県支出金の精算による返還金、国の補正予算に係る事業などを中心に編成いたしております。 議案第76号「平成30年度国東市一般会計補正予算(第5号)」は、既定の歳入歳出予算の総額に、11億6,466万2,000円を追加し、補正後予算額を 244億3,231万円とするものでございます。 一般会計の歳出補正予算の主なものにつきましては、民生費では、障がい児支援給付事業、介護サービス基盤整備事業、特別保育事業補助金が主な増額で、このほか児童手当・保育所等返還金を計上いたしております。 衛生費では、浄化槽の譲渡に伴う浄化槽特別会計繰出金を計上いたしております。 農林水産業費では、農業公社管理運営事業が主な増額で、 さらに、乳用種の雌牛を増頭する者に対し助成する後継牛緊急確保対策事業、林業事業体が取り組む高性能林業機械の導入支援について、新規計上いたしております。 さらに、教育費では、国の補正予算による整備が予定されております小中学校の冷暖房設備整備事業が主な増額となっております。 また、今回は昨年に続き公債費の繰上償還に係る経費を計上いたしております。 以上が主な事業の概要でありますが、歳出予算に対する主な財源は、国庫支出金、県支出金、繰入金、市債などでございます。 このほか、議案第77号から議案第81号までの各特別会計補正予算5件を提出いたしております。 続きまして、予算外議案につきまして、その概要をご説明申しあげます。 議案第82号「国東市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の全部改正について」は、廃棄物の処理及び清掃に関する手続きを、より明確にするとともに、資源物である缶・瓶の処理手数料を無料にするために、本条例を全部改正するものであります。 次に、議案第83号「国東市廃棄物処理施設条例の一部改正について」は、使用料の減免の基準を明確にするとともに、閉鎖された施設の規定を削除するため、本条例の一部を改正ものでございます。 次に、議案第84号「国東市特別職の職員の給与の特例に関する条例の一部改正について」は、本市の財政状況等を総合的に考慮し、現在、市長給与の100分の15の減額措置を行っておりますが、このたびの国東市民病院における公金支出に関する問題について、関係職員の処分を行いましたが、市民病院設置者としての責任を明らかにするため、平成30年12月から平成31年2月までの間、市長給与の100分の25の減額措置を行うため、本条例の一部を改正するものでございます。 次に、議案第85号「公共下水道事業に関する事務の委託に関する規約の一部改正について」は、平成31年4月1日から杵築市の山香浄化センターが大分県下水道船団方式事業に加入するとともに、国見浄化センターの処理能力表示変更に伴い、汚泥脱水設備の負担割合を変更するため、本規約の一部を変更するものであります。 以上で、提案理由の説明を終わります。 議案の詳細につきましては、各担当課長からご説明申しあげます。 何とぞ慎重ご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。 ○議長(野田忠治君) 以上で、提案理由の説明が終わりました。 暫時休憩いたします。午前10時56分休憩………………………………………………………………………………午前11時06分再開 ○議長(野田忠治君) 休憩前に引き続き、再開いたします。 皆様に申し上げます。これから、担当課長による詳細説明がありますが、執行部職員による資料の同時閲覧を実施しますので、タブレット端末システム上の12月議会議案等会議室に入室くださいますようお願い申し上げます。 これより、担当課長に各議案の詳細説明を求めます。 これから行う詳細説明は、最初に承認案件、次に補正予算案、最後に予算外議案の順で行います。 報告第15号「専決処分の報告について(調停による和解について)」と報告第16号「専決処分の報告について(和解及び損害賠償の額を定めることについて)」及び予算外議案の議案第84号「国東市特別職の職員の給与の特例に関する条例の一部改正について」の3件については詳細説明を省略します。 まず、承認第18号「専決処分の承認を求めることについて(平成30年度国東市一般会計補正予算第4号)」と議案第76号「平成30年度国東市一般会計補正予算(第5号)」の2件を、財政課長。 ◎財政課長(徳部吉昭君) まず、承認第18号「専決処分の承認を求めることについて(平成30年度国東市一般会計補正予算第4号)」について、詳細説明を申し上げます。 まず、国東市一般会計補正予算(第4号)をご覧ください。 現在、武蔵町で事業推進しています義務教育学校創設事業のグラウンド造成工事分について、文化財本調査の影響により、年度内での完成が困難となったため、地方自治法の規定第213条第1項による繰越明許費として予算に計上し、専決処分をいたしましたので、議会に報告し、承認をお願いするものでございます。 続いて、1ページをご覧ください。繰越明許費として翌年度に繰り越す額を 1億3,873万2,000円と設定しています。 続いて、議案第76号「平成30年度国東市一般会計補正予算(第5号)」について、詳細説明を申し上げます。 まず、予算書をご覧ください。 今回の補正額は、11億6,466万2,000円の増額となっております。 5ページをご覧ください。 第2表、繰越明許費補正は、今回の補正で5件を追加し、年度中の実施事業費に変更があった1件について、限度額を変更しております。 6ページをご覧ください。 第3表、債務負担行為補正です。今回の補正で、工事関係2件、補助金関係1件、備品(配送車)購入関係1件、指定管理関係10件、計14件を追加しております。 7ページをご覧ください。 第4表、地方債補正でございます。国の補正予算で事業実施予定の2件を追加し、事業費が拡大した1件を変更、国の補正予算事業に振り替えられた1件を廃止しております。 次に、議会説明資料2ページをご覧ください。 まず、歳入の主な補正内容につきまして、ご説明いたします。 12款分担金負担金については、事業費の増減により地元分担金を補正しております。 14款国庫支出金は、9,136万3,000円の増額です。小中学校分の公立学校施設整備費補助金の増額が主なものです。 15款県支出金は、983万5,000円の増額です。障害者自立支援給付費負担金及び介護サービス基盤整備事業費補助金等の増額が主なものでございます。 18款繰入金は、9億646万5,000円の増額です。昨年に引き続き実施する繰上償還のための財源を減債基金から繰り入れし、国の補正予算により実施予定の小中学校の冷暖房設備整備事業に充当するふるさと応援基金繰入金、その他必要な財源補填を財政調整基金より行います。 21款市債は、1億5,700万円の増額です。小中学校の冷暖房設備整備事業のための学校教育施設等整備事業債の増額が主なものです。 続きまして、歳出についてご説明申し上げます。 3ページをご覧ください。3款民生費は、3,781万7,000円の増額です。障がい児通所給付費等の対象者の増加により障がい児支援給付事業が増額となり、私立保育園で、障害をもつ児童の受け入れ体制を整えるため実施する特別保育事業補助金等を増額し、その他、前年度国・県支出金の精算による返還金を計上しております。 6款農林水産業費は、1,931万7,000円の増額です。人件費の増額のほか、農業公社の事業拡大に対し、必要な経費分の補助を増額し、国東市内に居住する酪農家で、乳用種雌牛を保留または市外から導入し、増頭する者に対し助成する後継牛緊急確保対策事業、林業事業体が取り組む高性能林業機械の導入の支援をする林業事業体強化育成事業等の増額が主なものとなっております。 10款教育費は、4億2,631万3,000円の増額です。現在、予定されている国の補正予算により、小中学校の普通教室、特別教室の冷暖房設備の整備を行う事業費が主なものでございます。 12款公債費は、6億5,650万円の増額です。平成29年度分の借り入れが確定したことによる、償還元金の減額と、昨年に引き続き、基金運用と繰上償還を比較した結果、繰上償還による効果が見込まれたため、その経費を計上しております。 事業ナンバーごとの内訳は、4ページから10ページに掲載しておりますので、ご参照お願いいたします。 また、基金残高の状況を11ページ、借入金残高の状況を12ページに整理しておりますので、ご参照お願いいたします。 以上で、詳細説明を終わらせていただきます。 ○議長(野田忠治君) 次に、議案第77号「平成30年度国東市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」から議案第80号「平成30年度国東市水道事業特別会計補正予算(第2号)」までの4件を、上下水道課長。 ◎上下水道課長(野田隆治君) 初めに、議案第77号「平成30年度国東市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」でございます。 歳入歳出予算の総額から それぞれ43万8,000円 を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億5,192万7,000円 とするものです。 まず、歳入ですが、6款繰入金43万8,000円の減額は、歳出1款総務費の増額及び4款公債費の減額によるものです。 次に、歳出です。 1款総務費67万6,000円の増額は、共済負担金の確定並びに汚泥処理量の増に伴います、汚泥等処理委託料の増額によるものです。 4款公債費111万4,000円の減額は、長期債償還金元金の確定によるものです。 次に、議案第78号「平成30年度国東市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」でございます。 歳入歳出予算の総額から、それぞれ69万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ7億4,344万9,000円とするものです。 まず、歳入ですが、6款繰入金69万7,000円の減額は、歳出1款 総務費の増額及び4款公債費の減額によるものです。 次に、歳出です。 1款総務費120万7,000円の増額は、新料金システム導入等に伴う事務量の増加による時間外の増及び消費税及び地方消費税の増並びに 共済負担金の確定 によるものです。 4款公債費190万4,000円の減額は、長期債償還金元金の確定によるものです。 次に、議案第79号「平成30年度国東市浄化槽設置事業特別会計補正予算(第1号)」でございます。 国東市浄化槽設置事業を、平成31年3月末を持って廃止するため、必要な経費を計上するものでございます。 歳入歳出予算の総額からそれぞれ1,739万7,000円 を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ 2,116万7,000円 とするものです。 まず、歳入ですが、1款分担金及び負担金 1万2,000円の増額は、滞納繰越分の実績によるものです。 5款財産収入3,000円の増額は、基金預金利子の確定によるものです。 6款繰入金1,738万2,000円の増額は、歳出1款総務費及び3款 公債費の増額並びに事業廃止に伴う下水道等整備基金の繰り入れによるものです。 次に、歳出です。 1款総務費205万円の増額は、譲渡を行うための点検委託料及びふぐあいが見つかった場合の修繕費です。 3款公債費1,534万4,000円の増額は、長期債償還金元金の確定、任意繰上償還金及び繰上償還補償金によるものです。 4款諸支出金3,000円の増額は、下水道整備基金利子確定による積立金の増額によるものです。 次に、議案第80号「平成30年度国東市水道事業特別会計補正予算(第2号)」でございます。 今回の補正は、収益的収入及び支出、資本的収入及び支出、企業債につきまして追加及び減額補正するものでございます。 収益的収入及び支出の既決予定額からそれぞれ2万2,000円を減額し、収益的収入3億7,887万6,000円、収益的支出4億3,519万円とするものです。 収益的収入2万2,000円の減額は、収益的収入2項営業外収益の減額によるものです。 収益的支出2万2,000円の減額は、第2項営業外費用の過疎債利率の変更に伴います支払利息の減額によるものです。 次に、資本的収入、支出です。 資本的収入及び支出の既決予定額にそれぞれ351万円増額し、資本的収入1億4,194万2,000円、資本的支出2億2,801万6,000円とするものです。 資本的収入の増額は、武蔵・重藤連結管工事によります企業債、他会計出資金及び利率変更に伴います支払元金の増額によるものです。 資本的支出の増額は、昨年度から進めています武蔵・重藤連結管工事におきまして、池ノ内地区と重藤団地地区との水圧差が大きいことから、減圧弁を設置する必要が生じましたので、その費用を計上するとともに、企業債償還金の利率変更に伴います償還金元金の増額によるものです。 以上で、説明を終わらせていただきます。 ○議長(野田忠治君) 次に、議案第81号「平成30年度国東市民病院事業特別会計補正予算(第1号)」を、市民病院事務長。 ◎市民病院事務長(古庄伸一君) 議案第81号「平成30年度国東市民病院事業特別会計補正予算(第1号)」について、ご説明申し上げます。 今回の補正は、病院事業の収益的収入及び支出それぞれに3,840万円を追加するものでございます。 まず、収入の第1款第1項の医業収益の増額でございます。これは、上半期の患者数により、予定患者数を一日平均180人から182人へ、業務の予定量増加に伴う補正でございます。 次に、支出の第1款第1項の医業費用の増額でございます。これは、主に手術件数の増加に伴い、診療材料費の増額を見込んでの補正でございます。 以上、「平成30年度国東市民病院事業特別会計補正予算(第1号)」についての説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(野田忠治君) 次に、議案第82号「国東市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の全部改正について」と、議案第83号「国東市廃棄物処理施設条例の一部改正について」の2件を、環境衛生課長。 ◎環境衛生課長(村岡修一君) 議案第82号「国東市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の全部改正について」、詳細説明を申し上げます。 議案書14ページをご参照ください。 今回の全部改正は、これまで国東市手数料条例で規定しておりました、指定ごみ袋などの家庭廃棄物並びにし尿汲取り手数料を本条例で規定したうえで、新たにビン及びカンの指定袋を廃止する条例を、来年の6月1日から施行するものでございます。 また、これにあわせて、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づきまして、この条例の目的や、一般廃棄物の減量及び適正な処理について、市民の皆さま方、事業者及び国東市の責務などを、より明確なものとするため、本条例の全部を改正するものでございます。 次に、議案第83号「国東市廃棄物処理施設条例の一部改正について」、詳細説明を申し上げます。 議案書の21ページをご参照ください。 今回の一部改正は、事業活動に伴い生じた一般廃棄物を、国東市クリーンセンターへ搬入する場合や、し尿及び浄化槽汚泥を国東市し尿処理場へ搬入する場合には、施設使用料を納付していただいておりますが、その使用料の減免基準を天災その他特別な理由と明確にいたしますとともに、既に廃棄物処理施設としての役割が終了しております、国東市埋立処分地閉鎖施設の規定を削除し、普通財産として管理していくため、本条例の一部を改正するものでございます。 以上で、詳細説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(野田忠治君) 次に、議案第85号「公共下水道事業(大分県下水道船団方式事業)に関する事務の委託に関する規約の一部変更について」を、上下水道課長。 ◎上下水道課長(野田隆治君) 議案第85号「公共下水道事業(大分県下水道船団方式事業)に関する事務の委託に関する規約の一部変更について」、ご説明申し上げます。 公共下水道事業(大分県下水道船団方式事業)につきまして、杵築市及び姫島村が処理すべき事務を国東市が受託した事務の変更をするため、規約の一部変更を定める協議を行うことについて、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものでございます。 協議の内容は、平成31年4月1日より杵築市の山香浄化センターを公共下水道事業に加えること並びに汚泥脱水設備の負担割合を変更することについての協議でございます。 以上で、説明を終わらせていただきます。 ○議長(野田忠治君) 以上で、各議案の詳細説明が終わりました。────────────・────・──────────── ○議長(野田忠治君) 以上をもちまして、本日の議事日程は終了いたしました。 これにて散会いたします。午前11時29分散会──────────────────────────────...